【ネタバレ】銀翼の奇術師(マジシャン)の犯人/犯行動機は?キッドが変装していた理由

【ネタバレ】銀翼の奇術師(マジシャン)の犯人/犯行動機は?キッドが変装していた理由
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「銀翼の奇術師(マジシャン)の犯人って誰?」

「銀翼の奇術師(マジシャン)の犯人ってどんな動機だっけ?」

2004年4月17日に公開された劇場版名探偵コナン『銀翼の奇術師(マジシャン)』。

怪盗キッドが登場したり、飛行機が墜落しかねない事故が起きたりするなど、大きな展開が魅力的な映画です。

犯人が行った犯行が大きな事態に繋がり、結局犯人の標的や犯行内容、動機が忘れられがち。

そこでこの記事では、銀翼の奇術師(マジシャン)の犯人を徹底解説!

犯人から犯行動機、使ったトリックまで紹介していきます。

※ここからはネタバレを含むので注意してください。

銀翼の奇術師での怪盗キッドの狙いとは?

銀翼の奇術師での怪盗キッドの狙いとは?

怪盗キッドが狙ったのは、舞台女優・牧樹里が所有する「スターサファイア」という宝石。

“運命の宝石”とも呼ばれ、信頼・希望・運命を象徴する三本の線が入った希少なブルーサファイア・指輪です。

樹里は舞台「ロミオとジュリエット」でジョセフィーヌ役を演じる際に、この指輪を小道具として使用していました。

キッドはスターサファイアを奪うため、事前に予告状を送り、堂々と行動を開始。

警備陣を欺いて舞台上にも接近したり、飛行機内に乗り込んだりしました。

しかし、今回のキッドの目的は単なる盗みではなく、宝石が本物かどうかを見極めること。

宝石を口に含むと冷たく感じるかどうかで本物と偽物を見分けられると考え、指輪にキスして確かめていました。

怪盗キッドが変装していた人物は、俳優の新庄功

怪盗キッドが変装していた人物は、俳優の新庄功

「スターサファイア」を奪取するため、飛行機内に乗り込もうとしたキッド。

そこで、キッドは俳優・新庄功に変装しました。

「スターサファイア」を狙っていたキッドですが、犯人によって飛行機が墜落してしまう危険な状況に陥り、巻き込まれる形に。

そこでキッドは正体を隠したまま操縦を試みていました。

さらに危機的な状況から脱するために、自ら警察の前に姿を現し、パトカー部隊を誘導。

埠頭にパトカーを並べさせ、赤色灯を滑走路の代わりに目印としました。

まさにキッドらしい立ち回りでサポートし、飛行機墜落事故を未然に防ぐという活躍をしていたのです。

「銀翼の奇術師(マジシャン)」の犯人はヘアメイクの酒井なつき

「銀翼の奇術師(マジシャン)」の犯人はヘアメイクの酒井なつき

銀翼の奇術師(マジシャン)の犯人は、ヘアメイクとして活動していた酒井なつき。

舞台の裏方として樹里の身近に仕えていた人物。

ハリウッドでメイクアップアーティストとして活躍する夢を持っており、そのチャンスも掴みかけていました。

しかし、単なるヘアメイク以上の雑用を任され、扱いに不満を抱えていました

加えて、樹里によって裏から手を回され、ハリウッド行きの話を白紙にされてしまうことに。

夢を壊されたうえ、雑用係のように扱われたことで、樹里に強い恨みを抱くようになっていました。

決定的な犯行動機はハリウッドのチャンスを潰されたため

付き人のように自分を都合よく使っていた牧樹里が、ハリウッド進出のチャンスを裏から手を回して潰してしまいます。

本来ならメイクの技術で評価されるべき場面。

樹里はなつきの実力を認めるどころか「気が利くから便利」だと扱い、自分の専属メイク兼付き人のように手元に置き続けました。

雑用ばかりを押し付けられ、大事なチャンスまで奪われたなつきは、強い憤りを感じることに。

樹里がいる限り自分は前に進めないという思いが積り、ついに殺害を決意してしまったというわけです。

酒井なつきの犯行内容やトリックは?

酒井なつきの犯行内容やトリックは?

酒井なつきは、毒入りのファンデーションを使って牧樹里を殺害。

ファンデーションを使い、樹里の指に毒を付着。

その後、樹里が手に取ったチョコを食べた際に毒を取り入れ、殺害したという流れです。

さらに、樹里は機長と副操縦士に再会の挨拶として手にキスをさせていました。

その際、毒が塗られた手に接触したことで操縦士たちも微量の毒を摂取。

飛行中に体調を崩し、意識がもうろうとしたことで飛行機は操縦不能となり、大勢の乗客が命の危機に陥りました。

なつきの犯行は牧樹里の殺害にとどまらず、乗客全員を巻き込む重大な航空事故を引き起こしかねないものだったと言えますね。

トリックは毒入りファンデーション

酒井なつきが牧樹里を殺害する際に使用したのが毒入りのファンデーション。

なつきは樹里が飛行機に搭乗する際、耳抜きを行う習慣を知っていました。

そこで毒を仕込んだファンデーションを使用させ、鼻周辺に毒を付着させます。

そして耳抜きをした際に、今度は鼻をつまんだ指に毒が付着。

続いて、樹里は席に戻った後、毒がついた指でチョコを口に運んで亡くなってしまったというわけです。

自然な動作の中で毒を摂取させるよう仕向けていたため、誰もが気づかないうちに命を落とすという巧妙なトリックでした。

自分の商売道具である化粧品を使ったことにより、プロによる失格という言葉が心に刺さる回でした。

「銀翼の奇術師(マジシャン)」の犯人のまとめ

今作の殺人は、牧樹里の傍若無人な振る舞いが生んだもの。

夢を潰されたなつきが犯行に及ぶという、いかにもありそうな動機が引き金となった事件になっていました。

ただ、結果的に機長と副操縦士を巻き込んで、飛行機事故を引き起こしかねない事態に陥らせたのはなかなかヤバい…

意図的ではなかったとはいえ、多くの乗客の命を危険にさらしたあたり、同情の余地はない犯人だったなと思いました。

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