大阪城の事件!?263話「大阪ダブルミステリー 浪花剣士と太閤の城」のネタバレ&犯人やトリックや考察

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2002年1月7日放送の「大阪ダブルミステリー 浪花剣士と太閤の城」

前回のアニメ放送は「雪の夜の恐怖伝説」でした。

今記事では「大阪ダブルミステリー 浪花剣士と太閤の城」は原作orアニオリなのか?などを簡単なあらすじを含めて解説します。

スペシャル回で2つ事件が発生するため、今回はパート①/パート②としてそれぞれの事件を説明していきます。

※ここからは簡単なネタバレを含むため、注意してください。

この記事の目次

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パート①】アニメ263話「大阪ダブルミステリー 浪花剣士と太閤の城」は何巻?原作で何話?

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アニメ放送されている「大阪ダブルミステリー 浪花剣士と太閤の城」パート①は原作コナンの話となり、対象の単行本は31巻です!

31巻「File8:浪花の剣士、File9:移ろいの剣士、File10:裁きの剣士」

名探偵コナン31巻に掲載されている話↓
File1:隠れた言葉
File2:偽物登場
File3:偽物の真実
File4:偽りの時
File5:暖かき海
File6:網にかかるは…
File7:勇気ある決断
File8:浪花の剣士
File9:移ろいの剣士
File10:裁きの剣士

File11:天下人の城

パート②】アニメ263話「大阪ダブルミステリー 浪花剣士と太閤の城」は何巻?原作で何話?

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アニメ放送されている「大阪ダブルミステリー 浪花剣士と太閤の城」パート②は原作コナンの話となり、対象の単行本は31〜32巻です!

31巻「File11:天下人の城」

32巻「File1:天下人の宝、File2:時を越えて…File3:浪花勧進帳File4:悲しみの虎の巻」

名探偵コナン31巻に掲載されている話↓
File1:隠れた言葉
File2:偽物登場
File3:偽物の真実
File4:偽りの時
File5:暖かき海
File6:網にかかるは…
File7:勇気ある決断
File8:浪花の剣士
File9:移ろいの剣士
File10:裁きの剣士
File11:天下人の城

名探偵コナン32巻に掲載されている話↓
File1:天下人の宝
File2:時を越えて…
File3:浪花勧進帳
File4:悲しみの虎の巻

File5:久しぶりの集結
File6:アイドル達の秘密
File7:アイドル達の誤解
File8:ライオンの落とし物
File9:P&A
File10:バカな作戦
File11:佐藤のお見合い

アニメ「大阪ダブルミステリー 浪花剣士と太閤の城」の簡単なあらすじ

公式HPのあらすじはこちら↓

剣道大会に出場した平次は、試合の合間、何かを激しく言い争う集団を目撃する。彼らは大会の大学の部に出場する剣道部員で、二日酔いのため試合に出られないという垂見にほかの四人が詰め寄り、責めているところだった。

その時垂見が漏らした言葉に平次は不審感を抱く…

そのあと、体育倉庫で血まみれの垂見を同じチームの三人が発見!!

事件を聞いた平次が現場に駆けつけるが、垂見の姿は跡形もない。イタズラかと思われたが、改めて見つかった垂見の死体は、プールの更衣室に移動していた。

人目がある中で犯人が死体を移動させた方法とは!?

https://websunday.net/episode/11995/

パート2の公式HPのあらすじはこちら↓

平次と和葉の案内で大阪城を観光していたコナン達は、戦国時代の武将達になりきった、歴史好きのオフ会ツアー一行と出会う。

夕刻になり食事に行こうとした矢先、参加者の一人・秀吉役の加藤が、なんと火ダルマになって天守閣から落下!! 平次が差していた傘の柄をにぎり、そのまま息絶えてしまう。

ついで、ねね役の片桐も自らの体に火を放ち堀に転落、不可解な死を遂げてしまった。加藤が死の直前に遺したメッセージと、彼が持っていた太閤秀吉の財宝にまつわる巻物が意味するものは?

そして、不審な行動をとる参加者の意図する事は?

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アニメ「大阪ダブルミステリー 浪花剣士と太閤の城」の登場人物

「大阪ダブルミステリー 浪花剣士と太閤の城」パート①の登場人物
・江戸川コナン
・毛利蘭
・毛利小五郎
・服部平次
・遠山和葉

・沖田総司

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アニメ「大阪ダブルミステリー 浪花剣士と太閤の城」の動画やhuluはある?

アニメ「大阪ダブルミステリー 浪花剣士と太閤の城パート」パート①はhuluで配信されています。

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パート①】アニメ「大阪ダブルミステリー 浪花剣士と太閤の城」の簡単なネタバレ&考察

剣道大会に出場した平次。一方コナンは平次の家でご飯をご馳走になるために、大阪に向かっていました。

その後平次が和葉と話していたところ、何やら言い争っている大学生の集団を発見します。

彼らは剣道大会の大学生の部に出場する剣道部員で、その中の垂見篤史が二日酔いで試合に出られなくなっていた。

他の4人に責められていた垂見は、「殺したる…。」と呟いている様子

気になった平次は、ひとまずその場を立ち去りました。

体育倉庫に行くと…そこには血まみれの…

その後、試合会場に現れなくなった垂見を探しに行く3人の剣道部員たち。体育倉庫を開けると、そこには血まみれになっている垂見がいました。

発見した3人はそれぞれ救急車や警察などを呼びに行き、話を耳にした平次も体育倉庫に向かいます。

しかし、平次が現場に駆けつけると、垂見の姿はない。

イタズラかと思われましたが、垂見の遺体はなんとプールの更衣室に移動されました。

平次は試合をそっちのけで、一人で事件の謎を追うことにしました。

沖田総司が初登場!!

京都泉心高校の剣道部員

この回ではセリフもなく、ほとんど登場シーンはありませんが、顔が工藤新一とかなり似ている人物として登場します。

また、沖田は過去に平次と剣道で対決したことがあり勝利。

平次もかなり剣道の腕前がありますが、沖田も同等の力があることがわかります。

ちなみに沖田総司は、原作者の青山剛昌先生作品『YAIBA』の登場人物。

要するに、『YAIBA』とのコラボで登場した人物ということになります。

パート①】アニメ「大阪ダブルミステリー 浪花剣士と太閤の城」の犯人は誰?

犯人は血まみれの垂見をプールの更衣室に運んだことになるが、血まみれの男を担いで運ぶとすぐ周りにバレてしまいます。

だが周りの誰もそんな姿は見ていない。犯人はどうやって垂見を運んだのか?

その後平次が捜査を進めると、垂見を発見した3人が会場から出ていった後に、外にいた集団の男が他人の防具袋を担いだ不審な人物を目撃したことがわかりました。

実は不審人物は、亡くなった垂見本人。

体育倉庫で発見した垂見の死体は犯人が仕掛けたフェイク。そのとき垂見はまだ生きていて、剣道部員の3人が発見した後、犯人によってプール横の更衣室に行くよう指示されていたのです。

そこで犯人である同じ剣道部員の小手川に殺害されたのでした。

事件のトリックは絵の具が鍵?

最初に小手川を含めた剣道部員3人が垂見を体育倉庫で発見したとき、垂見はまだ生きていました。

垂見についていた血の正体は、実は絵の具。体育倉庫が薄暗いことから、他2人は全く気づかなかったのです。

まず、犯人である小手川は、あらかじめ睡眠薬で垂見を眠らせていました。

日本刀を持たされて体育倉庫にいた垂見を剣道部員3人で発見。

警察などを呼ぶため、全員がその場を立ち去った後、小手川は体育倉庫に戻ってきます。

小手川は垂見を起こし、跳び箱の中に隠しておいた部員の袴田に見せかけた絵の具まみれの人形を見せて、「なんてことをしてしまったんだ!」と言いました。

垂見は人形を部員と勘違い。そして、酔った勢いで袴田を殺害してしまったと思い込んでしまいました。

小手川から、こっそり逃がすからお面を装着し、防具袋を担いでプール横の更衣室に隠れておけと指示された垂見。

そうして小手川は更衣室に先回りし、垂見を殺害。そこで絵の具をシャワーで流し、トリックを隠したのでした。

犯人の動機は、剣道部の新入部員が亡くなった事件がバラされるのを防ぐため

去年、小手川がいる大学の剣道部の新入部員が練習中に亡くなる事件が起きました。

しかしそれは加減を知らない垂見が犯した事件。

垂見はやったのは自分だが、その場にいた小手川たちも同罪だと言ったという。

小手川が就職が決まった今、そのことをバラされたらまずいと思い、口封じで垂見を殺害したのでした。

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パート②】アニメ「大阪ダブルミステリー 浪花剣士と太閤の城」の簡単なネタバレ&考察

剣道大会の翌日、平次と和葉の案内で大阪を観光していたコナンたちは、戦国武将になりきったツアー客と出会います。

〜ツアー客一覧〜

・脇坂重彦(織田信長役)
・加藤祐司(豊臣秀吉役

・糟屋有弘(徳川家康役)
・福島俊彰(明智光秀役

・片桐真帆(秀吉の妻ねね役

夜になって大阪城に行くと、ツアー客に出会います。何やら秀吉役の加藤祐司が見つからず、ずっと探しているという。

天守閣で事件が発生!火だるまの被害者が…

すると、天守閣で爆発が起き、加藤が火だるまになって焼け落ちてきました。

自殺か殺人か判断しかねていた頃、和葉と蘭が橋の上でライターで自分のコートに火をつけて、崩れ落ちるように堀の中に落ちていく人物を見かけます。

これはねね役の片桐真帆。

立て続けに、第一・第二の事件が起きてしまったのです。

また、今回の事件は13年前に焼死体が見つかったとき、立て続けに発生した押し込み強盗犯が関係していることが判明。

コナンと平次、大阪府警はそれぞれ事件の謎を追っていくのでした。

服部平蔵(平次の父)の推理力や先を読む力は平次以上!?

今回の事件に繋がる13年前の強盗犯、そして今回の連続殺人犯を尾行するため、平蔵は最初から平次を囮にしていました。

強盗犯は刑事の匂いを嗅ぎ分ける切れ者だから、一網打尽にするには冷静さを欠いた平次の尾行が良い目くらましになると…。

第二の事件で平蔵は平次を殴っていましたが、それは平次を怒らせるため。そうして父親を見返してやろと頭に血が登った平次を13年前の強盗犯、今回の連続殺人犯がいる場所に乗り込ませたのでした。

平次の性格、強盗犯の特性を理解した上で最初から作戦を立てていたのです。

加えて、13年前の強盗犯が手下を連れて乗り込んでくること、今回の連続殺人犯の正体が最初から分かっていた様子。

さすがは大阪府警本部長。

平蔵の推理力や先読み力が平次以上に高いことが推測できます。

パート②】アニメ「大阪ダブルミステリー 浪花剣士と太閤の城」の犯人は誰?

第一に加藤が天守閣から燃えて転落した事件。彼の所持品には巻物がありました。

それは黄金王と呼ばれた、秀吉の宝を示したもの。

そしてすぐその後、橋の上で自分のコートに火をつけて転落し、片桐が亡くなってしまいます。

片桐の服に残っていた血の跡から他殺だと結論づけたコナンと平次は、その後糟屋がどこかに向かっているののを発見し、跡を追っていました。

薄暗い建物の中で、糟屋は脇坂と待ち合わせ。箱の中に巻物があるから、側にある懐中電灯で照らして探すと良いと指示された糟屋。

平次が犯人を追い詰めるも…

そこへ平次がやってきて、

・懐中電灯をつけたら加藤と同じように黒焦げになる
・加藤も片桐も殺害したのは脇坂

であることを言い出します。

そう、今回の2つの事件は、ツアーメンバーの脇坂が仕組んだものだったのです。

しかし、糟屋は脇坂の殺人の動機となった脇坂の祖父を殺害した、13年前の押し込み強盗犯のメンバー。

糟屋は手下を引き連れて逆に脇坂や平次を殺害しようとしますが、服部平蔵と遠山銀司郎率いる警察に取り囲まれ、無事事件が解決しました。

事件のトリックは、特殊な懐中電灯と自身に火をつけて自殺に見せかけたことが鍵!

脇坂は、ツアーメンバーが探していた秀吉の宝を示す巻物の在り処を教えると言って、殺害現場まで呼び出していました。

〜加藤祐司の事件〜

巻物を天守閣の屋根のどこかの瓦の下に隠したと伝える。

加藤は人にバレないよう暗くなって天守閣の屋根に降りたが、明かりがないのでどの瓦を示しているのか分からない。仕方なく自分が持っていたライターで辺りを照らすと、近くにあった懐中電灯を見つける。

ライターより便利な懐中電灯で明かりを付けて爆発し、転落してしまう。

天守閣にあった懐中電灯は、脇坂があらかじめ用意していたもの。スイッチを入れると爆発して、火が飛び散る仕組みでした。

〜片桐真帆の事件〜

人が天守閣に集まって人通りが少なくなった橋に、巻物のことで片桐を呼び出す。

片桐を硬いもので殴って撲殺し、そのまま抱えて堀の中に投げ込む。橋に浮かんだ片桐に灯油をかける。

誰かが橋に通りかかるのを確認したら、自分に火をつけて、もがいたふりをしてライターを落として片桐に火を付ける。

最後に自分で掘の中に飛び込んで水中に潜ることで、誰かが橋の下を覗いても、水に浮かぶ片桐しか発見できないという寸法です。

つまり、周りから自分に火をつけて橋の上から堀に転落したのは片桐かと思われますが、実は脇坂が自身だったのです。

こうして、片桐が自殺をしたと見せかけていました。

犯人の動機は、祖父の敵討ちをするため

脇坂の祖父は、

・発見した巻物のこと、それに書き記された秀吉の宝のこと
・宝探しを中断して巻物を国に寄贈しようとしている祖父、宝探しを始めた仲間が対立していること

を脇坂に話していました。

そして13年前、仲間を説得するため大阪に行った祖父は、仲間に殺害されてしまいます。その仲間は、13年前に現れた押し込み強盗犯のメンバーだったのです。

仲間の手がかりは、祖父が持っていた写真。そこには、当時の仲間である脇坂や加藤、糟屋が写っていました。

脇坂は祖父の敵討ちをするため、当時の仲間であった脇坂と加藤を殺害し、糟屋も殺害しようとしていたのです。

「大阪ダブルミステリー 浪花剣士と太閤の城」の感想

今回は平次、そして父親の平蔵が活躍する、まさに大阪を舞台にしたお話だったと思います。

平次が事件の真相に辿り着く前に、平蔵は真相が分かっていた様子。

新一の父親の優作も新一以上の推理力と言われていますが、やはり平蔵も平次以上の推理力があると感じさせる回でした。

服部平次ファンは、ぜひパート①から続けて見てみてください!

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