「隻眼の残像の犯人の動機は?」
「大和敢助はなぜ犯人に狙われたの?」
2025年4月に公開の映画「隻眼の残像(フラッシュバック)」。
早速映画を見てて思ったのは「犯人の動機がわかりにくい…」と思った方も多いはず。
そこで今記事では隻眼の残像(フラッシュバック)犯人の動機について解説します。
※この記事はネタバレを含むため、まだ知りたくない方は注意してください!
隻眼の残像の犯人の犯行まで時系列を紹介

8年前
銃砲店強盗事件で司法取引が成立 ⇒ 被害者の舟久保真希が自殺
10か月前
- 犯人は未宝岳で衛星回線を傍受し極秘データを入手(移動観測車を盗難)
- 同時に敢助を左眼狙撃 → 雪崩を誘発し記憶を奪う
映画本編
- 法改正阻止のため、政府を衛星機密で脅迫
- 真相に近づいた公安・鮫谷「ワニ」を狙撃、口封じ
- コナンが鹿革手袋/銃痕/傍受ログの3点を突き止め、小五郎が“眠りの小五郎”で断罪
逮捕シーン
- 天文台屋上でコナンに追い詰められ、「制度の甘さが罪を軽くする」と激昂
- 最後は高明に手錠を掛けられ、敢助に向かい「これで正義は守られたか」と呟く。
決定打になった“鹿革手袋”の謎
- 元太が噛みちぎった破片の繊維鑑定で「鹿革」と判明。
- 真希が最後に犯人へ贈った 鹿革の射撃グローブ が唯一捨てられない思い出
隻眼の残像の犯人は山梨県警の林篤信

※映画公開から3ヶ月以上が経過したため、いよいよ犯人の正体を公開します。
映画『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』の犯人は…山梨県警の刑事・林 篤信(はやし あつのぶ)です。
表向きは山梨県警の捜査官ですが、その正体は“隠れ公安”として公安警察とも密接に繋がっている人物。劇中では、公安所属の風見から命令を受ける形で、コナンに盗聴器を仕掛けるなど裏の動きも見せていました。
あくまで捜査協力者のように描かれていたため、当初の登場時はそれほど目立った存在ではありません。
そのため、「えっ、犯人が林だったの!?」と驚いた観客も多かったのではないでしょうか。
物語が進む中で徐々にその存在感を増し、真相とともに表情が一変していく演出も印象的。“公安”という立場を利用した犯行と、その裏に隠された動機が、作品全体に強いインパクトを与えたキャラクターでした。
ネット上では、林が犯人が軽く炎上
ネット上で話題になったのが、今回の映画『隻眼の残像(フラッシュバック)』に登場した犯人・林 篤信のビジュアルについて。
コナン映画の犯人といえば、これまで強烈な個性や印象的なビジュアルを持ったキャラクターが多く、「ああ、やっぱりこの人か」と納得感のある展開が主流でした。
しかし今回の林は、絵のタッチや存在感が非常に“モブキャラ寄り”だったため、
「え? 林って誰?」「そんな人いたっけ?」「ビジュアルが犯人ぽくなさすぎる…」といった反応がSNSで相次ぎ、“軽く炎上”状態に。
「犯人のビジュが…」「モブ感がすごい…」と、これまでのコナン映画とは違った“別の角度”から話題を呼んだ犯人となりました。
ある意味、犯人の“意外性”としては成功とも言えるかもしれませんが、観客に強く印象を残すという点では、賛否が分かれた一作でもありました。
現在の連続銃撃事件の真犯人は林篤信
いまの事件の犯人は、山梨県警総務課の警部補・林篤信です。
表向きは捜査に同行する警察官ですが、実際には鮫谷浩二を殺し、大和敢助や上原由衣たちも狙い、政府脅迫にまで手を伸ばしていた実行犯でした。
鮫谷浩二を殺したのも林篤信
鮫谷浩二は小五郎と会う約束をした直後に射殺されますが、その口封じをしたのも林です。
鮫谷は未宝岳雪崩事故を追う隠れ公安で、一連の真相へ迫りつつあったため、犯人側にとって消さなければいけない存在でした。
8年前の銃砲店強盗傷害事件の犯人は御厨貞邦と鷲頭隆
いっぽうで、8年前の銃砲店強盗傷害事件そのものを起こしたのは御厨貞邦と鷲頭隆です。
林はその過去事件の犯人ではなく、その事件で人生を壊された側から現在の復讐事件を起こした人物でした。
大友隆は”現在の犯人”ではなく、鷲頭隆が名を変えて生きていた人物
山小屋の主人として登場する大友隆は、実は8年前の犯人の1人だった鷲頭隆が名前を変えて暮らしていた姿です。
ただし現在の鮫谷殺害や連続銃撃の実行犯はあくまで林篤信なので、ここを混ぜないことが大事です。
長谷部陸夫は犯人ではなく、内閣情報調査室の監査官だった
序盤では長谷部陸夫もかなり怪しく見えますが、彼は犯人ではありません。
正体は内閣情報調査室・内閣衛星情報センターの監査官で、林による政府脅迫の線を追うために捜査本部へ潜っていた立場でした。
【解説】隻眼の残像(フラッシュバック)犯人の動機は?

脚本:櫻井武晴さんということで、「ゼロの執行人」を思わせるような複雑な感じでしたね笑。
複数の段階があり、一つ一つ解説していきます。
まず、犯人の大きな部分の犯行動機は国で新たな法律が施行するのを防ぐためです。
物語のスタートでテレビでも放映されていましたが、日本では新たな法律で
- 司法取引の範囲を広げる
- 証人保護プログラムの開始
が前向きに進んできていました。
犯人はこの法律が通るのを防ぐというのが犯行動機で、そのために国に対して脅すという行動に出ました。
8年前の長野県の事件で司法取引が行われた

それには8年前の鉄砲店強盗事件の2人組が事件に関与しています。
※名前は後日追加予定。
この事件の犯人はAとBがおり、それぞれ懲役3年の求刑がくだりました。
ただ、Aには実刑判決がついたが、Bには執行猶予がついていた。
実は先に捕まったBは、警察にAの場所や情報を教えれば、刑期を軽くする司法取引を行いました。
そのためBは同じ罪状にも関わらず、執行猶予だけでついたのです。
司法取引の裏でとある人物の“死”が起きる

実は8年前の事件の時、その鉄砲店でバイトをしていた「舟久保真希(ふなくぼまき)」が強盗に遭遇し、脚を負傷します。
真希はバイアスロンの強化選手であったが、脚の怪我からのリハビリが上手くいかずに、強化指定選手から落ちることに。
そこで彼女は失意から自ら命を絶ってしまいました。
二人が起こした強盗事件をきっかけに真希はなくなってしまったのです。
犯人は司法取引で犯罪者の罪が軽くなるのを許せなかった

犯人は真希が亡くなった裏側で、顔や名前を変えて犯罪をした人は人の人生を壊すことをしておきながら、ノウノウと生きていることになります。
特に司法取引の拡大や、証人保護プログラムが開始してしまうと、情報を提供すれば犯罪者の罪が軽くなる…。
犯罪者の罪が軽くなるのが嫌で、今回の事件を起こしたというのが犯人の動機です。
犯人は真希が亡くなってからこの思いが強くなったという背景がありました。
隻眼の残像の犯人が決定的な証拠を捨てれなかった理由

今回の犯人は誰?ということで決定的な証拠となったのが、鹿皮の手袋だった。
元太が噛みちぎって、その破片を照合すると鹿皮だったというもの。
律儀にも犯人はその手袋を推理の時にも付けていました。
ここで普通なら思うはず…なぜその手袋を捨てないんだ…?っと。
実は映画を観てるとわかりますが、犯人判明の回想シーンが出てきて、亡くなった彼女から手袋をもらっていました。
愛していた人から数少ない贈り物/思い出だったらからこそ、犯人は捨てられなかった…と考察できそうです。
犯人は国を相手にして犯行に及んでいた

今回の犯人は、国の法律改正を阻止するために犯行に及んでいました。
人質を取る代わりに、衛星電波を通じて日本の情報収集衛星やアメリカの軍事衛星から機密データを入手。
その情報を世界中に流すと脅迫し、司法取引の対象を広げるといった法律改正をやめさせようとしていたのです。
つまり犯人は、国家を相手に交渉するという大胆な手段で、自らの目的を果たそうとしていたのです。
衛生データを取得したのが10ヶ月前の未宝岳
今回の犯人は衛星電波の受信には脚がついており、その日というのが10か月前の未宝岳です。
ちょうどその時に大和敢助は、8年前の強盗をしていたAを追っていました。
これが後の大和敢助の命を狙われる理由に繋がります。
隻眼の残像の最初の事件の犯人の動機は?
物語スタート、犯人は国立天文台の建物に入った理由としては、アンテナを積んでいる移動観測車を盗もうとしました。
実は10か月前に犯人は衛生からの情報を得るために、移動観測車を一度盗んでいます。アンテナを使うことで衛生から情報を抜き取っていたのです。
政府との交渉で新たな情報を得ようとするために、最初の天文台の侵入をしました。
大和敢助や鮫谷(ワニ)が犯人に狙われた理由は?

犯人は国を敵にして犯罪を犯していますが、その中で鮫谷浩二(通称:ワニ)が殺害されたり、大和敢助が命を狙われました。
それぞれの犯人が狙う動機について詳しく解説していきます!
大和敢助が犯人に命を狙われた理由は?

大和は10ヶ月前に甲斐巡査の事件を調べており、その犯人がAなのでは?と思い、未宝岳で追っていました。
この時にA以外の人物(犯人)がいることに気づいて、遠くから声をかけました。
すると大和は犯人にライフルで左目を撃たれてしまい、そのまま雪崩に巻き込まれてしまったのです。
ただ、この時の記憶というのは大和は思い出せませんでした。
犯人にとって、大和敢助がこの時の記憶を思い出すと自分が犯人というのがわかってしまうため、「隻眼の残像」の中では必要に命を狙っていたのです。
敢助は徐々に記憶を戻していた
大和敢助は10ヶ月前の記憶がなくなっていましたが、徐々に記憶を戻す兆候がありました。
映画の冒頭のアンテナを見た時に目をおさえていたのも、10ヶ月前に犯人がアンテナを使っていたのを見ていたからです。
これを思い出すと犯人につながってしまいます。
実際に雪崩に巻き込まれた時に全てを思い出し、事件に繋がりました。
鮫谷(ワニ)が犯人に命を狙われた理由は?

日本政府は衛生の情報を取得した場所と時間を把握していました。
詳しく調査するために公安は動きます。
公安からの指示で鮫谷(ワニ)は、10か月前の未宝岳について調べ始めました。
ワニが調べていく中で徐々に犯人に近づいてくるため、邪魔となったワニを犯人は殺害しました。
未宝岳雪崩事故を追っていたから
鮫谷は10か月前の未宝岳雪崩事故を調べ、そのファイルの中から小五郎の名前を見つけています。つまり犯人の側から見れば、かなり危険な線へ近づいていた人物でした。
小五郎に会えば真相へ近づく可能性があったから
鮫谷は小五郎に会う約束をした直後に殺されています。会話が成立すれば林にとって不都合な情報が動く可能性が高かったので、口封じが必要だったと読むのが自然です。
隠れ公安だったことも危険を大きくしていた
鮫谷は表向き改革準備室に所属していましたが、実際は隠れ公安でした。普通の刑事より深い任務を持っていたからこそ、殺される意味も重くなっています。
【関連】ワニこと鮫谷について知りたい方はこちら↓

隻眼の残像の事件を一言で整理すると何が起きていたのか
この映画で起きていたことを一言でまとめるなら、8年前の事件と司法取引制度への恨みを抱えた林篤信が、10か月前の未宝岳雪崩事故から続く真相を隠しながら、鮫谷殺害と連続銃撃と政府脅迫を重ねた事件です。
雪山サスペンスの形をしていますが、中身はかなり重い復讐劇でした。『隻眼の残像』は雪崩事故、過去の強盗傷害事件、現在の銃撃事件が一本につながった”制度への復讐劇”として読むとかなり分かりやすいです。
10か月前の未宝岳雪崩事故がすべての入口だった
長野県・未宝岳で敢助が御厨を追っていた時、別の人物の影に気を取られた直後、左眼を銃でかすめられ、そのまま雪崩に巻き込まれます。
この時点で、ただの雪山事故ではなく誰かが意図的に動いていたことが示されていました。
現在の天文台襲撃と鮫谷殺害で事件が再び動き出した
10か月後、野辺山の天文台職員が襲われ、さらに小五郎の元同僚・鮫谷浩二が待ち合わせ直前に射殺されます。
この二つがつながることで、小五郎、長野県警、公安の線が一気に一本になりました。
8年前の銃砲店強盗傷害事件が現在の動機の核になっていた
御厨と鷲頭が起こした8年前の事件では、銃砲店主の娘・舟久保真希が怪我を負い、その後に自殺しています。
この真希の人生を壊した事件と、その後の司法取引の扱いが、林の怒りの核になっていました。
林篤信は復讐と政府脅迫を同時に進めていた
林は敢助や鮫谷の命を狙うだけでなく、天文台の設備を使って衛星通信情報を傍受し、その機密を材料に政府を脅迫していました。
だから彼の犯行は、個人的な復讐に見えて実際には国家レベルの案件へ広がっていました。
隻眼の残像の犯人の結末とラストの決着
林篤信は天文台で真相を暴かれたあと、移動観測車とアンテナ台を使って最後の逃走を図ります。
ここで事件はただの犯人逮捕では終わらず、敢助の死亡偽装、小五郎の狙撃、そして公安が残す苦みまで含めて決着します。ラストの決定打はコナンではなく小五郎の一撃で、その瞬間にこの映画が”小五郎の犯人記事”としても強く印象に残る形になります。
敢助の死亡は偽装工作だった
林をあぶり出すため、敢助の死亡は一度偽装されていました。これによって林は気を緩め、最終局面で追い詰められる流れになります。
天文台の移動観測車とアンテナ台で最後の逃走を図った
林は移動観測車とレール上のアンテナ台を使って逃げようとします。ここで舞台全体が事件装置として最後まで生きるのが、この映画らしいところです。
最後の決定打は小五郎の狙撃だった
林を止めた決定打は、小五郎が風見の拳銃を奪って動力部を正確に撃ち抜いた一発でした。さらに人工雪崩を止めた最後の発砲も、実は小五郎が行っていたと明かされます。
事件が終わっても公安と司法取引の苦さは残る
林が捕まっても、事件の根にあった司法取引や公安のやり方への苦みは消えません。だからこの映画は犯人が逮捕されても、かなり大人っぽい後味を残します。
隻眼の残像の犯人の動機を確認してもう一回みてみましょう
今回、少しわかりにくかった隻眼の残像の犯人の動機についてまとめました。
犯人の動機の根幹部分には、法律の改正に反対というものがあり、そのきっかけになったのが真希の死です。
なかなか今回の犯人については個人的に難しかったので、これを読んだうえでもう一度見てみるのおすすめです。
映画の公開日から後半になったら名前を追加していくので、また見てくださいね。





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