コナン映画「から紅の恋歌(ラブレター)」の犯人と動機を詳しく解説!

【スポンサードリンク】

2017年のコナン映画「から紅の恋歌」がコナン史上もっともヒットした映画とことで、観た人も多くいたのではないでしょうか。

舞台は京都で、服部と和葉、そしてそこに紅葉も加えた、甘酸っぱいラブストリーも見所でしたが、事件の方も以外と複雑だったですよね。

そこで今回は「から紅の恋歌」の各事件の犯人やその動機についてお伝えします。

恐らく映画を観た人はあれが誰がやったのかな?と思う人も多いかと思います。ので詳しく説明していきます。

※ここからはネタバレが入ります。個人の考察があるので、間違っていたらすみません。

この記事の目次

映画「から紅の恋歌」の犯人の真相

まず、整理しておかないといけないのが、今回の映画では以下のような事件が置きました。

  • ① 皐月会の「矢島俊弥(やじまとしや)」が家で何者かに撲殺される
  • ② 日売テレビが爆発される
  • ③ 皐月会のカメラマン「関根康史 (せきねこうじ)」の車に爆弾が付けられ、爆発する
  • ④ 阿知波の元秘書「海江田藤伍(かいえだとうご)」が爆死する
  • ⑤ 皐月堂が爆発する
  • ⑥ 名頃鹿雄(なごろしかお)が殺害される(5年前)

以上のような事件が起きました。そして、結構数が多いのと実行犯とその指示を出したものや、フェイクなども多くあるため、一つ一つ丁寧に解説していきたいと思います。

① 皐月会の「矢島俊弥(やじまとしや)」が家で何者かに撲殺される

映画の最初の部分ですね。皐月会の会員であり、皐月杯の二連覇をしている“矢島”が、冒頭で何者かに刀で撲殺されました。

この後に関係のない関根がきたりと、少しややこしい事件ですが、この事件の実行犯は海江田と考えられます。そして、指示を出したのは皐月会の会長の「阿知波研介(あちわけんすけ)」です。

ここは細かくは物語で話はされていませんでしたが、警察の事情聴取の時に実行時間は朝の6時であり、この時に阿知波が怪しかったら、普通にコナンや平次、綾小路警部に疑われます。

そのため、実際に矢島を撲殺したのは、海江田と考えて間違いないでしょう。

矢島が殺害された動機は?

矢島は昨年の皐月杯高校生の部の映像を観ており、その時に出場していた紅葉がとった札の山をよく見ると。誰かの手の血痕が付いていることに気づきました。

皐月杯の伝統的な花札であり、これを手にできるのは数少ない人物。矢島はこれを観て、

実はこれは後ほど紹介する、名頃が殺された時の犯人の指紋ということに気づき、これをテレビで公にしようとしたが…。

口封じのために、海江田によって撲殺されてしまった。

② 日売テレビが爆発される

コナン達が大阪に来た時に初めて訪れた「日売テレビ」。何者かの犯行予告で爆発してしまいます。

この時も実行犯は海江田と考えられます。そして、指示を出したのは変わらず阿知波です。

阿知波が直接爆弾を置いたのでは?と思いますが、常に秘書がいたりと爆弾を手に入れたりしていると確実に足が付いてしまい、警察に疑われるはずです。

そのため、この時も裏で動いていた海江田と思って間違いはないでしょう。

日売テレビを爆発した動機は?

さて、今回も何故、日売テレビを爆発したのでしょうか?

この時の日売テレビの企画で皐月会の伝統的なカルタを持ってきていました。これは先程紹介した「皐月会の花札」を爆発して燃やそうとしたためです。

しかし、和葉の同級生である「枚本未来子(ひらもと みきこ)」が、爆発の前に皐月杯のカルタを持って出たため、阻止されてしまいます。

③ 皐月会のカメラマン「関根康史 (せきねこうじ)」の車に爆弾が付けられ、爆発する

矢島の遺体を見つけた、本当の第一発見者である関根。

皐月杯の前日に、大会の行われる阿知波会館へ車で移動中に爆発してしまいます。なんとか一命はとりとめましたが、1日間程気を失っていました。

そして、この時も実行犯は海江田と考えられます。そして、指示を出したのは変わらず阿知波会長です。

関根の車が走っている時に、木の陰から爆発スイッチを押しましたね。この時、阿知波会長、紅葉、関根の3人は車に乗っていたため、海江田が確実に実行犯ですね。

関根の車を爆発した動機

実は阿知波会長は関根には恨みがなかったものの、名頃が犯行をしたということに見せかけるために実行しました。

関根は元々名頃がリーダーを務めるかるた会「名頃会」の一員であったため、名頃が関根を恨んでいるていで爆発されました。

これは本当にとばっちりですよね…。なんとか一命をとりとめて、助かりました。

④ 阿知波の元秘書「海江田藤伍(かいえだとうご)」が爆死する

皐月杯、当日に阿知波会館に潜入した海江田でしたが。山奥の物置に爆弾をセットしようとした時に、爆発しました。

この時の実行犯は爆弾を渡した阿知波会長になります。恐らく。海江田は阿知波の指示によって、爆弾を置きにいっただけなのに、爆死してしまったのです。

爆発の犯行動機は?

これは阿知波が海江田を口止めするのと、死んだのが「名頃」に見せかけるための、爆発でした。

通常に行くと、ここで爆発して死んだのは関根や、矢島に手を出したと思われていた名頃ということになる予定でした。

そのため、阿知波はわざと海江田を爆死させ、偽装工作を図りました。しかし、コナンが海江田のしていた親指の指輪を発見したため、海江田が亡くなったということがわかってしまいました。

海江田は汚いことを沢山させられた後に、殺されてしまったのです…。

⑤ 皐月堂が爆発する

皐月杯の決勝戦が行われた「皐月堂」。和葉と紅葉の決勝戦の最中に火の海に包まれました。

爆弾をしかけたのは海江田かもしれませんが、十中八九阿知波海中が主犯ですね。

最後に爆弾のスイッチを持っていたのも阿知波会長でしたし。しかし、コナンと平次が訪れたことにより、皐月堂の爆発は阻止できました。(しかし、後ほど、皐月堂は下の爆発で崩れてしまいます。)

皐月堂を爆発しようとした動機

この時の動機は2つあり、皐月堂の中にある「名頃の遺体の隠蔽」と「皐月会のカルタを燃やす」という二つの理由から犯行しました。

名頃は後ほど紹介する5年前の事件によって既になくなっており、消息不明となっていました。しかし、実際は殺害され遺体は皐月堂の中にありました。

この時に紅葉と和葉は全く関係ありませんが、殺害されそうになったのです。阿知波も決勝戦を始める前に二人に「ふたりともすまないね」と言っており、これは関係ないのに巻き込んでという意味がありました。

⑥ 名頃鹿雄(なごろしかお)が殺害される(5年前)

これは5年前に当時、カルタ界のクイーンであった「阿知波皐月(あちわ さつき)」とライバル視していた名頃がカルタ勝負をする予定であった。

しかし、名頃は前日に皐月の元を訪れており、2人は対決をしていた。当初コナンと平次はこの時に皐月が負けて、阿知波会長が殺害したと思っていた。

しかし、実際はこの時に負けた皐月が名頃を殺害してしまったのです…。そのため、実行犯は皐月。

そしてこれまで皐月会の花札を消そうとしていた本当の理由。「皐月が名頃の血を触った手で、花札を掴んだため、花札に指紋が付いていた」ことです。

名頃を殺害した動機は“恐れ”

皐月と名頃は対戦日が決まっていたが、その前の日に戦いました。この時に皐月は自分の家で、何度も聞いたテープで百人一首を読むという好条件で負けてしまいました。

名頃の力が圧倒的に強く、次の日は圧倒的負けると思い、“恐怖”が動機で殺害をしてしまったのです。なんとも悲しい

名頃はただ、皐月に褒めてもらいたかっただけ

実は名頃は目の病気をわずらっており、1年後にはカルタができなくなるため、憧れて初恋相手でもある皐月に褒めてほしかったたけであった。

実際は前日戦い、次の日に負けて「名頃会」のメンバーを任せようと思っていた志半ばで殺害されてしまったのです…。

これは切ないですね・・・。

まとめ

今回の映画「から紅の恋歌」の事件をまとめると以下のようになります。

① 皐月会の「矢島俊弥(やじまとしや)」が家で何者かに撲殺される
→実行犯:海江田、指示:阿知波会長

② 日売テレビが爆発される
→実行犯:海江田、指示:阿知波会長

③ 皐月会のカメラマン「関根康史 (せきねこうじ)」の車に爆弾が付けられ、爆発する
→実行犯:海江田、指示:阿知波会長

④ 阿知波の元秘書「海江田藤伍(かいえだとうご)」が爆死する
→実行犯:阿知波会長

⑤ 皐月堂が爆発する
→実行犯;阿知波会長

⑥ 名頃鹿雄(なごろしかお)が殺害される(5年前)
→実行犯:皐月 隠蔽:阿知波会長

阿知波が実際に手をだしていない分とても、複雑な事件でしたね。映画を観ている最中も何度ミスリードしたことか…。

しかし、阿知波会長の黒さが目立ちますね笑

最後の最後までわからなかったので、今回の映画は上手に作られているなと思いました。今後もコナンに注目していきましょう!

「から紅の恋歌」を全て復習したい方はこちら↓

【平次に胸キュン!】映画「から紅の恋歌(ラブレター)」のネタバレと感想を一挙公開!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA

この記事の目次