沖野ヨーコと屋根裏の密室殺人事件の最後に脇田兼則がコナンにとあることを聞きます。
脇田兼則「あるべきものがないと気になりやすからねぇ、例えば将棋の駒とか」
いきなり唐突であったからこそ、見ている人からすると、急にどうした??と思った方も多いはず。
そこで今記事では脇田の「将棋の駒とか」とコナンに言った真意について考察していこうと思います。
ただ、この考察の最後の方には大きなネタバレがあるため、【ネタバレ注意】の部分は気になる方は見ないようにお願いします!
「沖野ヨーコと屋根裏の密室殺人事件」とはそもそも何話?
このお話は単行本では99巻、アニメでは1059話/1060話に収録されている内容となります。
沖野ヨーコがロケハンで行った別荘の話です。事件の詳細やネタバレについては以下記事を参照してください↓
【関連記事】1059話/1060話「沖野ヨーコと屋根裏の密室 前編・後編」は何巻?
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脇田兼則が急に「将棋の駒とか」と言い始める
この事件の最後に事件を解決を導いたコナンに対して、脇田兼則がいきなり、
脇田兼則「あるべきものがないと気になりやすからねぇ、そう…例えば将棋の駒とか」
と言い始めます。
その後にコナンは
コナン「へー…そうなんだ…」
と何もなかったように返します。
コナン名演技!と思いますが、実はこれには色々な流れが想像できます。
将棋の駒はもちろん…羽田浩司殺人事件について
ここの将棋の駒というのは、羽田浩司殺人事件の遺品になっている将棋の駒です。
この話の一つ前の原作回「牧場に堕ちた火種」で安室が将棋の駒を拾った時に、これは羽田浩司殺人事件の時に紛失している遺品。と気づきました。
1053話/1054話「牧場に墜ちた火種 前編・後編」は何巻?
この流れから考えると、脇田の言った「将棋の駒とか」は、羽田浩司の将棋の駒であることは確定です。
この脇田の発言の後に、喫茶ポアロで安室が若狭留美を見ていたため、ほぼ間違いないでしょう。
羽田浩司殺人事件について↓
【関連記事】コナン【羽田浩司殺人事件】の考察
脇田兼則がコナンに将棋の駒とか?と聞いた理由は
では、なぜ脇田はコナンにこのことを聞いたのか?という本題に入ります。
それは恐らくコナンが頭が切れるというのをこの事件でもわかっており、「もしかしたら羽田浩司殺人事件のことを知っているのかも?」とかまをかけたのかな?と想像できます。
これまでの描写で脇田とコナンについては接点はほとんどなく、まだコナンは新一と疑われることは少なく、脇田の中で半信半疑でコナンに質問したというのが考えられます。
では、なぜかまをかけたのか?というところで行くと「もしかしたら、コナンが羽田浩司殺人事件やRUMについて探っているのでは?」ということを考えて質問したのかなと考えられます。
羽田浩司の将棋の駒を知っているのは、探っている人物か関係者しか考えられません。
この発言で脇田兼則が羽田浩司殺人事件と関係あることが判明
さて今回のこの発言で大事なことといえば、脇田が羽田浩司殺人事件と関係者であるというのがわかりますね。
羽田浩司殺人事件についてはネット上では一時的にアップされていましたが、そこの記事には確か将棋の駒については全く触れていませんでした。
1つ前の隕石の話で安室が初めてみて、これは公安の研修で唯一現場から亡くなった遺留品であるという風に言っていました。
そのため、将棋の駒を知っているということは、事件の当事者か公安のように情報を持っている人物であるということでなります。
ここを繋げるとRUM候補の一人である脇田兼則は羽田浩司殺人事件の関係者であることがほぼ確定です。※脇田が警察の関係者じゃない限り
そして、羽田浩司殺人事件を探っている人物/関係者を探しているということも考えられます。探っている人物を探しているからとりあえず、コナンに質問をして将棋の駒を知ってるのか?という質問をしたと考えられます。
この発言だけで脇田兼則がラム説というのが急浮上するような発言となります。
コナンはナチュラルに知らなかった説もある
ここで一つ整理してみると、コナンは知っていたのに知らないふりをしたのか?というのが気になるポイントです。
コナンはこの話で明らかに脇田を警戒しつつ、事件を解いていることがわかります。
警戒しているから知らないふりをしたのかな?と思いましたが、コナンが知っている情報だと羽田浩司殺人事件の将棋の駒というのは知らない可能性が高いです。
読者がこの段階で駒が羽田浩司の遺留品とわかったのは隕石のお話。
ここで公安警察であった安室さんが拾ったからわかりました。ネットに上がっている記事では将棋の駒については触れていません。
※もしかしたら降谷と風見の会話を盗み聞ぎしてたかも
そうなるとコナンはこれまでの漫画の中で将棋の駒にふれる機会はありませんでした。燃えるテントでも若狭留美のポケットになにか入ってる。というのはわかっていましたが将棋の駒とまではいってません。
だからこそ、脇田の質問に対して特に何も答えなかったと考えるのが筋かもしれません。
【ネタバレ注意】脇田がコナンに聞いた真意とは
ここから100巻以上読んだ人向けの考察となります。
脇田兼則の正体は100巻で判明しました。そこでその立場から少し考察してみるという形です。
そのため、ここで脇田兼則の正体を知理たくない人はここまでとなります!
【ネタバレ注意】脇田の正体から考えると…
では、ここでは脇田兼則の正体がRUMとわかったと上で話を進めていきます。
【関連記事】脇田兼則の正体はRUM(ラム)で確定?
ラムは羽田浩司殺人事件で犯行を実行した人物であり、知ってて当たり前です。
ラムである脇田兼則は何者かが羽田浩司殺人事件を探っていると思っています。
その根拠としては定期的にwebページが更新されたり、霊魂探偵の堀田凱人が羽田浩司について触れたりと何かしら身の回りで起きています。
また裏切りシリーズで「ASACA」の名前が出た時も、バーボンとベルモットが浅香の場合は消すように上に言われています。
ラムにとっては羽田浩司殺人事件は失敗した事件であり、浅香みつけて関係者や探ってい人物は消したいと考えてるのが筋です。
そこでちょっと頭の切れるコナンに聞いてみたというのが考えられます。
ラムの中で毛利小五郎はちょっと怪しいなと思い、調査をするも全く組織のことを知らなそうでシロとなり、雪山ではバーボンと一緒に行動するコナンが少し気になる…みたいな思考回路な気がしてます。
ただ聞いてみたらやっぱり子供か…みたいな感じで上手く騙せたのかなと思います笑
コナンすごい…
屋根裏事件の「将棋の駒」について感想
今回はこの一言だけで記事をかけるレベルまで考察してみました笑
正直ところどころ想像が入ってるのであっているかはわかりませんが、様々なピースから考えてみました。
高確率であってるかな〜と思ってますが、ぜひ皆さんも考えてみてください!
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