2007年3月2日放送の「池のほとりの怪事件」。
1つ前のお話は「割れない雪だるま」の2作のお話でした。
今回は1話だけですが、どのようなお話なのでしょうか?
今記事では468話「池のほとりの怪事件」は原作のお話なのか?アニオリなのか?などを簡単なあらすじを含めて解説します。
※ここからは簡単なネタバレを含むため、注意してください。
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アニメ468話「池のほとりの怪事件」は何巻?原作で何話?
池のほとりの怪事件はアニメオリジナルストーリーとなります!
デジタル・リマスターとして2023年10月7日にも放送されています、
アニメ「池のほとりの怪事件」の簡単なあらすじ

公式HPのあらすじはこちら↓
コナンたち少年探偵団は公園に向かう道中、高木刑事に出会う。
近くの家に泥棒が入ったが、ほとんど犯人の情報がなく目撃者を探していたのだ。単純な空き巣だと考えたコナンたちは、そのまま公園に向かう。
するとそこには「池に危険な“パックリ亀”が居る」という通報を受けて捜索にあたる市役所職員と見物人たちが居た。「無責任だ」と怒る光彦たちは、池に亀を放した飼い主探しを始めようとするが……。
アニメ468話「池のほとりの怪事件」はhuluやアマプラはある?
アニメ「池のほとりの怪事件」はhuluとAmazonPrimeVideoで配信されています。
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468話「池のほとりの怪事件」のネタバレ&事件の流れ

今回の事件は、袋小路家の窃盗が本体で、池のパックリガメ騒動はその犯人が起こした二次的な行動です。
だから時系列で整理するととても分かりやすくなりますし、「変な男がカメに執着していた理由」もすっきり見えてきます。
近所の窃盗事件と、池に現れたパックリガメ
コナン、歩美、元太、光彦、灰原は公園へ向かう途中、高木刑事と千葉刑事に会います。
昨夜、近くの袋小路家に泥棒が入り、現金300万円近くが盗まれたというのです。
犯人は長身で痩せた男らしいものの、目出し帽に軍手姿で、顔も指紋も残していませんでした。
そのまま公園へ行くと、今度は池に捨てられた攻撃的なパックリガメを市役所職員が捕獲していました。
事件もカメも、最初は無関係に見えます。
飼い主が二人現れ、二本松の不自然さが浮く
元太は「カメを無責任に捨てた飼い主を捜そう」と言い出し、コナンは見物人の中でそわそわしていた木俣泉に目をつけます。
泉は、恋人が爬虫類嫌いで飼えなくなり、昨日の朝パックリガメを池へ捨てたと認めます。
ところがその直後、二本松二郎が「自分が飼い主だ」と名乗り出る。
問い詰められると二本松は嘘を認め、「子どもの頃にミドリガメを捨てた罪滅ぼしのために引き取りたい」と話しますが、その説明はどこか不自然でした。
さらに池からはパックリガメが1匹ではなく次々に見つかり、合計4匹になります。
二本松は「全部自分が引き取りたい」と強く主張し、光彦は感動しかけますが、握った手の右人差し指に包帯が巻かれていることに気づきます。
しかも二本松は、昔ミドリガメを飼っていた人ならしないような不自然な発言をしてしまう。
コナンはここで、「この男はカメを愛しているのではなく、4匹のうちどれか1匹を必死に探している」と読み始めます。
借金100万円と、1匹だけを狙う二本松
コナンたちは二本松のアパートへ行き、大家から借金があることを聞き出します。
しかも二本松は借金取りへ「目当てのものさえ手に入れば100万円返せる」と話していました。
けれど、パックリガメを売っても大金にはなりません。
だからコナンは、「カメの中に何かがある」と考えます。
ここで事件の向きが完全に変わり、二本松のカメ騒動が袋小路家の窃盗とつながり始めます。
公園近くの茂みからは、燃え残った目出し帽と手袋まで見つかります。
コナンは、二本松が袋小路家から金を盗んだあと、公園で証拠を焼こうとしていたのではないかと推理します。
そして、あの包帯はパックリガメに噛まれた傷だと考える。
つまり二本松は、窃盗後に池の近くで何かを落とし、それを取り戻すために翌日カメを回収しようとしていたわけです。
カメの体内から出た鍵と、ロッカーの300万円
コナンの依頼で、捕獲された4匹のパックリガメは動物病院で調べられます。
すると1匹の体内から、コインロッカーの鍵が見つかりました。
すぐにコナンたちは公園近くのコインロッカーへ向かい、鍵を使えず困っていた二本松の姿を見つけます。
コナンは「コインロッカーは鍵を差し込まないとお金を入れられない」と指摘し、高木刑事が開けさせたロッカーの中から、袋いっぱいの現金300万円を確認。
これで二本松二郎が袋小路家の窃盗犯だと確定します。
タイムライン(事件の流れを整理)
- 二本松は袋小路家へ侵入し、現金300万円を盗む。
- パトロールを恐れて公園近くのコインロッカーへ盗品を隠し、池のそばで目出し帽と手袋を処分しようとする。
- その時、ロッカーの鍵をパックリガメに飲み込まれ、指まで噛まれる。
- 翌日、市役所へ匿名通報してカメを捕獲させ、自分が引き取って鍵を取り戻そうとした。
- 最後はカメの体内から鍵が見つかり、ロッカー内の300万円も確認されて、二本松は犯行を認める。
468話「池のほとりの怪事件」の犯人&トリック

この回は殺人ではなく、袋小路家300万円窃盗事件として整理するのがいちばん正確です。
犯人(フルネーム)
犯人は二本松二郎です。
最初は「昔ミドリガメを捨てた罪滅ぼしに、今度は危険なカメを引き取りたい善人」に見えますが、実際には借金返済に追われて袋小路家へ忍び込み、300万円を盗んだ窃盗犯でした。
やさしい人に見える言い訳を先に置いて、周囲の警戒を下げていたのがこの犯人のいやらしいところです。
動機
動機は、借金100万円の返済です。
二本松は大家の話でも借金を抱えていることが分かっていて、借金取りへ「目当てのものさえ手に入れば100万円返せる」と話していました。
袋小路家から現金300万円を盗んだのは、その借金を返すためだったというわけです。
大きな怨恨や復讐ではなく、かなり生々しい金銭目的の窃盗でした。
トリック
この事件の肝は、窃盗そのものよりも盗品と鍵の隠し方、そして取り戻し方です。
二本松は袋小路家で金を盗んだあと、パトロールや聞き込みを恐れてすぐ持ち歩くのをやめ、公園近くのコインロッカーへ現金を隠しました。
そのあと池のそばで目出し帽と手袋を燃やして証拠隠滅を図ります。
ところが、ロッカーの鍵をパックリガメに飲み込まれてしまう。
ここから先の行動が、この回の“池の怪事件”そのものです。
二本松は翌日、市役所へ匿名で通報し、危険なカメを捕獲させようとしました。
そして自分が全部引き取ると申し出て、その中から鍵を回収するつもりだった。
つまり、池のカメ騒動は善意でも動物愛護でもなく、ロッカーの鍵を取り戻すための回収作戦だったわけです。
事件の見た目はかなり変化球ですが、発想自体はとても現実的です。
決め手
決め手になったのは、二本松の右手人差し指の包帯と、ミドリガメについての不自然な発言です。
本当に子どもの頃ミドリガメを飼っていた人間ならしないような言い間違いをし、さらにパックリガメに噛まれたらしい傷まである。
そこに、4匹のうち1匹だけへ異様にこだわる様子、茂みの燃え残った目出し帽と手袋が重なって、窃盗事件とカメ騒動が一気につながります。
そして最後の決定打が、カメの体内から出てきたコインロッカーの鍵と、そこから見つかった300万円でした。
ここまで来るともう言い逃れはできません。
子どもたちの「変な人だ」という直感が、ちゃんと窃盗事件の解決へ届くのがこの回の気持ちいいところです。
結末
最後は二本松二郎が現行に近い形で押さえられ、ロッカーの中の300万円も確認されて、犯行を認めます。
つまりこの回は、窃盗犯を捕まえて終わるだけでなく、「池のカメがなぜこんなに大騒ぎになったのか」まできれいに一本で回収されるのが強いです。
事件が解決したあと、今度は“ツルが出た”という話が流れて元太たちがまた走り出すオチまで含めて、少年探偵団回らしい軽さもちゃんと残っています。
468話「池のほとりの怪事件」の感想/まとめ

窃盗事件とパックリガメ騒動を結びつける発想がとても面白い一話です。
殺人ではないぶん見やすく、でも推理の芯はしっかりしていて、少年探偵団回としてかなり完成度が高いと思います。
元太の“飼い主探し”がちゃんと事件解決に刺さる
この回って、最初に事件を動かしているのが元太なんですよね。
大人なら「カメが捨てられていた」で終わらせそうなところを、元太が「無責任に捨てた飼い主を捜そう」と言い出したから、コナンは池の見物人たちへ目を向けることができた。
しかも結果的には、その“飼い主探し”がまるごと窃盗犯に届く。
少年探偵団回は勢いだけで終わることもありますが、この回は子どもたちの発想がちゃんと推理の入口になっていて、そこがすごく気持ちいいです。
事件の本体はシンプルなのに、見せ方がうまい
やっていること自体は、借金苦の男が金を盗んで隠しただけです。
でも、その鍵をカメが飲み込んだせいで事件の見え方が一気に変わるんですよね。
カメを全部引き取りたいと主張する男、池で次々に見つかるパックリガメ、動物病院でのレントゲン、コインロッカーの前で焦る二本松。
どれも単体ならちょっと変な話なのに、全部つながると「なるほど、そういうことか」とすごくきれいに落ちる。
アニオリ単発として、題材選びがかなり上手い回だと思います。
犯人の小ささが妙にリアル
二本松二郎って、すごく大物感のない犯人です。
借金100万円に追われて300万円を盗み、鍵をカメに飲み込まれて右往左往する。
やっていることは完全に犯罪なんですが、妙に小さくて、そこがかえってリアルなんですよね。
壮大な陰謀でも、強烈な恨みでもない。
だからこそ、コナンの世界の中でも“身近な事件”として残りやすい。善人のふりをして近づいてくる感じまで含めて、後味は案外いやらしい回でした。
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