ファントム・レディの回!「コナンキッドの龍馬お宝攻防戦」のネタバレ&伏線

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2011年8月20日に放送放送の627話/628話「コナンキッドの龍馬お宝攻防戦」

前回のアニメ放送は625話/626話「絶叫手術室」でした。

今回のお話は少しいつもとは違ったお話です。

怪盗キッドがお宝を返しに行く?といった感じです!

今記事では627話/628話「コナンキッドの龍馬お宝攻防戦」は原作のお話なのか?アニオリなのか?などを簡単なあらすじを含めて解説します。

※ここからは簡単なネタバレを含むため、注意してください。

この記事の目次

【更新中】アニメコナンの最新話一覧

以下記事ではアニメコナンの最新情報を更新してるので、ぜひチェックしてください↓

【関連】アニメ「名探偵コナン」の最新話は何話?

アニメ627話/628話「コナンキッドの龍馬お宝攻防戦」は何巻?原作で何話?

著:青山剛昌
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アニメ放送されている「コナンキッドの龍馬お宝攻防戦」は原作コナンの話となり、対象の単行本は巻です!

名探偵コナン70巻「File731:龍馬、File732:突破、File733:選択」

名探偵コナン巻に掲載されている話↓
File1:日記の秘密
File2:龍馬
File3:突破
File4:選択
File5:魔犬
File6:怨霊
File7:犬伏家
File8:玉
File9:足跡
File10:姫
File11:仁義八行

もっとコナンの原作回を知りたい方はこちらをチェック↓

アニメ「コナンキッドの龍馬お宝攻防戦」の簡単なあらすじ

公式HPのあらすじはこちら↓

警視庁宛に怪盗キッドから不可解な予告が届いた。

それは、昭和の女二十面相・怪盗淑女[ファントム・レディ]が盗んだ坂本龍馬ゆかりの品々を、開催中の龍馬展会場に返却しに行くというもの。

そして、会場となった鈴木大博物館に多くのキッドファンが詰めかけてごった返す中、キッドから再度「明日、幕末の志士 坂本龍馬の名の下に今一度洗濯いたし申候」という予告状が届く。

予告時間に備え、彼を捕まえようと手ぐすねを引いて待つ次郎吉や中森警部。

しかし、コナンだけは“盗むのではなく返しに来て洗濯する”という、かつてない予告内容に違和感を覚えて… 予告に隠された真意を読み解いたコナンが辿り着いた、龍馬ゆかりの財宝に隠された驚きの事実とは…!?

https://websunday.net/episode/12118/

アニメ「コナンキッドの龍馬お宝攻防戦」の登場人物

「コナンキッドの龍馬お宝攻防戦」の登場人物
・江戸川コナン
・毛利蘭
・鈴木園子
・怪盗キッド

・中森銀三
・鈴木次郎吉

【関連記事】怪盗キッドの漫画&アニメの登場回は何話?

アニメ「コナンキッドの龍馬お宝攻防戦」のhuluやアマプラはある?

アニメ「コナンキッドの龍馬お宝攻防戦」はhuluで配信されています。

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アニメ「コナンキッドの龍馬お宝攻防戦」のネタバレ&伏線

アニメ627話〜628話「コナンキッドの龍馬お宝攻防戦」は、鈴木大博物館の龍馬展を舞台にした怪盗キッド回。

今回は死亡被害者が出る事件ではなく、怪盗キッドが“盗む”のではなく“返す”側に回るのが大きな特徴です。

ファントム・レディの存在によってキッドの家族やルーツに奥行きが出る重要回です。

ファントム・レディの存在が大きく扱われる

この回では、怪盗淑女ファントム・レディの存在が大きく扱われます。

ファントム・レディは、20年前に龍馬ゆかりの3品を盗んだ昭和の女二十面相として語られ、今回のキッドの行動理由にも深く関わっています。

いつものキッド回なら、次郎吉が守る宝をキッドが狙う構図になりがちです。けれど今回は、過去に盗まれた品を返しに来るという予告から始まるため、最初から空気が少し違うんですよね。

ファントム・レディの名前が出ることで、事件は単なる龍馬展の贋作騒動ではなく、キッド側の過去に触れる話として見えてきます。

「誰が盗んだか」よりも、「なぜキッドが返しに来たのか」が重要になる回。

キッドは派手なショーを見せる怪盗ですが、この回ではその派手さの奥に、家族や過去の因縁の気配がにじみます。龍馬のお宝をめぐる攻防なのに、見終わったあとにはキッドの背景が気になってしまうのがかなり刺さります。

ファントム・レディがキッドの母に関わる人物だと示唆される

ファントム・レディは、怪盗キッドの母親に関わる人物であることが強く示唆されます。

キッドが今回、ただの義賊的なノリで動いているわけではないのが見えてきます。

ファントム・レディの過去が、キッドの母親や家族の記憶に重なっているように見えるため、いつもの余裕ある笑みも少し違う温度を持ちます。

盗みの美学だけで動く怪盗ではなく、家族の過去を意識して行動する人物としてキッドを見られるのが大きいです。

怪盗キッドが盗む側ではなく返す側に回る

この回の怪盗キッドは、お宝を盗みに来るのではなく、過去の盗品を返しに来ます。

返却対象は、ファントム・レディが20年前に盗んだとされる龍馬ゆかりの3品で、そこに龍馬展の偽物を暴く目的も重なります。

「怪盗が返す」という逆転構図がまず新鮮です。いつものキッド対次郎吉・警察の攻防とは違い、キッドが真実を暴く側に立っているように見えるのが気持ちいいんですよね。

この回でキッドがやっていることは、派手な盗みというより、汚れた展示を正す告発に近いです。

怪盗なのに、贋作商売を暴くことで場の空気を一気にひっくり返すのが痛快です。もちろん、キッドは最後までキッドらしく逃走します。

けれど、今回の逃走には「捕まらなかった悔しさ」だけでなく、目的を果たした余韻があります。

キッドは単純な犯罪者ではなく、時に真実を見せる側にも回る存在だと分かる回です。

怪盗キッドの家族・ルーツに奥行きが出る

ファントム・レディの存在によって、怪盗キッドの家族や怪盗としてのルーツに奥行きが出ます。

龍馬のお宝をめぐる事件に見えて、実際にはキッドが個人的な因縁を背負って動いているように見える回。

キッドは普段、余裕のある態度と華やかな演出で場を支配します。けれど今回は、その裏に家族の気配があるのが印象的です。

事件の中心は鈴木大博物館の龍馬展で、表向きには贋作商売の暴露です。

でも読後に残るのは、キッドがなぜこの3品にこだわったのかという引っかかりなんですよね。

ファントム・レディという過去の怪盗、母親に関わる示唆、そして盗品を返す行動。これらが重なることで、キッドの人物像が少し深くなります。

派手なマジックと逃走の裏に、家族の過去を背負う静かな重さがあるのがたまりません。

アニメ「コナンキッドの龍馬お宝攻防戦」のあらすじ&事件の流れ

ここからは「コナンキッドの龍馬お宝攻防戦」の流れを時系列で整理します。

鈴木大博物館の華やかな龍馬展から、キッドの異例の返却予告、そして贋作暴露へつながる構成がかなり痛快です。今回は死亡被害者が出る話ではありません。そのぶん、キッドの「洗濯」演出と、樽見猪彦・華村政之輔の汚れた贋作商売が対比になっていて気持ちいいです。

鈴木大博物館で龍馬展が開かれる

物語は、鈴木大博物館で坂本龍馬ゆかりの品を集めた龍馬展が開催されるところから始まります。

展示の中心にはガンベルトなどの龍馬ゆかりの品があり、歴史展示らしい華やかさがあります。そこに鈴木次郎吉、警察、コナンたちが関わることで、いつものキッド回らしい緊張も少しずつ出てきます。

最初は博物館イベントの明るさがありますが、展示品が本物なのか、なぜキッドがこの展覧会に関わるのかという違和感も同時にあります。

歴史ロマンのある展示に、怪盗予告と贋作疑惑が入り込むことで、空気が一気にミステリー寄りへ変わるのが上手いです。

キッドから「盗品を返しに来る」という予告状が届く

怪盗キッドから届く予告状は、盗みに来るのではなく、盗品を返しに来るという異例の内容です。

ここでいつものキッド回の構図がひっくり返ります。守る側と盗む側の攻防ではなく、「なぜ怪盗が返却するのか」という謎が前に出るんですよね。

予告状の核になる言葉が「今一度、洗濯いたし申し候」です。この時点では比喩のようにも見えますが、あとで雨や水、展示説明板の仕掛けとつながるため、かなり重要な前振りになっています。

キッドの目的が読めない不思議さが、序盤からしっかり効いています。

返却対象がファントム・レディの盗んだ3品だと説明される

返却対象は、ファントム・レディが20年前に盗んだとされる龍馬ゆかりの3品だと説明されます。

龍馬が妻・お龍に宛てた書きかけの手紙、龍馬の血痕が付いた近江屋の盃、龍馬が懐に忍ばせていたピストル。この3品が、今回のキッドの行動の中心になります。

ここで事件の見え方が一段深くなります。

現在のキッド予告に、20年前の怪盗淑女ファントム・レディの影が重なるからです。単に博物館のお宝をめぐる話ではなく、キッドの過去や家族に関わる空気が出てきます。龍馬展の華やかさの奥に、怪盗側の因縁が見え始める場面です。

樽見猪彦と華村政之輔がガンベルトを本物だと主張する

樽見猪彦と鑑定家の華村政之輔が登場し、ガンベルトを本物だと主張。

ここから展示品の真贋が、事件の大きな焦点になります。鈴木次郎吉が購入に慎重な立場にいることもあり、本当に信用できる品なのかという疑いが強まります。

樽見と華村は自信を見せますが、その態度が逆に引っかかるんですよね。

キッド対策の話だけでなく、展示そのものに黒いものがあるのではないかと感じさせるのがこの場面のポイントです。キッドの狙いと展示側の不自然さが、少しずつ同じ方向へ近づいていきます。

「洗濯」の言葉から、コナンが雨を使うと推理する

コナンは、キッドの予告にある「今一度、洗濯いたし申し候」から、キッドが雨を利用すると推理。

抽象的だった予告の言葉が、具体的な行動予測へ変わる瞬間です。キッドが何を洗うのか、何を見せようとしているのかが気になってきます。

ここはコナンとキッドの読み合いが始まる場面でもあります。

ただの言葉遊びに見える予告が、実際の演出トリックへつながるのが気持ちいいです。雨を待つキッド、そこに気づくコナン。互いの頭脳がぶつかる感じが、キッド回らしくてワクワクします。

金属探知ゲートが設置される

警備のため、鈴木大博物館には金属探知ゲートが設置されます。

返却対象にピストルがあるため、金属製の品をどうやってゲートに引っかからずに通すのかが焦点になります。警察側の厳戒態勢が強まるほど、キッドがどう突破するのかが気になるところです。

この場面は、キッド回らしい「どうやって抜けるのか」のワクワクが強いです。

守りが固くなるほど、キッドの仕掛けを見たくなるんですよね。ただし、今回の本質は盗みではなく返却と告発です。そのため、突破方法の面白さと、キッドの目的の特殊さが同時に走ります。

キッドがトイレでコナンに接触する

キッドはトイレでコナンに接触し、返却するピストルのグリップから鉛を抜いたことを明かします。

これによって、金属探知ゲートを突破する方法が見えてきます。ピストルそのものをどう通すかという警備側の難題に対して、キッドらしい抜け道が用意されていたわけです。

ここで面白いのは、キッドがわざわざコナンに情報を見せるように動くところです。

余裕を見せながらも、どこまで読ませるつもりなのか分からない感じがたまりません。コナンはキッドの狙いを探り、キッドは目的の全体像をまだ隠す。短い接触でも、2人のライバル感がしっかり出ています。

樽見と華村の密談、華村の右親指の包帯が目立つ

樽見猪彦と華村政之輔の密談、そして華村の右親指の包帯が不自然に目立ちます。

ここで、展示側の怪しさがかなり濃くなります。龍馬展の品を本物として見せようとしている2人が、何を隠しているのかが気になってきます。

華村の右親指の傷は、後に盃の血痕が本当に龍馬のものなのかという疑いへつながります。

キッドの派手な演出の裏で、樽見と華村の不正がじわじわ浮かび上がるのが怖いです。ただの展示商売ではなく、歴史的価値を利用した贋作商売の気配が強まります。

園子の袖に文字が付き、コナンが「洗濯」の意味に気づく

園子の袖に文字が付着し、それを見たコナンがキッドの「洗濯」の意味に近づきます。

何気ない袖の汚れが、展示説明板の仕掛けを見抜く手がかりになるのが上手いです。小さな違和感から全体像が開ける、コナンらしい気持ちよさがあります。

ここで、予告状、雨、水、展示説明板が一本線でつながり始めます。

「洗濯」とは、展示品の汚れた嘘を水で洗い流すことだったと見えてくるんですよね。キッドが何を見せようとしているのか、読者にも一気に輪郭が見えてきます。

キッドが水で展示の偽装を暴く

キッドは雨や水を使い、展示説明板に隠されたメッセージを浮かび上がらせます。

そのメッセージによって、龍馬展に並ぶ品々が偽物であることが示されます。怪盗のショーが、贋作を暴く告発へ変わる瞬間です。

ここは本当に痛快です。「今一度、洗濯いたし申し候」という予告が、実際に水で汚れた展示を洗い出す演出として回収されるのが気持ちいいです。

同じ品の複数コピーや、盃の血痕の怪しさも含めて、樽見と華村の不正が追い詰められていきます。華やかな展示の裏にあった嘘が、キッドの水で一気に表へ出る感じが爽快です。

コナンがキッドの変装を見抜きながら、キッドは逃走する

コナンはキッドの変装や目的を見抜きますが、キッドは逃走します。

事件としては、龍馬ゆかりの3品が返却され、龍馬展の贋作も暴かれ、樽見猪彦と華村政之輔の贋作商売が露見します。けれど、コナンとキッドの勝負にはまだ余韻が残ります。

この締め方がキッド回らしいです。完全に捕まえることはできない。

でも、今回のキッドの目的を考えると、ただ悔しいだけでもないんですよね。コナンには悔しさと理解が同時にあり、キッドには目的を果たした軽やかさと、ファントム・レディに関わる静かな余韻があります。

ファントム・レディとキッドの母親に関わる余韻が残る

事件後には、ファントム・レディの存在と、キッドの母親に関わる示唆が残ります。

贋作暴露は痛快に終わりますが、キッドがなぜこの件にこだわったのかという余韻は簡単に消えません。ここで単発の博物館事件から、キッドの家族・過去へ空気が移ります。

ファントム・レディは、今回の事件の説明要員だけでは終わらない存在感があります。キッドの反応を見ていると、彼の怪盗としてのルーツに触れたような感覚があるんですよね。

事件はスッキリ解決しても、キッド側の物語をもっと見たくなる。そんな後味が残ります。

  • 鈴木大博物館で龍馬展が開かれる。
  • 怪盗キッドから、盗品を返しに来るという異例の予告状が届く。
  • 返却対象は、ファントム・レディが20年前に盗んだとされる龍馬ゆかりの3品だと説明される。
  • 樽見猪彦と華村政之輔が登場し、ガンベルトを本物だと主張する。
  • コナンは「今一度、洗濯いたし申し候」から、キッドが雨を利用すると推理する。
  • 金属探知ゲートが設置される。
  • キッドがトイレでコナンに接触し、ピストルのグリップの鉛を抜いたと明かす。
  • 樽見と華村の密談、華村の右親指の包帯が不自然に目立つ。
  • 園子の袖に文字が付き、コナンがキッドの「洗濯」の意味に気づく。
  • キッドが水で展示説明板の隠しメッセージを出し、展示品の偽装を暴く。
  • 樽見猪彦と華村政之輔の贋作商売が露見する。
  • キッドはコナンに見抜かれながらも逃走し、ファントム・レディとキッドの母親に関わる余韻が残る。

アニメ「コナンキッドの龍馬お宝攻防戦」の犯人&トリック

ここからは、犯人・動機・トリック・決め手・結末を整理します。

この回は死亡被害者が出る事件ではありません。怪盗キッドは贋作事件の犯人ではなく、贋作・詐欺行為の中心人物は樽見猪彦と華村政之輔です。

犯人:贋作・詐欺行為の中心は樽見猪彦と華村政之輔

この回で死亡事件は起きておらず、贋作・詐欺行為の中心人物は樽見猪彦と華村政之輔です。

龍馬展の来場者や買い手が贋作に欺かれる構図で、鈴木次郎吉もガンベルト購入前に疑いを持っているため、被害未遂に近い立場として見られます。

ここで大事なのは、怪盗キッドを今回の贋作事件の犯人として扱わないことです。キッドはファントム・レディが盗んだとされる龍馬ゆかりの3品を返却し、同時に龍馬展の偽物を暴く側に回っています。キッドの返却演出と、樽見・華村側の贋作工作を分けて整理すると、事件の構図がかなりすっきりします。

動機:龍馬ゆかりの品を利用して利益を得ようとした

動機の背景には、樽見猪彦と華村政之輔が、龍馬ゆかりの品の贋作を作り、展覧会や闇市場で利益を得ようとしていたことがあります。

歴史的価値のある品として見せれば、展示にも売買にも大きな価値が生まれます。そこを利用しようとしたわけです。

引き金になっているのは、龍馬展でガンベルトなどの品を本物として扱い、価値を高めようとしたことです。鈴木次郎吉や来場者、買い手を欺こうとした時点で、ただの見栄や勘違いでは済まない不正になります。決定打は、贋作を本物として売り込み、利益につなげようとしたことです。歴史ロマンを金儲けに使う汚さが、後味としてかなり苦いです。

一方、怪盗キッド側の目的は別です。

キッドはファントム・レディが過去に盗んだ3品を返却し、龍馬展の偽物を暴くために動いています。同じ龍馬のお宝をめぐっていても、樽見・華村は不正で利益を得る側、キッドは汚れた展示を洗い流す側として対比されています。

トリック:返却演出と贋作工作を分けて見る

準備:キッドは返却と「洗濯」の演出を仕込む

キッドは、ファントム・レディが盗んだとされる龍馬ゆかりの3品を返却する準備。

同時に、予告状に「今一度、洗濯いたし申し候」という言葉を入れ、雨や水を利用して展示説明板に隠されたメッセージが出るように仕込みます。

さらに、金属探知ゲート対策として、返却するピストルのグリップから鉛を抜いていました。

警備を突破する仕掛けと、贋作を暴く演出が同時に準備されているのがキッドらしいです。一方で樽見・華村側は、龍馬ゆかりの品の贋作や同一品コピーを用意し、本物らしく見せようとしていました。

実行:キッドが3品を返却し、水で偽物を暴く

キッドは龍馬ゆかりの3品を返却し、雨や水を使って展示説明板に隠されたメッセージを浮かび上がらせます。その結果、展示品が偽物であることが示され、龍馬展の裏にある不正が明るみに出ます。

「洗濯」という予告が、単なる比喩ではなく、水による告発演出として成立しているのが気持ちいいです。キッドは盗みに来たのではなく、汚れた展示を水で洗い流すように真相を見せたわけです。金属探知ゲートは、ピストルのグリップから鉛を抜くことで突破しています。

発覚回避:樽見・華村は権威と血痕で本物らしさを作る

樽見・華村側は、鑑定や展示の権威を利用して贋作を本物に見せようとしていました。同じ品のコピーや、血痕を利用した偽装で、本物らしさを作ろうとしていたこともポイントです。歴史的価値のある品は、説明や鑑定があるだけで信じたくなってしまう怖さがあります。

ただ、その本物らしさは完全ではありません。華村政之輔の右親指の傷、盃の血痕、同じ品の複数コピーが、少しずつ展示の信頼性を崩していきます。キッド側は警備や金属探知をかわしながら、返却品と告発演出を実行していました。

綻び:水で浮かぶメッセージと小さな違和感が不正を崩す

トリックの綻びは、水で浮かび上がるキッドのメッセージから一気に見えます。展示品が偽物であることを直接示すため、樽見と華村の作った本物らしさが崩れます。園子の袖に付いた文字も、展示説明板に隠された仕掛けに気づく手がかりになりました。

さらに、同じ品の複数コピーは、本物が一つしかないはずの展示品の信頼性を崩します。華村の右親指の傷は、盃の血痕が龍馬のものではなく華村側に由来する可能性を示します。樽見と華村の密談も、2人が贋作商売に関わっていることを示す材料になります。派手なキッドの演出と、地味な物証の積み重ねがきれいにつながるのが面白いです。

決め手:水のメッセージ、複数コピー、右親指の傷が不正を崩す

水で浮かび上がるキッドのメッセージは、展示品が偽物であることを直接示します。

「洗濯」という予告の意味が、ここで完全に回収されます。展示の嘘を水で洗い流す構図が、見せ方としてかなり痛快です。

同じ品の複数コピーは、本物のはずの展示品に対する信頼を崩します。

本物が一つしかないはずなのに複数存在するなら、そこには贋作商売の匂いが出てきます。華村政之輔の右親指の傷は、盃の血痕が華村側に由来することを示す重要な材料です。

樽見と華村の密談も、不正への関与を強く示します。

園子の袖に付いた文字は、展示説明板の仕掛けへ気づく入口になります。大きな告発演出と小さな物証が合わさることで、樽見猪彦と華村政之輔の贋作商売は逃げ場を失います。

結末:キッドは3品を返却し、贋作商売を暴いて逃走する

結末では、怪盗キッドが龍馬ゆかりの3品を返却し、龍馬展の展示品が偽物であることを暴きます。

樽見猪彦と華村政之輔の贋作商売は露見します。キッドはコナンに目的を見抜かれながらも逃走します。

この回は死亡被害者が出ないため、血なまぐさい後味はありません。

その一方で、歴史的価値を利用して人を欺こうとする贋作商売の汚さはかなり残ります。だからこそ、キッドが「洗濯」という形でその汚れを暴く構成が爽快なんですよね。

事件後には、ファントム・レディとキッドの母親に関わる余韻も残ります。

贋作暴露でスッキリするだけでなく、キッドの背景に奥行きが出る締め方です。怪盗キッド回としての華やかさと、キッド側の過去をもっと知りたくなる引っかかりが同時に残ります。

アニメ「コナンキッドの龍馬お宝攻防戦」の名言

怪盗キッド「それは、このシャワーが全て明らかにしてくれますよ…雨が泥水を洗い流してくれるように…」

キッドが登場した時にスプリンクラーを作動させた後に言った名言。

江戸川コナン「そうだよな?龍馬気取りの怪盗さんよォ!」

コナンがキッドのことを見破った時に言った名言。

怪盗キッド「まぁお互い…母親には頭が上がらねえって事で…」

コナンと話をした時に怪盗キッドの母親が怪盗淑女であることがわかったお話です。

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アニメ627話〜628話「コナンキッドの龍馬お宝攻防戦」の感想&まとめ

盗みに来る怪盗ではなく、返しに来る怪盗キッドが新鮮な回です。「洗濯」の伏線回収も気持ちよく、キッドの過去まで気になる余韻が残ります。

①盗むのではなく返すキッドが新鮮

今回のキッドは、宝を盗みに来るのではなく、過去の盗品を返しに来るのがまず新鮮です。

いつもの「守る側VS盗む側」ではなく、キッドが真実を暴く側に立っているように見えるのが面白いんですよね。怪盗なのに、今回は清算や告発の空気があります。

目的が分かると、派手なショーの裏にファントム・レディの過去が重なって見えるのも良いです。

予告状や3品へのこだわりを、もう一度見返したくなります。

②「洗濯」が雨・水・贋作暴露につながる構成が気持ちいい

「今一度、洗濯いたし申し候」という予告が、雨や水を使った贋作暴露へつながる構成がかなり気持ちいいです。最初は比喩のように見える言葉が、本当に水で展示の嘘を洗い流す形で回収されます。

園子の袖に付いた文字から、展示説明板、水で浮かぶメッセージへつながる流れも綺麗です。贋作商売の汚さが、水で一気に暴かれる痛快さがキッド回らしくて最高でした。

③ファントム・レディの存在でキッドの過去が気になる

ファントム・レディの存在が出ることで、キッドの家族や過去が一気に気になります。今回のキッドはいつもの余裕ある怪盗でありながら、どこか個人的な事情を背負っているように見えるんですよね。

母親に関わる示唆もあり、贋作暴露だけでは終わらない余韻があります。事件はスッキリ終わるのに、最後には「キッド側の物語をもっと見たい」と思わせる後味が残る回でした。

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