2023年2月11日放送の「探偵団の引ったくり大追跡」。
1つ前のお話は1071話/1072話「工藤優作の推理ショー」と原作回でした。
最後の最後には黒の組織へと繋がるような重要なお話で、早く次の続きがみたいですね…。
では、今回のお話はどうなるのでしょうか?
今記事では1073話「探偵団の引ったくり大追跡」は原作のお話なのか?アニオリなのか?などを簡単なあらすじを含めて解説します。
※ここからは簡単なネタバレを含むため、注意してください。
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アニメ1073話「探偵団の引ったくり大追跡」は何巻?原作で何話?
今回のアニメ「探偵団の引ったくり大追跡」はアニメオリジナルストーリーとなります!
前回の続きの原作回ではなく、アニオリです。
1話完結型なので、どんな話になっていくのか楽しみにしていきましょう!
アニメ「探偵団の引ったくり大追跡」の簡単なあらすじ
公式HPのあらすじはこちら↓
歩美はひったくり犯とそれを追いかける久米庄作に出会う。コナンたちも到着し話を聞いていると、犯人が逃げ込んだ団地内で遺体が発見された。
被害者は団地に住む佐村功一。傍らにはひったくり犯が着ていたジャンパーとバッグが転がっていた。しかしバッグに入っていたはずの金はなく、見た目も犯人と異なる。
一方、捜査をしていた目暮警部のもとに「久米の物と思われる財布と三十万円を持った男の遺体が発見された」と連絡が入る。
アニメ1073話「探偵団の引ったくり大追跡」はhuluやアマプラはある?
アニメ「探偵団の引ったくり大追跡」はhuluとAmazonPrimeVideoで配信されています。
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1073話:「探偵団の引ったくり大追跡」のネタバレ&事件の流れ

歩美が目撃した“赤いジャンパーの男”から始まる、探偵団の追跡回です。
ところが追いかけた先で待っていたのは、軽い事件どころではない「二つの死」。目暮警部・高木刑事も動く中、コナンが引っかかったのは“ひったくりのはずなのに成立していない”違和感でした。子ども目線の追跡と、冷静な検証で真相に迫る構成が見どころです。
歩美の目撃から始まる「赤いジャンパーの男」の逃走
歩美が団地付近で見たのは、赤いジャンパー姿で小さなバッグを抱え、慌てて走る男でした。
直後に「ひったくりだ!」という叫び声が上がり、探偵団は現場へ合流。被害者だという久米庄作が追いかける流れになり、子どもたちも正義感で追跡に参加します。
ただ、この時点から“見えたはずのひったくり”が、なぜか確かな手応えになっていかないのが不気味でした。
団地で見つかった佐村功一、続いて“自殺”に見える東金勝美
追跡の末に団地内で見つかったのは、佐村功一の遺体でした。しかも現場には、ひったくり犯が使っていたような赤いジャンパーとバッグが残され、事件は一気に殺人へ傾きます。
さらに追い打ちをかけるように、別の場所で東金勝美が死亡しているのが発見されます。東金の近くには久米の財布と30万円、そして“それらしい遺書”まで揃っていて、「東金が佐村を殺し、罪の意識で自殺した」と見せかけた筋書きが出来上がっていました。
でも、ここでコナンは“出来すぎている”こと自体を疑い始めます。真犯人が望む形に、証拠が整いすぎているのが逆に怖いんです。
コナンが見抜く「ひったくりが存在しない」矛盾と、真相への到達
コナンが決定的に引っかかったのは、「ひったくりが本当に起きたなら、こうはならない」という順序と動きの矛盾でした。犯人役が団地へ駆け込み、裏通りへ抜け、さらに“何かを隠した”痕跡がある場所へ行っている。
そこで浮かび上がるのが、犯人が“一人で二役”を演じた可能性です。つまり、ひったくり犯として走る姿を見せる一方で、次の瞬間には被害者として現場に戻り、警察を呼んで捜査の中心に居続ける。これが成立してしまうと、事件全体の見え方が一気にひっくり返ります。
事件の流れ(タイムライン整理)
- 歩美が赤いジャンパーの男を目撃
- 「ひったくり」騒動として追跡が発生
- 団地内で佐村功一の遺体が見つかる
- 東金勝美も死亡して発見され、“遺書+財布+30万円”で自殺に見える状況が作られる
- コナンが違和感を積み上げ、犯人の移動ルートと隠匿先を特定
- “ひったくり自体が捏造”だったと判明し、真犯人に辿り着く
1073話:「探偵団の引ったくり大追跡」の犯人&トリック
この回の怖さは、「事件を隠す」より先に「事件を作る」方向に舵を切っているところです。ひったくりを“起こした”のではなく、“起きたように見せる”。そこに二つの死が絡むことで、視聴者も警察も一度ミスリードに乗せられます。
犯人(フルネーム):久米 庄作
動機:怒りと負い目が折り重なった“止めたい”という衝動
久米は、佐村功一と東金勝美に長年振り回されてきた人物でした。過去の恐喝に関わる出来事、そして自分が見てしまったものを止められなかった後悔。さらに二人からのいじめが続き、逃げても追われる状況に追い込まれます。
「もう同じような被害を出したくない」という理屈が、怒りと自己嫌悪に火をつけ、取り返しのつかない決断に繋がってしまった、というのがこの回の苦さです。
トリック:準備→実行→発覚回避→綻び
準備
- 赤いジャンパーとバッグを“二組”用意し、現場に残す分と自分が着る分を分ける
- 長髪のカツラ、マスク、サングラスなど“犯人役”の変装具を揃える
- 「ひったくりが起きた」と誰かに思わせる導線を組む
実行
- まず東金勝美を毒殺し、遺書・財布・30万円を使って“自殺”に見える状況を作る
- 次に管理会社を装って佐村功一を刺殺し、現場に赤いジャンパーとバッグを残す
- 自分は変装して“ひったくり犯役”として団地へ走り込み、歩美に目撃させる
発覚回避
- 使用した変装具や小道具を、近くの廃屋の庭に埋めて隠す
- すぐに被害者役へ切り替え、「ひったくりに遭った」として警察のそばに居続ける(=怪しまれにくい位置を確保)
綻び
- 犯人が一人二役を成立させるための動きには、どうしても“無理のある順序”が出ます
- その矛盾が、コナンに「ひったくりそのものが嘘では?」と気付かせる入口になりました
決め手:隠匿していた“犯人役の装備”が回収される
決定打になったのは、廃屋の庭の盛土から、犯人役に使ったジャンパーやバッグ、カツラなどが見つかったことです。
これで「赤いジャンパーの男=目撃された犯人役」が“誰か別の人物ではなく、久米が演じていた”線が固まり、事件全体が「作られたひったくり」だったと確定します。
結末:真相が暴かれ、久米は犯行を認める
追い詰められた久米は、偽装が崩れたことで観念します。そして事件が片付いた後に“自首するつもりだった”という意思も語られ、後味の苦さが残る幕引きになります。
派手なアクションではなく、「人を追い詰める空気」と「嘘の事件が成立してしまう怖さ」がじわじわ来る回でした。
アニメ1073話「探偵団の引ったくり大追跡」のまとめ/感想

探偵団の軽い追跡回と思ったら、二つの死と“捏造ひったくり”が絡む重さに驚きました。小さな違和感が一気に繋がる後半が圧巻で、結末まで余韻が残ります。緊張と切なさのバランスが絶妙です。
追跡回と思わせて、空気が一変する怖さ
最初は「子どもたちがひったくりを追うだけの回かな」と油断しましたが、逃走ルートの不自然さや探偵団の視界の狭さが、逆に怖さを増幅させました。
走って追うほど証拠も記憶も揺れていく感じがリアルで、コナンの冷静さが際立ちます。さらに“ひったくり自体が作られた事件”だと分かった瞬間、空気が一気に重くなる展開が刺さりました。
探偵団が善意で動くほど、犯人の思惑に近づいてしまう危うさもあり、周りに頼れる大人が少ない状況での無防備さにハラハラしました。追跡シーンのテンポと、急に差し込まれる静寂の対比が上手く、画面から目が離せませんでした。子ども回なのに大人向けです。
「ひったくり」から「殺人」へ…温度差と苦さ
中盤で事件が「ひったくり」から「殺人」へ転じた瞬間の温度差が忘れられません。
軽い日常の延長で走っていた探偵団が、突然“本物の死”に触れてしまう。歩美や光彦が言葉を失う描写に、こちらも胸が締め付けられました。見せかけの事件で周囲を動かし時間を稼ぐ発想がいやらしく、犯人の計算高さにゾッとします。
コナンが小さな手がかりを積み上げて状況をひっくり返す推理パートも気持ち良く、最後に残るのは正義感だけでは救えない苦さでした。灰原の淡々とした観察や元太の直感も要所で効き、子どもたちが“事件の渦”に巻き込まれている実感が強まりました。
団地の閉塞感とミスリードが効く余韻
舞台が“団地”という閉ざされた迷路のような空間なのも良かったです。
建物の影や階段、同じような通路が続くせいで、目撃情報があいまいになるのが上手いんですよね。現場に残されたジャンパーとバッグがミスリードになる流れも新鮮です。
コナンが違和感を言語化していく推理が爽快で、探偵団の純粋さが切なく響きました。二つの遺体が出るのに追跡のテンポが途切れず、緊張の糸が張りっぱなしでした。
追っていた“犯人”が過去の感情を抱えた人物だと分かると、怖さだけでなく哀しさも残ります。事件後も子どもたちの表情が晴れきらず、見終わった後に静かに考えさせられる回です。
次回のコナンのお話はこちら↓
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