「名探偵コナンの未回収の伏線は?」
「コナンの中ですごい伏線回収は?」
既に100巻以上の単行本を発売し、大人気アニメとなっている名探偵コナン。
コナンの中で注目すべきは“伏線”。
過去に様々な伏線が存在しており、沢山の視聴者を驚かせました。
そんなコナンですが100巻超えた今でも未回収の伏線が多くあります。
そこで今記事では名探偵コナンの未回収伏線/回収済伏線一覧をまとめたので、細かく解説していきます。
【2024年11月最新】名探偵コナンの未回収の伏線/考察
ここからは少年サンデーの最新号に掲載されている漫画の名探偵コナンで未回収の伏線について触れていきます。
昔からある伏線から、最近でた最新の伏線まで詳しく解説していきます。
謎の老人に関する未回収の伏線と考察
102巻で初めて登場した呼吸器をした老人が登場。
更に103巻では杖を持った強面の老人(通称:杖の老人、鷹ジジイ)が登場。
黒の組織のボスである烏丸蓮耶なのでは?と言われている重要な伏線です。
まだ2人の老人の正体はわかっていません。更に気になる伏線をここでは紹介します。
2人の老人については以下記事で詳しく考察しているので、ぜひチェックしてください!
呼吸器をした老人に関する伏線:警察に敵対視
呼吸器をした老人は、
謎の老人「所詮、警察なんぞ…愚鈍な輩が群れてるだけよ…」
と警察に対して、敵対視をするような発言をしています。
なぜ、警察に恨みを持っているのか?は最新話でも明らかになっていない伏線です。
呼吸器をした老人に関する伏線:メアリーのことを知っている
103巻で2回目の登場を果たした呼吸器の老人。
この時に幼児化したメアリーを見て、
謎の老人「まるで夢を見ているようじゃわい…」
と発言。この発言から元々のメアリーが大人であることを知っており、幼児化した姿に驚いてると考察できます。
メアリーと何かしらの人物であるという伏線に繋がります。
以下記事でメアリーと謎の老人について考察しています。
鷹の杖を持っている老人に関する伏線:コナンのことを探ってる
鷹の杖を持っている老人は安室透に対して、
謎の老人「江戸川コナンを調べ上げる…骨の髄までな…」
と安室透に名探偵コナンの調査を依頼しました。
なぜ、コナンの調査を依頼したのか?初回の登場でなぜコナンと次郎吉が映ったスマホを破壊したのか?という伏線が未回収のままです。
赤井務武に関する未回収の伏線と考察
赤井秀一の父親でもある赤井務武。
最新話でもまだまだ謎が多い人物であり、今後のキーマンとなることが間違いない人物です。
赤井務武のことが分かれば今後の黒の組織との対決で重要な手がかりとなります。
現状わかっているのは、
・赤井務武がメアリーと一緒でMI6の一員
・羽田浩司殺人事件の調査以降いなくなったこと、
の2点です。
まだまだ謎が多い、赤井務武に関する未回収の伏線を紹介します。
赤井務武の生死が判明していない
妻メアリーの中で赤井務武は死んだ人物になっており、黒の組織も死んだ人物として扱っていました。
ただ、赤井秀一がさざ波シリーズで父の遺体は見つかっていない、と言っており、まだ生きている可能性があります。
黒田兵衛が赤井務武なのでは?と言われていましたが、全くの別人でした。
赤井務武が生きているのか?生きていたら誰なのか?というのは未回収の伏線となります。
赤井務武が羽田浩司殺人事件後に黒の組織とどう絡んだのか?
赤井務武は黒の組織の中でも重要な人物であることは間違いないです。
話を追って考察する限り、ラムの片目がなくなった原因は赤井務武にありそうです。
また、若狭留美の回想で赤井務武に助けてもらったことがあり、この二人がどう絡んだのか?羽田浩司殺人事件の後に務武がどう動いたのか?というのがまだ伏線が回収されていません。
【参考】赤井務武について詳しく以下の記事で解説しています。
黒の組織に関する未回収の伏線と考察
名探偵コナンでの一番の謎が多いのが黒ずくめの組織…通称:黒の組織。
黒の組織のメンバーについては徐々に秘密がわかってきたものの、黒の組織本体についてはまだまだ謎が多いです。
ここからは黒の組織についての未回収の伏線について考察していきます。
黒の組織の名称が未だに不明
コナン界隈では、黒の組織という名で通っていますが、その正式名称というのが未だにわかっていません。
組織を作る時には名称をつけるのが一般的ですが、それが未だにわからず、黒の組織という名で通ってしまってい
黒の組織の目的が未だに謎
第一話のジンとウォッカが登場してから数十年経っていますが、黒の組織の目的というのが未だに回収されていません。
大金を集めていたり、政治家に裏回しをしたり、薬を開発したりと断片的に行動をしていますが、その目的というのが判明していません。
なぜこのような目的をしているのか?という伏線は未だ回収されていません。
以下の記事では黒の組織の目的について詳しく考察しています。
組織の極秘プロジェクトについて
黒の組織では半世紀前より極秘のプロジェクトが動いています。
恐らくAPTX4869のプロジェクトですが、その全貌については明らかになっていません。
黒の組織とAPTX4869について
黒の組織が長い間研究をしているのが謎の薬「APTX4869」(アポトキシン4869)。
灰原の母親である宮野エレーナから続く研究であり、17年前から既に存在していました。
17年前にアマンダと羽田浩司が飲んだ時には、飲んだ二人は亡くなってしまいました。
現在の工藤新一、宮野志保、メアリーが飲んだ時には幼児化しました。
エレーナと志保が作っていた薬が同じ名前にも関わらず、全く別物という伏線があります。
まだまだアポトキシンがなんなのか?という部分が多くフラグを回収できていない状態です。
黒の組織が板倉に開発を依頼したソフトの正体とは
ベルモットがプログラマーである板倉卓に依頼していたソフトの中身が何かがわかっていません。
板倉は途中でそのソフトを作るのを断念し、ブログに
「ダメだ…やはり私にはできない、なぜならあのソフトは私が目を患っただけでなく、我々人間のために断念したのだから」
残しており、結局何かわかりませんでした。
今ではCDやDVDが使わなくなっているので、ある意味で文明が発達して取り扱いにくい伏線になってしまったのかもしれません。
黒の組織のメンバーが美國島へ行った理由
「そして人魚はいなくなった」の話で黒の組織のメンバーがそれぞれ本名or偽名で名簿に記帳して、美國島へ行ったことが判明しました。
そこに行ったのは、以下の3人。
・宮野志保(灰原哀)
・黒澤陣(ジン)
・魚塚三郎(ウォッカ)
人魚伝説のある島にわざわざ行ったのか?という、謎の伏線がまだ未回収のままです。
黒の組織のボス“烏丸蓮耶”に関する未回収の伏線と考察
黒の組織のボスは烏丸蓮耶であることは紅の修学旅行後の話で判明しました。
ただ、まだまだ多くの伏線が多く、謎ばかりです。
ここからは黒の組織のボスの烏丸蓮耶についての未回収の伏線を公開します。
烏丸蓮耶の年齢がわからない。
烏丸蓮耶は既に140年前の人物であり、通常でいったら生きていません。
ただ今なお、ベルモットやラムなどのメールの連絡ができており、生きている可能性は高いです。
そうなると140年前の人物なのに生きている理由などの伏線が回収されていません。
コナンのようにAPTX4869などを飲んでいるのか?などがわからない状態となっています。
烏丸蓮耶の正体やビジュアルがわからない
100巻以上経って、未だ名前だけの存在であり、正体が何者か?みたいなのはわかっていないです。
更にビジュアルが杖のおじさんだけなのか?という感じですが、そもそも若返っている可能性があったりと謎が多いです。
この正体であったり、ビジュアルはまだまだわからない話となっています。
烏丸蓮耶について詳しく解説しているのは以下記事となります!
RUM(ラム)に関する未回収の伏線と考察
黒の組織のナンバー2であるRUM(ラム)。
単行本100巻でラムの正体は、いろは寿司の脇田兼則(わきたかねのり)という伏線が回収されました。
ただ100巻を迎えた今でもラムに対する未回収の布石は多いです。
ここではRUMのまだ回収されていない伏線を紹介します。
RUM(ラム)の片目を義眼にした事件とは
ラムの左目は義眼の状態で片目が見えていません。
17年前の羽田浩司殺人事件の時には左目がまだあり、その目には「フォトグラフィックメモリー」という能力がありました。
一度見た物を忘れないという能力で、アマンダを殺害する時などにはこの目が役に立っていました。
ただ、この羽田浩司殺人事件で失明したと思っていましたが、まだ残っていました。
つまり、いつ左目を失ったのか?という伏線はまだ回収されていない。
RUM(ラム)について詳しく知りたい方はこちら↓
RUM(ラム)の右目とAPTX4869をほのめかす発言
現在のコナンでRUMの目について解説すると、左目が義眼、右目が通常の目の状態です。
17年前の羽田浩司殺人事件の時には左目の「フォトグラフィックメモリー」を使えていましたが、何かしらの事件で義眼になりました。
17年前の発言で昔は右目も使えていたと発言するため、恐らく右目は老化によって使えなくなったと考察できます。
RUMは若狭留美と対峙した後に、
RUM「やはりこの右目の…時を戻すしかなさそうですねぇ…あの薬の効力が…私の想像通りならの話ですがねぇ…」
と、APTX4869を飲むことをほのめかしています。
つまりRUMがもしかしたらAPTX4869を飲んで、幼児化または若返ることの伏線となっています。
今後RUMが薬を飲むと目の効力が戻り、コナン達にとっては強敵となってしまうので、危ない状況というのは間違いないですね…。
RUM(ラム)のふざけた名前
黒ずくめの謀略の時にキャメルがウォッカの話を盗み聞きしました。
この時にジンがラムについて「ふざけた名前を名乗っている」といっており、この伏線がまだ回収されていません。
コナンはラムがふざけた名前でいるというのは把握しており、この布石は回収されていません。
簡単なアナグラムで回収できるので気になる方は以下記事でチェックしてください。
脇田兼則の若狭留美の発言について
まだラムの正体がわからない時に写真に写った若狭留美と名前を見た時、
脇田兼則「へぇー…こいつァトンチが…利いてるねぇ…」
と言いました。
このトンチというのが、若狭留美の名前のアナグラムをさしていましたが、ここの伏線を回収されていません・
ラムについては以下記事で詳しく解説しています。
ベルモットに関する未回収の伏線と考察
黒の組織のメンバーの中で早い段階で出てきたベルモット。
ベルモットについては様々な伏線が回収されていますが、まだまだ謎が多い魔女です。
ボスと唯一接触できている人物でありますが、まだ回収されていない伏線をご紹介します。
ベルモットの年齢は何歳なのか?
ベルモットの正体はシャロン・ヴィンヤードであり、クリス・ヴィンヤードであるのは回収された布石の一つ。
その関連でまだわかっていないこととしては、ベルモットは何歳なのか?というところ。
FBIのジョディが昔から顔が変わってないと言っており、見た目が数十年経っても変わらず年齢不詳です。
未だにベルモットの年齢が伏線として回収されていません。
ベルモットはボスの何なのか?
緋色シリーズが終わった直後、バーボンがベルモットに対して以下のように言いました。
バーボン「なにしろ僕はあなたの秘密を握っている数少ない人物の1人…組織のメンバーが知ったら驚くでしょうね…まさかあなたがボスの…」
ベルモットはボスの〇〇というのが、嫁?母親?娘?など様々な部分で考察ができます。
唯一ボス接触できる人物であり、ボスのなんなのか?というのが長い間伏線として残っています。
更にベルモットの秘密を唯一知っているのがバーボンというのが鍵となりそうです。
ベルモットの正体について以下記事で詳しく解説しています↓
バーボン(安室透)に関する未回収の伏線と考察
私立探偵“安室透”、黒の組織の“バーボン”、公安警察“降谷零”の3つの顔を持つバーボン。
バーボンについてはまだまだ回収されていない布石があり、様々な考察が行われています。
バーボン(安室)について未回収の伏線があります。
赤井&安室&工藤の工藤邸のお茶会
迷宮カクテルでのお話で、安室透は沖矢昴が赤井秀一であり、工藤邸に住んでいることを把握していました。
そして工藤邸に侵入した際に、赤井秀一と安室透の間に工藤優作が入っており、3人で会話をしました。
この会話のことを工藤邸のお茶会と言われており、未だに何を話されたのか?が伏線として回収されていません。
今後のコナンにとって大きな出来事であるので、いつ伏線が回収されるのかとても楽しみです。
安室透の母親は誰なのか?
安室透はハーフであることは公言していますが、両親については全く触れられていません。
両親がどののような人物なのか?は一時期話題になりました。
ほぼ0%ですが、ベルモットが親なのでは?と言われるくらい情報が出ていません。
バーボンはコナンの正体を工藤新一と知っているのか?
バーボンこと安室はコナンのことをただの小学生と思っておらず、いい意味で二人は相棒となっています。
同じくして工藤新一のことを調べていますが、未だにコナンの正体を工藤新一と知っている様子がありません。
いつコナンのことを新一と知るのか?というのは伏線と残っています。
以下記事で2人について詳しく解説しています。
スコッチの正体がなぜバレたのか?
バーボン回りの伏線として、スコッチの正体が公安となぜバレたのか?という所。
スコッチの正体は諸伏景光であり、安室透の幼馴染です。
黒の組織のメンバーとしてバレてしまったという経緯が話として登場しておらず、誰か経由でバレたのか?など未だに謎が多く、今後描かれるかもしれません。
以下記事ではスコッチについて、詳しく解説していきます。
安室透について詳しく知りたい方は以下記事を参考にしてください。
赤井秀一に関する未回収の伏線と考察
名探偵コナンのキーマンと言っても言い赤井秀一。
赤井ファミリーのことであったり、沖矢昴であったりと、今まで様々な伏線が回収されました。
そんな赤井についてもいくつか伏線が残っているので、ご紹介していきます。
宮野明美のメールの最後の文面「P.S.」
赤井秀一がFBIであることを宮野明美に打ち明けた後、最後の仕事の前に宮野明美からメールがきました。
宮野明美「もしこれで組織から抜けることができたら今後は本当に彼氏として付き合ってくれますか?」
このメールの内容の最後に「P.S.」と書かれており、追記の文章があったはずです。
でも未だこの伏線は回収されておらず、赤井に対して宮野明美が最後に何を伝えたのかが判明していません。
お茶会での工藤優作への返信
黒ずくめの謀略の話の最後に工藤優作から
「例の深夜のお茶会の答えまだ頂いてませんし…」
とお茶会で何かを提案し、その返事をまだ赤井さんがしていないということがわかります。
恐らく、赤井秀一と安室透と会話した工藤優作から共同して黒の組織と戦いませんか?のような提案があったと考察できます。
未回収伏線の中でも大きな伏線となるので、ここは期待していきましょう。
灰原哀に関する未回収の伏線と考察
コナンと同じ状態で初めて登場したのが灰原哀。
黒の組織の元メンバーであり、科学者でした。
コナンが小さくなったAPTX4869を開発したのが灰原であったりと、まだまだ秘密が多い人物です。
灰原が作ったAPTX4869について
コナンや灰原が小さくする薬APTX4869(アポトキシン)。
この開発者でもある灰原(宮野志保)がなぜAPTX4869を作っていたのか?というのがわかっていません。
灰原「この地球のほとんどの人間にはその価値を見いだせない愚かしい代物…」
と言ってたりと未だにAPTX4869についてわかっていません。
また、母親でもある宮野エレーナが作っていたアポトキシンと、灰原が作っていたアポトキシンが別の物と言ってたりします。
長い長い薬の伏線は最終回まで続くかもしれません。
灰原が作ったAPTX4869について
104巻の「人喰い教室の怪」でコナンが気になる発言をしていました。
コナン「何回か身体測定あったけど…オレ、1ミリも背が伸びてねぇんだよ…これって薬のせいじゃねぇよな?」
と灰原に言い、灰原は意味深な発言をしました。
つまり、APTX4869を飲んでコナンは、小学生の体型になってから成長が全く進んでいないことになります。
まだ灰原の口から語られてないですが、APTX4869で小さくなったらそこから成長が止まるかもしれない、という伏線がたちました。
灰原が持っていたMOについて
25巻の一コマにあった灰原の机の上にあった焦げたMO。
灰原はピスコの事件で、全て燃えたと言っていましたが、そこから焦げたMOを拾った可能性があり、APTX4869のデータをゲットしていたのかもしれません。
このMOについては全く触れておらず、未回収の伏線となります。
ただ、今APTX4869の解毒剤があるので、もしかしたら既に使われている可能性もあります。
宮野エレーナがヘル・エンジェルと呼ばれる理由
黒の組織に所属していた宮野エレーナは組織内では地獄に堕ちた天使という意味の「ヘルエンジェル」と言われていました。
あんなに優しいお母さんがなぜ?みたいな感じになりつつも真相はわからず。
バーボンもヘルエンジェルと言われており、未だに回収されていません。
銀の弾丸(シルバーブレット)の本当の意味とは?
宮野エレーナが宮野志保のに残したテープの中に「シルバーブレット」について触れられていました。
宮野エレーナ「実は、母さんね…今、とても恐ろしい薬を作ってるの…。ラボの仲間は夢のような薬って浮かれてるけど…。父さんと母さんは願いを込めてこう呼んでるわ。「シルバーブレット」、銀の弾丸ってね。でもその薬を完成させるには父さんと母さんはあなた達とお別れしなきゃいけないの。わかってちょうだいね。志保。」
このシルバーブレットはAPTX4869である可能性は高いですが、なぜ銀の弾丸になるのか?というのがずっと未回収のままの伏線となります。
白鳩製薬について
コナンの中でも後半で出てきた伏線の一つ。
灰原の両親である宮野厚司と宮野エレーナが元々勤めていた会社が白鳩製薬です。
ただ、この会社は25年前に倒産。
黒の組織が白鳩製薬を買収しようとするも失敗し、その後倒産という形になりました。
黒の組織がなぜ白鳩製薬を買収しようとしたかはまだ明かされていません。
その後灰原の両親は宮野医院を開業するも、最終的には組織の誘いに乗ってアポトキシンの開発にいきました。
この白鳩製薬についてまだまだ未回収の伏線となります。
メアリーに関する未回収の伏線と考察
RUM編から登場してきたメアリー世良は、赤井秀一や世良真純の母親であったりと色々な伏線が回収されました。
コナンと同じく幼児化しており、まだまだ秘密が多いキャラの一人でもあります。
メアリーが咳をしている理由
メアリーが幼児化した副作用で咳をしています。
ただ、コナンと灰原は咳をしていないため、メアリーの独特な症状でもあります。
コナンと灰原は宮野志保が作った薬ですが、メアリーは宮野エレーナの薬というのも考えられます。
メアリーを支援している“あの人”とは
103巻掲載の連続ホテル爆破事件での出来事。
メアリー達がまたホテルを変えることになりそうな時に言った一言、
メアリー「この身をさらけ出す羽目になる…そうなれば再び根城を変えざるを得なくなり…またあの人に累が及ぶ恐れががあるからな…」
この“あの人”という人物にメアリー達は支援してもらってます。
また、この“あの人”という伏線が立ったまま、回収されていません。
黒田兵衛に関する伏線
RUM候補の一人である黒田兵衛。
羽田浩司殺人事件の関係者の一人であり、公安の刑事であることは判明しています。
ただ、まだまだ謎が多く、気になる伏線が多いです。
黒田と高明の電話の内容とは?
36マスの完全犯罪の話で、高明は安室透のことを知っていたのに知らないフリをしました。
これは黒田兵衛からの電話での指示だと考えられますが、どのような内容だったのかが明かされていません。
RUM逮捕への協力なのか?など未回収のままの伏線となります。
長い間眠っていたということの真相
黒田兵衛は白髪で片目が義眼です。
この理由として大きな事故に会い、長い間入院しており、最近目が覚めたと言われています。
ただ、安室透がこの組織に潜入している間や、伊織無我が公安にいた時代の上司であることから、もっと前に目覚めているはず。
この真相についてはまだ未回収のままとなっています。
名探偵コナンの過去に回収した伏線一覧。過去の布石を解説
未回収の布石について紹介した後に、ここからは過去に回収した伏線について解説します。
過去にはすごい伏線が多くあるので、ぜひ参考にしてみてください!
黒の組織関連の回収済みの伏線、過去の伏線
1巻から登場している黒の組織。
100巻経っても目的がわかっていなかったりと、まだまだ謎が多いです。
ここからは、黒の組織について既に回収済の伏線を紹介していきます。
組織のボス“あの方”の正体
長い間黒の組織のボスは誰かわからず、“あの方”と言われていました。
その人物が単行本95巻、アニメ941話・942話「マリアちゃんをさがせ!」でついに判明します。
黒の組織のボスは大富豪の烏丸蓮耶(からすまれんや)であり、既に年齢は100歳以上とも言われています。
長い長いあった伏線が回収されました。
烏丸蓮耶の正体についてはこちら↓
RUM(ラム)編/ラム関連の回収済みの伏線、過去の伏線
単行本85巻〜アニメ785話・786話「太閤恋する名人戦」から黒の組織のRUM編がスタートしました。※アニメでは2015年スタート
RUMは黒の組織のナンバー2であり、左右のどちらかが義眼であることがわかっていました。
またシルエットについては、屈強な大男、女のような男、年老いた老人という情報が流れており、そこからラムが誰なのかを突き止める必要がありました。
ラム編では、RUM候補と言われる、黒田兵衛、若狭留美、脇田兼則、3人が登場しました。
この3人のうち誰がRUMなのか?とラムの正体がわかるまで長い伏線が続きます。
RUM(ラム)の正体が判明
単行本85巻で始まったRUM編も100巻でついにRUMの正体が判明しました。※アニメだと「黒ずくめの謀略」で判明。
黒ずくめの組織がFBIへの攻撃が終わった後にラムの正体が判明します。
RUMはいろは寿司の板前である「脇田兼則」でした。
長年続いたラムは誰なのか?という伏線が回収されました。
RUMについては以下記事を参考にしてください。
若狭留美の正体
コナンや灰原がいる帝丹小学校の副担任として若狭留美が登場しました。
若狭留美は初回の登場から怪しい部分が多く、只者ではない部分が多かったです。
その正体が羽田浩司殺人事件で判明。
若狭留美の正体はアマンダのボディガードであった“浅香”でした。
若狭留美の正体については以下記事となります。
若狭留美の右目について
若狭留美は現在の時間軸で右目を押さえていることがあります。
コナンの中で右目が義眼なのでは?と疑いがかけられましたが、詳しい病名が104巻の羽田浩司殺人事件の話で判明。
病名は一過性黒内障。
怒ったり、強いストレスを感じると一時的に目が見えにくくなるという障害。
今までも黒の組織のことや羽田浩司のことを思い出すと、目が見えない素振りを出していたのはそのためだと考えられます。
若狭留美の義眼では?という伏線が、義眼ではなく、病気ということがわかりました。
若狭留美と羽田浩司の関係とは
若狭留美はたまに羽田浩司のことを思い出すシーンが多くありました。
亡くなった羽田浩司を見て、
若狭留美「馬鹿な奴…」
と思ったり、
羽田浩司「遠見の角に好手あり」ってね…」
羽田浩司「それでも僕を…殺すと言うんですか?」
とな何かと羽田浩司のことを思い出します。
これが羽田浩司殺人事件の時に繋がり、浅香(若狭留美)がRUMに狙われた時に羽田浩司が匿いました。
このことによって羽田浩司はAPTX4869で殺害されてしまいました。
若狭留美(浅香)にとって羽田浩司は命の恩人であるという関係だったのです。
羽田浩司殺人事件について、ネットにアップをしていた人物
羽田浩司殺人事件の情報についてネットで定期的にアップしている人物がいました。
コナンが初めて羽田浩司殺人事件について詳しく知ったのはこのサイトを見たからです。
実はこれは誰の仕業なのか?というのは、長い間謎でした。
後にこの記事をアップしていた人物は若狭留美であることが判明。
羽田浩司殺人事件について調べる人のアクセスを調べて近づくというのが目的でした。
黒田兵衛の正体が判明
RUM候補の一人である黒田兵衛。
最初の登場は長野県警の捜査一課でしたが、警視庁の管理官に異動。
大柄で片目がないことや安室を「バーボン」呼びをすることから、ラムなのでは?と疑われました。
黒田の正体は若狭留美と同様に羽田浩司殺人事件で判明。
黒田兵衛は公安警察であり、羽田浩司殺人事件を追っていた人物の一人であることがわかりました。
黒田兵衛の正体についてはこちら↓
黒田兵衛と若狭留美(浅香)の関係
燃えるテントの快の話で、黒田兵衛を見た若狭留美は睨んでいました。
最初はただの警察官だから睨んでいたと思いましたが、他の刑事に対しては普通の態度だったので、黒田だけに何かあるというのが伏線でした。
これは17年前の羽田浩司殺人事件で回収済で、一度黒田兵衛は羽田浩司を殺害したと浅香に勘違いされ戦闘した過去があります。。
黒田兵衛は組織に追われていた浅香(若狭留美)を最終的には助けましたが、浅香はアマンダと羽田の現場にいた黒田に対していいイメージは持っていないので、睨まれているという経緯があります。
黒田兵衛と安室透(バーボンの関係)
黒田兵衛がラムなのでは?と一番疑われたのが、安室透に対して「バーボン」と呼んだこと。
バーボンであるのを知っているのは、黒の組織のメンバーでは?となり、騒然となりました。
後に判明した、黒田兵衛は潜入捜査をしている人物には、潜入捜査先の名前で呼んでいるため、バーボンと呼んでいることがわかりました。
黒田は公安警察の偉い人なので、安室は黒田の部下ということがわかります。
バーボン編/バーボン関連の回収済みの伏線、過去の伏線
バーボン編は単行本60巻、アニメ509話「赤白黄色と探偵団」からスタートしました。
組織の中で赤井秀一にライバル視をしており、推理力が組織随一の人物という情報がありました。
バーボン候補は、世良真純、沖矢昴、安室透の三人。
それぞれ様々な伏線が隠されていました。
バーボンの正体
「ミステリートレイン」の話で、黒の組織のバーボンの正体が判明しました。
バーボンは私立探偵の安室透でした。
ミステリートレインで宮野志保と接触して、新たな伏線が生まれました。
沖矢昴の正体
バーボンの候補の一人であった沖矢昴。住んでいたアパートが燃えてから工藤新一の家に住んでいました。
84巻/85巻の「緋色シリーズ」で、沖矢昴の正体は赤井秀一と判明しました。
FBI捜査官の赤井秀一は死んだと思っていたが、この話で赤井秀一が生きているということも同時に判明しました。
世良真純の正体
バーボン候補の中で唯一の女性であり、女子高校生探偵の世良真純。
世良真純の正体はバーボンではなく、赤井秀一の妹でした。
「ミステリートレイン」で、火傷をした赤井秀一を見て「秀兄…」と言っていました。
FBIのジェームズが初めて世良真純を見た時の反応などの伏線が回収されました。
ジェイムス・ブラックが世良真純を見た時の発言
東西推理対決の話で、キャメルが世良真純をは初めて見た時に女性であることに気づきませんでした。
その中でどこかで見たことがある…と言っており、謎が多かったです。
この後、ジェイムスは一度も世良真純を見たことないのにも関わらず、世良真純のことを女性ということを知っており、これが伏線となっていました。
後にジェイムスは世良真純が赤井秀一の妹であることがわかっていました。
異次元の狙撃手での沖矢昴のラストシーン
名探偵コナンファンにとって、最高の伏線…というか、「え??」となったのが、映画「異次元の狙撃手」のラストシーン。
沖矢昴がジェイムスブラックに電話をしており、首元のスイッチを押して、赤井秀一の声で「了解」と言いました。
この段階ではアニメでは沖矢昴と赤井秀一は同一人物であることは明かされておらず、大きな伏線となりました。
この時にジェイムスと連絡をとっていたため、知っているのはジェイムスだけとなりました。
ベルモット関連の回収済みの伏線、過去の伏線
黒の組織のメンバー“ベルモット”。
他のメンバーと違う秘密があったりと様々な伏線が隠されてい黒の組織のメンバーでもあります。
ベルモットに関しての既に回収されている伏線を紹介します。
ベルモットについての考察の記事はこちら↓
ベルモットが蘭や新一のことを守る理由
ベルモットは任務遂行のためなら、冷酷な行動をとります。
ただ蘭とコナンにだけは、命を狙わなかったり、助けたりします。
なんでベルモットは蘭とコナンに優しいのか?という伏線は、「満月の夜の二元ミステリー」で回収されます。
過去に蘭や新一は変装したベルモットを助けた過去があり、ベルモットはその恩を感じており、二人には絶対に危害をくわえません。
蘭のことを宝物などと言う理由は以下記事に詳細を変えています。
ベルモットの変装が上手い理由
ベルモットは千の顔を持つ魔女として、色々な姿に変装しています。その完成度は高く、身内でも間違えるほど。
その変装が上手いという隠れた伏線として、ベルモットと工藤有希子は初代怪盗キッドの黒羽盗一の元で変装を学んでいたのです。
ベルモットが変装が上手いというのは、黒羽盗一から教わったという事実があります。
赤井ファミリー関連の回収済みの伏線、過去の伏線
名探偵コナンの中でも謎が多い人物であり、人気があるのが赤井ファミリー。
赤井秀一をはじめとした、メアリー、世良真純、羽田秀吉、赤井務武が全員家族であり、赤井一家です。
とにかく布石が多く、沢山秘密があります。
ここからは回収済みの伏線について解説していきます。
メアリーが赤井一家で幼児化していること
今まで世良真純と一緒にいたメアリーを見て、もしかして幼児化している?というような伏線が多くありました。
92巻に掲載、アニメ881話・882話「さざ波の魔法使い」で、メアリーが10年前に工藤新一や蘭と会っていることが判明します。
この時にメアリーは幼児化しておらずメアリー世良で、世良真純や赤井秀一の親でした。
つまり、メアリーはコナンと一緒で幼児化しているという長年の伏線が回収されました。
メアリーの正体がMI6であること/領域外の妹
メアリーが幼児化していることの次にわかったのが、メアリー世良の正体。
世良真純はコナンに対してメアリーのことを「領域外の妹」と伝えていました。
その伏線が、単行本97巻/98巻でアニメ1018話〜1019話「骨董盆は隠せない」のお話で回収されました。
メアリーの正体がイギリスのMI6の諜報員であるというまさかの事実が判明しました。
メアリーが幼児化した理由
メアリーは幼児化しており、メアリーはMI6の一員であることはわかってましたが、なぜ幼児化したのか?まで伏線回収されていませんでした。
単行本99巻、アニメ1045話〜1046話「天罰くだる誕生パーティ」でついにメアリー幼児化について判明。
メアリーはベルモットにAPTX4869を飲まされました。
その副作用として、コナンと同様に幼児化してしまいました。
ただ、メアリーが咳をしているという伏線は回収されないままで、幼児化した理由は判明しました。
ベルモットとメアリーの関係についてはこちら↓
赤井務武がMI6の諜報員だった
赤井秀一の父親である赤井務武は、羽田浩司殺人事件を追って姿を消しました。
依頼されるだけの立場にある人間でしたが、その正体がMI6というのが単行本99巻、アニメ1045話〜1046話「天罰くだる誕生パーティ」で判明しました。
世良真純がコナンを“魔法使い”と言う理由
世良真純はコナンのことを魔法使いと長い間言っており、その理由はわかりませんでした。
この伏線の意味には2つ考察できます。
1つ目は、さざ波シリーズの時に、笑わない赤井秀一を新一が笑わせて魔法使いという意味。
2つ目は、高校生のはずの工藤新一が幼児化しており、まるで魔法を使ったという意味
2つの意味で魔法使いと言っていました。
羽田秀吉の名字が“赤井”や“世良”ではない理由
羽田秀吉は赤井秀一や世良真純、メアリーと同じ赤井一家にもかかわらず、名字は羽田です。
この名字の違いによって家族なの?家族じゃないの?となりましたが、さざ波シリーズでは家族であることはわかりました。
ただ、名字については触れてはいませんでした。
その秘密が98巻でわかります。
羽田浩司が亡くなった後に、羽田家の人に将棋をしていた秀吉に養子となって羽田浩司が達成してほしいと言われました。
このおねがいをうけて秀吉は養子に入り、赤井→世良→羽田に名字を変わりました。
※高校前秀吉の名字は世良だった。
警察学校組の回収済みの伏線、過去の伏線
2022年に公開された映画「ハロウィンの花嫁」での主役でもあった警察学校組。
降谷零、伊達航、松田陣平、諸伏景光、萩原研二の5人組のことを指します。
この5人についての伏線は多く、ここからは警察学校組の回収済みの伏線を紹介します。
純黒の悪夢で安室と松田の回想が出た理由
2016年に公開された「純黒の悪夢」で安室透が爆弾を解体するシーン。
安室透「おっと危ない危ない。こいつが光ったらアウトだ。焦りこそ最大のトラップだったな。松田。」
と言い、ここで松田陣平の顔が出てきました。
ここまでの話で一度も安室と松田の繋がりがあリませんでしたが、まさかの松田が登場しました。
これが長い間の伏線となりました。
伊達が同期に自分より優秀なやつがいるといった事
漫画76巻のアニメ「命を賭けた恋愛中継」で高木警部が伊達航の回想シーンで…
「バーカ!そいつはガセネタ。おれはいつも二番だったぜ。頭も体も、アイツには一度も敵わなかったからな」
「お前のようなヒョロとした優男だったよ…今はどこで何やってんだが…自分の力を過信して無茶してどっかでおっ死んじまってるかもな…」
という話がありました。
この伊達が話しているのが降谷零でした。
降谷零が車に乗る理由
降谷が乗っているRX-7 (FD3S)は通称ゼロと言われており、降谷の愛車です。
警察学校編で、鬼塚教員が乗っており、これを見た萩原がゼロということを教えたことであり、降谷は気に入って乗っています。
後ほど佐藤刑事と同じ車種という伏線も含まれています。
伊達の手帳に残されていたこと
伊達航が交通事故に遭った後、高木刑事に
伊達航「高木…こ、こいつはお前に任せたぜ…ま、任せたからな…」
と言って手帳を高木に渡しました。
この手帳という内容が長い間の未回収の伏線でした。
アニメ「高木と伊達と手帳の約束」でとある事件のヒントだったということでした。以下の記事で詳しく解説しています。
名探偵コナンは伏線が多いので沢山楽しみましょう
名探偵コナンは沢山の漫画やアニメが公開されており、多くの伏線があります。
直ぐに回収されるのものから、ずっと回収されない伏線も多くあります。
長い連載だからこそ楽しめるので、ぜひ今後も伏線を考察してくださいね。
コメント