前回のアニメコナンでは、久しぶりの原作のお話でしたね。服部と対決する新キャラクターでもある沖田総司が初登場し、コナンファンもとても楽しみなお話だったのではないでしょうか？
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さて、前回は原作でしたが今回のお話は、原作の中でもデジタル・リマスターのお話になります。
今回は2018年10月20日(土)放送のアニメ名探偵コナン75話「金融会社社長殺人事件」のあらすじとネタバレを紹介していきます。
※ここからはネタバレを含むため、注意してくださいね。
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「金融会社社長殺人事件」の対象マンガ
最初で紹介した通り、今回のお話は過去のアニメで放送されたお話ということもあり、既に原作もあります。
最初に放送されたのは1997年9月8日となり、すでに20年前のお話となることにびっくりしますよね。
単行本は名探偵コナン15巻になります。
File147「指をペロッ！？」
雀荘にいた小五郎と、その付添で来ていたコナン。一人参加者がいなくなったため、向かいのビルの肥田金融の肥田社長を呼ぶことに。しかし、時間が経っても、肥田社長がいないため、コナン達がビルに行くと…。
File148「魔法を使った！？」
目暮警部が登場し、容疑者は3人まで絞られたが、結局犯人の使用した青酸カリの行方がわからないことに…。しかし、コナンは容疑者の一人のとある行動に疑問を持ち、犯人を特定することに…。
File149「悪魔の呼び声」
犯人のトリックがわかったコナンは、あるものを使用して、今回の犯人を特定する。
「金融会社社長殺人事件」のあらすじとネタバレ
公式HPでは以下のようなあらすじが紹介されています↓
肥田金融の肥田社長が事務所の社長室で毒殺される事件が発生。死因は青酸カリによる窒息死で、社長室は密室の状態だった。
肥田が殺害される直前に事務所を出た社員の南澤、孝子、飯野が容疑者として浮上。そして、肥田の右手の親指とお札数枚から毒物反応が出る。
肥田はお金を数える時、右手の親指を舐めるクセがあり、犯人はこのクセを利用して殺害したのだ。だが、犯人がどうやって肥田の指に毒物を付けたのかは謎のままだった…
「金融会社社長殺人事件」のネタバレ
小五郎は雀荘「べいか」で麻雀を楽しんでいることに…。そこにはコナンもあり、コナンが小五郎の手助けをし、勝ったりと今日は調子が良い様子。
麻雀は4人でやるものの、参加者の一人でもある「岡野」が抜けることになり、もうひとり麻雀相手を呼ぶことに。
その相手というのが雀荘の向かいのビルにある「肥田金融」の肥田満弘(ひだみつひろ)社長という人物。
肥田社長に電話をすることに…
麻雀相手を一人埋めるために、肥田社長に電話をしたところ、肥田社長は売上を数えている様子。
肥田社長は残りの金を数えたら行く！ということになりましたが、電話中に「!?」と何か合ったみたいです。しかし、肥田は30分以内に行くとの返答があったため、それぞれ続けて麻雀をうつことになりました。
そして、待つことになりましたが、雀荘に蘭っも現れてしまい、コナンは帰ることになりましたが…。蘭は少しだけ麻雀をうつことになり、さらに麻雀が強いという謎の特技もみせました。
肥田社長が時間になっても現れない
30分以内に行くという、肥田社長であったが、一向に現れませんでした。これにしびれを切らした、小五郎達一行は肥田金融のビルに行くことに…。
肥田ビルにつくと肥田金融社員の南沢尚善(みなみさわひさよし)が現れました。携帯を忘れたという南沢の協力も得て、肥田金融の中に入りました。
そして社長室は光がついているものの…鍵はかかっている様子。合鍵もないため、小五郎が力づくで開けると…。なんと肥田社長がお金にまみれて亡くなっていました。
小五郎が状態を見て「密室殺人かもしれーんだからな！！」と言い、警察を呼ぶことに…。
目暮警部が到着し、現場検証を行うことに
目暮警部が到着し…現場検証を行うと、犯行時刻は7時半〜8時の間ということがわかり、7時には社員は全員退社していたとのこと。
用心深い社長ということもあり、防犯カメラの映像を調べることに…。
最後に退社したのは7時4分で、その後小五郎達がくるまでに誰も入っていないため、これは密室殺人ということで決定づけられました。
肥田金融の社員達が到着する
防犯カメラに写っていた、社員の南沢以外にも二人の社員藤井孝子(ふじいたかこ)と飯野宏(いいのひろし)が容疑者として会社にやってきた。
コナンは社員の一人でもある南沢が詰めを噛んでいる様子をみて、“癖”があるのでは？ということに気づきました。
どうやら肥田社長はお札を数える時に、指を「ペロッ」と舐める癖があったとのこと。そこで小五郎はお札を渡した飯野が犯人では？ということを推理しましたが…
どうやら、元々指についている青酸カリを舐めていたため、お札ではなく指に先についているということがわかりました。そして電話中にはお札を数えていたため、途中で青酸カリがついたとのこと。
鑑識によると、青酸カリがついていたのは、被害者の親指と部屋のドアの内側のノブとその上にある鍵を掛けるツマミということ。
つまり、被害者の肥田社長は金を数えている途中にどこかに行き、毒をつけて再び戻ってきたとのこと。
容疑者の事情聴取をすることに
この会社にきた時に何か触っているのでは？という問いに対して、南沢は事務所に忘れた携帯電話を触ったとのこと。
そして、その最中に藤井孝子は給湯室でお茶を入れようとしており、目暮警部に怒られることに。藤井はトイレに一回いったとのこと。
飯野はトイレに一回行き、その後はパソコンをいじったとのこと…。これを聞いている間に南沢はトイレに行き…小五郎と目暮警部は
「あんたらは容疑者なんだぞ！勝手にうろちょろするんじゃねぇー」
と怒りましたね笑
社員の飯野はパソコンをいじられそうになると…
容疑者の3人は大人しくしていると…鑑識がパソコンの電源を消そうとした時に飯野が「触るな！！」と怒りました。
そこから藤井は自分で消すと言いました。これを見ていた藤井と南沢は、飯野が会社のお金を横領したデーターが入っていることを指摘しました。
どうやら肥田社長もそれを知っており、それを隠すために口止めしたのでは？と二人は言いました。
しかし。南沢と藤井もどうやら肥田社長に対して、恨みを持っているらしく全員犯行動機があるみたいですね…。
毒物反応はどこからも出なかった
事務所内の全部を鑑識が調査をしましたが、毒物の反応は出なかったとのこと。そして容疑者3人の持ち物からも出てこなかったとのこと…つまり、いつの間にか青酸カリが肥田社長の手に付けられたが…毒物が亡くなっています。
コナンは短時間で青酸カリを完璧に消すのは不可能ということも推測しており、3人の仕草から何かヒントを得ようとしました…
そして、青酸カリを無効にするものを考えました…。
するとトイレの中にある漂白剤をみつけて、これで犯人のトリックがわかったみたいですね。
小五郎の推理ショーが始まる
容疑者の3人は帰ろうとしていましたが、それをコナンが呼び止め、小五郎の推理ショーが始まりました。
そして犯人のトリックは「ある物を利用すれば10人が10人とも同じ行動をとる事になる…」とのこと。
電話では？パソコンでは？という目暮警部の提案にもNOを出す眠りの小五郎…。
「ほら、聞こえてきましたよ…犯人が社長を死へ導いた悪魔の呼び声が…」
と言うと…
「ピィー！！」
という音が給湯室のヤカンが鳴り続けました。そして犯人はガスコンロのツマミに毒を塗っていたことがわかりました。
犯人は藤井孝子
今回の事件の時に給湯室に近づいたのは藤井孝子一人。そのため、犯人は藤井孝子と小五郎は推理しました。
どうやら孝子は退社する時にヤカンに火を付け、出ていき…電話中の「！？」間にヤカンの火を止めた時に肥田社長の手に青酸カリがついたとのこと。
そして証拠として、藤井のハンカチにヨードチンキを垂らすと茶色に染まるはずが、色が消えてしまいました。
つまり漂白剤に含まれているチオ硫酸ナトリウムが、青酸カリの解毒作用が働き、コンロのツマミに塗っていた青酸カリを拭き取ったとのこと。
犯人の藤井孝子の動機とは？
藤井はどうやら心臓が悪いこともあり、昔入院していた時に彼氏がお見舞いにきていたとのこと。そして、入院費は彼氏が払ってくれていたみたいですが。
その彼氏は入院費を得るために、肥田からお金を借り、最終的には亡くなってしまったとのこと。少し悲しい事件になります。
そして眠りの小五郎は藤井孝子が犯人なのでは？と思った理由は常に左手はコートのポケットにあったこと。青酸カリをうっかり触っていた場合に、自分が亡くなるリスクがあったためでしたね…。
「金融会社社長殺人事件」の感想
今回は20年前のアニメのお話でしたね。「ペロ…青酸カリ」のようなことを少し、思い出させるような事件でしたね笑
原作は3話連続のため、アニメ1話にするととても濃密なお話でしたがとても良かったです！
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