「沖野ヨーコと屋根裏の密室のネタバレを知りたい!」
「このアニメの犯人は誰?」
2022年10月8日/10月15日に放送の「沖野ヨーコと屋根裏の密室 前編・後編」。
前回の原作回が1053話/1054話「牧場に墜ちた火種前編・後編」の2話。
安室透と若狭留美が初めて対面するとても重要なお話でした。
この事件のトリックやトランプの暗号など、事件について知りたい方へ丁寧に解説していきます!
犯人は誰なのか?事件のトリックはなのか?事件の内容を解説していきます!
今記事では1059話/1060話「沖野ヨーコと屋根裏の密室 前編・後編」は原作のお話なのか?アニオリなのか?などを簡単なあらすじを含めて解説します。
※ここからはネタバレを含むため、注意してください。
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1059話/1060話「沖野ヨーコと屋根裏の密室」は何巻?原作で何話?
アニメ放送されている「沖野ヨーコと屋根裏の密室」は原作コナンの話となり、対象の単行本は99巻です!
名探偵コナン99巻に掲載されている話↓
File1:何故泣いている…
File2:とても信じられない…
File3:弟子で、魔法使い
File4:不気味な牧場
File5:ドジと疑惑
File6:光
File7:強いのは…
File8:小五郎、窮地に陥る
File9:屋根裏の密室
File10:暗号の理由
File11:TVで推理ショー!?
アニメ「沖野ヨーコと屋根裏の密室」の簡単なあらすじ

公式HPのあらすじはこちら↓
毛利探偵事務所にきた沖野ヨーコは、ある別荘で起こった事件を解いてほしいと依頼してくる。
数日前、日売テレビのプロデューサーが“姉が嫁いだ後に失踪してしまった”と語る別荘に、ロケハンのため一緒に向かったヨーコ。そこには姉の夫、弟夫婦の姿もあった。
別荘に泊まることにしたその夜……。話を聞いて推理を披露しようとしたところでトイレに籠ることになってしまった小五郎。そこに“いろは寿司”の脇田兼則が現れ――!?
https://www.ytv.co.jp/conan/trailer/index.html
アニメ「沖野ヨーコと屋根裏の密室」の登場人物

「沖野ヨーコと屋根裏の密室」の登場人物
・江戸川コナン
・毛利小五郎
・毛利蘭
・沖野ヨーコ
・脇田兼則
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アニメ「沖野ヨーコと屋根裏の密室」のネタバレ&伏線

TVアニメ1059話〜1060話「沖野ヨーコと屋根裏の密室」は、馬場家の屋根裏密室事件を軸にしながら、脇田兼則と安室透が羽田浩司事件・若狭留美方面へ近づく不穏さも残る前後編です。
事件そのものは馬場緋美による馬場貫康殺害として解決しますが、シリーズ全体では脇田の将棋の駒への探りと、安室が若狭留美の写真を見ているラストがかなり重要です。
屋根裏密室、ボーガン、トランプ暗号、宝華殺害の推理は事件内の真相として整理し、ここではRUM編・羽田浩司事件へつながる不穏な配置を中心に見ていきます。
沖野ヨーコが依頼人として来る華やかさと、ラストの冷たい本筋感の落差がかなり強い回です。
脇田兼則が「将棋の駒とか」と意味深な言葉を言う
このお話はRUM編の考察が結構進むお話であり、脇田兼則が最後の方にコナンに↓のことを言います。
脇田兼則「あるべきものがないと気になりやすからねぇ、そう…例えば将棋の駒とか」
この将棋の駒というのがラム編の考察に凄い大事になります。以下記事で考察しているのでぜひチェックしてみてください!

安室透と若狭留美の関係
最後のシーンでは安室透が若狭留美のことを気にするシーンもあり、バーボンがラム候補を気になるという重大なシーンでもあります。
この前の話で暗闇で安室さんは若狭留美にやられてたり、羽田浩司殺人事件の遺留品があったりと色々考えることがあるかなと思います。
二人の考察記事についてはこちらをチェック↓

アニメ「沖野ヨーコと屋根裏の密室」のあらすじ&事件の流れ

「沖野ヨーコと屋根裏の密室」は、沖野ヨーコが毛利探偵事務所へ相談に来るところから始まります。
現場へ行かず、ヨーコの証言をもとに過去の別荘事件を解いていく安楽椅子探偵型の構成が、この回の大きな面白さです。
行方不明、屋根裏密室、トランプ暗号、過去の宝華失踪が一本線でつながり、最後には緋美の復讐と風悟の黙認が重なる苦い事件へ変わっていきます。
さらに脇田が解決パートに入ることで、事件とは別の不穏さも走ります。
沖野ヨーコが毛利探偵事務所へ相談に来る
物語は、沖野ヨーコが毛利探偵事務所へやって来るところから始まります。
小五郎にとってはかなり嬉しい依頼人で、導入だけ見ると華やかで少し浮ついた空気があります。
でも、その明るさの奥に、軽井沢の別荘で起きた不可解な事件が隠れているのがこの回の落差です。
ヨーコは自分が見聞きした出来事を語り始めます。ここで面白いのは、コナンたちが現場に行っていないことです。証言をもとに、別荘で何が起きたのかを再構成していく流れになります。
ヨーコの語りがそのまま事件現場への入口になるため、聞き取りの細部がいつも以上に大事になります。
ヨーコが軽井沢の別荘での出来事を語る
ヨーコは、日売テレビの塀島湾也とロケハンで軽井沢の別荘へ向かった時の出来事を語ります。
ここで、舞台は毛利探偵事務所から、過去に起きた別荘の出来事へ移っていきます。
単なるロケハンだったはずの流れが、馬場家の不穏な過去へつながるのが怖いです。
別荘には、馬場貫康、馬場風悟、馬場緋美が関わります。そして塀島湾也の姉・馬場宝華が2年前に失踪していた場所でもあります。ここで、現在の事件と過去の失踪が重なって見えてきます。
屋根裏密室だけでなく、宝華の失踪が事件の根にあると分かることで、空気が一気に重くなります。
馬場宝華が2年前に失踪した場所だと分かる
別荘は、塀島湾也の姉・馬場宝華が2年前に失踪した場所でした。表向きは失踪ですが、本当に自分の意思で消えたのかはかなり怪しいです。
この時点で、馬場貫康が何を隠しているのかという不穏な視点が生まれます。
宝華は貫康の妻で、風悟の初恋の相手であり、緋美の大親友でもありました。
つまり、宝華を中心に馬場家の感情が複雑に絡んでいます。
現在の殺人事件の前に、すでに家族関係と未解決の喪失が置かれているのがかなり苦いです。
馬場貫康が行方不明になる
別荘での出来事の中で、馬場貫康が行方不明になります。最初はどこへ消えたのか分からない状況で、単なる失踪とも事件とも判断しにくいです。
しかし、過去に宝華が失踪した場所で貫康も消えるため、偶然とは思えない不穏さがあります。
ここで引っかかるのは、貫康が自分でどこかへ行ったのか、それとも誰かに何かされたのかという点。
別荘という閉じた空間、過去の失踪、家族関係の重さが重なります。
行方不明の段階から、事件の後味の悪さがじわじわ見えてくる構成です。
貫康から風悟へトランプ画像が送られる
貫康は行方不明中、弟の馬場風悟へトランプ画像を送ります。最初に見ると、なぜトランプなのか、何を伝えたいのかが分かりません。
この奇妙な画像が、後で命がけのSOSへ変わるのがかなり気持ちいい推理ポイントです。
カードのマークと数字には意味があります。貫康は声を出せない状況で、画像を使って自分の居場所と犯人を伝えようとしていました。
ここで怖いのは、そのメッセージを受け取った風悟が本当に分からなかったのかという点。暗号の謎が解けるほど、風悟の沈黙の重さも見えてきます。
4日目に屋根裏部屋で貫康の遺体が見つかる
4日目、屋根裏部屋で馬場貫康の遺体が見つかります。
背中にはボーガンの矢が刺さっており、屋根裏部屋は内側から鍵がかかっていました。
行方不明事件が、ここで一気に屋根裏密室の殺人事件へ変わります。
視聴者がまず考えるのは、誰がこの密室を作ったのかということです。犯人が外から密室を作ったのか、どこかに抜け道があるのか。けれど真相は逆です。
貫康は撃たれたあと屋根裏へ逃げ込み、自分で内側から鍵をかけて隠れていました。犯人が作った密室ではなく、被害者が逃げ込んでできた密室だったという反転がかなり見事です。
小五郎がトイレにこもり、脇田兼則が現れる
事件解決パートでは、小五郎がトイレにこもってしまいます。
いつもの眠りの小五郎の流れにならず、代わりに脇田兼則が現れ、コナンと一緒に事件を推理する形になります。
ここで空気がかなり変わります。事件解決の場にRUM編の要注意人物が入ってくるからです。
脇田は飄々としながらも鋭く、沖野ヨーコの証言から重要な点を拾っていきます。コナンは事件を解く一方で、脇田の観察力も意識せざるを得ません。
推理の快感と、見られている怖さが同時に走るのがこの場面の面白さです。
コナンと脇田がトランプ暗号を解く
コナンと脇田は、トランプのマークと数字を使った暗号を読み解きます。
カードのマークを英語にし、数字の位置の文字を拾うことで、貫康のメッセージが浮かび上がります。
ただの奇妙な画像が、被害者の最後の言葉へ変わる瞬間がかなり気持ちいいです。
暗号は「HELP」「ATTIC」、そして犯人が緋美であることを示します。貫康は屋根裏にいること、助けを求めていること、犯人の名前を伝えようとしていたわけです。
推理が一本線につながる一方で、なぜ風悟が助けなかったのかという別の怖さが浮かびます。
暗号から「屋根裏」と「犯人は緋美」が浮かび上がる
暗号の意味が分かると、屋根裏密室の見え方が変わります。貫康は屋根裏で撃たれたのではなく、撃たれてから逃げ込んでいました。そして、犯人は馬場緋美です。
場所と犯人が、被害者のダイイングメッセージから同時につながるのがこの回の大きな快感です。
緋美は車椅子の膝上にボーガンを隠し、貫康に近づくことができました。
さらに血痕が途中で途切れていたことは、廊下の血が拭き取られた可能性を示します。屋根裏密室の不可能感が、被害者の逃走と犯人の隠蔽に再配置されるのが上手いです。
馬場風悟が暗号を理解していながら助けなかったと分かる
事件の後味を重くするのは、馬場風悟の選択です。風悟はトランプ暗号を理解していました。
けれど、妻・緋美をかばるため、貫康を助けませんでした。
馬場風悟は殺害実行犯ではありませんが、暗号を理解しながら救助しなかった重要人物です。
ここがかなり苦いです。風悟には宝華への思いと、貫康への恨みがありました。
だからといって、助けられたかもしれない命を見捨てたことの重さは消えません。犯人当ての事件から、風悟の黙認という人間ドラマへ切り替わるところが胸に刺さります。
馬場宝華が貫康に殺害されたと推理される
さらに、2年前に失踪した馬場宝華は、貫康からDVを受け、別荘で殺害されたと推理されます。
宝華の写真では、夏服の中で一人だけ長袖・サングラスだったことが、DVの痕跡を隠していた可能性へつながります。
現在の被害者である貫康が、過去には宝華を殺した加害者でもあったと分かるのが、この事件の一番苦い部分です。
別荘周辺の松の木が以前より少なくなっていた話も、宝華の遺体隠しの推理へつながります。緋美の復讐は宝華への思いから生まれたもので、風悟も宝華に強い感情を抱いていました。
事件は解決しても、宝華の死、緋美の復讐、風悟の黙認が重なり、かなり後味が重く残ります。
脇田が将棋の駒を探り、安室が若狭の写真を見る
事件解決後、脇田兼則はコナンに将棋の駒について探りを入れます。
一方で、安室透は若狭留美の写真を見ています。馬場家事件の苦い結末のあとに、羽田浩司事件・若狭留美方面の本筋が静かに差し込まれます。
ここで大事なのは、馬場家のトランプ暗号と羽田浩司の将棋の駒を混同しないこと。
前者は事件内のダイイングメッセージで、後者はRUM編に関わる不穏な探りです。事件は解けたのに、脇田と安室の視線だけが次の謎へ残る終わり方がかなりゾクッとします。
- 沖野ヨーコが毛利探偵事務所へ相談に来る。
- ヨーコが、塀島湾也と軽井沢の別荘へロケハンに行った時の出来事を語る。
- その別荘は、塀島の姉・馬場宝華が2年前に失踪した場所だったと分かる。
- 馬場貫康が別荘で行方不明になる。
- 貫康から馬場風悟のスマホへ、トランプ画像が送られる。
- 4日目、屋根裏部屋で背中にボーガンの矢が刺さった貫康の遺体が見つかる。
- 小五郎がトイレにこもり、脇田兼則が現れて、コナンと共同推理する流れになる。
- コナンと脇田が、トランプのマークと数字を使った暗号を解く。
- 暗号から、貫康が屋根裏にいること、犯人が馬場緋美であることが分かる。
- 貫康は屋根裏で撃たれたのではなく、撃たれた後に屋根裏へ逃げ込み、内側から鍵をかけていたと分かる。
- 緋美は車椅子の膝上にボーガンを隠し、貫康へ矢を放ったと判明する。
- 風悟は暗号を理解していたが、緋美をかばって貫康を助けなかったと分かる。
- 過去には、貫康が妻・馬場宝華をDVの末に殺害していたと推理される。
- 事件後、脇田がコナンに将棋の駒について探りを入れる。
- ラストで安室透が若狭留美の写真を見ている。
アニメ「沖野ヨーコと屋根裏の密室」の犯人&トリック

犯人は馬場緋美です。被害者は馬場貫康です。
馬場風悟は殺害実行犯ではなく、トランプ暗号の意味を理解しながら助けず、緋美をかばった重要人物として整理します。
この事件のポイントは、屋根裏の密室を犯人が作ったのではなく、撃たれた貫康自身が逃げ込んで内側から鍵をかけたことで成立した点。
さらに過去には、貫康が妻・馬場宝華をDVの末に殺害していたと分かります。
犯人:馬場緋美
犯人は馬場緋美です。緋美は、馬場貫康へボーガンの矢を放った殺害実行犯。
貫康は屋根裏で撃たれたのではなく、撃たれたあと屋根裏部屋へ逃げ込み、内側から鍵をかけて隠れていました。
馬場風悟は、緋美をかばった人物です。貫康から送られたトランプ画像の意味を理解していながら、助けませんでした。さらに、緋美のスマホから貫康へ電話したことで、貫康が外へ出にくい状況も作っています。風悟を殺害実行犯として扱わず、黙認と隠蔽に関わった人物として分けることが大事です。
現在の殺害被害者は馬場貫康です。過去の被害者は馬場宝華です。
宝華は現在の事件で遺体発見された人物ではなく、2年前の失踪の裏にいた過去被害者として整理します。
この切り分けをすると、事件の構造がかなり見やすくなります。
動機:親友・馬場宝華の復讐
背景
緋美の動機の背景には、馬場宝華の死があります。宝華は貫康の妻であり、緋美の大親友でした。そして風悟にとっては初恋の相手でもありました。
宝華は馬場家の人間関係の中心にいた人物で、その死が現在の事件の根にあります。
宝華は2年前に失踪したことになっていました。
しかし実際には、貫康からDVを受け、別荘で殺害されたと推理されます。写真で宝華だけが長袖とサングラスを身につけていたこと、別荘周辺の松の木が以前より少なくなっていたことが、その推理へつながります。
失踪として処理されていた過去が、殺害として見え直すのがかなり苦いです。
引き金
引き金になったのは、緋美が宝華の死に貫康が関わっていると疑い、貫康を問い詰めたことです。緋美は深夜に貫康を呼び出し、ボーガンを用意して向き合います。
親友を奪われた怒りが、貫康への復讐として前に出てしまったわけです。
ただし、宝華への思いがあっても殺人は正当化できません。
貫康には過去の罪があったと推理されますが、それでも緋美がボーガンで撃った事実は消えません。被害者にも加害者の過去があり、犯人にも復讐の痛みがあるからこそ、この事件は単純に割り切れません。
決定打
決定打は、緋美が逃げる貫康の背中へボーガンの矢を放ったことです。貫康を問い詰める段階から、実際に命を奪う段階へ踏み込んでしまいました。
風悟も宝華に思い入れがあり、貫康を恨んでいたため、結果的に緋美をかばる側へ回ります。
ここで事件の後味は一気に重くなります。
緋美の復讐、風悟の黙認、貫康の過去の罪が重なり、誰か一人だけの問題ではなくなっていきます。事件は解けても、馬場家に残った感情は簡単には終わらないんですよね。
トリック:被害者が逃げ込んで成立した屋根裏密室
準備
緋美は車椅子を利用し、膝の上にボーガンを隠します。
車椅子という状態があるため、膝上に何かを置いていても不自然に見えにくい状況がありました。
ボーガンという大きな凶器を、車椅子の膝上に隠せることが犯行可能性の大きなポイントになります。
さらに緋美は、深夜に貫康を呼び出します。貫康を問い詰める場面を作り、宝華の死に関する疑いをぶつける流れになります。
この時点で、事件は単なる突発的な衝突ではなく、復讐の感情を抱えた対峙へ進んでいます。
実行
緋美は、逃げる貫康の背中へボーガンの矢を放ちます。
貫康は致命傷を負いますが、その場で倒れず、屋根裏部屋へ逃げ込みます。
そして内側から鍵をかけます。
このため、屋根裏の密室は犯人が外から作ったものではなく、被害者自身が逃げ込んだ結果として成立しました。
ここがこの事件の気持ちいい反転です。普通なら「どうやって犯人が密室を作ったのか」を考えます。
でも実際には、貫康が身を隠すために自分で鍵をかけていた。密室の意味が、犯人の技巧から被害者の必死な逃走へ変わるのがかなり上手いです。
発覚回避
緋美は廊下の血痕を拭き取り、貫康がどこへ逃げたのか分からないようにしました。血の跡が続いていれば、屋根裏へたどり着く可能性があります。そこを消すことで、貫康の居場所を隠そうとしたわけです。
血痕が途中で途切れていること自体が、後で拭き取りの違和感として効いてきます。
風悟も発覚回避に関わります。
貫康からのトランプ暗号を理解していながら知らないふりをし、緋美をかばります。さらに緋美のスマホから貫康へ電話したことも、貫康が外へ出にくい状況に関わります。犯人の隠蔽だけでなく、風悟の沈黙が事件をより苦いものにしています。
綻び
綻びは、貫康が送ったトランプ画像です。カードのマークを英語にし、数字の位置の文字を拾うことで、貫康のメッセージが浮かび上がります。
暗号を読むと、貫康が屋根裏にいること、犯人が緋美であることが分かります。
さらに、血痕が途中で途切れていたことは、緋美による拭き取りを示します。車椅子の膝上にボーガンを隠せることも、緋美の犯行可能性を支えます。
そして風悟が「エース」の意味を理解していたことで、暗号を読めたのに助けなかった可能性が見えてきます。暗号、血痕、車椅子、風悟の理解が一本線でつながり、事件の真相が崩れていきます。
決め手:トランプ暗号と血痕、車椅子が矛盾を崩す
決め手は、まず貫康が送ったトランプ画像の暗号です。
カードのマークを英語にし、数字の位置の文字を拾うことで、「HELP」「ATTIC」、そして犯人が緋美であることが示されます。
この暗号が、貫康の居場所と犯人を同時に示す最大のダイイングメッセージになります。
血痕が途中で途切れていたことも重要です。血の跡が自然に続かないなら、誰かが拭き取った可能性が出ます。そこから、貫康が屋根裏へ逃げ込んだことを隠そうとした行動が見えてきます。
密室の謎は、血痕の途切れによって「逃げた先を隠した事件」へ変わります。
さらに、緋美の車椅子なら膝上にボーガンを隠せたことが、犯行可能性を示します。風悟が「エース」の意味を理解していたことは、暗号を読めたのに助けなかった可能性を示します。
宝華の長袖・サングラスはDVの痕跡を隠していた可能性へつながり、松の木の本数の変化は宝華の遺体隠しの推理へつながります。現在事件の証拠と過去事件の違和感が重なり、馬場家の真相が一気に苦くなります。
結末:緋美の復讐、風悟の黙認、脇田と安室の不穏さが残る
結末では、馬場緋美が馬場貫康にボーガンの矢を放った犯人だと判明。
貫康は屋根裏で撃たれたのではなく、撃たれたあと屋根裏へ逃げ込み、内側から鍵をかけていました。
屋根裏密室は、犯人の完全犯罪ではなく、被害者の必死の逃げ込みによってできた密室でした。
風悟は、貫康のトランプ暗号を理解していました。それでも妻・緋美をかばり、貫康を救いませんでした。さらに過去には、貫康が妻・宝華をDVの末に殺害していたと分かります。
現在の被害者が過去の加害者でもあり、犯人の復讐と黙認者の沈黙が重なるため、後味はかなり苦いです。
そして事件後、脇田はコナンに将棋の駒について探りを入れ、安室は若狭留美の写真を見ています。馬場家事件は解決しても、羽田浩司事件と若狭留美をめぐる探り合いは残ります。
単発事件の重さに、本筋の不穏さまで乗る終わり方です。
アニメ「沖野ヨーコと屋根裏の密室」のhuluやアマプラはある?
アニメ「沖野ヨーコと屋根裏の密室」はhuluとAmazonPrimeVideoで配信されています。
コナンを取り扱っているVODでは、様々なアニメコナンが見れるので登録をおすすめします!
アニメ「沖野ヨーコと屋根裏の密室」の感想&まとめ

ヨーコが語る軽井沢別荘の“屋根裏密室”が怖いのに、小五郎は腹痛でトイレ籠城。
血痕と奇妙なトランプ写真、失踪の影まで絡み、脇田推理が不穏を増幅する緩急が秀逸な2話。
① ヨーコの“語り”が怪談のように怖い
ヨーコが毛利探偵事務所で語る“軽井沢の別荘事件”が、怪談のようで引き込まれました。ロケハン先が「失踪した姉の嫁ぎ先」という時点で不穏なのに、夜中のドタドタ音→廊下に点々と残る血痕→途中でぷつりと途切れる不気味さが連打。
さらに4日目、屋根裏でボーガンの矢が刺さった遺体が見つかる閉塞感が凄い。しかも屋根裏は“密室”のような扱いで、どうやって出入りしたのか想像するだけでゾワッとします。
回想形式だから視聴者もヨーコと同じ情報量で迷子になり、トランプ写真の意味を考え続ける“気持ち悪さ”が残るのが良かったです。導入の完成度が高い回でした。
② 小五郎不在の笑いと、脇田参加の不穏が同居
一通り話を聞いて名推理を披露…のはずが、小五郎が腹痛でトイレ籠城という脱力展開が笑える。でも代わりに現れたのが、いろは寿司の脇田兼則というのがまた怖い。
毛利事務所でヨーコの依頼を受けながら“眠りの小五郎”が使えず、コナンが地力で会話を回すのも新鮮でした。脇田は寿司屋らしからぬ鋭さで核心に触れる質問を投げ、コナンが言葉を選ぶたびに『あ、探られてる』とヒリつく。
後編で“トイレにいるはずの小五郎”からコナンへ連絡が入る引きも、事件とは別ベクトルでゾクッとしました。RUM候補が推理席に座るだけで、縦軸が一歩進む気がします。
③ 今回は脇田兼則が活躍する回であった
今回は事件とは別件で注目して欲しいのは脇田兼則です。
脇田は今回、小五郎がいないため事件解決にほぼほぼ一人で解きました。
暗号の解読はもちろんのこと、写真の一枚を見てDVなのでは?そして怨恨の説なのでは?という細かなところまで推理しており、やはり脇田兼則はただものではないことがわかりました。
今回は小五郎がいないということで、本当は推理力が高いのに隠れていることもわかりましたね。
やはりラム候補と言われることもあります。脇田については以下記事で解説しているので、ぜひチェックしてください。
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④ 「密室殺人+失踪」の二段構えで後味が重い
後編で明かされる“失踪した馬場宝華”の関係性が、ただの密室殺人を一段重くしていました。夫・貫康、弟・風悟、妻・緋美が幼なじみで、宝華が初恋の相手でも大親友でもあるという地雷配置。
さらに塀島プロデューサーが途中で追加情報を入れてくるせいで、推理が“過去”へも伸びていくのが面白い。二年前の夏、宝華が一人で先に別荘へ着いて消えたと知った瞬間、今回の屋根裏の死体発見が『偶然じゃない』と確信して鳥肌でした。

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