初対面の回!「怪盗キッドvs京極真」のネタバレ&伏線&キッドの変装は誰?

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2014年7月19日・26日に放送の746話・747話「代役・京極真」。

2019年の劇場版名探偵コナン「紺青の拳」の主役といえば、怪盗キッドと京極真。

そんな二人の初めての対決といえば、「怪盗キッドVS京極真」の物語です!

既に放送日が2014年7月19日・26日の放送のため、約5年前のアニメになりますが、なかなかの名作のため、初めて観る方は特に必見の内容になります!

今回は2018年月日(土)放送のアニメ名探偵コナン746話・747話「怪盗キッドvs京極真」のあらすじとネタバレを紹介していきます。

※ここからはネタバレを含むため、注意してくださいね。

この記事の目次

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「怪盗キッドvs京極真」の対象マンガ

著:青山剛昌
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こちらはもちろん原作漫画が題材になっている物語です。

対象のお話は名探偵コナン82巻と2019年3月現在は95巻となっているため、既に10巻以上前の物語になります。

対象のお話は以下になります。アニメにしては3話と少し少なめのお話ですが、アクションが多いのが魅力ですね。

File862「鉄壁」

「鉄壁」では前話に続き、京極真が登場。鈴木家の両親に挨拶をするも、なかなか認めてもらえず…そんな中園子が怪盗キッドに夢中と知った京極真は…↓

京極VS怪盗キッド!?(漫画編)File862「鉄壁」のネタバレ|漫画コナン

File863「暗転」

「暗転」では、ついに京極とキッドが直接対決となろうとしていたが、京極に向けて大量の手紙が届けられる。

京極へ大量の手紙!?File863「暗転」のネタバレ|漫画コナン

File864「雌雄」

「怪盗キッドvs京極真」のあらすじ

公式HPのあらすじはこちら↓

園子は京極真を自宅に招き、父親の史郎、母親の朋子に彼氏として紹介する。園子は京極が400戦無敗の空手の達人と自慢するが、朋子はその話に興味を示さず、鈴木財閥を背負って立つ覚悟はあるのかと京極に迫る。

鈴木財閥の跡継ぎになるのは園子の伴侶となる男性。だが、朋子は武者修行のために海外留学している風来坊の京極は跡継ぎに相応しくないと考えていた。その時、園子の携帯に蘭から連絡が入る。

蘭は怪盗キッドが鈴木次郎吉相談役に犯行の予告状を出したというニュースの事を園子に教える。園子は「キッド様が来る」と喜び、京極はその言葉を聞いてキッドに嫉妬する。
博物館にキッドから大量の炙り出しの手紙が届き、コナンは目的を推理する。京極は展示室から皆を退去させ、入った者は敵と見なして制圧すると忠告。廊下に出たコナンは手紙を調べて何かに気付く。

予告時間に館内の電気が消える。廊下には麻酔ガスが充満。機動隊員たちは次々に倒れ、コナンは防毒マスクに手を伸ばすが…。

アニメ「怪盗キッドVS京極真」のネタバレ&伏線

アニメ746話〜747話「怪盗キッドVS京極真」は、殺人事件ではなく、翠緑の皇帝(グリーン・エンペラー)をめぐる怪盗キッドの宝石奪取回。

見どころは、怪盗キッドの変装・奇術・頭脳と、京極真の圧倒的な身体能力が正面からぶつかるところです。

さらに園子と京極の恋愛、鈴木家の反応、キッドの粋な去り方まで重なり、怪盗回なのにかなり温かい余韻が残ります。

怪盗キッドと京極真が本格的に対決!

この回は、怪盗キッドと京極真が本格的に対決する重要回です。

キッドは翠緑の皇帝(グリーン・エンペラー)を狙い、京極はその警備を引き受けることで、2人が真正面からぶつかる構図になります。

いつものキッド回は、コナンや中森銀三との頭脳戦・追跡戦が中心になりやすいです。けれど今回は、そこに京極真という規格外のフィジカルが入ってくるのが大きいです。

怪盗キッドの変装、仕掛け、余裕のある立ち回りに対して、京極は身体能力と観察眼で迫ります。

「怪盗VS探偵」ではなく、「怪盗VS最強空手家」になっているのがかなり新鮮です。

キッドがいつものように華麗に逃げようとしても、京極相手だと単純には押し切れない。

怪盗ショーの美しさに、アクション回の熱さが混ざるのがこの回の最大の魅力です。

京極真が世界最強の防犯システムとして描かれる

京極真はこの回で、鈴木次郎吉から「世界最強の防犯システム」として宝石警備を任されます。

この扱いがギャグだけで終わらず、事件構造の中心に置かれているのが面白いです。機械の警備でも、警察の包囲でもなく、京極本人がグリーン・エンペラーを守る。もう発想からしてかなり強いです。

京極は園子の彼氏として登場するだけではありません。

宝石を身につけ、展示室でキッドを迎え撃つことで、怪盗キッド対策として成立するレベルの存在だと描かれます。キッドの頭脳戦に対して、京極の身体能力がそのまま突破不能の壁になる感じがたまりません。

しかも、京極は真面目なので、警備にも本気です。

園子への思いと宝石警備が重なり、京極の強さが恋愛の熱量にも見えてくるのが良いです。

園子と京極の恋愛ラインが鈴木家に試される

この回は、園子と京極の恋愛が鈴木家、とくに鈴木朋子に試される回でもあります。

園子は京極を彼氏として家族に紹介しますが、朋子は簡単には認めず、鈴木財閥を背負う覚悟まで問うような厳しさを見せます。ここでただのラブコメではなく、園子が鈴木家の娘であることが前に出るんですよね。

京極は不器用ですが、かなり真面目です。鈴木家の空気にも、園子への気持ちにも真正面から向き合おうとします。

恋愛の甘さだけでなく、家の重さが入ることで、園子と京極の関係が一段本気に見えるのが刺さります。

そしてキッド事件を通して、京極の評価が少し動く。

宝石を守る勝負が、そのまま園子の相手として認められるかどうかの試験にもなっているのが上手いです。

アニメ「怪盗キッドVS京極真」のあらすじ&事件の流れ

ここからは「怪盗キッドVS京極真」の流れを時系列で整理します。

園子が京極を鈴木家へ紹介する恋愛導入から、怪盗キッドの予告状、グリーン・エンペラー展示室での対決へ進む構成がかなり濃いです。

殺人事件ではありませんが、警備、変装、宝石の色変化、京極のアクションが詰まっています。怪盗回の華やかさと、園子・京極の恋愛の温かさが同時に走る前後編です。

園子が京極を鈴木家へ招く

物語は、園子が京極真を自宅へ招き、父・鈴木史郎と母・鈴木朋子に彼氏として紹介するところから始まります。

怪盗キッド回でありながら、最初の空気はかなり恋愛寄りです。園子が京極を家族に会わせる段階まで来ているのが、まず大きいんですよね。

京極は真面目に向き合おうとしますが、鈴木家の空気はただ甘くはありません。

特に朋子の視線が厳しく、園子の相手としてどうなのかを見ている感じがあります。恋愛の挨拶回のような導入が、後の怪盗キッドとの勝負へつながっていくのが上手いです。

鈴木朋子が京極を試す

鈴木朋子は、京極を園子の相手として簡単には認めません。

鈴木財閥を背負う覚悟まで問うような空気になり、園子と京極の恋愛に家族側の壁が見えてきます。ここで一気に、ただの彼氏紹介では終わらない重さが出ます。

京極は強いですが、財閥令嬢の相手としてどう振る舞うかはまた別問題です。

恋愛の甘さよりも、鈴木家の重さが前に出るところが印象的です。この試される構図が、後のグリーン・エンペラー警備にもつながっていきます。

怪盗キッドの予告状が届く

そんな中、怪盗キッドが鈴木次郎吉へ予告状を出したという連絡が入ります。

ここで、恋愛・家族の空気から一気に怪盗キッド回へ切り替わります。狙われるのは、翠緑の皇帝(グリーン・エンペラー)です。

園子はキッドの話題に反応し、京極はその反応を気にします。

キッドの予告が、宝石事件だけでなく、園子と京極の感情にも火をつけるのが面白いです。怪盗の予告状が、恋愛の嫉妬と警備参加の流れを作っていきます。

京極がグリーン・エンペラーの警備を志願する

京極は、園子が「キッド様」に反応する様子を見て、グリーン・エンペラーの警備を志願します。

ここで京極真が、怪盗キッドと直接対決する立場になります。恋愛感情が、そのまま事件の中心へ入っていくのがかなり良いです。

京極は嫉妬で動いているように見えますが、そこには園子を大切に思う真面目さがあります。

園子への思いから宝石を守る側へ立つ流れが、京極らしくて胸熱です。ここから、キッドVS京極真の構図が本格的に立ち上がります。

京極が世界最強の防犯システムとして警備を任される

鈴木次郎吉は、京極真を「世界最強の防犯システム」としてグリーン・エンペラーの警備に据えます。

この言い方がまず強烈です。防犯システムが人間、しかも京極真という時点で、事件の絵面がかなり面白くなります。

京極は展示室で宝石を守る側になります。機械や人数で守るのではなく、京極の身体能力そのものが警備の軸です。

キッドがどんな仕掛けでこの鉄壁を突破するのか、緊張感が一気に高まります。

鈴木朋子が世界に1着しかない服を用意する

鈴木朋子は、園子のために世界に1着しかない服を用意します。

この服は、後にキッドの変装をめぐる大きな前提になります。普通なら、同じ服を着た園子がいれば本人だと思ってしまうんですよね。

ただ、この「世界に1着」という条件は、安心材料であると同時にミスリードにもなります。

服が唯一だから本人だ、という見え方そのものが、キッドの変装トリックで揺さぶられるのが怖いです。鈴木家の用意した特別な服が、事件の大きな見せ場へつながります。

京極宛ての白紙の炙り出し手紙が届く

京極のもとには、白紙に見える炙り出し手紙が届きます。怪盗キッドらしい挑発に見える場面です。

けれど、この手紙は単なる挑発で終わりません。後で展示室にロウソクを用意させる流れへつながります。

初見では、なぜこんな手紙を大量に送るのか分かりにくいです。

でも、手紙の扱い方そのものが、キッドの仕掛けの一部になっているのが上手いです。怪盗らしい洒落た前振りとしても効いています。

大量の炙り出し手紙でロウソクが用意される

キッドは大量の炙り出し手紙を送り、京極や警察にロウソクと燭台を用意させます。

ただのメッセージではなく、展示室の照明環境を作るための仕掛けだったわけです。ここがかなりキッドらしいです。

手紙を読むために必要だったロウソクが、後でグリーン・エンペラーの見え方に効きます。

挑発だと思っていたものが、実は宝石の色を操る舞台装置だったと分かるのが気持ちいいです。予告前から、キッドはもう展示室を自分のショーの空間に変え始めています。

予告時刻前、京極が展示室に1人で残る

予告時刻の前、京極は展示室に1人で残り、入室者は敵と見なすような緊張感を作ります。

ここで、京極とキッドの直接対決の舞台が整います。周囲も京極の本気に圧倒される感じがあります。

展示室という閉じた空間で、京極が宝石を守る。そこへキッドがどう近づくのか。

この時点で警備の緊張感は最大まで高まっています。園子に変装してくる可能性まで含めて、京極が何を信じるのかも試されます。

停電と麻酔ガスで機動隊員が倒れる

予告時刻になると停電が起き、麻酔ガスとトランプ銃によって機動隊員たちが無力化されます。

鉄壁に見えた警備が一気に崩れる場面です。京極以外の警備が倒れていくことで、勝負は一気にキッド対京極へ絞られます。

ここは怪盗キッドのショーとしてかなり派手です。

防毒マスクまで用意していた警備側を、さらにその上から崩していくのがキッドらしいです。京極という最強の防犯システムだけが残る構図になり、空気が一気に熱くなります。

園子に変装したキッドが京極の前へ現れる

園子に変装したキッドが、京極の前へ現れます。

ここがこの回の大きな山場です。京極にとって、ただの敵なら迷いません。けれど、目の前にいるのが園子の姿をした相手だからこそ、判断が難しくなります。

キッドは園子の姿で京極を揺さぶります。

世界に1着しかない服という前提もあるため、かなり厄介です。変装トリックが、京極の恋愛感情そのものを試す形になっているのがゾクッとします。

ロウソクの光でグリーン・エンペラーが赤く見える

ロウソクの光によって、グリーン・エンペラーは赤く見えます。

これにより、宝石が偽物にすり替わったような誤認が生まれます。グリーン・エンペラーはアレキサンドライトなので、光による見え方の変化がトリックの中心になります。

ここはかなり美しいです。

キッドが力ずくで盗むのではなく、宝石の性質と照明を使って見え方を変える。怪盗キッドらしい洒落た見せ方が効いていて、トリックなのに少しロマンがあります。大量の手紙とロウソクの伏線がここで回収されます。

コナンがアレキサンドライトの性質に気づく

コナンは、グリーン・エンペラーが偽物になったのではなく、アレキサンドライトの性質で赤く見えていることに気づきます。

ここで、キッドの見せかけがロジックでひっくり返ります。宝石そのものが消えたわけではなく、見え方を操られていたわけです。

この回は京極のフィジカルが目立ちますが、コナンの観察と知識もちゃんと効いています。

キッドのマジックを、コナンが現実の理屈へ戻していくのが気持ちいいです。怪盗ショーと推理のバランスがしっかりあります。

京極がキッドの園子変装を見抜く

京極は、園子に変装したキッドを指の長さの違いで見抜きます。

この決め手がとても良いです。変装を破るのが専門的な知識ではなく、京極が園子を大切に見ているからこその違和感なんですよね。

キッドの変装は巧妙です。服も用意され、見た目だけならかなり本人に近い。

それでも京極が見抜くことで、京極の園子への思いが証拠になるのが胸熱です。恋愛感情がただの感情で終わらず、変装を破る観察眼として機能しています。

キッドが宝石を奪い、京極が屋根へ跳ぶ

キッドはグリーン・エンペラーを奪ったように見せ、逃走へ移ります。

しかし京極は、柱を壊してその反動で屋根へ跳び、キッドに迫ります。ここはもう完全に規格外です。

怪盗ショーの空気が、一気に肉弾戦に近い追撃へ変わります。

キッド相手にここまでフィジカルで迫れる京極が本当に異常で、見ていて爽快です。キッドも余裕だけではいられない感じになり、対決の熱量が跳ね上がります。

キッドが宝石を返して逃走する

キッドはグリーン・エンペラーを一時的に奪いますが、目当ての物ではなかったため京極へ返します。

その後、ハンググライダーで逃走します。宝石は結果的に守られた形になり、盗難事件としては明るい決着です。

ここでキッドの美学も見えます。目当てではない宝石は持ち去らず、京極に返す。

盗みに来たのに、最後は爽やかさが残るのが怪盗キッドらしいです。京極との勝負も、完全な勝敗よりも互いの存在感が残る形になります。

京極と園子、鈴木朋子の関係に少し進展がある

事件後、京極と園子、そして鈴木朋子の関係には少し前向きな変化が見えます。

京極は宝石を守った形になり、園子への本気も見せました。朋子も京極を少し評価する方向へ動きます。

もちろん、ここで完全にすべてが解決したわけではありません。けれど、園子と京極の関係には温かい余韻があります。キッドとの勝負が、園子と京極の恋愛を少し進めるところが本当に良いです。

怪盗回なのに、最後に恋愛回としての満足感も残ります。

  • 園子が京極真を鈴木家へ招き、鈴木史郎と鈴木朋子に彼氏として紹介する。
  • 鈴木朋子が、京極を園子の相手として簡単には認めず、覚悟を問う。
  • 怪盗キッドが鈴木次郎吉へ、翠緑の皇帝(グリーン・エンペラー)を狙う予告状を出す。
  • 園子のキッドへの反応を見た京極が、グリーン・エンペラーの警備を志願する。
  • 鈴木次郎吉が、京極を世界最強の防犯システムとして警備に据える。
  • 鈴木朋子が、園子のために世界に1着しかない服を用意する。
  • 京極宛ての白紙の炙り出し手紙が届く。
  • 大量の炙り出し手紙によって、展示室にロウソクと燭台が用意される。
  • 予告時刻前、京極が展示室に1人で残る。
  • 停電と麻酔ガス、トランプ銃によって機動隊員たちが無力化される。
  • 園子に変装した怪盗キッドが京極の前へ現れる。
  • ロウソクの光でグリーン・エンペラーが赤く見え、偽物にすり替わったように見える。
  • コナンが、赤く見えたのはアレキサンドライトの性質だと見抜く。
  • 京極が、指の長さの違いから園子に変装したキッドを見抜く。
  • キッドが宝石を奪ったように見せ、京極が屋根へ跳んで追う。
  • キッドはグリーン・エンペラーを目当ての物ではなかったとして京極へ返し、逃走する。
  • 事件後、京極と園子、鈴木朋子の関係に少し前向きな変化が見える。

アニメ「怪盗キッドVS京極真」の犯人&トリック

ここからは、翠緑の皇帝(グリーン・エンペラー)をめぐる盗難予告と宝石奪取トリックを整理します。

盗難予告・宝石奪取トリックの実行者は怪盗キッドで、盗難標的は翠緑の皇帝(グリーン・エンペラー)です。

犯人:怪盗キッド

今回は、怪盗キッドによる盗難予告と、グリーン・エンペラーをめぐる宝石奪取トリックです。

盗難標的は、翠緑の皇帝(グリーン・エンペラー)です。警護側には鈴木次郎吉と京極真が立ちます。怪盗キッドは一時的に宝石を奪いますが、目当ての物ではなかったため京極へ返却します。そのため、最終的には京極が宝石を守った形になります。

ここを殺人事件として扱わないことが大事です。

動機:グリーン・エンペラーが目当ての宝石か確かめる

動機の背景には、怪盗キッドがグリーン・エンペラーを狙う予告を出したことがあります。

ただし、キッドの目的は単純に宝石を持ち去ることではなく、その宝石が自分の目当ての物かどうかを確かめる流れになっています。

引き金になるのは、グリーン・エンペラーが鈴木次郎吉の展示品として出され、キッドが予告を出したことです。さらに、京極が園子の反応に嫉妬し、宝石警備を志願したことで、事件の軸は「キッドVS京極真」へ変わります。

怪盗の目的と、京極の恋愛感情が同じ勝負の場に乗るのが面白いです。

決定打は、キッドが実際にグリーン・エンペラーを奪い、その正体を確認することです。最終的に目当ての物ではなかったため、宝石は返却されます。宝石そのものより、キッドの美学、京極との勝負、園子との関係が強く残る事件です。

トリック:園子変装、ロウソク、停電、麻酔ガスを組み合わせる

準備:園子の服と炙り出し手紙を用意する

怪盗キッドは、園子と賭けをして園子の服を受け取り、園子へ変装する準備をします。

世界に1着しかない服を着た園子なら本人だと思わせる、その前提を逆手に取る形です。園子が自分で服を渡していたことが、後で大きなポイントになります。

さらに、キッドは京極宛てに白紙の炙り出し手紙を送り、大量の手紙によってロウソクと燭台を用意させます。停電、麻酔ガス入りボール、蛍光塗料付き防毒マスク、トランプ銃も仕掛けとして準備します。変装と照明と無力化の仕掛けを、かなり多層的に組んでいるのがキッドらしいです。

実行:展示室を暗転させ、警備を崩す

キッドは大量の手紙で展示室にロウソクを用意させ、予告時刻に停電を起こします。そして麻酔ガスで機動隊員たちを無力化し、トランプ銃で防毒マスクを外させます。これにより、鉄壁に見えた警備は一気に崩れます。

そのうえで、園子に変装したキッドが京極の前へ現れます。京極にとって園子は特別な存在なので、普通の敵よりずっと判断しづらい相手です。キッドは警備だけでなく、京極の感情まで突破口にしているのが怖くて上手いです。

発覚回避:宝石の色と変装で見え方をずらす

グリーン・エンペラーはアレキサンドライトであり、ロウソクの光では赤く見えます。キッドはこの性質を利用し、宝石が偽物にすり替わったように誤認させます。実際には、宝石そのものが変わったのではなく、光で見え方が変わっていたわけです。

また、園子に変装することで、京極の前に近づき、宝石を外そうとします。ロウソクの光による宝石の誤認と、園子変装による人物の誤認が同時に走っているのがこのトリックの巧さです。怪盗キッドらしい、見せ方の美しさがあります。

綻び:手紙、宝石の性質、服、指の長さが真相を示す

トリックの綻びは、手紙に郵便局の区分管理用バーコードがないことから見え始めます。これにより、キッドの手紙が郵便局を通っていないことが分かります。さらに、ブラックライトに反応しない手紙は、大量手紙の仕掛けを見抜く手がかりになります。

ロウソクの光とアレキサンドライトの性質は、宝石が偽物にすり替わったという誤認を崩します。世界に1着しかない服を着た園子がいるという前提は、園子自身が服を渡していたことで崩れます。最後に、京極が園子とキッドの指の長さの違いで変装を見抜くのがかなり胸熱です。恋人としての観察が、キッドの変装を崩す決定打になります。

決め手:郵便バーコード、ブラックライト、アレキサンドライト、指の長さ

郵便局の区分管理用バーコードがない手紙は、キッドの手紙が通常の郵便を通っていないことを示します。ブラックライトに反応しない手紙も、大量の炙り出し手紙に仕込まれた違和感を見抜く材料になります。ここで、ただの挑発に見えた手紙の意味が変わります。

ロウソクの光で赤く見えるグリーン・エンペラーは、偽物ではなくアレキサンドライトの性質によるものです。これにより、宝石がすり替わったという見方が崩れます。光の違いで宝石の見え方が変わるというロジックが、怪盗キッドらしい美しい決め手になっています。

さらに、キッドが園子に変装していたこと、園子が自分で服を渡していたことも重要です。世界に1着だけという服の前提が、逆に変装を成立させる材料になっていました。最後に京極が指の長さの違いで変装を見抜きます。手紙、光、服、指の違いがそれぞれ別の矛盾を崩し、キッドの仕掛けが一本線で解けていくのが気持ちいいです。

結末:キッドは宝石を返し、京極と園子の関係が少し進む

結末では、怪盗キッドがグリーン・エンペラーを一時的に奪いますが、目当ての物ではなかったため京極へ返却します。キッドはそのままハンググライダーで逃走します。京極は宝石を守った形になり、盗難事件としては明るい後味になります。

京極はキッドを完全に捕まえたわけではありません。鈴木朋子もこの回で完全に京極を認めたと断定するのは早いです。ただ、京極の真剣さと園子への思いが伝わり、鈴木家側の評価が少し動いたことは確かです。

そして、キッドの去り方も爽やかです。園子の気持ちを踏みにじらず、むしろ京極へ伝えるような形で勝負を終えます。怪盗キッドの鮮やかさ、京極の規格外の強さ、園子と京極の恋愛が同時に残る、とても気持ちのいい締め方でした。

アニメ「怪盗キッドVS京極真」はhuluやアマプラはある?

アニメ「怪盗キッドVS京極真」はhuluとAmazonPrimeVideoで配信されています。

コナンを取り扱っているVODでは、様々なアニメコナンが見れるので登録をおすすめします!

アニメ746話〜747話「怪盗キッドVS京極真」の感想&まとめ

キッドの華麗な奇術と京極の規格外フィジカルがぶつかる胸熱回です。園子と京極の恋愛も温かく残ります。

①怪盗キッドVS京極真の構図が胸熱

この回で一番熱いのは、やっぱり怪盗キッドと京極真の対決構図。

キッドの変装・奇術・頭脳に対して、京極は圧倒的な身体能力で迫ります。コナンや中森警部とは違うタイプのキッド対策なんですよね。「世界最強の防犯システム」として京極が展示室に立つだけで、緊張感が一気に変わります。

キッドが園子に変装して現れ、京極が指の違いで見抜き、さらに屋根へ跳んで追う流れは本当に規格外です。怪盗回なのにアクション回としても刺さる、かなり爽快な前後編でした。

②園子と京極の恋愛が可愛くて温かい

怪盗キッド回でありながら、園子と京極の恋愛ラインがかなり強く描かれるのも良いです。

園子はキッドに憧れつつも、京極をちゃんと大切に思っています。京極も不器用ながら、園子を守ろうとする本気が見えます。鈴木朋子が京極を試す構図も、恋愛回としてかなり効いています。

園子がキッドに協力してしまう流れは少しヒヤッとしますが、最後には園子の本心が京極に残っているような温かさがあります。事件後に2人の関係が少し前へ進んだ感じがして、かなりニヤける回でした。

③ロウソクとアレキサンドライトの見せ方がキッドらしい

ロウソクの光でグリーン・エンペラーを赤く見せるトリックは、怪盗キッドらしくてかなり洒落ています。

大量の炙り出し手紙が、ただの挑発ではなくロウソクを用意させるための布石だったのが巧いです。宝石の性質を使って偽物に見せる見せ方も、派手なのに美しいんですよね。さらにキッドは目当てではないと分かると宝石を返し、園子の気持ちも傷つけずに去ります。

トリックの気持ちよさと、怪盗としての美学、恋愛の温かさが同時に残る回でした。

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