「RUM候補の脇田兼則の正体とは?」
「ラムの正体や様々な事件の伏線を知りたい!」
黒の組織のRUM編が始まってから登場した新キャラクター“脇田兼則(わきたかねのり)”。
見た目の特徴的な人物であるだけでなく、ところどころでコメントを残していたりなど、物語では重要な人物の一人となっています。
公安?ラム?など様々な考察がありましたが、ついに脇田兼則の正体が判明しました!
今回は脇田兼則はRUMなのか?これまでの伏線と正体について大公開していきます。
※ここからはネタバレの内容になるため注意してください。
【速報】RUMの正体が100巻で決定!脇田兼則は
名探偵コナン100巻にして、やっとRUM(ラム)の正体が判明しました。
当初、この記事では脇田兼則がラムなのでは?という考察する記事でしたが、もう本誌ではラムの正体がわかってしまったため、この記事ではラムの正体がわかった上で考察していきます!
組織のナンバー2のラムは…「脇田兼則」でした!!!
予想通りだ!
RUMはスキンヘッドのおじいさん的な風貌で、かつらや出っ歯などで脇田に変装しており、溶け込んでいます。
ここからはRUM目線で脇田兼則を情報交えつつ解説していきます。
ラムの正体…脇田兼則について簡単に解説
脇田兼則は板前をやっており、毛利探偵事務所の隣にある「いろは寿司」の板前です。
最初の自己紹介では「流れ流れでここへ来たいわゆる流れ板というヤツですよ!!」と言っており、最近いろは寿司に勤めることになったのがわかります。
気になるのは「左目の眼帯」
脇田兼則を最初に見た人はお気づきかと思いますが、脇田兼則の特徴は何と言っても左目についている眼帯です。
コナンも最初見た時に気になっており、「組織のラムは片方の目が義眼だった」ことを思い出し、目について脇田本人に触れています。
コナンが脇田兼則に左目について質問をすると、脇田兼則は
脇田兼則「ひでぇでき物が出来ちまってよー・・・見てみるかい?」
と会話しています。この時にコナン達は遠慮をしたため、義眼かどうかはわかりませんでした…。
ミステリーが好きで、推理力はあるのか?
初登場した時のタイトルに江戸前推理ショーという名前がある通り、推理が好きということ。
脇田兼則曰く、小さい時からミステリーが好きで、いろは寿司の隣にある「毛利探偵事務所」があることが気になっていたみたいです。
実際に小五郎とコナン達が「いろは寿司」を訪れた時に、注文した品から何かいいことがあったのか?と推理までしました。
ただ、初回の登場で脇田兼則が事件の推理を行うも…最終的には推理が外れており、犯人を間違え、小五郎(コナン)が事件を解きました。
ここでわざと間違えたかはわかりませんが、バーボンの登場の時とは違い、そんなに推理力は高いとは言えませんでした。
結局、最後には「毛利小五郎の弟子」ということになり、話は進んでいます。
小五郎の弟子ということは安室透(バーボン)と同じような流れという伏線を含んでいます。
ラムこと脇田兼則の初回の登場回
気になる脇田兼則が初めて登場したのは名探偵コナン92巻のFile975「江戸っ子探偵!?」、アニメだと894・895話「となりの江戸前推理ショー」です。
たまたま小五郎が勝った馬券を拾ったことで、“いろは寿司”に入り、そこの板前として登場したのが初回の登場です。
ラム候補としては黒田→若狭→脇田の順番で登場しており、候補者として最後の登場でした。
脇田兼則の登場回についてはこちら↓
【関連記事】RUM候補「脇田兼則」の登場回
黒の組織「RUM(ラム)」の性格や正体について
脇田の初回の登場は92巻ですが、RUM編が始まってるのは85巻です。緋色シリーズの最後に赤井秀一がキールから、「RUM」とだけメールがきたことで、組織のナンバー2であるラムが動き始めました。
その後にコナンはラムについて、灰原に情報を聞くと、
- 片方の目は義眼
- 風貌は「屈強な大男」「女のような男」「年老いた老人」と様々な目撃情報がある
この状態からラム編がスタートしました。
RUM(ラム)の性格は「慎重」&「せっかち」
組織のNo2のラムについては様々なシーンから「慎重」でありながら「せっかち」であることがわかります。
映画「純黒の悪夢」では、キールとバーボンが本当にノックか否か?ということについて、ジンは「疑わしきは罰する」でしたが、ラムは腹心であるキュラソーの連絡がくるまで決定を待ちました。
また、100巻の「黒の組織 VS FBI」では、送られてきた暗号に対して、他のメンバーがGOを出そうとした時にRUMだけ、落ち着いて違う指示を出しました。
追加で組織内のメンバーに指示を出す時もメールか、変声機で声を変えています。
ここから様々な事実から「慎重」であることがわかります。
また「せっかち」の一面もあり、バーボンへの工藤新一への調査の依頼の最後に「Time is Money(時は金なり)」と書いてあり、何度も進捗の確認を連絡します。
さらにコナンが安室さんにRUMのことを聞くと「せっかち」と言っていたことから、慎重でありつつもせっかちという性格が判明しました。
ラムは過去に羽田浩司殺人事件で失敗している
ラムが過去に関わった事件として「羽田浩司殺人事件」があります。
霊魂探偵の事件で、人が羽田浩司殺人事件について語っており、「ラムがぬかった事件」という風に言っていました。
つまり、ラムはこの事件で失敗をしてることが判明。
さらに灰原の情報によるとラムは何かの事件で片目を怪我したというのがあり、恐らく羽田浩司殺人事件であることは間違いないでしょう。
100巻経ってもまだこの事件の詳細については公開されてないですが、名探偵コナンにとっては重要な回となります。
羽田浩司殺人事件について知りたい方はこちらをチェック↓
【関連記事】【羽田浩司殺人事件】の考察
RUM(ラム)の狙いは組織の敵の排除!?
ラムの性格で慎重であり、自分の身バレをすることを切らっていることがわかります。そんなラムが今では脇田兼則として、毛利探偵事務所の隣にある「いろは寿司」でバイトをしており、慎重とは言えないような行動をしています。
この行動について100巻で工藤優作と赤井秀一が「組織の大きな動きに備える」と言っており、恐らくラムの目的は大きな動きの計画の邪魔になりそうな人物を排除したりするのが目的と考えるのが妥当です。
その計画実行の時間が結構迫っており、その成功率を上げるために慎重な性格でありながらも自らの目で確認していることが想像できます。
では、その邪魔になりそうな人物であったりをラムの行動と紐付けていきます。
ラムが脇田兼則として「いろは寿司」に潜入している理由
ラムが自らいろは寿司に潜入している理由は大きく2つ考えられます。
- 毛利小五郎の正体を探るため
- バーボンが裏切り者じゃないから探るため
ラムは毛利小五郎が組織の障害になるかもと考える
100巻でラムはいろは寿司に入る前に、毛利探偵事務所を見上げて入りました。つまり、小五郎周りで何か狙いがあって探っている説はあります。
毛利小五郎周りで話をすると、
- 今では日本を代表する名探偵になっている
- 組織のバーボンが弟子として動いている
- ブラックインパクトで一度FBIのおとりとなった
など、小五郎の周りでは組織関連含めて色々なことが起きています。
後の工藤優作の時と同様に、組織の脅威となる人物であれば排除するというのが目的です。
そうなるとバーボンが協力してたり、FBIとつるんでいたりすると、組織としては完全に敵となります。これを自分の目で確認したかったというのが、目的といえるでしょう。
36マスの完全犯罪でも毛利小五郎と一緒にいたかったりと、何かと小五郎の近くにいました。
ただ100巻になってもそのような行動が見えないため、一旦小五郎は何もなさそうというのが線でしょう。
バーボンはラムに100%信頼されていない
組織の探り屋として動いているバーボンですが、ラムからメールがきたりと唯一関係性を持っている人物です。
ただ、36マスの完全犯罪では、安室透を見ながら
脇田兼則「アッシにも分けてもらいてぇぐらいですぜ…自分を謀る裏切り者がわかるじゃないですか…」
と言いました。裏切り者とは確定しないものの、裏切ったとわかったら容赦しないというように牽制していました。
バーボンは赤井秀一が死んだとわかってから、喫茶ポアロにいる必要がないため、なぜいるのか?というのがラムの中で腑に落ちていない説があります。
そう考えると、毛利小五郎を監視しつつも、バーボンが変な行動をしていないか?というところで監視をしている説も考えられるでしょう。
ラムは次にコナンに興味を持つ
ラムは毛利小五郎について調べて見るも、恐らく組織については何も知らなそうという決断にいたりますが、次はいつも近くにいる江戸川コナンに興味を持ちます。
36マスの完全犯罪の時には安室透と一緒に行動しており、パートナーのように見えたのがきっかけです。
また、99巻に掲載の屋根裏の話でコナンが暗号を結構解いた後に、軽く羽田浩司殺人事件についてジャブを入れました。
ただ、コナンは上手にかわしたので、恐らく大丈夫な形となります。
ラムは工藤優作が敵なのか?のテストをする
99巻〜100巻の話で、変装したベルモットが工藤夫妻について探りを入れてきます。
この時に工藤夫妻の周りを尾行する人物がいたり、怪しいお店に入るようにして体調を崩させたりしています。
この件についてベルモットがラムの命令で、組織の脅威となる人物が日本に残っていたため試した。と言っていました。
つまりラムは今後の大きな動きについて、小五郎同様に工藤優作が怪しい動きをしたら、殺害しようと考えていたことがわかります。
ラムの次なる標的は若狭留美
話は原作コナンの1100話まで進み、この話で脇田兼則(ラム)はコナンに若狭留美について聞きます。
その前の話で若狭留美が窓越しに去る脇田兼則を鬼の形相で睨んでいたということから、脇田は興味を持ちました。
コナンの中で若狭留美は危険な人物ではあるものの、脇田兼則になは情報を伝えませんでした。
ただ、脇田兼則は新聞で若狭留美の名前を見て
脇田兼則「へぇー…こいつァトンチが…利いてるねぇ…」
と言っており、若狭留美に興味を持つのは間違いありません。
ラムは若狭留美を「疑う…」
104巻に掲載予定の羽田浩司殺人事件の序章のお話。
チェスの大会でラムは監視カメラをハッキングして、若狭留美の映像を撮り、
RUM「キャンティとコルンに送っておきなさい…疑わしきは罰せよですからと…」
ラムは若狭留美を仕留めるように指示をしました。キャンティとコルンということは狙撃であることは間違いないですね。
ここから考察できる部分は、ラムは若狭留美のことを浅香と疑っており、浅香は組織にとって不都合な人物であることがわかります。そして怪しいからこそ始末するという、組織らしい考えがわかりますね。
【関連記事】若狭留美(浅香)は黒の組織の元メンバーだったのか?
ラムが若狭留美を狙う理由とは…
ラムが始末そこねた浅香についてなぜ狙っているのか?という部分になると、ラムは羽田浩司殺人事件の時に自分の声を浅香に聞かれている可能性があります。
ラムと言えば、組織の中でも男性なのか?女性なのか?わからないようにしているという状態です。
そこでラムの手がかりとなる男性の声であったりを浅香は聞いている可能性があります。更にはアマンダを殺害したメンバーの一人であることも把握しているでしょう。
ラムは自分の情報は何も残したくないため、始末したいと考えていたのです。
若狭留美は「浅香」だとRUMにバレるも…
ラムは若狭留美が浅香と疑いを持ち…消そうとするも、反対に組織のスナイパーであるキャンティが若狭に撃たれてしまいます。
RUMはその後も若狭を狙う機会を伺うものの警戒されており、なかなか手を出せない状態に…。
ラムは若狭を狙いつつも、なぜ帝丹小学校で教師として残り続けているのか?というのを探っている状態となります。
RUM(ラム)は過去に赤井秀一と会っていた
ラム編で重要となっているのが赤井秀一。
100巻でラムの正体がわかっただけでなく、コルンがキャメルの顔を覚えているという新たな事実が発覚。コルンは2年前にRUMの指示により、キャメルが倉庫の外に出てきたら射殺するように支持をしていました。
その2年前というのは、赤井秀一がジンを確保しようとした作戦…。※キャメルが大失態した事件
単行本では58巻〜59巻のお話。
キャメルが話した人物がRUMだった。
ジンと待ち合わせをしていたい赤井秀一、そして捕獲のために待ち合わせ場所に隠れていたキャメル。
ここでとある老人がきてしまい、それを隠れて見ていたキャメルが老人に「危ないから他の場所に移動する」ように言い、どかしてしまいました。
するとその老人が黒の組織と精通しており、ジンは待ち合わせ場所に来なくなり、捕獲作戦は失敗してしまったのです。
そして、なんと…この老人というのがRUMだったとわかりました…。RUMは用心深い人物と言われており、まさに自ら赤井秀一を信頼できる人物と確認したことがわかります。
58巻〜59巻の話なので、この時から青山先生は伏線を仕込んでいました。
ラムの風貌の伏線もここで回収
最初のラムの基本情報に「屈強な大男」「女のような男」「年老いた老人」といありました。
ここで2年前にいた人物にこの情景を当てはめると、
- 屈強な大男…キャメル
- 女のような男…赤井秀一(当時は長髪)
- 年老いた老人…ラム
となります。
つまり、このヒントが出た時点でラムの正体は確定していたということがわかったのです。正直、これは言われるまで気づかない大きな伏線だなと思います笑
【最新情報】RUM編のキーは羽田浩司殺人事件
ラムの中でとても大事になってくるのが「羽田浩司殺人事件」。
先程話した通り、ラムがミスをした事件がこのお話です。名探偵コナンのラム編と言われるお話でもこの話はすごい重要で、ここが判明することで、ラムそしてボスの正体まで繋がるようなお話となります。
ここでは、ラムと羽田浩司殺人事件について軽くまとめていきます!
【関連記事】【羽田浩司殺人事件】の考察
ラムは羽田浩司殺人事件で片目を怪我
これまでなんとなくわかっていたお話でしたが、羽田浩司殺人事件でほぼほぼ片目を負傷したのが判明しています。
103巻に掲載の怪盗キッドのお話では、この目を負傷して以降は戦闘の一線からは退いていることがわかりました。
ここでラムを負傷させたのは誰か?それだけ激しい戦闘であることがわかりました。
ラムは羽田浩司殺人事件で若狭留美(浅香)と赤井務武と対決?
羽田浩司殺人事件の関係者となるのが、ラム、浅香、赤井務武となります。
103巻の掲載の海の家のお話で、若狭留美と赤井務武が一緒にいることがわかり、赤井務武がかばったことがわかりました。そうなると若狭留美は浅香であることはほぼ確定であり、ここに赤井務武も加わっていることがわかります。
そしてラムは恐らく赤井務武に片目を負傷させられた、というのがこのお話で考察できます。
まだ、若狭留美(浅香)、赤井務武は生きている説があるので、今後もこの3人がなにかしらで対決のお話がでるのかなと思います!
104巻で新情報!ラムは驚異的な記憶力で、アマンダを包囲
104巻の掲載予定のお話でRUM(ラム)は今はなき、右眼で監視カメラの映像を見ると、映っている人物がアマンダのボディガードであるかを、驚異的な記憶力で見分けます。
この時の条件が右眼ということで、恐らくキュラソーのような何か秘密がある能力であることがわかります。
ホテルに数多いるアマンダのボディガードを全員スタンガンで気絶させて、スーツケースに入れて拉致して、最終的にアマンダの部屋に行きます。
他の組織のメンバーにはない圧倒的な記憶力と実行力でアマンダを追い込みました。
ラムは67年前の子供の時からコードネームRUMだった。
アマンダの部屋に組織のメンバーとラムが押しかけると、アマンダにとあることを言われます。
アマンダ「50年ぐらい前に会った事があるわよね?日本の大富豪の誕生パーティ…貴方はまだ子供だったけど…確か妙なアダ名で呼ばれていたわ…“ラム”だったかしら?」
アマンダのこの発言、現在がこの事件から17年後であるため、67年前の子供の時のラムはアマンダと接触しており、アマンダはこの頃からラムという名前が付いていたということを言っていました。
つまり、子供の頃から黒の組織のメンバーのラムであった可能性が高く、その能力は異常値であることがわかります。
脇田兼則の56歳は嘘
ここから一つわかることとしては、脇田兼則では56歳となってしまいましたが、67年前には子供であったため、ラムの年齢は推定70歳らへんであるため、この年齢は嘘ということがわかります。
さすがナンバー2のラム…自分の情報を特定させないための年齢詐称などもぬかりがないということでしょう。
17年前のラムの左目は「フォトグラフィックメモリー」
今のRUMは左目が義眼で何もないですが、17年前のラムの左目は一度見た物を忘れない「フォトグラフィックメモリー」という特殊能力がありました。
この能力を使い資産家のアマンダのボディガードのほとんどを拉致してしまい、アマンダを窮地に追い込みました。
17年前では左目だけでしたが、それまでは両眼にこの能力を持っており、色々な物の弱みを付け込み、組織の中でも活躍してきました。
既に目を失ってしまいましたが、それまではバリバリ現役で動いていました。
【関連記事】RUM(ラム)の左目の能力は?義眼の秘密
ラムの父親もコードネームは「RUM」だった
羽田浩司殺人事件のお話でとんでもない事実がわかります、それはラムというコードネームは自分の父親から受け継いだコードネームということです。
ラムの父親は長年、あの方(烏丸蓮耶)に仕えており、ラムはこのコードネームを継いだという形となります。
詳しくはわかりませんがラムという名前はボスの側近として継がれる名前なのかもしれません。
ラムはAPTX4869を使おうとしてる…
ラムは17年前には両目があり、左目にはフォトグラフィックメモリーの能力があり、右目は既に能力が亡くなっていました。
そして、その後に何かしらの事件によって左目を負傷してしまい、今は普通の右目と義眼の左目のようになってしまいました。
ラムは現在、若狭留美と対決した後に、自分の右目の能力を復活させようと考えていました。
その時に使うのはAPTX4869(アポトキシン)で、コナンや灰原が幼児化した薬です。
ラムはあの薬の能力が思った通りならいける…と考えており、若返ることにより、右目の能力を復活させようと考えているのでした。
No2のRUM(ラム)と組織のメンバーとの関わり
ここからは黒ずくめのナンバー2であるラムが、黒の組織のメンバーとどのような関わりなのか?というのが気になります。
今ある情報でどのような関係なのか?というのを一人ずつ紹介していきます。
ラムとジンの関係
組織のナンバー2ということで、ジンよりもラムの方が黒の組織では階級が上となります。ただジンは幹部であるため、ラムに対して圧倒的に下というよりかは、少し下のようなイメージです。
ジンは羽田浩司殺人事件について「昔、ラムがぬかった事件」と言っています。
17年前の事件であり、この時にジンは既に組織にいたかは不明ですが、ジンは失敗には厳しく、普通なら消されますが…ラムにはそれをしていません。
ラムに対しては命令ができない説があるので、やはりラムの方が上ということがわかります。※まだジンが幹部じゃなかった説も濃厚。
またジンは「ラムがふざけた名前で変装している」というのを知っているため、ラムの数少ない正体を知る人物の一人であります。
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ラムとバーボン(安室透)の関係
バーボンは組織の中で「探り屋」ということで情報収集をしており、ラムからバーボンへ情報を集めるように依頼をするシーンが多くあります。
ラムから直接依頼が来るということは、ある程度バーボンの能力はかっており、バーボンもラムには逆らえないというのがわかります。
さらにラムが脇田兼則に変装しているというのはバーボンは知っており、バーボンは数少ないラムの正体を知る人物であることがわかりました。
紅の修学旅行の後には工藤新一の情報を求めていますが、恐らく工藤邸のお茶会があり、そんなに有益な情報を渡してないように思えます。
ここからバーボンは少しラムに疑いの目を向けられている可能性はあります。
【関連記事】黒の組織「バーボン」の正体
脇田兼則として安室透に接触してきている
ラムは脇田兼則として動いている時に、安室透と共に行動するシーンがあります。
この時に、脇田兼則「自分を謀る裏切り者がわかるじゃないですか」と言っており、安室透に牽制をしていました。
工藤新一の情報をちゃんと渡していないので、少し疑われているというのがわかります。
ラムとベルモットの関係
100巻のお話でベルモットは工藤優作について調査するようにラムから依頼されていました。
実質上のボスは烏丸蓮耶であり、ベルモットはボスのお気に入りでボスの命令で動いてましたが…、ラムの命令には逆らっていないので、ラムの命令は実質上のボスの命令というような認識となります。
恐らくラムもボスとベルモットの関係も知っているというのも考えられます。
【関連記事】ベルモットの正体や秘密を大公開
ラムとコルンの関係
黒の組織のメンバーでラムと意外な関係があるのが、コルンです。
コルンはラムが昔、老人の姿で赤井秀一に会った時にラムから連絡が言っています。
それは昔のキャメルの写真を送り、出てきたら射殺しろという命令がでていたものです。恐らくコルンは顔は知らないものの、ラムから連絡がくるような関係なのかな?と思います。
104巻に掲載予定のお話でも、ラムからコルンに標的をマークするように指示がでており、ラムからも直接依頼できるような関係であることがわかります。
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ラムとキールの関係
キールは脇田兼則がラムであることは知りません。
反対にラムはキールが戻ってきた時に、スパイなのでは?と少し疑っている節はあります。そのために見張りを付けたりなど、強化をしています。
【関連記事】黒の組織の「キール」の正体
ラムとボス「烏丸蓮耶」の関係
100巻を迎えても、まだこの二人の関係についてはわかっていません。
ただ、組織を現場で仕切っているのが現状はラムであることは間違いありません。もちろんナンバー2ということでボスの正体は知っていると考えるのが妥当なのかなと思います。
また情報が出次第、ここは更新していこうと思っています。
【関連記事】黒の組織の“あの方”の正体「烏丸蓮耶」を予想考察
67年前、ラムはボスの誕生日会に出席していた
ラムが17年前の事件でアマンダと接触した時に、50年前(合計67年前)にアマンダは子供のラムに会っていました。
その場所というのが日本の大富豪の誕生日会となると、ここから考察をすると組織と関わりのある大富豪…烏丸蓮耶と予想することができます。
つまりラムは烏丸蓮耶の元で既に67年以上も仕えている人物ということがわかります。
断片的な情報ですが、幹部のジンなどと歴が違うということがこのお話だけでもわかります。また、ボスもラムを信頼している理由もここからわかります。
ラムは長い間、ボスの烏丸蓮耶に会っていない
2023年公開の映画「黒鉄の魚影」で、
RUM「突き止めるのに使えると思ったんだがなぁ。最近姿を見せないあの方の所在を」
とボスのことを話しており、ラムはここから最近ボスと直接会っていない、ボスの現在の状態がわかっていないということがわかります。
組織のナンバー2でさえ、ボスがどこにいるのか?を把握してない関係となります。
ラムとキュラソーの関係
映画「純黒の悪夢」の特別キャラクターでもある「キュラソー」。
ラムの腹心として登場しており、情報収集のスペシャリストです。5色のプラカードを使うことで、沢山の情報を一瞬で記憶ができるようになります。
元々は組織の知ってはいけない情報を知ってしまい、ベルモットによって始末されそうになりましたが、ラムが命を助けて、自分の眼となるように指示をしました。
以後、ラムのために動いていましたが、「純黒の悪夢」で裏切ってしまい、最終的になくなってしまいました。
【関連記事】黒の組織の「キュラソー」の正体
ラムにとってキュラソーは欠かせない存在
羽田浩司殺人事件で新たに判明したのはラムの左目が「フォトグラフィックメモリー」であったことです。
「純黒の悪夢」が2016年の放映でしたが、この能力が判明したのが2023年。ラムは左目を負傷してこの能力がなくなってしまっています。つまり映画の段階でキュラソーのこの能力というのが、ラムにとってはすごい大事であったことがわかります。
映画を見てる我々からしても、キュラソーは元のラムと同じような能力を持っていることになり、大きな伏線になっていることがわかりました。
自分が眼を負傷して能力が亡くなったからこそ、同じ能力を持つキュラソーを求めていたことに繋がります。
ラムとピンガの関係
映画「黒鉄の魚影」の特別キャラクターでもある「ピンガ」。
キュラソーが亡くなった後に、ラムの側近となった男となります。
ピンガはのし上がるためには、他の人を蹴落としても上がる性格であり、ラムに付いたのも自分が上に上がりたいという欲があるからこそ。
そんなピンガはラムの命令なら聞くという状態です。
【関連記事】黒鉄の魚影「PINGA(ピンガ)」の正体
No2のRUM(ラム)と組織以外のコナン達との関係
組織のメンバーとの関係性の次は、組織以外の人物との関係性です。
コナン以外にも赤井秀一であったり、様々なキャラとの関係について解説します。ラムとしてだけでなく、脇田兼則として関係がある?という部分も深く見ていきましょう!
ラム(脇田兼則)とコナンの関係
100巻を迎えて、コナンはまだ脇田兼則をラムと思っていません。
ただ、コナン側は脇田兼則に対しては警戒をしており、片目のが眼帯をしてたり、老人である部分から脇田がラム候補の一人では?と思っています。そう思っていることから、脇田の前では推理をしすぎないように警戒をしているシーンがいくつかあります。
反対にラムは元々毛利小五郎に興味がありましたが、そこからコナンにシフトしています。コナンが安室ことバーボンと一緒に行動したり、卓越した推理力があることから、興味を持ち羽田浩司関連の質問をしたりして様子を見ている状態です。
ラムと赤井秀一の関係
二人は数年前に一度遭遇しています。
それは赤井秀一がジンとペアを組んで、新たな仕事をする時。この時に赤井はジンを捕まえようと思ってましたが、現場には普通の老人がやってきたことがあり、この老人がラムだったのです。
赤井秀一はこのことに気づいていませんがラムは用心深く、赤井秀一が本当に信頼できる人物なのか?ということで自らチェックしにいっていました。赤井秀一が裏切り者ということに気づき、その後は特に目の前に現れることはありませんでした。
103巻まででも脇田兼則の姿で、沖矢昴(赤井秀一)は会っていません。脇田も組織の人間であるため、赤井秀一は死んでいるという風に思っています。
ラムとアマンダ・ヒューズの関係
17年前の事件で、羽田浩司殺人事件という名前が付いていますがこの時の組織の狙いはアマンダ・ヒューズでした。この時の実行犯が組織のナンバー2であるラムでした。
ラムは驚異的な記憶力で、アマンダのボディガードを見極めてほとんど拘束して、アマンダの部屋へ。
アマンダはラムと見た時に50年前の大富豪の誕生パーティの子供の時のラムと会ったことがあるという発言をしていました。つまり、アマンダとラムは既に会っていたことが判明します。
アマンダはアメリカの政府機関や捜査機関に顔が利いてたり、大統領選に参加するかもという人物であったため、組織にとってアマンダは邪魔者という判断で消される対象に選ばれた可能性は高いです。※また更新します。
ラムと若狭留美(浅香)の関係
ラムこと脇田兼則は度々、若狭留美のことを気にかけています。
一度目は若狭留美が新聞に載った時にその名前に注目し、こいつはトンチが効いてるね〜と名前に注目していました。
次に帝丹小学校のタイムカプセルの事件で、若狭留美は脇田兼則を見かけると鬼のような形相で睨んでいました。この睨んでいる姿を脇田兼則は察知しており、コナンを通して脇田兼則が若狭留美について質問をしていました。
脇田はここまでですが、若狭留美は脇田兼則のついては何か危ない人物ということを察知している可能性があります。
また若狭留美の正体が浅香であるとなると、この二人の因縁は17年前の事件にまで遡ることになります。
【関連記事】若狭留美先生の正体は浅香?RUM(ラム)?
ラムと赤井務武の関係
17年前の羽田浩司殺人事件で、この二人は交わっていることは間違いありません。務武が失踪している理由、脇田の片目が義眼である理由はこの二人の対決があったからと推測できます。
赤井務武の遺体が見つかってないことから、生きている可能性は数%ありますが、組織の中ではほぼほぼ赤井務武は死んでると考えています。そのため、赤井務武にベルモットが変装して数年歩き、邪魔になるメアリーにアポトキシンを飲ませようとしたからです。
羽田浩司殺人事件の詳細がわかったら、またここは深く紹介していきます。
【関連記事】赤井務武は生きてるのか?正体は?
ラムと黒田兵衛の関係
脇田兼則になって黒田管理官とは一度も対面していないため、ラム側は知りません。
ただ、黒田管理官はラムの正体が脇田兼則であることを知っている説が濃厚です。雪山の事件で諸伏高明を口止めしたのは、脇田に気づかれないために動いたと考えられます。
【関連記事】諸伏高明が安室透に初対面のフリをした理由「36マスの完全犯罪で」
さらに安室透の公安の上司であるため、安室が知っているとなると自ずと脇田兼則がラムであることは知っている説が濃厚かなと思います。
【関連記事】黒田兵衛の正体は公安のボス“裏理事官”で決定!?
ラムと毛利小五郎の関係
ラムと毛利小五郎は表上は、脇田は小五郎の弟子という形となります。
この目的としては、バーボンが毛利探偵事務所の近くにいることや、ベルモットやジンの話を聞いたりと毛利小五郎をマークしてた説が濃厚かなと思います。
組織の脅威になるなら消そうと考えていたが、結局脅威になりそうにないということでノーマークな状態となります。
RUM(ラム)が脇田兼則となったこれまでの伏線
脇田兼則がラムと確定する前に、脇田兼則がラムなのでは?という伏線が多数ありました。ここでは簡単に脇田とラムを繋ぐ伏線をご紹介していきます。
ラムの伏線① 左目の眼帯
冒頭について触れましたが、脇田兼則の左目は眼帯です。
ラムの片目は義眼と言われてるため、これが一つの大きな伏線となります。
ラムの伏線② 若狭留美に対しての発言について
File980「真っ白な気持ち」の最後に若狭留美先生の名前が、新聞やねっとニュースによって世の中に出てしまいました。
この時に、脇田兼則が若狭留美の名前を見た時に下記のように言いました。
脇田兼則「へぇー…こいつァトンチが…利いてるねぇ…」
と、つまり若狭留美の名前を見て何かを感じ取ったことがわかります。
若狭留美の名前のアナグラムについて
若狭留美については別記事でも考察していますが、名前をローマ字読みにすると「WAKASA RUMI」となります。
これを並べ替え“W”を“M”に変換すると「RUM IM ASAKA」(ラム 私は浅香)というように並べ替えれます。
並びの順番はあっているかは別にして、「RUM」と「ASAKA」という単語が出てきます。つまり、脇田兼則は若狭留美の名前を見た時に「RUM」や「ASAKA」の文字が真っ先に反応したのでは?と思われます。
ASAKAは女SPであったため、脇田兼則の可能性は低く…脇田が女装していないかぎり、脇田兼則がRUM候補の一人として怪しくなります。
若狭留美については以下記事で紹介しています↓
【関連記事】若狭留美先生の正体は浅香?
ラムの伏線③ 脇田兼則の名前のアナグラムについて
さて、名探偵コナンファンの方ならご存知の通り、登場キャラクターの名前のアナグラムが数多くあります。
脇田兼則の名前もアナグラムがあるので考えてみましょう!
「脇田兼則」→「WAKITA KANENORI」
ここからはこの名前について、並べ替えて見ると様々なことがわかります。
RUMからバーボンへの連絡にヒントが
File1008「ホラ♡」で工藤新一のことに関して、ラムからバーボンへ調査をするように連絡が入りました。この時のRUMの言葉を前文書き起こすと。
RUM「工藤新一の情報を要求する Time is money! 急げよ バーボン RUM」
となっていますが、何気ない一言「Time is money」。これを日本語になおすと「時は金なり」となります。これをローマ字にすると、
「TOKIHA KANENARI」
↓ “は”は“わ”とも読めるため、H→Wに変えると
「TOKIWA KANENARI」
↓これを並べ替えると
「WAKITA KANENORI」
↓
「わきた かねのり」
となります。
つまりRUMの言葉「time is money」がいつもの口癖であれば、脇田兼則がラムという確率が高くなるのです。
ラムのふざけた名前に繋がる
100巻の「FBI VS 黒の組織」のお話でラムについて触れます…。このお話の最後にラムの正体がわかりますが、ウォッカがとあることを話していました。
ラムは「ふざけた名前」で行動しているということ。
このふざけた名前というのが先程の考察での「時は金なり」→「脇田兼則」という伏線に繋がる可能性は大です。
【関連記事】RUM(ラム)の「ふざけた名前」の正体は誰?
ラムの伏線④ 脇田兼則と安室(バーボン)の関係について
先程紹介した話になると、毛利探偵事務所の一階の喫茶ポアロには「バーボン」。
となりのいろは寿司には「ラム」がいることになります。2人は組織の中でも知り合いであるため、今後話の中で関わりが出て来るの中と思います。
物語の中では雪山山荘の中で初めて二人は会っています。
この時に安室と脇田は隣の…みたいな感じでしたが、全く知らないのような関係ではないように見えましたね。
コナンがラムについて安室に聞くと…。
コナンは雪山山荘の事件で安室透と二人きりになった時に
コナン「RUMって知ってるよね?会ったことあるの?」
と直接安室透に質問しました。ここで安室透は会ったかは聞かずに、
安室透「その人物はとてもせっかち…って事ぐらいかな?」
と言っています。ここで「time is money」が再度出てくることがわかりますね。ここで決定的ではないですが、脇田説も少しだけ有りえますよね。
【関連記事】1003話〜1005話「36マスの完全犯罪 (パーフェクトゲーム) 」
ラムの伏線⑤ 脇田兼則に対して、諸伏高明の行動にヒントが
脇田と安室透が共演した「雪山山荘事件」の最後…。
高明が毛利、安室、脇田と会った時に高明は、安室透と昔会ったことがあるのに、まるで初めて会ったかのような対応をしました。
なぜなのか?
これは高明が接触する前に黒田兵衛と電話をしていました。恐らくここの段階で、初対面のフリをするように指示があったかなと思います。
その理由については以下記事に触れており、恐らくこれは脇田がラムに繋がる伏線と考えていいでしょう。
【関連記事】諸伏高明が安室透に初対面のフリをした理由「36マスの完全犯罪で」
【2023年最新】RUM編の時系列まとめ
ここではRUM編の話ってどれを読めばいいの?という人に向けて、ラムに繋がる話をまとめたのでぜひ、チェックしてください!
※随時更新していきます。
ここではRUMの情報は一切出てきませんが、名人戦からRUM編となっています。
灰原からRUMは義眼で、「屈強な大男」「女のような男」「年老いた老人」のような風貌であると聞く。
17年前に起きた羽田浩司殺人事件の詳細についてこの話でわかる。羽田浩司はAPTX4869を飲んで亡くなったことがわかる。
羽田浩司殺人事件について、RUMがぬかった事件ということが判明する。
脇田と黒田が新聞で見て、若狭留美の名前を見て注目する。
同じくして赤井秀一とコナン、工藤優作は黒の組織のボスが「烏丸蓮耶」であることを突き止める。
この話の最後に工藤邸のお茶会が開催される。
赤井務武はMI6の所属であることもわかる。
若狭留美がもっているので、羽田浩司の将棋の駒であることが判明。
ラムの依頼によって、ベルモットが工藤夫妻について調査する。
単行本100巻にして、ラムの正体が脇田兼則であることがわかる。あわせて、コナンにはラムは「ふざけた名前」で動いていることが伝わる。
この時に部屋のドア越しにいた灰原哀の灰原センサーが発動。RUMの空気によって縮こまってしまう。
狙いが幼児化したメアリーであることが判明。
脇田が怪盗キッドと戦いませんか?と言われた時に、左目がある時なら…と心の中で思う
チェス大会のお話の最後に、ラムが若狭留美をコルン&キャンティに始末するように指示を出す
RUM編で超重要回であり、ラムが全盛期のお話。ラムの左目が「フォトグラフィックメモリー」であることがわかります。
黒の組織の登場回については以下記事をチェックしてください!↓
【関連記事】「黒の組織」の登場回・重要回
脇田兼則についてまとめ
今回は脇田兼則の正体がラムであることや、ラムの目的やラムについて詳しく解説しました。
最初はラム候補の一人として見ていたラムでしたが、話が進むについれてその片鱗が見えてきましたね。
またラムとしての動きとしては物語の大事なところで登場しているので今後どのようにコナン達と繋がっていくのか注目していきましょう!
黒の組織のメンバーについて↓
【関連記事】黒の組織のメンバーの一覧を解説
烏丸蓮耶についてはこちら↓
【関連記事】黒の組織の“あの方”の正体「烏丸蓮耶」を予想考察
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名探偵コナンの伏線について↓
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