「乱歩邸殺人事件って何話?」
「スペシャルアニメ「乱歩邸殺人事件」どんな話?」
江戸川コナンの名前の由来ともなっている、江戸川乱歩(えどがわらんぽ)。
江戸川乱歩生誕130年を記念して、江戸川乱歩×江戸川コナンのスペシャルアニメが放送されます!
タイトルは「乱歩邸殺人事件」!
今記事では放送前は「乱歩邸殺人事件」についての考察や情報、放送後は軽いネタバレや感想について触れていきます!
今記事では1142話/1143話「乱歩邸殺人事件」の軽いネタバレや感想について触れていきます!ます。
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アニメ「乱歩邸殺人事件」の脚本は大倉崇裕
今回のスペシャルアニメの脚本を務めるのは映画コナンでお馴染みの「大倉崇裕」さんです!
大倉崇裕さんは「100万ドルの五稜星」、「ハロウィンの花嫁」、「紺青の拳」、「から紅の恋歌」などの人気映画の脚本家さんです!
映画的な要素がしっかりと入ってるので期待はできるお話だと想います!
アニメ「乱歩邸殺人事件」のあらすじ

公式ホームページから出ているあらすじの情報は以下です。
「乱歩邸殺人事件 前編」のあらすじはこちら↓
コナンたち少年探偵団は、小林先生の引率で乱歩邸を訪れる。
江戸川乱歩が書庫として使用していた土蔵には貴重な本が大量にあり、コナンたちは大興奮。そこへ佐藤刑事と高木刑事が訪れ、近くの公園で殺害事件が発生したことを告げる。
しかも、被害者の遺留品は普段公開していない土蔵に関係していたようで……。この難事件に現代の少年探偵団が挑む!
「乱歩邸殺人事件 後編」のあらすじはこちら↓
コナンたち少年探偵団と小林先生は、江戸川乱歩邸の管理者・五藤教授に土蔵の中を案内してもらう。
しかし五藤は、警察に殺害事件の容疑者として連れていかれてしまった。
被害者は、乱歩の作品を愛読する人の集まり『乱歩会』に所属しており、前日に土蔵を見学、五藤と言い争いになっていた。その後、『乱歩会』の奥元了介の遺体が土蔵内で発見される。
他の『乱歩会』メンバーの三人にはアリバイが無く、事件として捜査が始まる。
アニメ「乱歩邸殺人事件」はhuluやアマプラはある?
アニメ「乱歩邸殺人事件」はhuluとAmazonPrimeVideoで配信されています。
コナンを取り扱っているVODでは、様々なアニメコナンが見れるので登録をおすすめします!
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アニメ「乱歩邸殺人事件」のネタバレ&事件の流れ

舞台は、江戸川乱歩ゆかりの「乱歩邸」と、普段は公開されていない土蔵(書庫)です。
少年探偵団は小林先生の引率で見学に訪れ、管理人の五藤教授と助手の奥元了介に案内されますが、近くの公園で発生した殺人事件が“乱歩邸の木札”と繋がり、一気に空気が変わります。
ここからは事件の流れを紹介します。
乱歩邸見学と「火気厳禁」の違和感
小林先生に連れられて乱歩邸に来た少年探偵団は、土蔵にぎっしり詰まった蔵書に大興奮します。
五藤教授は、助手の奥元了介にも案内を任せますが、ここで奥元のポケットからライターが落ち、教授が「本がすべてだから火気厳禁だ」と厳しく注意。
この“火”の扱いへの過敏さが、後編のトリックの土台になります。
さらに土蔵の二階には、江戸川乱歩の肖像画が一時保管されていました。明かりを落として本を守る場所に、あえて“目立つ象徴”が置かれているのも、事件の舞台装置として効いています。
公園の殺人と、木札が繋ぐ「乱歩会」
そこへ佐藤刑事と高木刑事が来訪。近くの公園で殺害事件が起き、被害者の遺留品が乱歩邸に関係している可能性があると告げます。確認すると、乱歩が本の貸し出しに使っていたという木札が一枚なくなっていました。
被害者は溝端健。乱歩の作品を愛読する集まり「乱歩会」のメンバーで、前日に土蔵を見学していた人物です。しかも見学時に火気(ライター)や喫煙をめぐって五藤教授と口論になっていたため、教授は疑われ、重要参考人として連れて行かれてしまいます。
ここで視聴者が引っかかる違和感は、「教授が“わざわざ”公園近くに出向いている」点です。後にこの行動は、犯人が仕掛けた“アリバイ崩し”だったと繋がります。
学食で出会う容疑者たちと、二年前の名前
少年探偵団は立ち寄った学食で、乱歩会の別メンバーと遭遇します。
奥元了介、今井菜々子、田島理香、尾車俊二。溝端の件でざわつきながらも、互いに疑心暗鬼が滲む空気です。
会話の中で出てくるのが「勝峰」という名前。
乱歩会のメンバー・勝峰康史で、二年前に川への転落事故で亡くなった人物です。事故は一度は処理されたものの、匿名の再捜査要望が何度も届いていた――この情報が、今回の連続殺人の“縦糸”になります。
追加事件:土蔵の窓と明かり、奥元が遺体で発見
大学内を見学したあと、再び菜々子・理香・尾車と話している最中、普段は開けない土蔵の窓が開いて明かりが漏れていることに気づきます。
嫌な予感のまま中へ入ると、二階で奥元了介が、乱歩の肖像画の前に座った姿勢のまま絶命していました。
二日続けて乱歩会のメンバーが死亡。菜々子・理香・尾車の三人は、それぞれ“別行動”だったため明確なアリバイがなく、捜査線上に浮かびます。
ここでの違和感は、奥元の周囲にある“蝋燭”と、奥元の手の状態です。後編の推理は、この一点に集約されます。
解決:公園での対峙→コナンの推理→真相が確定
夜の公園では、理香の背後からロープを持つ人物が近づく緊迫した場面が発生します。菜々子が制止し、尾車が二年前の件を含めて追い詰められますが、事件はそこで終わりません。
コナンは、土蔵に残った蝋燭・手袋・奥元の“書き込みの癖”から、真犯人を一点に絞り込みます。そして、歩美のマフラーに残った痕跡が決定打になり、今井菜々子が溝端と奥元を殺害したことを認めます。
同時に、尾車は勝峰康史を川に突き落として殺害したことを認め、身柄を押さえられます。
最後は、応接室でうたた寝していた小林先生が目覚めて置いていかれていた、というオチまで含めて、前後編が締まります。
タイムライン(事件の流れまとめ)
- 前日:乱歩会が土蔵を見学/溝端が木札に関与する形で疑惑が残る
- 深夜:溝端健が公園で殺害される→五藤教授が疑われ連行
- 翌日:学食で乱歩会メンバー(奥元・菜々子・理香・尾車)と接触/「勝峰」の名が浮上
- 夜:土蔵で奥元了介が死亡して発見される(蝋燭・手の痕が鍵)
- 公園:尾車が追い詰められ、2年前の勝峰康史殺害を認める
- 解決:コナンの推理で今井菜々子の犯行が確定し、本人が認める
1142~1143話「乱歩邸殺人事件」の犯人&トリック
犯人(フルネーム)
- 溝端健・奥元了介を殺害した犯人:今井菜々子
- 2年前に勝峰康史を殺害した人物(本人が自供):尾車俊二
動機:背景→引き金→決定打で整理
今井菜々子の動機
- 背景:恋人だった勝峰康史が、二年前に川へ転落して死亡。酒に弱い彼が“酔って転落した事故”という処理に、どうしても納得できない。
- 引き金:再捜査を求めても状況が動かず、菜々子自身が調べて「事故ではなく殺人」だった可能性に辿り着く。さらに勝峰の死の夜、溝端と奥元が一緒に飲んでいた事実が重くのしかかる。
- 決定打:真相の中心に尾車がいると確信し、尾車に全ての罪を着せて終わらせるため、溝端・奥元を自分の手で消す決断をする。
この動機は復讐でありながら、“勝峰が愛した乱歩”への感情が混ざっているのが厄介です。後述の「窓を閉めなかった理由」に、そのゆがんだ優しさが残ります。
尾車俊二の動機(2年前)
- 背景:小説家志望として成果が出ない焦りが積み上がり、才能と評価を得ていた勝峰への嫉妬が膨らむ。
- 引き金:勝峰の小説が新人賞で有望視され、自分との差が決定的になる。
- 決定打:勝峰を排除し、さらに“勝峰の作品を盗作する”という最悪の選択まで踏み込んだ結果、口封じと隠蔽の歯車が回り始める。
トリック:準備→実行→発覚回避→綻び
① 溝端健殺害:五藤教授を容疑者にする「布石」
- 準備:五藤教授が“公園近くに出向いた”事実が残るように誘導し、教授のアリバイを弱くする。
- 実行:溝端を公園で殺害。遺留品(木札の件)で乱歩邸へ捜査を向けさせる。
- 発覚回避:教授は「溝端と口論していた」「事件当時のアリバイが弱い」という条件が揃っているため、警察が教授を先に連れて行く流れが自然に生まれる。
- 綻び:教授が連行されることで“本命の犯行時間”を作る狙いが見えてくる。
ここでのポイントは、溝端の死そのもの以上に「教授が取り調べで現場を離れる状況」を作ることです。菜々子は、事件を一つではなく“連鎖”として設計しています。
② 奥元了介殺害:蝋燭を使った三段構え
奥元殺害の中核は、現場に残った蝋燭です。蝋燭には三つの役割があり、工程が噛み合っています。
- 準備:
- 「乱歩の肖像画を蝋燭の灯りだけで撮りたい」という口実で、奥元を土蔵二階へ誘導する。
- 奥元が口にする「サイコウ(採光)」という言葉が、後に“カメラ絡みの動機付け”として刺さる。
- 実行(殺害):
- 床に立てた蝋燭の火をわざと消す。
- 奥元に「火をつけて」と頼み、しゃがみ込ませる(=頭の位置を下げさせる)。
- その瞬間、背後からロープで首を絞めて殺害する。
背の差や腕力差をごまかすための「姿勢コントロール」が、蝋燭の第一の役割です。
- 発覚回避(ダイイングメッセージ消し):
- 奥元は手の甲にメモを書く癖があり、死の間際に“犯人を示す言葉”を残そうとする。
- その文字を消すため、蝋燭を倒して手の甲を焼く。蝋燭の第三の役割がここです。
- 綻び(決定的な矛盾):
- 土蔵内では菜々子の指紋が出るのに、ダイイングメッセージを消すために動かしたはずの蝋燭には指紋が残らない。
- つまり「犯行時は素手だったのに、蝋燭を動かす時だけ手袋を使った」矛盾が立つ。
③ “手袋”と“マフラー”で詰む:決め手の証拠の連鎖
- 菜々子は蝋燭を動かす時、現場にあった奥元の手袋を使い、指紋を残さないようにします。
- ところが、その手袋がきれいに丸められていたことで「菜々子の癖」が出てしまう(奥元の扱い方と違う)。
- さらに奥元が普段から手に塗っていた保湿剤が、手袋経由で菜々子の手に移る。
- 菜々子は手洗いで逃げようとしますが、土蔵の階段で歩美のマフラーを畳んで渡した際に、保湿剤成分がマフラーに付着してしまい、逃げ道を塞がれます。
決め手が“犯行現場の科学”だけでなく、“その直前の何気ない行動(子どものマフラーを畳む)”まで繋がっているのが、この話の怖いところです。丁寧な人物描写が、証拠の導線として回収されます。
アニメ「乱歩邸殺人事件」の感想/まとめ

1142〜1143話「乱歩邸殺人事件」は、乱歩邸見学ではしゃぐコナンと小林先生が可愛いのに、蝋燭の灯る土蔵で連続殺人へ急転する前後編です。
二年前の事故の真相と菜々子の復讐が重なり、守りたいものの切なさがじわり残る、後味の濃い回でした。
乱歩邸の特別感と、遠足が事件に変わる落差が強い
小林先生の引率で旧江戸川乱歩邸へ行くだけで胸が高鳴ります。普段は入れない土蔵に貴重な蔵書がぎっしりで、探偵団が大興奮するのも納得。乱歩の肖像画が二階に“仮置き”されているという特別感も良いです。
奥元のライターを五藤教授が即注意し、火気厳禁の緊張を先に見せるのが巧い。そこへ佐藤刑事と高木刑事が現れ、公園の他殺体の遺留品が乱歩邸の木札だと判明。被害者が「乱歩会」の溝端で、前日にタバコで揉めていたというリアリティが嫌に刺さります。
深夜の呼び出しまで重なり、五藤教授が連行される落差にゾクッ。はしゃいでいたコナンの目つきが一瞬で戻るのが、コナンらしくて好きでした。
蝋燭の灯りが怖い土蔵と、“勝峰”で繋がる二年前が不気味
後編は、普段開けない土蔵の窓が開き、灯りが漏れる“怪談みたいな導入”が最高に不気味です。中へ入ると乱歩の肖像画の前で奥元が絶命し、蝋燭の火が揺れるだけで空気が冷える。静かな密閉空間の怖さが際立ちました。
菜々子・理香・尾車にアリバイがなく、誰を疑うべきか分からない閉塞感も効きます。学食で出た「勝峰」の名に一斉に顔色が変わり、二年前の転落死とつながった瞬間、見学のワクワクが濃いミステリーへ急変するのがたまらない。
「探偵…」と名乗りかけるコナンを探偵団が遮るくだりが、妙な救いになっていて良かったです。小林先生が「こういう時こそ私の出番」と前のめりになるのも彼女らしくて、静かな土蔵で子どもたちが必死になるのが胸にきました。
菜々子の復讐と、守りたかった乱歩の本が切ない
犯人がカメラマン見習いの今井菜々子だと分かった瞬間、優しそうな空気が一気に反転して震えました。
二年前、恋人・勝峰が尾車に突き落とされ、溝端と奥元が協力していた真相、さらに盗作まで重なる胸糞のリアルさが重い。菜々子が二人を殺し、最後に尾車へ罪を被せようとしていた復讐の冷たさが刺さります。
それでも、土蔵の窓を閉めなかった理由が「乱歩の本に火を移したくない」という保護欲だったのが切なくて救い。復讐の中に残った“守りたかったもの”が、好きだった作品だったという苦さがコナンらしいです。
事件後に小林先生が寝落ちから起きて慌てるオチまで含め、余韻が複雑。怖いのに、どこか温かい。だからこそ長く残る前後編でした。

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