「106巻に掲載される平次と小五郎の事件を知りたい!」
「マリオネットの話の犯人は誰?」
サンデーコナンの1129〜1133に掲載された「服部平次と小五郎の舞台化のお話」。
単行本では106巻に掲載予定のお話であり、シリーズ5話という長い話です。
アニメ化は早くても2026年以降だと思いますので、まずは原作コナンの情報を元に犯人は誰なのか?トリックは何なのか?というのを解説していきます!
話が終わるまではこのお話の考察をして誰が犯人なのか?怪しいのか?みたいのを解説していきます。
【復習】「朱殷色の開演/支子色の初日/鉛色の中日/薄墨色の前楽(仮)」の被害者と容疑者
今回の大阪舞台で起こった事件について軽く復習をしていきます。
一人目:遠山和葉をモデルとした外山落葉(とやまおちば)を演じる楢沢美久(ならさわみく)。
→劇場の屋上から落ちて死亡
二人目;妃英理をモデルとした毛利理英子(もうりりえこ)を演じる垣脇綾梨(かきわきあやり)。
→同じく劇場から落ちて死亡
三人目;伊織無我をモデルとした伊織駿河(いおりするが)を演じる長窪信哉(ながくぼのぶや)。
→ベランダの手スリがもげて落ちて死亡
この3人が同じような亡くなり方をしており、遺体はまるでマリオネット(操り人形)のような格好で落ちていました。
「朱殷色の開演/支子色の初日/鉛色の中日(仮)」の容疑者
今回の事件は同じ舞台を出ている人物が容疑者となっています。
ただ二人だけ事件の容疑者から外れており、
小五郎をモデルとした大五郎の役を演じた剣崎修(けんざきおさむ)、平次をモデルとした平一を演じた光本氷我(こうもとひょうが)です。
二人は事件発生時に取材をうけていたこと、警察署での事情聴取をうけたため、容疑者から外れました。
残った容疑者は、
別の会で大五郎を演じるのは、吉浦利堅(よしうらとしかた)。
別の会で平一を演じるのは、庵坂典馬(あんざかてんま)。
更に大岡紅葉をモデルとした大塚楓(おおつかかえで)を演じる倉石洋歌(くらいしようか)。
伊織無我をモデルとした伊織駿河(いおりするが)を演じる長窪信哉(ながくぼのぶや)。
→3人目の被害者で死亡
妃英理をモデルとした毛利理英子(もうりりえこ)を演じる垣脇綾梨(かきわきあやり)。
→2人目の被害者で死亡
吉浦、庵坂典馬、倉石この3人が3話目までの容疑者となります。
【考察】「朱殷色の開演/支子色の初日/鉛色の中日/薄墨色の前楽(仮)」の犯人は誰?
今回の事件はまだ連載が終わっていないため、現段階での考察を書いていきます。
※話が更新するたびに犯人予想を変えていきます。
1話/2話終了時点で犯人の第一候補は庵坂典馬
一人目と二人目の殺人事件を見ると怪しいのは、平一を演じるのは、庵坂典馬(あんざかてんま)です。
一人目の楢沢の事件の時、庵坂は現場に遅れて到着しました。
この時に容疑者の長窪が「つかお前、さっき…」と言いかけており、証言で長窪がかけつけた時には既に庵坂が現場にいて、一度離れて戻ってきました。
ただ、その事実を話していません
二人目の事件の時は、庵坂は寝ており、それを起こしに来た倉石がドアを開けた時に垣脇が建物から落ちました。
もし、この扉にピアノ線のようなものを仕込んでおり、開けたら落ちる仕組みとなったなら、庵坂は怪しい人物となります。
2話目までの話で現状怪しいのは庵坂となります。
3話終了時点での犯人の第一候補は庵坂典馬
三人目の時も怪しいのは庵坂。
庵坂は駐車場に「腕木信号」の暗号を取りに行く時に、長窪の代わりに暗号をとりにいってます。
更に長窪が亡くなった時に一番近くにいたのが庵坂です。これは…怪しすぎる状態です。
4話終了時点での犯人の第一候補は倉石洋歌
4話目の事件捜査編で話が進展します。
実は一人目の事件の時の犯行時刻に庵坂は母親と一緒に写真を撮っており、これでは一人目の犯行はできません。
つまり…これでは庵坂は犯人とはなりません。
残った容疑者は吉浦と倉石の二人だけとなります。
中でも倉石は二つ目の事件でアリバイがありましたが、実は4話で二軒目の事件のトリックだと倉石でもできる形になったので、アリバイ崩しとなりました。
複数人が事件に関与している?
一人目の殺人事件の時に庵坂は実行犯であることは難しく、恐らくこの事件の犯人は倉石の可能性が高いです。
倉石が楢沢と揉み合い、楢沢が落ちてしまった後、庵坂が以下の行動を取ったと考えられます。
庵坂は母親と写真を撮る→一度屋上に行きスマホを落とす→もう一度現場に戻る
この時に倉石がスマホが後から落ちていたことに驚いて気絶してしまいました。
つまり、庵坂は倉石が犯人ということに気づいた後、倉石をかばうために傀儡の悪魔と書かれたスマホを落とした説は十分に考えられますね。
それ以降の垣脇と長窪を殺害したのは庵坂となるなら筋が通ります。
なので、今回の事件の犯人は、
1人目の楢沢は倉石が犯人。2人目、3人目の垣脇と長窪は庵坂が犯人。
【考察】「朱殷色の開演/支子色の初日/鉛色の中日/薄墨色の前楽(仮)」の被害者の共通点
シリーズ2話を通して二人の人物が亡くなってしまいました。
それは楢沢とか垣脇の2人の女性です。
実は亡くなった人物に共通点があり、楢沢は亡くなる前は遠山和葉をモデルとした外山落葉を演じていました。
楢沢が亡くなった後に垣脇は、毛利理英子の役から外山落葉を演じることになりました。
垣脇は役柄を変える際に、ポニーテールに髪型を変更するという経緯があります。
実はこのポニーテールというのが今回の事件で鍵になりそうかなと思っています。
亡くなっている人物はまるで人形のようになっている。状態。
ポニーテールに吊るして、タイミングがきたら落とすというのが一連の流れで、そこにポニーテールというのが重要になっていると思います。
3人目の被害者も共通の特徴が…
3人目の被害者である長窪も男性ですが同じような特徴があります。
長い髪の毛にゴムで一本でとめており、まるでポニーテールのような格好になっています。
これは今回の事件のトリックで少し共通してるのが濃厚になりそうですね。
和葉もポニーテールなので、事件は怖い方向に行くかも
共通点はポニーテールですが、今回の事件もう一人ポニーテールがいます。
それが「遠山和葉」本人です。
蘭や和葉は事件に巻き込まれることがありますが、今回は和葉が巻き込まれそうな気がしています。
和葉も今回の事件について何かを知ってしまい、口止めに同じトリックを使われて…みたいなことも考えられます。
もちろん平次が助けて…告白という流れもあるような気がしています!
「朱殷色の開演/支子色の初日/鉛色の中日/薄墨色の前楽(仮)」の暗号の意味
今回の事件、亡くなった被害者達はまるで人形のような手をして亡くなっていました。
これはまるで何かに操り人形…今回の傀儡の被害にあったかのように見せていました。
1話目、2話目ではこの暗号は何を意味しているかわかりませんでしたが、3話目にその意味がわかります。
被害者の暗号の意味とは?
3話目で亡くなった被害者達が「腕木信号」を使ってることが判明しました。
「腕木信号」の通りになると、
一人目の楢沢は「E」、二人目の垣脇は「V」、三人目の長窪は「I」となり、これを合わせると「EVI…」。
そしてコナンと服部は後一人を想像して「L」を加えて「EVIL」(悪魔)となります。
つまり、今回の事件は傀儡の悪魔ということを意味しているかもしれません。
【考察】「朱殷色の開演/支子色の初日/鉛色の中日/薄墨色の前楽(仮)」のトリックは?
今回の事件3つの事件があり、それぞれトリックがあります。
一人目の楢沢の事件のトリック
一人目の事件では実行犯と暗号を作った犯人が違う可能性が高いです。
屋上から落としたのが倉石。
その後に楢沢の手を動かして暗号を作った、スマホを落としたのは庵坂となります。
倉石は自分がやったはずなのに、スマホが落ちてきたことにびっくりして気絶してしまったのです。
二人目の垣脇の事件のトリック
垣脇の事件で不思議なこととしては、庵坂が寝ている部屋で倉石が扉を開けた時に「ぎゃああああ」という垣脇の声がしてベランダから落ちました。
※カーテンがかかっているため、音声のみ
ただ、この「ぎゃああああ」という声が、昔の演技で映像が残っており、これを犯行の時に音声として使用することで犯行時間をずらすことができます。
事前に殺害、暗号を作り、殺害のタイミングで音声を流して、その時に亡くなったと偽装できます。
つまり、事前に垣脇を殺害できるため、全員容疑者となるのでした。
【考察】「朱殷色の開演/支子色の初日/鉛色の中日/薄墨色の前楽(仮)」の気になるポイント
ここではこの事件で出てきた断片的に気になるポイントを一つ一つ考察&解説していきます!
※更新され次第どんどん追加していきます。
「我は傀儡の悪魔」の意味
1つ目の事件、楢沢が落ちてきた後にスマホが落ちてきて「我は傀儡の悪魔」と書かれていました。
この傀儡の悪魔というのが、甘い罠のお話で亡くなった元演出家の株本を指していました。
株本は演出家として演者のセリフや行動を一言一句叩き入れて、まるで操り人形にするということで付いたあだ名が「傀儡の悪魔」でした。
つまり今回の事件を起こしたのが、亡くなっているはずの株本が生き返ってやってるかのように見せているということになります。
倉石と株本の関係とは、
1人目の殺人の時に倉石が「我は傀儡の悪魔」と聞いた時に
「ウソ…そんなのウソよ…そんなの…ありえ…な…」
と言って、気絶してしまいました。
なぜ気絶したのか?気になる所ですよね。
後に倉石に聞くと倉石は元々関東人であり、京都弁を仕込んでくれたのが株本です。
その株本の呪いかと思って怖くなって倒れてしまったとのこと。
倉石は株本に対して何かあったのか、この前の段階で何かあるのかもしれませんね。
倉石の全力否定。楢沢が気に入らない理由
倉石は事情聴取の時に全力否定するシーンがあります。
楢沢が倉石に対して、京都弁以外に何か気に入らない理由があるかもしれない、と聞かれた時に
「そ、そんなの何もありませんよ!!」
と全力で否定しました。
ここで考察するに、恐らく楢沢は倉石に対して敵対視していました。
それは、楢沢の行動を見る限り、庵坂典馬のことが好きです。
そしてその庵坂典馬と仲が良く、幼馴染なのが倉石。
もしかしたら二人は両思いの説も十分に考えられます。
そんな庵坂と倉石の仲の良さを見ていた楢沢が、倉石を恋敵として気に入らないというのは十分に考えられます。
2人目の被害者の垣脇が持っていた秘密
垣脇は亡くなる前の事情聴取で、
垣脇「楢沢さんの恋敵の弱点を教えたのも私やし」
と証言しました。誰の弱点かは言ってないですが、恐らくこれは倉石の弱点です。
楢沢の恋敵として、倉石の弱点を流して、何かしらの嫌がらせを楢沢からしていた可能性はありますね。
庵坂の秘密が判明する
4話目で判明したのが庵坂の秘密。
この秘密によって、垣脇が握っていた秘密、大滝警部と顔見知りだったことの伏線が回収します。
庵坂は高校時代に実は正当防衛が認められたが殺人をしてしまった過去があります。
東京から大阪に転校してきた倉石が美人ということで話題になっていたが、その時に大阪の半グレに車に連れ込まれそうになり、それを庵坂が金属バットで抵抗しました。
この時に一人殺害してしまったのです。
その時に吉浦が動画を撮っていたことで正当防衛が認められたのでした。
つまり、この秘密を知るのは庵坂、倉石、吉浦、だけ。
ただ垣脇にこの情報が漏れていたのでした。
一人目の亡くなった楢沢も事件のスクショを持っていたので、これが事件の鍵になった可能性はあります。
「朱殷色の開演/支子色の初日/鉛色の中日/薄墨色の前楽(仮)」のまとめ&感想
※後ほど更新
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