2019年9月28日放送の「昆虫人間のヒミツ」。
8月の末から9月の2週目まではアニメコナンではついに「安室透と赤井秀一が対面する会」と注目すべきお話でした。
原作の中でもまだまだ秘密が多いお話だからこそ、今後の展開を様々予想させました。迷宮カクテルを見てない方は下記記事をチェック↓

そんな原作の熱い話が終わって、今回はどんなお話になるのでしょうか?
今回は2019年9月28日(土)放送のアニメ名探偵コナン955話「昆虫人間のヒミツ」のあらすじとネタバレを紹介していきます。
※ここからはネタバレを含むため、注意してくださいね。
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アニメ955話「昆虫人間のヒミツ」は何巻?原作で何話?

前回のコナンでは、3週連続原作のお話であったため、今回は「アニメオリジナルストーリー」となります。
ついに赤井秀一と安室透が出会った所で、終わってしまうのは少し気になりますが、サンデーでも今はお休みをしているため、このような形になったのかなと思います。
ちなみに「黒ウサギ亭」の次のお話は、千葉刑事と三池のお話になるので、気になる方は以下記事を見ときましょう!
名探偵コナン File1013「同い年なのに…」の考察とネタバレ(感想)
アニメ955話「昆虫人間のヒミツ」の簡単なあらすじ

公式HPのあらすじ&ネタバレはこちら↓
コナンたちは村営昆虫人間牧場がある黒野須駅に降り立つ。村の子供たちは昆虫の仮装をしていた。
コナンはカブトムシ姿の小学生から話を聞き、村の森に国立カジノ付きスーパー銭湯を作るという政府の役人の計画が祟りのために中止になった事を知る。
村の大人たちは森での作業に夢中になっていた。大人たちは他界した元村長が独り占めしようとした蛾蛾姫の宝を発掘しようとしているのだ。コナンはこの村で起きた事件を調査して…
アニメ955話「昆虫人間のヒミツ」のhuluやアマプラはある?
アニメ「昆虫人間のヒミツ」はhuluで配信されています。
コナンを取り扱っているVODでは、様々なアニメコナンが見れるので登録をおすすめします!
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955話「昆虫人間のヒミツ」のネタバレ&事件の流れ

955話「昆虫人間のヒミツ」は、黒野須駅にある村営昆虫人間牧場を訪れた少年探偵団が、奇妙な村の空気と向き合う単発のアニメオリジナル回です。
森では大人たちが重機で何かを掘り返し、子供たちは昆虫の着ぐるみを着て暮らしている。
見た目のインパクトは強烈ですが、本体はホラーでも殺人でもなく、1年前に元村長・村野長介が残した計画の真意を解いていく真相解明型の話でした。
今回の見どころは、最初は「蛾蛾姫の祟り」や「宝探し」に見える騒動が、最後にはまったく別の意味へ反転するところ。
巨大蛾の正体、村長が本当に残したかったもの、そして宝の地図の正体まで、ばらばらだった違和感が最後に一本へつながります。
事件というより村そのものに残された仕掛けを解く回で、普段の犯人当てとはかなり違う味わいがありました。
黒野須駅で見た、異様な村の光景
コナン、元太、光彦、歩美は、昆虫人間を捕まえようと黒野須駅へやってきます。
ところが、森の中から聞こえてきた不気味な鳴き声を追ってみると、そこでは立ち入り禁止の森で大人たちがショベルカーやブルドーザーを動かしていました。
さらに駅へ戻ると、今度はカブトムシの着ぐるみを着た子供たちに遭遇。
この時点で、村の中が大人と子供でまったく違う方向を向いていることがはっきり見えてきます。
紙芝居が語る「村営昆虫人間牧場事件」
食堂でコナンたちに説明されたのは、1年前に始まった騒動でした。
政府の役人がこの村へ国立カジノ付きスーパー銭湯を作ろうとしたものの、元村長・村野長介だけが猛反対。
理由は森に蛾蛾姫の墓があるからだとされます。
やがて役人たちは「蛾蛾姫の祟り」に襲われ、開発計画は中止。
代わりに村長は昆虫人間牧場を作ろうとしますが、大人たちは反対し、村長は辞任。
退職金で森を買い取って工事を始めたあと、急死し、そのポケットから蛾蛾姫の宝の地図が見つかったことで、今度は大人たちが宝探しに熱中するようになったという流れです。
ここで視聴者がまず引っかかるのは、村長の行動があまりにも回りくどいことでした。
コナンが拾った、小さな違和感
コナンは食事をせず、村の調査へ動きます。
郵便局で見つけたのは、村長が1年前に蛾のコスプレ衣装を購入していた記録。
これで「蛾蛾姫の祟り」は、超常現象ではなく人為的な演出だと見えてきます。
さらに蝶野医院では、村長が末期癌で余命が短いと知っていたことがわかります。
役場の資料を調べると、蛾蛾姫の墓の記録はあっても、宝の記載はどこにもない。
つまり、「宝を独り占めしようとした元村長」という表向きの話そのものが怪しくなってくるわけです。
現在の騒動が危険な形で噴き出す
その一方で、元太、光彦、歩美は昆虫人間の格好で森へ入ってしまい、宝に目がくらんだ村人たちに追い回されます。
ここで村人たちは、子供たちですら「都会から来た宝泥棒」扱いしてしまうほど、冷静さを失っていました。
木の上へ逃げたコナンたちを囲んで怒鳴る大人たちの姿は、この回の空気がただのギャグで終わらないことをはっきり示しています。
視聴者が笑いながら見ていた昆虫コスプレの世界が、ここで急に欲に飲まれた大人たちの怖さへ変わります。
宝の地図の正体と、村長の本当の目的
木の上からコナンが明かした真相は、かなり意外なものでした。
そもそも蛾蛾姫の宝など存在していなかったのです。
村長が残した地図は宝の在りかを示すものではなく、村人たちに前方後円墳の形をした蛾蛾姫の墓を作らせるための設計図でした。
村長は、自分がもう長くないと知った時、反対されていた昆虫人間牧場を自分一人では完成させられないと悟ります。
そこで、あえて自分が宝を独り占めしようとしているように見せかけ、死後に村人たちがその地図通り掘り進めるよう仕向けたのです。
役人を巨大蛾のコスプレで追い払ったのも、その森を守るためでした。村人たちはようやくその意図に気づき、発掘をやめて村へ戻ります。
タイムライン(事件の流れを整理)
- コナンたちは黒野須駅へ着き、森で作業する大人たちと、昆虫の着ぐるみを着た子供たちに出会います。
- 紙芝居で、元村長・村野長介が「蛾蛾姫の祟り」と「蛾蛾姫の宝」の騒動を残した経緯が語られます。
- コナンは、蛾のコスプレ衣装の購入記録、末期癌、村史に宝の記録がないことから、話の歪みに気づきます。
- 宝探しに熱中した村人たちは森へ入った探偵団を追い込み、騒動は危険な状態に発展します。
- コナンは、宝の地図の正体が蛾蛾姫の墓の設計図だと見抜き、村長の本当の目的を明かします。
955話「昆虫人間のヒミツ」の騒動の真相
ここで整理すべきなのは「誰が人を殺したか」ではなく、誰がこの村の騒動を仕掛け、どんな形で真意を隠したか。
真相の中心人物は、やはり村野長介になります。
真相の中心人物は村野長介
村野長介は、1年前の「蛾蛾姫の祟り」騒動の実行者であり、その後に続く「蛾蛾姫の宝」騒動の仕掛け人でもありました。
もっとも、彼のやったことは単純な私欲の犯罪としては片づきません。
表向きには宝を独り占めしようとした悪人に見えるよう振る舞いながら、実際にはその逆で、自分の死後に村人たちへ夢を託すための回りくどい仕掛けを残していたからです。
動機
背景にあるのは、村長としての意地と、子供たちへ残したかった夢です。
村野は、村の森にスーパー銭湯とカジノを作る計画へ反対し、その代わりとして昆虫人間牧場を作ろうとしていました。
しかし大人たちは理解せず、計画は進みません。そこへ、自分が末期癌で時間がないという現実が重なります。
引き金は、自分一人では完成までたどり着けないと悟ったこと。
そこで村野は、反対されていた夢をそのまま押し通すのではなく、あえて悪役の顔をかぶり、死後に村人たちが動くよう仕向けたのです。
決定打になったのは、夢を諦めるより、誤解されても未来へ託す方を選んだことでした。
トリック:準備
準備段階で村野が行ったのは、蛾のコスプレ衣装の購入でした。
これを使って役人たちへ「蛾蛾姫の祟り」を見せつけ、森の開発計画を止めます。
次に彼は、村営昆虫人間牧場を作ると子供たちへ夢を見せながら、大人たちの前では反対され、辞任したあとに森を自分で買い取ります。
トリック:実行
実行段階では、村野は死後に見つかるよう偽の宝の地図を残しました。
しかもその地図には、普通の宝探しならありえないほど細かな発掘手順が書かれていました。
トリック:発覚回避
発覚回避という意味では、自分が宝を独り占めしようとしていたように見せたことが最大の偽装。
村人たちはその嘘に乗せられ、自分たちの欲で動きながら、結果としてはその設計図通りに前方後円墳=蛾蛾姫の墓を完成させてしまいました。
綻び
綻びになったのは、村史に宝の記録がなかったことと、地図が「宝の在りか」ではなく「工作の手順書」になっていたこと。
つまりこの回のトリックは、物を隠す技術ではなく、目的そのものを偽装する仕掛けでした。
決め手
コナンが真相へ届いた決め手は四つあります。
一つ目は、村の歴史資料に宝の記録がなかったこと。
二つ目は、村長が蛾のコスプレ衣装を買っていたこと。
三つ目は、宝の地図の手順が細かすぎたこと。
普通の宝の地図なら、隠し場所へ導く程度で十分ですが、この地図はむしろ「こう掘れ」と命じる設計図に近い。
四つ目が、村長が末期癌で時間のなさを知っていたことでした。
この四つがそろったことで、「宝を独り占めしようとした悪人」ではなく、「死後に完成させるための回り道を選んだ人物」という像へ反転します。
結末
コナンに真相を明かされた村人たちは、ようやく発掘をやめて村へ戻ります。
つまりこの回の結末は、犯人逮捕や自白ではなく、誤解が解けて村長の意図が受け継がれるという形でした。
だからこそ後味は少し複雑です。
村野のやり方はあまりに回りくどく、村全体を混乱へ巻き込みました。
それでも最後には、子供たちが信じていた昆虫人間牧場の夢と、村長が守りたかった森の意味が、ようやく一つにつながります。
955話「昆虫人間のヒミツ」の感想/まとめ

殺人ではなく、元村長が残した誤解だらけの仕掛けを解いていく異色回でした。
昆虫人間の奇抜さの裏で、夢を託すための不器用さと、大人たちの欲深さが同時に残る回です。
カオスな見た目と不穏さの両立
まず印象に残るのは、見た目のカオスさをただのネタで終わらせていないところです。
昆虫の着ぐるみを着た子供たち、森で重機を動かす大人たち、蛾蛾姫の祟り、国立カジノ付きスーパー銭湯という言葉の強さまで、とにかく画面の情報量が多いのに、ちゃんと全部が「この村は何かおかしい」という不穏さへまとまっていくんですよね。
最初は笑って見ていても、子供たちと大人たちの視線がまったく噛み合っていないとわかった瞬間に空気が変わる。
その落差が、この回を単なる変な回で終わらせない大きな力になっていたと思います。
「宝がない」ことから始まる推理
推理パートで面白いのは、派手なトリックではなく「目的の偽装」を解いていくところ。
宝の地図が出てきたら普通は宝の隠し場所を探すのに、この回では逆に、宝がないことから考え直していくんですよね。
しかも、村長が蛾の衣装を買っていた記録や、村史に宝の記載がないこと、地図が細かすぎることなど、どれも地味な情報ばかりなのに、それが最後には全部きれいにつながります。
木の上からコナンが真相を語る終盤も、この回の妙に童話っぽい空気に合っていて、普段の事件解決とは違う気持ちよさがありました。
夢を残そうとした元村長の不器用さ
そしていちばん良かったのは、村野長介を単純な悪人で終わらせなかったこと。
役人を脅かし、宝の噂で村人を動かし、死後まで誤解を残すやり方はかなり強引です。
それでも、末期癌で時間がない中、自分の夢だった昆虫人間牧場と蛾蛾姫の墓を何とか残そうとした必死さが見えるから、最後には少し切なさも残るんですよね。
欲に飲まれた大人たちの情けなさと、夢を信じていた子供たちのまっすぐさも対照的で、見終わると意外なくらい余韻があります。
かなり変わった回なのに、妙に忘れにくい一本でした。
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