「怪盗キッドって今まで何を盗んだの?」
「宝石以外に盗んだものもあるの?」
怪盗キッドといえば、やっぱりビッグジュエルを華麗に盗むイメージが強いですよね。ただ、まじっく快斗や名探偵コナン本編、劇場版まで見ていくと、宝石だけでなく王冠、絵画、金庫、日本刀などにも関わっています。
しかも、怪盗キッドの場合は「盗んだもの」と「狙ったもの」と「盗んだけれど返したもの」が少しずつ違います。
ここを分けて見ると、ただの泥棒ではなく、父・黒羽盗一の死やパンドラを追う物語まで一本線でつながってくるのが面白いです。
この記事では、怪盗キッドが盗んだもの一覧を、まじっく快斗・名探偵コナン本編・劇場版に分けてネタバレ込みで整理していきます。
怪盗キッドが盗んだもの一覧の前に押さえる結論

怪盗キッドが盗んだものは、ビッグジュエルが中心です。
ただし、初期や映画では宝石以外にも関わっていて、「盗んだもの一覧」と言っても一言ではまとめきれません。
特に大事なのは、キッドが何でも自分のものにしているわけではないことです。
パンドラではないと分かれば返すことも多く、事件の流れによっては「盗む」というより、真実を動かすために現れることもあります。
このあたりが、怪盗キッドの面白いところなんですよね。派手なショーとしての爽快感があるのに、奥には父の死や謎の組織への怒りがある。その温度差が、キッド回をただの華やかな回で終わらせない理由だと思います。
盗んだもの・狙ったもの・返したものは分けて見る
怪盗キッドのターゲットは、「盗んだもの」「狙ったもの」「返したもの」「盗んでいないが事件に関わったもの」に分けて見るのが分かりやすいです。
たとえば、宝石を盗んでも、目当てのパンドラではなければ返すことがあります。
一方で、予告状を出して狙ったものの、最終的には盗んでいないケースもあります。ここを全部まとめて「盗んだ」と言い切ると、少しズレてしまうんですよね。
この記事では、次のように整理します。
- 実際に盗んだもの
- 予告状で狙ったもの
- 盗んだけれど返したもの
- 盗んでいないがターゲットとして出たもの
- 返却や事件解決のために関わったもの
この分類で見ると、怪盗キッドの盗みはただのコレクションではありません。何を盗んだか以上に、「なぜその品に関わったのか」が見えてくるのが気持ちいいです。
宝石を盗む理由はパンドラを探すため
怪盗キッドがビッグジュエルを盗む最大の理由は、パンドラを探して破壊するためです。
パンドラは、ビッグジュエルの中にあるとされる特別な宝石で、まじっく快斗側の大きな縦軸になっています。
現在の怪盗キッドは黒羽快斗です。父・黒羽盗一は初代怪盗キッドで、快斗は父の死の真相を追う中で、謎の組織やパンドラに近づいていきます。つまり、キッドの盗みはただのショーではなく、父を追いかける行動でもあるわけです。
特に「ブルーバースデー」以降は、パンドラ探しの色がかなり濃くなります。
ビッグジュエルを盗み、月にかざして確かめる姿は美しいのに、そこに復讐や喪失が混ざっているのが苦いです。この華やかさと重さの同居が、怪盗キッドの魅力なんですよね。
ただし、キッドが狙うものすべてがパンドラ目的とは限りません。映画『100万ドルの五稜星』では宝石ではなく日本刀を狙うため、ここは例外として父親についての目的があったからです。

まじっく快斗で怪盗キッドが盗んだもの一覧

まじっく快斗では、怪盗キッドの盗みの原点が分かります。
初期は宝石だけでなく、王冠や絵画などにも関わっていて、まだパンドラ探しに一本化されていない空気があります。
そこから「ブルーバースデー」でパンドラの存在がはっきりし、ビッグジュエルを狙う意味が変わります。見返すと、初期の盗みと後半の盗みで空気が変わるのがかなり面白いです。
まじっく快斗を前提にすると、怪盗キッドの盗みは「派手な怪盗ショー」だけではなく、「父の死を追う物語」に見えてきます。ここが胸にくるポイントです。

初期に盗んだものは宝石以外も多い
まじっく快斗初期の怪盗キッドは、宝石以外のものにも関わっています。まだパンドラ探しが前面に出る前なので、父・黒羽盗一の手がかりを探している色が強いです。
- ダイヤモンド「月の瞳」
- ダイヤモンド「パリの太陽はいっぱい」
- 王冠「天使の王冠」
- クレオパトラの化粧箱
- 絵画「アダムの微笑み」
この時期の盗みは、ビッグジュエルを探すというより、黒羽快斗が父の影を追いかけている感じがあります。
宝石を盗むキラキラ感よりも、父を失った少年が真相へ近づいていく切なさが効いています。
特に絵画「アダムの微笑み」は、白馬探が関わる流れもあって、キッドの周囲に探偵が増えていく面白さがあります。盗品そのものだけでなく、キャラ同士の距離が変わる回として見ても印象に残ります。
パンドラ判明後に狙ったビッグジュエル
「ブルーバースデー」以降、怪盗キッドの盗みはパンドラ探しへ大きく寄っていきます。ここからは、ビッグジュエルを盗んで月にかざすという、キッドらしい行動が強くなります。
- サファイア「ブルーバースデー」
- エメラルド「グリーンドリーム」
- トパーズ「クリスタルマザー」
- ルビー「レッドティアー」
- キャッツアイ「ゴールデン・アイ」
- ブラック・オパール「ダーク・ナイト」
- ブラックダイヤモンド「ミッドナイト・クロウ」
- イエローダイヤモンド「日輪の後光(サン・ヘイロー)」
この中でも「ブルーバースデー」はかなり大きいです。
ここでパンドラの存在が見えてくるため、怪盗キッドが宝石を盗む理由が一気に重くなります。ショーの空気がありながら、裏側では命や復讐が絡む。この落差がゾクッとします。
「グリーンドリーム」や「レッドティアー」のように、宝石の持ち主や周囲の人間ドラマが強い回もあります。キッドの盗みが、単に宝石を奪うだけではなく、人の気持ちを動かすきっかけになるのが良いです。
「ミッドナイト・クロウ」では、怪盗コルボーの存在も絡み、父・黒羽盗一の影がさらに濃くなります。ここは盗品一覧で見ても、キッドの物語が大きく動くポイントです。

盗んだものとして扱うときに注意したいもの
まじっく快斗側で注意したいのは、すべてを単純に「盗んだもの」として並べないことです。
中には、狙ったもの、関わったもの、回の中で象徴的に出てきたものがあります。
たとえば「時計台の短針/ダイヤモンド」は、ブラック・スターにつながる前日談として見ると面白い要素です。ただ、通常のビッグジュエル一覧とは少し性格が違います。
また「ミッドナイト・クロウ」周辺は、怪盗コルボーや黒羽盗一の気配が強い回です。
盗品そのもの以上に、「キッドが何を知り、何を疑うのか」が刺さります。単なる一覧の一項目で終わらせるより、父の謎に触れる回として見ると余韻が深いです。
名探偵コナン本編で怪盗キッドが盗んだもの一覧

名探偵コナン本編では、怪盗キッドは鈴木次郎吉との対決を中心に、ビッグジュエルを狙うことが多くなります。コナン本編のキッド回は、まじっく快斗側よりも「事件」「推理」「対決」の色が濃いです。
本編で面白いのは、キッドの盗みが事件のミスリードや推理の流れに絡むことです。宝石を盗むだけに見えて、実はその場の空気を一気に変えたり、真相を動かしたりする。ここがコナン本編のキッド回らしい気持ちよさです。
本編で狙ったビッグジュエル一覧
名探偵コナン本編で怪盗キッドが狙ったビッグジュエルは、鈴木次郎吉との勝負とセットになっているものが多いです。次郎吉が用意した大掛かりな警備に、キッドがどう挑むのか。その派手さが本編キッド回の楽しさです。
- 黒真珠「ブラック・スター」
- アクアマリン「ブルー・ワンダー」
- アメジスト「パープル・ネイル」
- 琥珀「麒麟の角」
- レッド・ダイヤモンド「ブラッシュマーメイド」
- アレキサンドライト「グリーン・エンペラー」
- 月長石「ルナ・メモリア」
- コンクパール「フェアリー・リップ」
- ガーネット「クイーンズ・バング」
- トルマリン「セイレーン・スプラッシュ」
- タンザナイト付きのイス「青の玉座」
ブラック・スターは、名探偵コナン本編における怪盗キッド初登場の重要アイテムです。ここでコナンとキッドの関係が始まるので、ただの宝石というより、二人のライバル関係の出発点として見ても大事です。
ブルー・ワンダー以降は、鈴木次郎吉との対決色が強くなります。キッドが盗む、次郎吉が守る、コナンが推理する。この三者の構図がかなり気持ちいいです。
フェアリー・リップやクイーンズ・バング、セイレーン・スプラッシュあたりは、キャラの感情や人間関係も絡んできます。宝石をめぐる派手な対決なのに、終わったあとに恋愛や家族の余韻が残るのが良いんですよね。
宝石以外で狙った・関わったもの一覧
怪盗キッドは、本編でも宝石以外に関わっています。ここは「怪盗キッド 盗んだもの 一覧」で見落としやすいポイントです。
- 絵画「青嵐」
- 大金庫「鉄狸」
- 坂本龍馬ゆかりの品々
- ダイヤモンド「仁王の石」
「青嵐」は、絵画をめぐる事件としての色が強いです。宝石を盗む怪盗キッドとは少し違う空気があり、事件の不穏さとキッドの華やかさがぶつかるのが面白いです。
「鉄狸」は、大金庫という対象自体がインパクト抜群です。宝石を盗む回とは違い、金庫をどう開けるのかという見せ方が強く、キッドの技術や大胆さが映えます。
坂本龍馬ゆかりの品々の回は、怪盗キッドが「盗む側」というより、盗まれたものを返す側として動くのが印象的です。こういう回を見ると、キッドの盗みにはちゃんと温度があります。ただ奪うだけではなく、誰かの思いを元の場所へ戻す。そこが胸にくるんですよね。
仁王の石については、盗んだものとして扱うより「ターゲットとして出てきたが、実際の盗みとは分けて見るもの」と整理した方が分かりやすいです。
最新追加の青の玉座は忘れずに入れる
2026年時点で怪盗キッドが盗んだもの一覧を作るなら、「青の玉座」は必ず入れたい最新寄りのターゲットです。名探偵コナン105巻、アニメ1193〜1194話で扱われています。
青の玉座は、世界最大級のタンザナイトが飾られたイスです。宝石単体ではなく、イスに宝石が飾られているという形なのが少し特殊ですね。
この回は、怪盗キッドと白馬探の関係も見どころです。
キッド、白馬、コナンが絡むことで、ただの盗み回ではなく、探偵同士・怪盗と探偵の距離感が見えてきます。最新話寄りのキッド回として、一覧に入れるだけで記事全体の鮮度が上がります。
さらに、盗みに入った先で事件が起きる流れもコナンらしいです。華やかな予告状から一転して、空気が一気に冷える。この落差が、キッド回の怖さと面白さを引き上げています。
劇場版で怪盗キッドが盗んだ・狙ったもの一覧

劇場版の怪盗キッドは、原作やアニメ本編とは少し役割が違います。宝石を狙うこともありますが、美術品や日本刀など、ビッグジュエル以外のものが物語の中心になることもあります。
映画では、キッドの盗みが事件の始まりになったり、逆に誰かを助ける方向へ動いたりします。盗品そのものより、キッドが何を隠し、何を守ろうとしているのかを見ると一気に面白くなります。

劇場版で狙った宝石・美術品
劇場版で怪盗キッドが狙ったものは、宝石だけに限りません。映画ごとにターゲットの意味がかなり違うので、一覧で見ても楽しいです。
- インペリアル・イースター・エッグ
- 運命の宝石
- 天空の貴婦人
- ゴッホの「ひまわり」
- 紺青の拳
『世紀末の魔術師』のインペリアル・イースター・エッグは、キッドが劇場版で強い存在感を出した代表的なターゲットです。宝物そのものの美しさと、歴史や家族の物語が重なるので、ただの盗品以上の重みがあります。
『銀翼の奇術師』の運命の宝石は、怪盗キッドらしい華やかさが前に出るターゲットです。
キッドが現れるだけで、普通の舞台が一気に非日常へ変わるのが良いです。
『天空の難破船』の天空の貴婦人、『紺青の拳』の紺青の拳も、映画ならではのスケール感があります。特に映画のキッドは、盗むだけではなく、事件の流れそのものをかき回す存在として動くので、見ていて引き込まれます。
『業火の向日葵』のゴッホの「ひまわり」は、美術品が関わる例です。宝石ではないターゲットとして、怪盗キッドの盗みの幅を見せてくれます。
100万ドルの五稜星では日本刀を狙った
『100万ドルの五稜星』では、怪盗キッドはビッグジュエルではなく日本刀を狙います。
ここは、怪盗キッドの盗んだもの一覧の中で外せないポイントです。
対象は土方歳三にまつわる日本刀で、宝石ではありません。だからこそ、見ている側としては「なぜキッドが刀を?」という違和感が残ります。この違和感が、映画全体の不穏さを引っ張っているのが上手いです。
怪盗キッドといえばビッグジュエル、というイメージが強いぶん、日本刀を狙う流れはかなり印象に残ります。盗品の種類が変わるだけで、キッドの見え方も変わるんですよね。
この映画では、平次や和葉の恋愛要素、函館を舞台にした事件、そしてキッド側の秘密が重なります。宝石ではないのに、むしろ本筋に踏み込む感じがある。爽快なのにどこか苦い、劇場版らしいキッドの使い方でした。

怪盗キッドが盗んだものを見返すと分かる役割

怪盗キッドが盗んだものを並べて見ると、ただの宝物リストでは終わりません。パンドラ探し、父・黒羽盗一の死、事件解決、人助け、ライバル関係まで見えてきます。
ここが、怪盗キッドの盗品一覧を作る面白さです。名前だけ並べると宝石の一覧ですが、背景まで見ると、キッドの物語そのものになります。
パンドラ探しにつながる盗み
ビッグジュエル狙いの盗みは、怪盗キッドの縦軸であるパンドラ探しにつながります。特に「ブルーバースデー」は、その流れがはっきり変わる回です。
ブルーバースデー以降、キッドはただ宝石を盗んでいるのではなく、パンドラかどうかを確かめるために動きます。宝石を月にかざすという行動も、キッドらしい美しさがありながら、裏に父の死があると思うと一気に苦くなります。
クリスタルマザー、レッドティアー、ミッドナイト・クロウなども、単なる宝石回ではありません。宝石を通して、黒羽快斗が父の真相へ近づいていく。見返すと、華やかな怪盗ショーの裏でじわじわ縦軸が動いているのが分かります。
ここが刺さります。キッドの盗みは明るくて派手なのに、根っこには喪失がある。その二面性が、コナン本編に出てくる時にも効いてくるんですよね。
人を助けるため・真実を動かすための盗み
怪盗キッドの盗みには、人を助けたり、真実を動かしたりするための行動もあります。宝石を奪うだけの存在ではないところが、キッドの大きな魅力です。
坂本龍馬ゆかりの品々のように、返すために関わる回は特に分かりやすいです。盗みのイメージとは逆に、「元の場所へ戻す」ために動く。ここにキッドの優しさが見えます。
青嵐やひまわり、日本刀のように、宝石以外のものが絡む回では、キッドの役割が少し変わります。盗む人というより、事件の流れを変える人。真実へ近づくために場をかき回す人。そう見ると、キッドが現れた瞬間に空気が変わる理由も分かります。
怪盗キッドの盗みは、可愛い軽口や派手な演出があるのに、終わったあとに温かさや苦さが残ることがあります。ただの泥棒ではなく、物語の温度を変えるキャラなんですよね。
まとめ
怪盗キッドが盗んだものは、ビッグジュエルが中心です。ただし、まじっく快斗初期や名探偵コナン本編、劇場版まで含めると、王冠、絵画、金庫、坂本龍馬ゆかりの品々、日本刀など、宝石以外にも関わっています。
そして大事なのは、怪盗キッドがすべてを奪って終わるわけではないことです。パンドラではないと分かれば返すこともあり、人を助けるため、真実を動かすために現れることもあります。
一覧で見ると、キッドの盗みはかなり綺麗に役割が分かれます。パンドラ探しにつながる盗み、父・黒羽盗一の影を追う盗み、事件を動かす盗み、映画ならではの例外。その全部が重なって、怪盗キッドというキャラの奥行きになっています。
派手で爽快なのに、どこか切ない。盗んでいるのに、見終わると少し温かい。この不思議な後味こそ、怪盗キッド回のたまらないところです。


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