1996年9月9日放送の「コーヒーショップ殺人事件」。
前回のアニメ放送は「テレビ局殺人事件」でした。
今回は人気の妃英理の初登場回となります！
今記事では「コーヒーショップ殺人事件」は原作orアニオリなのか？などを簡単なあらすじを含めて解説します。
※ここからは簡単なネタバレを含むため、注意してください。
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アニメ32話「コーヒーショップ殺人事件」は何巻？原作で何話？
アニメ放送されている「コーヒーショップ殺人事件」は原作コナンの話となり、対象の単行本は11巻です！
名探偵コナン11巻に掲載されている話↓
File1：話すテーブルクロス
File2：生放送中の死
File3：幻の道
File4：緊急推理ショー
File5：大事な人!?
File6：凶器のありか
File7：二つの謎
File8：修行の間
File9：桜と壁の穴
File10：宙に浮く力
アニメ「コーヒーショップ殺人事件」の簡単なあらすじ
公式HPのあらすじはこちら↓
蘭が誰かとこっそりデート!?
気になって仕方がないコナンは無理やり待ち合わせ場所のコーヒーショップまでついて行く。困った蘭はコナンを家へ帰らせようと、向かいのケーキ屋へと出て行くが、そのスキに殺人事件が発生してしまう！
コナンが殺人現場であるトイレに出入りした人物をしっかりと覚えていたことから、容疑者は四人に絞りこまれるが…
その中には、コナンが「蘭の待ち合わせ相手では…!?」とにらんでいた人物が入っていた！
切れ者の女弁護士と競うように、コナンが二つの謎に挑む。犯人は…
そして蘭の大切な人とはいったい!?
アニメ「コーヒーショップ殺人事件」の登場人物
「コーヒーショップ殺人事件」の登場人物
・江戸川コナン
・毛利蘭
・毛利小五郎
・目暮十三
・鈴木園子
・妃英理
アニメ「コーヒーショップ殺人事件」の動画やhuluはある？
アニメ「コーヒーショップ殺人事件」はhuluで配信されています。
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アニメ「コーヒーショップ殺人事件」の簡単なネタバレ＆考察
おしゃれをして、探偵事務所を出ていく蘭。
コナンがどこに行くのか尋ねると、新一とデートとのこと。新一は俺なのに…と不審がるコナンは、一緒に喫茶店について行くことにしました。
蘭が嘘をついてまで会いに行く相手が気になって聞いてみると、私のすっごく大切な人と返されるだけで、誰なのかは教えてくれませんでした。
コナンは喫茶店の客から蘭の待ち合わせする人物を推理
その後、蘭はケーキを買いに行くため、一度喫茶店を出て行きます。
喫茶店に残されたコナンは周りの客を観察し、蘭の待ち合わせが誰なのか考えることにしました。
喫茶店にやって来た客とコナンの見解は以下の通り。
1人目：姫野弥生
ウェイトレスの案内を無視して、怒鳴るようにコーヒーを頼む女性。
→態度の悪さを見るに、蘭の待ち合わせ相手では無さそう。
2人目：皇裕一
書き上げなければならない論文があるといい、静かな席に案内してもらった男性。
→これからデートの待ち合わせをするのに、論文を書くはずはない。
3人目：妃英理
凛とした美人な女性。「妃法律事務所」と書かれた封筒に入った書類を確認している。
→誰かと待ち合わせしている様子だが、蘭が弁護士と待ち合わせするはずはない。
4人目：殿山十三
常連客でマスターと仲が良さそうな男性。ラグビーの練習中に怪我をした左手の薬指が包帯で巻かれている。結婚指輪がはめられないと、マスターと話していた。
→待ち合わせする人間が、周りを見渡しにくいカウンターに座るとは考えにくい。
5人目：若王子士郎
喫茶店に着いて、電話をしているチャラそうな男性。男がテレビ局で会った女性のことや、「女なんてモノにしちまえばこっちのもん」などと話し始める。
→先日の「テレビ局殺人事件」を思い出したコナンは、若王子が蘭の待ち合わせ相手だと確信。コナンは密かにキレていました(笑)
トイレの中で殺人事件が発生してしまう
若王子が電話をしている間、客たちが入れ替わりに、トイレへ出入りしていました。
トイレに出入りしていた順番は、皇→妃→殿山の通り。
殿山の後に若王子がトイレに入ると、急に若王子が悲鳴を上げました。
コナンと殿山がトイレに向かうと、トイレの個室から血が流れています。トイレは鍵がかかってませんが、何かが突っ掛かり、ドアが開きません。
コナンがドアを登って上から中を見ると、ナイフで心臓を突き刺されたとされる姫野が亡くなっていました。
その後、コナンと妃英理の推理で、犯人は内部班であることがわかりました。
トイレのドアは被害者の遺体で塞がれていて開きませんでしたが、トイレのドア上のわずかな隙間は細身の人なら通ることができます。
加えて、トイレには入り口のドアに鍵があるため、密室にでき、偶然トイレに入った誰かに見られることはありません。
犯人は恐らくそこから逃げ出したと考えられました。
蘭の待ち合わせ相手は妃英理で、正体はなんと蘭の母親！
事件解決後には、ちゃんと蘭の待ち合わせ相手が判明します！
実は、蘭の待ち合わせ相手は妃英理で、まさかの蘭の母親だったのです。
また、妃英理が家を出てから10年経っていることがわかります。
※10年もの間小五郎と別居していますが、離婚はしていません
英理は小五郎とは寄りを戻す気がない感じですが、今でも結婚指輪を身に着けているあたり、どこかでは小五郎のことを気にしている様子。
ただ今回はテレビのインタビューで写った小五郎の不用意な発言で、英理は怒ってしまいました(笑)
英理と小五郎の仲が戻るのは、まだまだ時間がかかりそうです。
ちなみに、コナンが疑っていたチャラい男は園子の待ち合わせ相手でした(笑)
アニメ「コーヒーショップ殺人事件」の犯人は誰？
最初、犯人はトイレの上の隙間から逃げたと考えられていましたが、実は違います。
本当はトイレの個室の外で被害者を殺害していたのです。
犯人は紐を踏んだナイフで被害者を殺害し、トイレ上の隙間から死体を放り投げていました。
こうしておけば、犯人がトイレ上の隙間を通って逃げたと見せかけられるし、トイレの隙間を通れない犯人は容疑者から外れます。
このように見せかけなければならないのは、図体が大きくてトイレの隙間を通れない殿山。つまり彼が犯人だったのです。
トリックや証拠品を明かされた殿山は怒り狂って襲いかかりますが、妃英理の一本背負で撃退。
こうして、コナンと妃英理の活躍により、無事事件が解決したのでした。
事件のトリックは”トイレのドア上の隙間”と”紐”が鍵！
捜査の途中、
・ナイフは握りのところまで血がついている
・ナイフの柄には血が途切れた跡
・トイレのドア上に血がついていた
ことが判明。
これらのことから、犯人は以下の流れで犯行を行っていたことがわかりました。
ナイフに紐を結んで、トイレの外で被害者を殺害する
↓
死体をトイレの上から放り投げて、トイレのドアを塞ぐ
↓
トイレの外で紐を引っ張りナイフを抜く
こうして、あたかも犯人がトイレの個室の中で殺害し、ドアの上の隙間から逃げたかのように見せかけたのです。
また、犯人が犯行に使った紐は、殿山が自分が巻いていた包帯。
被害者の首を絞めたのも、ナイフに結びつけたのも包帯だったのです。
犯人の動機は不倫がバレるのを防ぐため
浮気相手だった被害者に結婚を迫られ、奥さんにバレるのを恐れた犯人が犯行に及んだものでした。
「コーヒーショップ殺人事件」の感想
今回は蘭のお母さんである妃英理が初めて登場する回でした！
「今まで蘭の母親が出てきてないけど、どんなキャラクターなの？」と感じていた人も、このお話を見ればイメージが掴めると思います。
コナンでは小五郎と英理の恋模様も描かれるので、ぜひこの機会に2人の関係性も追ってみてください！
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