【ネタバレ】迷宮の十字路(クロスロード)の犯人/犯行動機は?犯人のひどい顔やトリックを紹介

名探偵コナン「迷宮の十字路」の犯人一覧と犯行動機を解説
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「迷宮の十字路(クロスロード)の犯人って誰?」

「迷宮の十字路(クロスロード)の犯人ってどんな動機だっけ?」

2003年4月19日に公開された劇場版名探偵コナン『迷宮の十字路(クロスロード)』。

謎の連続殺人が起こる京都が舞台になり、平次がメインとなった映画です。

怪しい人物が何人も出ており、最後まで犯人が明かされないため、誰が犯人なのか忘れてしまっている人も。

そこでこの記事では、迷宮の十字路(クロスロード)の犯人を徹底解説!

犯人から犯行動機、使ったトリックまで紹介していきます。

※ここからはネタバレを含むので注意してください。

「迷宮の十字路(クロスロード)」の犯人は、仏像専門の窃盗団「源氏蛍」のメンバー・西条大河

迷宮十字路の犯人は西条大河

『迷宮の十字路』の犯人は、古書店を経営する西条大河です。

かつて京都を拠点に活動していた仏像専門の窃盗団「源氏蛍(げんじぼたる)」のナンバー2であり、団内では“武蔵坊弁慶”というコードネームで呼ばれていました。

表向きは文化人として落ち着いた雰囲気を持ち、寺の檀家仲間や剣道仲間からの信頼も厚い人物として登場します。

しかし、裏の顔は源義経への憧れが強く、「義経流」という剣道道場を開く野心に満ちた人物でした。

迷宮の十字路は犯人になった時の顔が変わり過ぎて話題になった人物

迷宮十字路の犯人の西条大河が別人ずぎる件

特に、最初に登場したときと、正体が明らかになったときの雰囲気は別物。

ぜひ映画を見て欲しいのですが、人相だけでなく、眉毛の形も変わっており、話し方も別人といえるくらい豹変し、強烈なインパクトを残していました。

名探偵コナンの映画の中でも記憶に残っている犯人で上位にくる人物です。

「迷宮の十字路(クロスロード)」の犯人“西条大河”の犯行内容を解説

迷宮十字路の犯人の犯行内容

西条大河は窃盗団「源氏蛍」のメンバーで、仲間を次々と殺害。

冒頭5分で一気に4人殺害し、コナン映画の中でも最速の呼び声が高いです。

また、西条は目的の品を持っていた平次を襲い、和葉も監禁しました。

源氏蛍のメンバーを次々と殺害

迷宮十字路の原氏蛍のメンバー

西条は窃盗団「源氏蛍」の仲間である駿河次郎、備前兵四郎を刀で殺害。

その後、同じく「源氏蛍」の亀井六郎、鷲尾七郎 、片岡八郎の3名を神社へ呼び出して弓矢で殺害します。

殺害されたメンバーの共通点は、全員「義経記」を持っていたこと。

実は、「義経記」は、「源氏蛍」のリーダーが残した仏像の隠し場所のヒントを記した絵の謎を解くための重要な手がかりでした。

他の仲間が謎を解くと宝を奪われるかもしれないと感じ、西条は宝を独り占めするために仲間を殺害していったのです。

「桜屋」にて、源氏蛍のメンバー・古美術商の桜正造を殺害

桜正造(さくらしょうぞう)は、源氏蛍の元メンバーであり、仏像の売却ルートを持っていました。

桜は西条と手を組もうと持ちかけますが、裏切るつもりでいた西条。

そして、表向きは協力するふりをしておきながら、自分だけで仏像を売り、宝を独占するために桜を殺害しました。

この時代の背景として、インターネットで個人で販売できるので桜はいらないと思って裏切りました。

平次を襲撃し、和葉を監禁する

鞍馬山でコナンと平次が調査をしていたとき、ライダースーツに身を包み、翁の能面を被った西条は弓矢で平次を襲撃。

さらに後日、大阪へ帰ろうとしていた平次と和葉を、バイクで尾行し再び襲います。

公園へ逃げ込んだ平次と、正面から剣道の対決に…

西条は平次を追い詰めて頭部にケガを負わせ、病院送りにするほどの重傷を負わせました。

そもそも西条が平次を襲ったのは、平次が8年前に仏像から外れた「白毫(びゃくごう)」を偶然拾っていたから。

白毫は、盗賊団「源氏蛍」が盗んだ仏像に付いていた非常に貴重な宝石であり、仏像の在りかを突き止める鍵となる重要なアイテムだったのです。

また、事件の終盤、西条含めた犯人グループは和葉を誘拐し、人質として監禁。

平次が白毫を持っていたことから、すでに仏像の場所を知っていると確信し、和葉の命を盾に仏像の在りかを吐かせようとしました。

西条大河が使った事件のトリックとは?

迷宮十字路の犯人のトリック

桜正造殺害の事件が起きたのは、京都・先斗町にある茶屋「桜屋」。

そこでは宴会が開かれていて、西条も桜も席に参加していました。

途中、桜は「少し仮眠を取る」と言って席を外し、下の階にある納戸へ向かいます。

実はこのとき、西条は桜がどこに向かったのかを把握しており、あらかじめ納戸で殺害する計画を立てていたのです。

西条大河が桜正造を殺害したトリックは、凶器を隠して外部犯に見せかけるというもの

迷宮十字路の犯人の桜屋の事件トリック

西条は桜殺害後、殺害に使った凶器(短刀)を、位置情報がわかるGPS端末と一緒にペットボトルの中に入れ、茶屋の近くを流れる川へ投げ捨てました。

後からスマホで位置情報を追跡し、川を下った場所で凶器を回収しようとしたのです。

こうすることで、現場から凶器が見つからず、外部の人物による犯行のように見せかけようとしました。

また、平次を襲ったときに凶器を現場に残すことで、桜殺害時に犯人は凶器を持ち去ったと思い込ませたのです。

迷宮の十字路の犯人…西条大河の犯行動機は、義経になりたかった

迷宮十字路の犯人の動機

西条の動機は、「義経のような存在になりたかった」という強い憧れによるもの。

かつて所属していた盗賊団「源氏蛍」では“弁慶”というコードネームを与えられた西条でしたが、本当になりたかったのは、主君である“義経”でした。

源氏蛍のリーダー(=義経)が遺した「仏像の隠し場所を最初に見つけた者を次の義経にする」という遺言に執着し、何としても“次の義経”という地位を手に入れたいと考えました。

そして、仏像と額にあった白毫(びゃくごう)を手に入れ、売却して得た資金で義経流の道場を建てようとしました。

そのために、義経の遺言を知る当時の「源氏蛍」のメンバーを次々と殺害していきました。

犯行動機は、他の仲間を殺害して宝を独り占めしたいという実に利己的なもの。

表面上は義経になりたいという欲が目的のように見えますが、犯行の本質はお金であると言えます。

「迷宮の十字路(クロスロード)」の犯人のまとめ

「迷宮の十字路(クロスロード)」の犯人の西条大河は、コナン映画の中でもクズと呼ばれる犯人。

西条大河「オレは元々弁慶より義経が好きやった!義経になりたかったんや!」

という西条の犯行動機は、もはや意味不明。

西条の形相とセリフのインパクトが強すぎて、とんでもない犯人だなと感じた人も多いと思います。

京都を舞台にしたコナン×平次タッグはもちろん、西条の最初と犯人発覚時の変化に注目して見てみてください!

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