サンデーコナンの1141〜1143話に掲載された「大金と3人のウソつき」。
単行本では107巻に掲載されており、小五郎と英理が活躍するお話です。
その他にも、黒の組織のボス・烏丸蓮耶に関する伏線っぽい情報も!
まだアニメ化はされていませんが、原作コナンを元にどんな事件になるのか?どんな伏線があるのか?などといった内容を解説していきます!
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アニメ「大金と3人のウソつき」の簡単なあらすじ

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コナンと蘭は、外出中の小五郎が電話で蘭へのプレゼントの相談をしているところを目撃する。そこに妃英理が現れて、コナンたちは電話の相手を突き止めることにする。
3人が小五郎を尾行していると、米花駅で同じような紙袋を持った3人の男がぶつかってトラブルになっているところに遭遇する。それぞれの袋には、大量の銃、血まみれの包丁やシャツ、大量の紙幣が入っていたが、3人とも自分が紙幣の入っていた紙袋の持ち主だと主張する。
コナンたちがどういうお金か聞くと、フリーターの男は競馬の大穴を当てたお金、映画の助監督の男は撮影用の小道具、弁護士の男は資産家の子どもの身の代金だという。
小五郎と妃は、コナンと蘭と3人をファミレスに移動させて、聞き取り調査と紙袋に入っていたものを検証する。
その結果、小五郎と妃、コナンは3人全員がウソを付いているという推理を導き出す。さらに1人は、かなりのウソをついているという。
はたして大金が入っていた紙袋の持ち主は誰か?
小五郎と妃の夫婦コンビは、紙袋の持ち主とお金に関する意外な出所と真相も解き明かす!
アニメ「大金と3人のウソつき」の登場人物

「大金と3人のウソつき」の登場人物
・江戸川コナン
・毛利蘭
・毛利小五郎
・灰原哀
・榎本梓
・妃英理
・安室透
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アニメ「大金と3人のウソつき」のネタバレ&伏線

今回の事件は、小五郎の“家族愛”がじんわり伝わるほっこり回でありつつ、黒の組織の伏線っぽい描写も見逃せないお話でした!
特に、テキーラや板倉卓の名前がコナンの脳裏によぎる場面はかなり意味深…。
小五郎の活躍、そして烏丸蓮耶に繋がりそうなヒントまで、気になるポイントが盛りだくさんです!
※ここからは、ネタバレ&伏線込みで解説していきます。
【目次】好きなところから見れます▼
- アニメ「大金と3人のウソつき」のネタバレ&伏線
① コナンがテキーラと板倉卓を思い出す
事件とは別に気になるのが、コナンが黒の組織関連の記憶を思い出すシーン。
英理が小五郎との別居や“薬”の話をしている中で、さらに「赤ん坊の泣き声かと思ったら猫だった」という話が出ます。
その流れで、コナンの脳裏によぎるのがテキーラと板倉卓。
テキーラは黒の組織の取引に関わった人物で、板倉卓は組織が関心を寄せていたソフトウェアの開発者です。
なぜここで板倉卓が出るのか?
恐らく、黒の組織のボスに繋がるヒントになっている気がします。
いずれにしても、何か伏線めいた感じがありますね。

② 黒の組織のボス・烏丸蓮耶は幼児化している説
英理の事務所で出た「赤ん坊の泣き声だと思ったら猫だった」という話について。
板倉卓の伏線と合わせると、急に意味深に見えてきますね。
そう言い終えると女の背後で次第に猫の鳴き声が大きくなり、女は少々焦って電話を切った
板倉の日記に出てくる
女=ベルモット
であることはミステリートレインで明かされますが、猫は不明なまま。
もしも、
猫=黒の組織のボスを表していたとしたら、烏丸蓮耶は赤ん坊に幼児化している可能性が考えられます。
もちろん明らかにはなっていませんが、テキーラや板倉卓の話が出てくるあたり、何かしら黒の組織に関連していそうな気がしますね。

③ 今回の小五郎はいつも違う!?
普段はコナンに眠らされて「眠りの小五郎」として推理することが多い小五郎。
しかし、今回はちゃんと起きていて、しかも自分の頭でかなり動いています!
犯人にボロを出させる言動。
犯人の会話たちを録音する抜け目なさ。
正直今回はかなりの活躍だなと思いました。
“眠り”ではなく、“起きている名探偵”小五郎回です(笑)
④ 小五郎のほっこり回
今回、小五郎は蘭たちに怪しまれる行動をとっていました。
蘭から見れば、小五郎は自分の部屋に入り、バッグのことを妙に気にして、女性と電話し、「いつものカフェ」で会おうとしていました。
そりゃ怪しい…!
ただ、小五郎の怪しい行動の理由は、蘭へのプレゼント選び。さらに英理への過去のプレゼントについての相談。
実は、蘭と英理(特に英理)に縁がある人物に相談していたのです。
素直に言えばいいのに言えない、不器用すぎる家族愛ですね(笑)
最後に煙のように逃げる小五郎も含めて、かなり“らしい”ほっこり回でした!
アニメ「大金と3人のウソつき」の事件の流れ

「大金と3人のウソつき」は、小五郎の怪しい行動から始まり、紙袋の取り違えをきっかけに一気に事件が動き出すお話です。
拳銃、血まみれのシャツ、大量の一万円札…。
物騒すぎる中身なのに、3人の男はなぜか全員“大金の持ち主”を主張。
序盤からウソと違和感だらけで、かなりワクワクする展開です!
※ここからは、「大金と3人のウソつき」の流れをネタバレありで解説していきます。
【目次】好きなところから見れます▼
① 小五郎の怪しい行動から物語が始まる
物語は、探偵事務所からスタート。
小五郎はどこか落ち着かない様子で、テレビに映るアイドルグループを見ながら、蘭がこういうものを好きなのか探っていました。
さらに、蘭の部屋に入っていたり、園子から借りたバッグに妙な反応をしたりと、いつも以上に不審な行動が続きます。
蘭はもしかして新一との関係を疑われているかもと不安に…。
ただ、蘭たちの目線から見ると、小五郎が誰か女性と会おうとしているようにも見えます。
浮気? それとも蘭へのサプライズ?
この時点では、小五郎の本音が見えません。
事件前から始まっていた小さな謎です。
② 蘭とコナンが小五郎を尾行し、英理も合流!
小五郎は電話で、誰かにプレゼントの相談をしていました。
「高校生の娘が何を欲しがるか分からない」という内容から、蘭へのプレゼントを考えていることは分かります。
問題は、その相談相手。
どうやら相手は女性。しかも小五郎は「直接会って相談したい」と言い出します。
これを聞いた蘭とコナンは、小五郎を尾行することに。
そこへ妃英理も合流します。
英理は小五郎の行動に冷ややかな反応を見せつつも、結局は一緒に様子を見ることに。
このあたり、別居中でも小五郎のことが気になっている感じが出ていますね(笑)
そして小五郎が向かった先は、待ち合わせ場所らしき米花駅。
ここから事件が一気に動き出します!
③ 米花駅前で3人の男が衝突し、紙袋が入れ替わる
米花駅前で小五郎が待ち合わせ相手を待っていると、同じような紙袋を持った3人の男が歩いてきます。
そして、その3人が正面衝突。紙袋は地面に落ち、中身が散らばってしまう事態に。
ここで出てきた物が、かなり衝撃的!
大量の拳銃が入った袋。血まみれのシャツと包丁が入った袋。そして、大量の一万円札が入った袋。
普通なら、拳銃や血まみれの袋の持ち主が誰なのかが問題になりそうなところ。
しかし、3人は全員が「大金の袋は自分のもの」と主張することに。
誰が本当の持ち主なのか?
そしてなぜ、全員が大金だけを欲しがるのか?
紙袋シャッフル事件の開幕です。
④ 3人の男がそれぞれ違う理由で大金の持ち主を名乗る
3人の男は、それぞれ違う理由で大金が自分のものだと説明します。
・1人目の男の主張
資産家の御曹司が誘拐され、その身代金として用意した金だと主張。自分は弁護士で、依頼人のために一億円を運んでいたと言います。
・2人目の男の主張
競馬で大穴を当てた払戻金だと説明。具体的なレース内容まで語り、いかにも競馬好きのような振る舞いです。
・3人目の男の主張
映画撮影で使う小道具だと主張。ラストシーンで大量の札が降る演出に使うものだと言います。
どの話も、それっぽく聞こえる…。
でも全員が必死すぎるうえに、拳銃や血まみれの袋には触れようとせず。
誰か1人ではなく、3人全員が怪しいですね。
⑤ ファミレスで聞き取りがスタート
駅前には野次馬が集まり、現場はどんどん騒がしくなっていきます。
そこで英理は、3人をファミレスへ移動させ、男たちをA・B・Cとして聞き取りする流れに。
Aは、弁護士を名乗る男。誘拐事件の身代金として一億円を運んでいたと話します。
Bは、競馬で大金を当てたという男。後ろ向きのキャップをかぶり、軽そうな雰囲気です。
Cは、映画関係者を名乗る男。札束は撮影用の小道具で、自分は助監督だと説明。
英理はAの弁護士バッジに注目し、小五郎はBとCへ業界用語で探りを入れていました。
結果的にここが嘘を見破るきっかけに!
ここは、2人の連携がうまくいってますね!
⑥ 紙袋の中身から3人のウソが見えてくる
紙袋の中身を調べると、3人の証言に矛盾が見えてきます。
まず拳銃の袋。中に入っていたのは本物ではなく、モデルガンでした。
さらに表面には消しゴムのカスのようなものがあり、グリップには不自然な指紋が残っています。
これは、撃つためではなく“描くため”に持っていた可能性を感じさせます。
次に、血まみれのシャツと包丁の袋。殺人事件の証拠品に見えますが、血は本物ではありません。
スケッチブックやシール、改造された牛乳パックもあり、何かの仕掛け道具だと分かってきます。
そして大金の袋からは、防虫剤のような臭い。
銀行から出したばかりの現金とは違う、長くしまわれていたお金の気配を感じさせます。
⑦ 小五郎と英理が「3人全員ウソつき」だと見抜く
聞き取りと物証から、小五郎と英理は3人全員に違和感を抱きます。
Aは弁護士を名乗るも、バッジや登録番号の説明が不自然。本物の弁護士なら分かるはずのことをごまかしています。
Bは競馬で勝ったと言いますが、小五郎が「鉄砲」という言葉を使うと、競馬用語ではなく拳銃の意味で反応してしまいます。これは怪しい…!
Cも映画関係者を名乗りながら、「バミる」という撮影現場の言葉を理解できません。
つまり、3人とも自分の正体や紙袋の中身についてウソをついているのです。
ただし、この時点では“本当に危険なウソつき”が誰なのかはまだ不明。
物語はいよいよ解決編へ向かっていきます!
アニメ「大金と3人のウソつき」の事件の真相/紙袋の持ち主は?

「大金と3人のウソつき」の犯人は、弁護士を名乗っていたAです。
しかもAは弁護士ではなく、誘拐事件の身代金を運んでいたわけでもなく、正体は特殊詐欺グループの一員。
会社の弁護士などを装って高齢者の家に入り、「タンス預金は税務上まずい」などと不安をあおり、現金をだまし取っていました。
今回の一億円も、銀行から出した身代金ではなく、高齢者宅に眠っていたタンス預金。
その証拠が、大金から漂っていた防虫剤の臭いです。
3人ともウソつきでしたが、Aだけはレベルの違う悪質なウソつきでしたね。
犯人特定に至った流れは?
まず、小五郎と英理はBとCのウソを崩しました。
Cは映画の助監督を名乗っていましたが、「バミる」という業界用語を理解できず。
さらにモデルガンの消しゴムカスや持ち方の不自然さから、拳銃を使う人ではなく“描く人”だと判明。
Cの正体は漫画家です。
次にB。競馬で大金を当てたと言いながら、「鉄砲」という言葉に競馬用語ではなく拳銃として反応してしまいます。
さらにビニールテープや太いマーカーなどから、Bの正体はテレビ番組のADだと分かります。
残ったAに対し、小五郎はあえて大金の袋を返します。
しかし袋に予備のスマホを仕込んでおり、仲間との会話は録音済み。
最後は英理が弁護士バッジの矛盾を突き、小五郎が防虫剤の臭いからタンス預金を見抜きました。
見事な夫婦コンビ!
そして、小五郎が覚醒してますね(笑)
小五郎がプレゼントの相談をしていた相手は?
小五郎がプレゼントの相談をしていた相手は、英理の法律事務所で秘書を務める栗山緑でした!
真相は、蘭へのプレゼント選びの相談。
小五郎は高校生の娘が何を喜ぶか分からず、女性目線のアドバイスをもらっていたのです。
さらに英理への過去のプレゼントについても相談していたことが判明。
最後は真相が明らかになって英理にもバレて、小五郎は恥ずかしがって消えてました(笑)
アニメ「大金と3人のウソつき」の感想&まとめ

「大金と3人のウソつき」は、紙袋の取り違えから始まるミステリーとして面白いだけでなく、小五郎と英理の夫婦コンビが光る回でした。
さらに、3人全員がウソをついている構成や、テキーラ・板倉卓を思い出す黒の組織の伏線っぽい描写まであり、かなり見どころが多かったですね。
日常回っぽく見えて、コナンファン的には語りたくなるポイントが詰まったお話でした!
① 小五郎と英理の夫婦コンビが良い!
今回、まず良かったのが小五郎と英理の夫婦コンビ。
小五郎は普段のように眠らされるのではなく、ちゃんと起きたまま事件に向き合っていました。
BやCに言葉を投げかけて反応を見たり、Aに大金の袋を返すふりをして、予備のスマホで仲間との会話を録音したり…。
かなり抜け目ない動きをしていましたね!
一方の英理も、弁護士としてAのバッジや登録番号の矛盾に気づき、冷静に追い詰めていきます。
別居中で、普段は素直じゃない2人。
それなのに、事件になると息が合うのがたまらないですね!
推理ではしっかり連携しつつ、最後は小五郎のプレゼント相談までバレるという流れも含めて、かなり毛利家らしい回でした!
② 3人全員が嘘つきという構成が面白い!
最初は、大量の一万円札が入った紙袋の持ち主をめぐる事件に見えました。
しかし調べていくと、A・B・Cの3人がそれぞれ別の嘘をついていたことが判明。
Aは弁護士ではなく、特殊詐欺グループの一員。
Bは競馬で大金を当てた人ではなく、テレビ番組のAD。
Cは映画関係者ではなく、漫画家でした。
ただ、同じ“嘘”でも重さがまったく違うのがポイント。
BとCの嘘は自分の事情から大金に便乗したものですが、Aの嘘は高齢者から現金をだまし取る悪質な犯罪。
3人全員が怪しいけれど、本当に危険なのは誰なのか?
そこが少しずつ見えてくる構成が、かなり気持ちよかったです。
「鉄砲」「バミる」、防虫剤の臭いなど、細かい違和感が回収されるのもコナンらしいですね!
③ 黒の組織の伏線っぽい描写が気になる…
事件の本筋とは別に、コナンファンとして見逃せないのが黒の組織関連の描写。
英理の事務所で「赤ん坊の泣き声だと思ったら猫だった」という話が出たあと、コナンがテキーラと板倉卓を思い出していました。
ここ、かなり意味深でしたね…。
テキーラは黒の組織の取引に関わっていた人物で、板倉卓は組織が関心を寄せていたソフトウェアの開発者。
特に板倉卓の日記には、女の背後で猫の鳴き声が大きくなり、女が焦って電話を切ったというシーンがありました。
この“女”はベルモットだと明かされていますが、猫の正体はまだ不明。
もし猫が黒の組織のボス・烏丸蓮耶を示しているなら、幼児化説にも繋がってきます。
まだ予想の域ですが、何かしら関係していそうな感じがあるので、今後もぜひ注目しましょう!
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