安室透&赤井秀一の工藤邸“お茶会”について考察
黒の組織との中でも特に今後の鍵になりそうなのが工藤邸のお茶会のお話。
お茶会というのは、迷宮カクテルのお話で安室透が沖矢昴に変装している赤井秀一を捕まえようと侵入したところ…。
拳銃を向け合う二人の前に、工藤優作と工藤有希子が現れ、「ゆっくり妻の淹れた紅茶でも…味わっていってくださいね」と言ったことからお茶会と言われています。
既に99巻まで単行本は出ているものの、まだそのお茶会の内容については触れられていません。そこで今記事ではそんな安室透と赤井秀一が話したお茶会について考察していこうと思います。
※少しネタバレあり、外れていても許してください笑
お茶会で安室透&赤井秀一は“和解”したのか?
恐らく、今回のお茶会で一番気になる所でもある安室と赤井は和解したのか?という所。まず、二人はどんな因縁があったのか?というのは↑の動画、以下記事をチェックしといてください。
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さて本題に入ると、二人は一時的に和解したという形になります。
その理由としては、迷宮カクテル後に赤井秀一が沖矢昴として登場しています。もし、二人の交渉が決裂している場合、どこかに隠れるか安室によってどこかに連れ去られるということもあり得るでしょう。
スコッチについての誤解は解けたかはわかりませんが、一時的に安室が冷静になっていると言えるでしょう。
工藤家のお茶会で話された内容とは?
では、続いて大事になってくるのが、話された内容について。考察系の記事も多くある中で、やはりここが肝になってきます。
私の考察だと恐らく、「黒の組織についての情報交換」が行われたのかなと思います。
今回のお茶会の参加者は赤井秀一、安室透、工藤優作の3人。
赤井秀一と安室透は、黒の組織の一員として組織壊滅を狙っています。そして工藤優作は息子である新一が幼児化されています。また、ボスの名前がわかった時に優作は一緒に戦うことをコナンに伝えています。
ここからわかる通り、今回は黒の組織についての情報交換というのが大きな内容です。
キーとなるのはバーボンこと安室透が持っている情報
この3人の中で安室透はバーボンとして黒の組織に潜入しています。そこで恐らく情報収集をしているのは間違いありません。
バーボンは組織のナンバー2であるRUMとの連絡も取れる人物であり、それなりの情報を得ていることでしょう。
ここで赤井秀一と工藤優作に共有することで、対策を練るという形になります。優作は1060話の最後に
工藤優作「ああ…後は備える。組織の…大きな動きに…」
と、組織が何かを仕掛けることを知っている様子でした。恐らくこれは安室透によって聞いた内容で“大きな動き”が出次第、太刀打ちすると考えられます。
つまり、組織が何かをするというのを事前に読んでいるのです。現状、この情報を得られるのは安室透だけなので、そこがキーポイントと言えるでしょう。
お茶会の主催者はコナン?
今回3人が集まるとなった時に主催者がいると考えられ、これがコナンであるということはほぼ間違いありません。
なぜなら、3人の共通点でコナンであるのはもちろん、安室透の動きをしっかりとコントロールできるのがコナンだけだからです。
コナンは黒ウサギ亭の事件の時に、安室透が自分の家の鍵を一時的に盗んでいることや、誰かとスマホでやりとりしていたのを知っていました。
それを全て予想し、工藤邸に侵入することを読んで、お茶会を開こうと考えたのです。
赤井秀一は安室透と犬猿の仲なので、まずこれは不可能。工藤優作は安室透に通常の顔では合っていません。(沖矢昴であった)
となると、残るはコナンだけで、File1015で梓に対して安室は
安室透「そうですよー…しかもかなり抜け目のない…探偵」
と言っており、この時安室の頭の中で赤井との銃口をつけあい「君が今日ここへ侵入する事を…全て読んでいたとしたらどうだ?」と赤井が言っていたシーンを思い出します。
つまり、コナンは安室がどう動くかを事前に察知しており、それを赤井秀一と優作に伝えており、お茶会を開催することを目的としていたのです。
組織は工藤優作に少し目を付けている
100巻で収録される内容でRUMが工藤優作が「日本に残っていることの真意」を探るために1060話でベルモットにあることを依頼しました。
ベルモット「今後、組織の脅威になりそうな人物が…なぜか日本に留まっていたから…その腹の内を探りにね…」
ここでなんとか黒の組織に対して、特に何も有りませんよ。と伝えることがありましたが、日本の名探偵が組織にとっては大きな脅威になりかねないと不安視していました。
バーボンからラムへの情報は優作について?
迷宮カクテルについて、お茶会が広く書かれていますが、
ラムに依頼→工藤新一について調べる→拳銃を向け合うシーン→お茶会
というのが、今回の流れです。ただ一つ忘れてはいけないのが工藤優作の存在。工藤優作が日本に残っているというのは迷宮カクテルより少し前です。
ここで少し考察できるのは、「RUMへの返信」という所でバーボンは工藤新一の父である工藤優作が日本にいるというとを伝えたのかな?と思います。
そうすると、ラムが工藤優作が日本にいるということを少し不安視していたことが想像できますね。
もちろん、これはお茶会の後でどういう風に黒の組織と戦っていくか?と話した後です。
黒田管理官には“お茶会”の話をしていない
女性警察官連続殺人事件で黒田兵衛はバーボンに対して、
黒田管理官「それより例の件は…どうなっている?」
黒田管理官「報告を怠るなよ…。バーボン…」
と言っており、この時に安室さんはお茶会のことを回想シーンとして少し思い出しました。
つまり、この時にはお茶会については話をしていないということになるのです。
工藤邸“お茶会”についてのまとめ
原作の99巻を迎え、まだまだその全貌が出てきていないお茶会について考察しました。
赤井秀一、安室透、工藤優作という豪華顔ぶれで、何を話したのか?と気になる方も多いお話だったと思います。また、物語においてとても重要なお話になることは間違いない内容です。
考察にはなりますが、かなり角度は高いとは思うので、ぜひ一緒に皆さんも考えてみてはいかがでしょうか。
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