1998年3月2日放送の96話「追いつめられた名探偵！連続2大殺人事件」。
前回のアニメ放送は「小五郎のデート殺人事件」でした。
今回はパート①/パート②の2つのシリーズで、長時間のアニメスペシャルとなります。
今記事では「追いつめられた名探偵！連続2大殺人事件」は原作orアニオリなのか？話のネタバレや犯人などを含めて解説します。
スペシャル回で2つ事件が発生するため、今回はパート①/パート②としてそれぞれの事件を説明していきます。
※ここからは簡単なネタバレを含むため、注意してください。
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【パート①】アニメ96話「追いつめられた名探偵！連続2大殺人事件」は何巻？原作で何話？
アニメ放送されている「追いつめられた名探偵！連続2大殺人事件」パート①は原作コナンの話となり、対象の単行本は14巻です！
名探偵コナン14巻に掲載されている話↓
File1：写真があった!!
File2：電話の数字
File3：事件はこれから!?
File4：落葉の中の尋問
File5：母さんの胸の中!?
File6：コナンの笑み…
File7：有希子の笑み…
File8：もう一人の…
File9：奇妙な集まり
File10：最後の客
【パート②】アニメ96話「追いつめられた名探偵！連続2大殺人事件」は何巻？原作で何話？
アニメ放送されている「追いつめられた名探偵！連続2大殺人事件」パート②は原作コナンの話となり、対象の単行本は14巻です！
名探偵コナン14巻に掲載されている話↓
File1：写真があった!!
File2：電話の数字
File3：事件はこれから!?
File4：落葉の中の尋問
File5：母さんの胸の中!?
File6：コナンの笑み…
File7：有希子の笑み…
File8：もう一人の…
File9：奇妙な集まり
File10：最後の客
アニメ「追いつめられた名探偵！連続2大殺人事件」の簡単なあらすじ
公式HPのあらすじはこちら↓
世界的なマジシャンである九十九元康が、妻の七恵と弟子達が外出している間に自宅の地下室で服毒自殺を図った。警察も自殺と断定したのだが、動機に疑問を抱いた七恵は毛利探偵事務所を訪ねる。
依頼を受け、現場を訪れた小五郎とコナンは、元康の不自然な死体の跡から殺人事件であることを確信する。
犯人へとつながるカギとなりそうなのは、貼り合わされたスペードのAとJのカードと、電話機を覆い隠すようにばらまかれた幾枚ものカード…
メッセージに託された、被害者の苦悩。悲しきマジックステージは、犯人自身の手で静かに幕が引かれた。
https://websunday.net/episode/11941/
パート②の公式HPのあらすじはこちら↓
有希子は幼なじみの広美から頼まれて、コナンを連れて籔内家を訪れた。
広美の父・義親の死後とあって、籔内家は相続問題の真っ最中だった。遺産を狙い続々と集まる親戚達。その中には、広美の叔父で、ブラジルから30年ぶりに帰国した義房もいた。彼の雰囲気に違和感を抱いた広美は、昔の義房を知る有希子を呼んだのだ。
だが記憶が曖昧なため判断がくだせない。
義房は脅迫状を受け取ったと言い出し、コナンは怪しい人影を目撃する。不穏な空気が立ち込める中、義親の後妻・真知子が遺体で発見された。難解な事件にコナンの推理も惑わされていく。
https://websunday.net/episode/11942/
アニメ「追いつめられた名探偵！連続2大殺人事件」の登場人物
「追いつめられた名探偵！連続2大殺人事件」パート①の登場人物はこちら↓
「追いつめられた名探偵！連続2大殺人事件パート①」の登場人物
・江戸川コナン
・毛利蘭
・毛利小五郎
・阿笠博士
「追いつめられた名探偵！連続2大殺人事件」パート②の登場人物はこちら↓
「追いつめられた名探偵！連続2大殺人事件パート②」の登場人物
・江戸川コナン
・毛利蘭
・工藤優作
・工藤有希子
・山村ミサオ
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アニメ「追いつめられた名探偵！連続2大殺人事件」の動画やhuluはある？
アニメ「追いつめられた名探偵！連続2大殺人事件」はhuluで配信されています。
コナンを取り扱っているVODでは、様々なアニメコナンが見れるので登録をおすすめします！
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【マジシャン】アニメ「追いつめられた名探偵」の簡単なネタバレ＆考察
毛利探偵事務所に世界的なマジシャン・九十九元康(つくももとやす)の妻である九十九七恵(つくもななえ)が訪れました。
どうやら毒を飲んで自殺したと思われる元康の死の真相を調査してほしいというもの。
依頼を受けた小五郎は、コナンと蘭を連れて、九十九宅に向かうことにしました。
元康が亡くなった部屋で謎の暗号を発見！
九十九宅には、元康の弟子である百地裕士(ももちゆうじ)、三好麻子(みよしまこ)、真田一三(さなだかずみ)、そして元康の娘である九十九文乃(つくもあやの)がいました。
その後、コナンたちは元康が亡くなった部屋に案内されました。
元康の部屋で発見されたスペードのAとJが接着されたトランプと、電話機を埋めるようにばら撒かれたカードから、コナンはトランプと電話機のリダイヤルマークが同じことに気づきます。
元康が残したとされる伝言だと感じ、リダイヤルボタンを押してみると…
「126871*32489*13548*1397」という謎の暗号文が出てきました。
一体どんなメッセージが隠されているのか？
蘭にコナンの正体がバレかける！
見事な推理で小五郎をアシストし、事件の謎を解き明かしていくコナン。
そんなコナンを見て、蘭はコナンの正体を怪しく感じ始めます。
しまいにはこのお話の最後。帰宅途中に蘭はコナンを連れて二人っきりになり、
毛利蘭「そうね…戻んなきゃね…あなたの家に…」
とコナンを新一に家に連れてきてしまいます。コナンは必死に誤魔化そうとするも、
毛利蘭「ふーんそっか…いつもそうやって…わたし達をだましてきたのね…そうでしょ？新一…」
というセリフ。
パート①はここまで。続きはパート②で描かれますが、このシーンはコナンにとってかなりドキッとした場面だったと思います。
【マジシャン】アニメ「追いつめられた名探偵」の簡単なネタバレ＆考察
暗号の謎が解けたコナンたち。
今回の暗号が示す犯人は、三好麻子でした。
暗号から麻子が再び殺人を繰り返す可能性があると考えた小五郎たちは、急いで麻子を探すことに。
急いで辺りを探していると、文乃をおんぶした麻子が現れます。
どうやら文乃は無事な様子。
麻子も自身が犯した殺人がバレてしまったかと、すぐ自供することとなりました。
事件の鍵となった暗号文の謎
元康が電話のリダイヤルで残したとされる「126871*32489*13548*1397」という暗号は、犯人を示すメッセージとなっていました。
そしてこの暗号は、「*」で区切られている4つの文字を意味しているもの。
電話のプッシュボタンの順に「126871*32489*13548*1397」とつなげると、とある文字が現れるようになっていました。
それは、「DCマコ」という文字に。「DC」はダ・カーポ(最初に戻って繰り返す)という意味を持つ演奏記号。
つまり、「DCマコ」は、「麻子が再び殺人を繰り返す」と意味していたのです。
犯人の動機は兄の敵討ちをするため
麻子には天才マジシャンである木之下吉郎(きのしたよしろう)という年の離れた兄がいました。小さい頃に両親を亡くした麻子にとって、たった一人の家族だったそうです。
そんな兄の吉郎は練習中に水槽の中で手錠が外れず、溺れ死ぬという事故が起きました。
練習中の事故として片付けられたそうですが、実はステージ裏で吉郎がショーで使う手錠に元康が細工していた模様。麻子はその現場を目撃していたのです。
兄が殺害されたのは自分の7歳の誕生日で、それ以来ずっと一人ぼっちの誕生日。そのため、元康の娘である文乃が7歳を迎える前に元康を地下室に呼んで、殺害したのでした。
【群馬の事件】アニメ「追いつめられた名探偵」の簡単なネタバレ＆考察
パート①の最後、蘭に新一に家に連れてこられ、正体を問い詰められてしまったコナン。
ピンチに陥る中、そこに新一の母親である工藤有希子が現れ、なんとか正体がバレるのを防げました。
有希子は蘭にコナンを2~3日ほど預かると言い、蘭は帰宅。
どうして帰ってきたのかコナンが有希子に問うと、翌日コナンを連れて、有希子の同級生・籔内広美が住む籔内家を訪れました。
有希子が帰ってきた理由
有希子は同級生である広美から依頼を受けていました。
籔内家は広美の父・籔内義親が亡くなったことがあり、遺産相続の真っ最中。遺産を巡り集まってくる者の中に、最近帰ってきた父の弟・籔内義房がいました。
義房に違和感を抱いていた広美は、昔の義房を知っている有希子を呼んでおり、有希子はコナンを連れて調査に来たというわけです。
調査対象となっている義房の正体は？
義房が義親の遺産をだまし取ろうとしている偽物ではと疑った広美は、義房の正体を探ることにしました。
ただ、義房が本物の義親の弟であること。
おまけに、義房は「お前にやる遺産は無い 命が惜しくば帰って来るな」という脅迫状を受け取っていて、カルロスというボディガードまで雇っていたのです。
第一の事件が発生！
義房とは別に、藪内家にはもう一つ問題がありました。
それは15年前のこと。義親の最初の妻は、庭にあった姫椿(サザンカ)の花を取ろうとして、屋敷の古井戸に落ちて亡くなっていました。ただ、先妻の兄とされる者が、葬式にときに藪内家の誰かが突き落としたと声を上げたそうです。
義親が遺書に先妻の兄にも遺産を分け与えると書き残していたとしたら、その人物も現れるかもしれないと、藪内家の関係者はみな怯えてしました。
また、屋敷の周囲をうろついた怪しい人影もあり…。
怪しい雰囲気がする中、友人の結婚式の二次会に参加しに行くという後妻の真知子以外は、皆広間で食事をすることになります。
入れ替わりにお風呂に浸かることになったのですが、夜22時を過ぎた頃に広美の叫び声が上がりました！
広美は先程見かけた怪しい人物が裏木戸から外に逃げたと証言。そしてコナンは古井戸の桶が上がっているのを発見し、何かが引っかかっていると上げてみると…
遺体となった真知子、義親の先妻の時と同じく姫椿の花を発見しました！
容疑者は義親の先妻の兄？
真知子は駅前のホテルから夜21時頃、屋敷に電話を掛けてきていました。電話をした後すぐ戻ってきたとしても、屋敷に到着するのは22時過ぎ。
全員は、22時前から死体を見つけるまで広間にいたため、殺人は不可能とされました。
やはり怪しい人物として疑われたのは、15年前に亡くなった義親の先妻の兄とされる者。そして先ほど広美が見かけた怪しい者も義親の先妻の兄ではと。
その人物がまだ近くをうろついているかもしれないと、ひとまずこの晩は警察の監視下で、一つの部屋で休むこととなりました。
第二の事件が発生！
翌日、遺書の発表をすると弁護士が屋敷を訪ねてきました。
全員広間に集まり、弁護士は義親が用意したテープを再生しようとすると…
突然義房めがけてボウガンの矢が撃ち抜かれました。
ボウガンの矢は時限式。しかも、標的はあらかじめ義房に定められていたのです。
【群馬の事件】アニメ「追いつめられた名探偵」の簡単なネタバレ＆考察
その後の調査で事件の謎が解けたコナンは、山村ミサオ警部を眠らせ、推理を発表することにしました。
まず第二の事件でボーガンを仕掛けた犯人は、放たれた物が矢であると断定した籔内敬子だと断言。
敬子は夫である薮内義行に内緒で借金しており、義房が戻ってきたことで取り分が少なくなると思い、義房を脅すためにボウガンを仕掛けていました。
ただ、コナンは第一の事件で真知子を殺害した人物は、別にいること。
実は真知子がアリバイトリックを使い、ある人物を殺害しようとしたところ、逆にその人物に殺されてしまっていたと言います。
真知子が標的にしたのは毎日風呂に入るのを知っていて、唯一風呂に入る順番が決まっていた人物、つまり真知子を返り討ちにしたのは籔内義房でした。
正当防衛であるが、名乗り出なかったのは真知子以外に自分を殺そうとする人物(敬子)がいるため。井戸の中に死体を隠したのは、もう1人の犯人への見せしめとコナンは推理。
そして、コナンは黙っていた義房を白状させようとしたのですが…
コナンの推理は少し誤っていて、〇〇が真相を解き明かす！カルロスの正体は？
コナンが義房を白状させようとしたとき、サングラスを掛けた謎の男が現れます。
その男は、遺言状の内容で解明すると指摘し、弁護士が持ってきたテープを再生することに。すると、遺産相続人の名前にとある人物の名前が出てきました。
「妻・真知子、娘・広美、その夫・秀和、息子・義行、その妻・敬子、そしてカルロス…」
なんと遺産相続人の名前には、義房がボディガードとして雇ったカルロスの名前があり、逆に義房の名前が入っていなかったのです。
男はこの場にいる義房は、本当の義房に成りすました「ヒクソン田中」という日系二世のブラジル人。半年前に亡くなった本物の義房と同じ農場の友人だと発言。
そしてカルロスは本物の義房が現地女性との間に授かった息子。
ヒクソン田中(この場にいる偽の義房)はカルロスを守るために、ついて来ただけだと言い出しました。
今回の事件でヒクソン田中は、脅迫者を捕らえるつもりが逆に真知子を殺害。正当防衛とはいえ警察に連行されてしまう…。ただ脅迫者はもう1人残っているのに、カルロスから離れるわけにはいかなかった。
死体を井戸に隠したのは、コナンが指摘したもう1人の犯人への見せしめではなく、やって来た刑事が話せる人物か見極めるため。ただ来たのは頼りない刑事だったため、仕方なく遺言発表まで黙っていることにしたというのが真実でした。
そしてこれらの推理をしたサングラスを掛けた謎の男の正体、それはなんとコナンの父親・工藤優作だったのです。
ヒクソン田中も優作の推理を認め、優作に紹介されて到着した目暮警部と共に群馬県警まで連行されることとなりました。
被害者が標的を殺害しようと使ったトリック
第一の事件で真知子は、夜20時過ぎに1回目の電話を結婚式の二次会から掛けていました。
その後こっそり帰宅して、林の中に止めた車内であらかじめ録音した会場内の音をカーステレオで流して電話を掛け、21時過ぎにまだ会場にいるように見せかけていたのです。
姫椿(サザンカ)は15年前の事件に絡んだ犯行に見せかけるために、真知子自身が用意したもの。
実はどちらも自分が標的殺害の容疑者から外すためのアリバイ工作でした。
そして、標的である義房(ヒクソン田中)を殺害しようとしたところ、返り討ちに遭って、自分が殺されてしまったというわけです。
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「追いつめられた名探偵！連続2大殺人事件」の感想
コナンの正体が蘭にバレかける事件、そしてコナンの父親・工藤優作がコナンの推理の誤りを指摘して真相を解き明かす事件。
スペシャル回ということもあり、どちらの事件もかなり見応えがあるお話になっていました。
特に後半は優作の推理力の高さが分かるお話に！
ぜひパート①から続けて視聴してみてください！
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