7月最初のアニメコナンはお休みだったため、今月のコナンは3話しかないので、待ち遠しい方も多いではないでしょうか。
前回の944話・945話「いいね。の代償 前編・後編」ではアニオリの中でも2話連続でなかなか面白かったですね。
今回のお話はどうなるのでしょうか?
今回は2019年7月13日/20日(土)放送のアニメ名探偵コナン946話・947話「呪いの宝石ボルジアの涙 前編・後編」のあらすじとネタバレを紹介していきます。
※ここからはネタバレを含むため、注意してくださいね。
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「呪いの宝石ボルジアの涙」は何巻?原作で何話?

今回のお話はアニメオリジナルストーリーとなります。
原作の漫画コナンは、2ヶ月に3話くらい進んでいるため、まだまだ原作をアニメに放送するのはまだまだ先な気がします。
ちなみに次の原作のお話は↓安室透になります。

アニメ「呪いの宝石ボルジアの涙」はhuluやアマプラはある?
アニメ「呪いの宝石ボルジアの涙」はhuluとAmazonPrimeVideoで配信されています。
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946〜947話「呪いの宝石ボルジアの涙」の簡単なあらすじ

ダム湖で車に乗った由利の遺体が40年ぶりに発見される。遺体の腹部にはナイフが刺さっていた。
40年前に消えた呪いの宝石、魔女ボルジアの涙。当時は由利が持ち逃げしたと噂されたが、車内から宝石は発見されなかった。
40年前に制作されたドラマ「私が殺しました」の主演女優、なぎさの付き人だった由利。
コナンと蘭は祖母の無実を証明したいという孫の菫に協力し、当時のドラマ関係者たちから話を聞くが、新たな災いが起きて
946〜947話「呪いの宝石ボルジアの涙」のネタバレ&事件の流れ

「呪いの宝石ボルジアの涙」は、干上がったダム湖から40年前の車と佐伯由利の白骨遺体が見つかるところから始まる前後編。
由利は、かつて生放送ドラマ「私が殺しました」の主演女優朝比奈なぎさの付き人で、消えた指輪「ボルジアの涙」を持ち逃げしたと長く噂されていました。
そこへ孫の佐伯菫が現れ、祖母の無実を証明してほしいと小五郎に訴えます。
ただし、この前後編の本体は40年前の謎だけではありません。
由利の遺体を見つけた一人、水沢翔がその直後に殺害され、事件は一気に現在進行形へ転びます。
つまり今回は、現代の水沢殺害事件と、40年前の由利死亡の真相が一本につながる二重構造でした。
そこに、鹿屋辰馬、千住英雄、梅木弘道といった当時と現在をつなぐ人物が絡み、呪いの宝石の噂が最後には人間の欲と後悔へ着地していきます。
ダム湖の底から、40年前の失踪事件がよみがえる
鹿屋建設社長の梅木弘道と、野々垣不動産社員の水沢翔は、干上がったダム湖で古い車を発見します。
車内にあったのは、腹部にナイフが刺さったまま白骨化した佐伯由利の遺体。
由利は40年前、ドラマ撮影用の指輪「ボルジアの涙」を運ぶ途中で失踪し、そのまま持ち逃げ犯のように扱われていた人物です。
この導入だけでも十分に不気味ですが、最初に引っかかるのは、車内から宝石だけが消えていること。
由利は本当に盗んだのか、それとも別の誰かに奪われたのか。
ここで物語は一気に現在へつながります。
菫の依頼と、朝比奈なぎさの拒絶反応
由利の孫・佐伯菫は、小五郎のもとへやって来て、祖母は犯人ではなく被害者だと訴えます。
コナンと蘭は菫に付き添って関係者を回り、当時カメラマンだった鹿屋辰馬、西洋史の元教授千住英雄、そして今は介護施設にいる元女優朝比奈なぎさから話を聞きます。
ここで大きな違和感になるのが、なぎさが由利の名を聞いた瞬間に「ごめんなさい、許して」と取り乱すこと。
なぎさの怯え方は、単なる思い出話では済まない重さでした。
さらに千住は、ボルジアの涙が歴史上実在しない偽物だったと明かし、40年前の失踪は「宝石を盗んだ事件」ではなく、もっと複雑な事情を抱えていたと見えてきます。
水沢が殺され、事件は過去だけの話ではなくなる
そのころ小五郎は、知人の水沢に相談があると呼び出され、野々垣不動産へ向かいます。
ところが、部屋はすでに火に包まれており、水沢はその場で死亡していました。
後編で判明するのは、水沢の死因が火災ではなく絞殺だったということ。
ここで「呪いの宝石に関わる者に災いが起きる」という噂が強まりますが、コナンは現場を見てすぐに違和感を拾います。
棚に飾られるはずの大皿が机にあること、度数の強い酒が空になっていること、そして水沢のスマホから写真がすべて消されていること。
つまりこの火事は偶然ではなく、誰かがあとから作ったものだと読めるわけです。
スマホ写真が、梅木の盗みと殺害をつなぐ
復元されたスマホ写真には、由利の遺体が乗っていた車のダッシュボードが写っていました。
1枚目では閉じていたダッシュボードが、通報のあとに撮られた2枚目では開いている。
つまり、水沢がその場を離れているあいだに、誰かが車内から何かを持ち去ったことになります。
その短い時間に車へ戻れた人物は、発見者のもう一人である梅木弘道しかいません。
水沢はその違いに気づき、梅木が何かを盗んだと疑って小五郎へ相談しようとしました。
だからこそ、梅木は水沢を殺し、さらに火災に見せかけて証拠を消そうとしたのです。
ここで視聴者が最初に見せられた「呪い」は、実際には人間の欲だったと反転します。
40年前の真相は、由利の優しさまで暴いていく
現代事件が解けても、まだ由利を刺した人物は不明のまま。
そこでコナンは、鹿屋が残していたドラマのキネコ映像を見直します。
鹿屋は当時「窓は閉めていた」と証言しましたが、映像にはレースカーテン越しの外の光が映っていました。
つまり、由利はロケ地の小屋の外まで確かに来ていたのです。
偽物の宝石をテレビに出すことを止めたかった由利は、時間ぎりぎりに現場へ到着しても指輪を渡せませんでした。
一方のなぎさは、40度の高熱と生放送の焦りの中で果物ナイフを手にしており、揉み合う拍子に由利の腹部を刺してしまいます。
それでも由利は、なぎさを罪に問わせず、偽物の宝石も世に出さないようにするため、指輪を車のダッシュボードへしまい、現場から離れようとしてそのままダムへ転落。
由利は最後まで、自分より相手を守ろうとしていたわけです。
タイムライン(事件の流れを整理)
- キネコ映像の窓と外の光が決め手になり、40年前の由利事件は朝比奈なぎさとの揉み合いによる事故だった真相まで明らかになる。
- 干上がったダム湖で、梅木弘道と水沢翔が40年前に失踪した佐伯由利の車と白骨遺体を発見する。
- 由利の孫佐伯菫が小五郎に相談し、コナンたちは鹿屋辰馬、千住英雄、朝比奈なぎさを訪ねて40年前の事情を追い始める。
- その最中、水沢が野々垣不動産で死亡。後に火災前に絞殺されていたことがわかる。
- 復元したスマホ写真から、由利の車のダッシュボードを梅木が開けたことが判明し、水沢がそれを見抜いていたとわかる。
946〜947話「呪いの宝石ボルジアの涙」の犯人/トリック
この前後編は、現代の殺人事件と、40年前の事故死の真相解明を同時に扱う回です。
なので、まず事件の本体を分けておくと整理しやすくなります。
現代の殺人犯は梅木弘道で、40年前の佐伯由利の死は朝比奈なぎさとの揉み合いの末に起きた事故でした。
ここを一緒くたにすると、犯人・動機・結末が混線しやすい回です。
犯人
犯人(主事件)は梅木弘道。
ただし、タイトルの核心にある由利事件まで含めると、40年前の真相は単純な「誰かが由利を殺した」話ではありません。
なぎさが由利を刺したのは事実ですが、それは高熱と焦りの中での揉み合いによるもので、計画的な殺人とは整理できません。
動機
梅木の動機は、きわめて現実的です。
子どものころから鹿屋に聞かされていたボルジアの涙の話を覚えていた梅木は、由利の車のダッシュボードにあった指輪を持ち去りました。
ところが水沢は、自分が撮った写真の違いからダッシュボードが途中で開かれたことに気づき、梅木が何かを抜き取ったと察します。
しかもその相談相手に選ばれたのが小五郎でした。
つまり梅木にとって水沢は、盗みを暴く直前の目撃者だったわけです。
だからこそ、梅木は水沢を口封じで殺しました。
一方で、40年前の由利事件には、梅木のような明確な私欲の動機はありません。
由利は千住から「偽物の宝石を出せば朝比奈家の恥になる」と聞かされ、生放送の本番に偽物を出したくなかった。
なぎさは40度の高熱を抱えながら主演を務めていて、時間ぎりぎりでも宝石が届かないことに追い詰められていました。
二人とも切迫していましたが、そこで起きたのは悪意の計画ではなく、説明の余裕がないままぶつかった末の事故でした。
トリック
梅木のトリックは、準備→実行→発覚回避→綻びの流れでかなりきれいです。
まず、梅木は水沢を絞殺し、水沢のスマホから都合の悪い写真を消しました。
実行では、机の上に大皿を置き、度数の強い酒を使い、ろうそくを組み合わせて即席の時限発火装置を作ります。
狙いとしては、火事が起きた時刻には自分が友人と飲んでいた、というアリバイを成立させることでした。
しかし、本来は棚にあるはずの大皿が机にあり、強い酒の瓶が空になっていたことが、「火事の前に細工した人物こそ犯人」だと逆に示してしまったのです。
40年前の真相側には、犯人の工作というより隠された行動の順番があります。
由利はロケ地へ来ていたのに、それが長く証明できませんでした。
そこで効いたのがキネコ映像。
鹿屋は「ラストシーンでは窓を閉めていた」と証言しましたが、映像にはレース越しに外の光が見えていました。
つまりその時点で窓は開いていた。
そこから、由利が小屋の外まで来て、なぎさとやり取りしていたことが見えてきます。
過去の真相は大がかりなトリックではなく、映像の中に偶然残った光がほどいた形でした。
決め手
主事件の決め手は大きく二つです。
ひとつは、火災現場の異常な配置でした。
大皿、空の酒瓶、そして火の出方が、偶然の火災ではなく人為的な細工を示していました。
もうひとつは、復元されたスマホ写真。
9時41分と9時51分の2枚でダッシュボードの状態が違っていたことで、由利の遺体発見後に誰かが車内から何かを持ち出したとわかります。
その短時間に動けたのが梅木しかいない以上、盗みと水沢殺害は一気につながります。
背景事件の決め手は、キネコ映像の窓と光。
レースカーテン越しに見えた外の光が、由利が小屋の外まで来ていた証拠になり、なぎさがロケ地で一人きりではなかったことを示します。
そこから、由利が指輪を渡せず、なぎさと揉み合い、刺されたあともなお現場から離れて相手を守ろうとした流れまで、きれいに復元できました。
結末
梅木は隠していた指輪を暴かれ、水沢殺害の犯人として連行されます。
しかも、自分が奪った宝石が本物ではなく偽物だと知ったことで、彼の欲の浅ましさはさらにむき出しになります。
そして40年前の由利事件も、「持ち逃げした悪人」のままでは終わりません。
由利は最後までなぎさを守ろうとしていたことが明らかになり、後日、菫はなぎさに指輪を手渡します。
なぎさはようやく長い悪夢から解かれたように微笑み、事件は苦さの中に静かな救いを残して終わります。
946〜947話「呪いの宝石ボルジアの涙」の感想/まとめ

40年前の失踪事件と現代の殺人が一本につながり、呪いの宝石の噂が最後には人間の欲と後悔へ着地する前後編でした。
二つの真相が順にほどけていく構成が、とても見応えのある一本です。
40年前の気配だけで引き込む前編
前編の面白さは、まず40年前の失踪事件そのものが強く引きを作っていること。
ダム湖の底から車ごと白骨遺体が見つかる導入だけで十分不気味なのに、そこへボルジアの涙という呪いめいた名前、生放送ドラマ「私が殺しました」、介護施設で由利の名に取り乱すなぎさまで重なって、古い因縁が何重にも積み上がっていきます。
しかも前半の時点では、由利が盗んだのか殺されたのかすら断定できないので、視聴者はずっと過去の霧の中を歩かされる感覚になるんですよね。
その不穏さの中で、水沢の火事まで起きて現代の事件へつながる流れがとても鮮やかでした。
二つの事件を一本へ束ねる後編
後編で気持ちいいのは、現代の水沢殺害と40年前の由利事件を、別々に見せながら最後に一本へ束ねてくるところ。
大皿、強い酒、消されたスマホ写真、ダッシュボードの開閉といった現在側の手がかりで梅木を追い詰めつつ、同時にキネコ映像の窓やレース越しの光から、由利が本当にロケ地へ来ていたことまで証明していく構成が上手いんですよね。
派手なアクションはないのに、証拠の意味が一つずつ反転していくので見応えがありました。
事件の仕掛けそのものより、二つの時間をまたいで真相がつながる感覚が、この前後編のいちばん贅沢な面白さだったと思います。
苦さのあとに救いを残すラスト
ラストが良かったのは、梅木の欲深さを暴いて終わるだけではなく、40年間なぎさを縛っていた後悔まで解きほぐしたところ。
由利は偽物の宝石を世に出させまいとし、しかも刺されたあともなぎさを守ろうとしていた。その事実がわかったからこそ、菫がなぎさに寄り添う終盤はとてもやさしく見えました。
事件としては水沢が口封じで殺される苦い話なのに、最後は祖母の無実が晴れ、なぎさの悪夢も少しほどける。この救いの残し方がすごくいいんですよね。
重い前後編なのに、見終わったあとには静かな温度と、由利のまっすぐさがきちんと深く残る一本でした。
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