2016年7月23日に放送の826話「美女とウソと秘密」
1つ前のお話は825話「潮入り公園逆転事件」でした。
今回の話は1話完結型で、更に美女が登場する回となります!
今記事では826話「美女とウソと秘密」などを簡単なあらすじを含めて解説します。
※ネタバレを含む
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アニメ826話「美女とウソと秘密」は何巻?原作で何話?
今回のアニメ「美女とウソと秘密」はアニメオリジナルストーリーです。
今回は一話完結なので、さらっと見れるお話となります。
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アニメ「美女とウソと秘密」の簡単なあらすじ

「美女とウソと秘密」の公式HPのあらすじはこちら↓
コナン、蘭、小五郎が食事を終えて通りを歩いていると、女性の悲鳴が聞こえてくる。駆け付けたコナンたちは、立体駐車場の非常階段下で頭から血を流して絶命している男性を発見。
さらに非常階段三階の踊り場では、女性が震えていた。三階にいた女性・滝沢美咲は、被害者の八木沼武志がいきなり襲ってきたと証言。
非常階段まで逃げてきた際に身をかわしたことで、八木沼が階段から転落してしまったというが……。
アニメ「美女とウソと秘密」はhuluやアマプラはある?
アニメ「美女とウソと秘密」はhuluとAmazonPrimeVideoで配信されています。
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アニメ「美女とウソと秘密」のネタバレ&事件の流れ

この回は、現在の転落死を追っているうちに、一週間前の強盗殺人まで一本につながるタイプの事件です。
だから、目の前の“事故”だけで整理するとズレます。八木沼武志の死を解くことが、そのまま滝沢彰殺害の真相にもつながる構造になっています。
立体駐車場で八木沼武志が転落死する
コナン、小五郎、蘭が通りを歩いていると女性の悲鳴が響き、駆けつけた立体駐車場の非常階段下で八木沼武志の遺体が見つかります。
上の踊り場にいた滝沢美咲は、「八木沼がいきなり襲ってきたので非常階段の方へ逃げた。身をかわしたら八木沼が頭から突っ込むように転げ落ちた」と証言。
ここだけを見れば、美咲は完全に被害者側です。
しかも八木沼は、1週間前に美咲の夫・滝沢彰を脅して宝石を奪い、殺した犯人として手配されていた人物でした。
一週間前の強盗殺人事件が、八木沼犯人説を強める
目暮警部たちは、八木沼が先手を打って美咲を口封じしに来たのだと考えます。
滝沢家の書斎には1億円相当の宝石が保管されており、犯人は2階ベランダから侵入して彰を脅し、金庫を開けさせたあとで殺害したという流れです。
さらに八木沼の店からは盗まれた宝石まで見つかり、表向きの筋だけなら「1週間前の強盗殺人も、今回の転落死も、全部八木沼が引き起こした」と見えてしまいます。
小五郎が一度は事件解決と思うのも自然です。
コナンが駐車場と車内の違和感を拾う
けれどコナンは最初から、美咲の証言をそのまま信じていません。
まず気になったのが、駐車場の1階と2階が空いていたのに、美咲がわざわざ一番上の3階へ車を停めていたこと。
さらにドライブ中、美咲の車の灰皿付近に灰が散っているのに、美咲はいったん「タバコは吸わない」と答え、すぐに「結婚した時に吸わないとウソをついていた」と打ち明けます。
ここでコナンは、美咲が平然とウソを重ねるタイプだと見抜いて、自宅まで同行して書斎を直接調べる流れへ持ち込みます。
書斎に残った痕跡が、1週間前の事件をひっくり返す
滝沢家の書斎は、防音扉と大量のレコードがある本格的な部屋でした。
美咲は「ガラステーブルが割れる音で目を覚まして駆けつけた」と言っていましたが、防音扉が閉まっていたならその音は聞こえません。
しかもターンテーブルにはレコードが載ったままで、彰が音楽を聞いていた最中に殺されたと考えるのが自然です。
さらに決定的なのが、金庫の入ったキャビネットの扉の陰に入り込んでいたガラステーブルの破片。
これは、ガラステーブルが割れた時点では扉が閉まっていたことを意味します。
つまり、金庫を開けたのは彰が殺された“あと”。八木沼ではなく、美咲自身が金庫を開けて宝石を持ち出したとしか考えられません。
八木沼転落死の真相まで、美咲のウソでつながる
コナンはさらに、美咲が「ベランダから逃げる八木沼の顔を見た」という証言も崩します。
書斎の入口からベランダを見ると、プールの水銀灯がちょうど逆光になり、顔は判別できないからです。
つまり美咲は、1週間前の事件でも最初からウソをついていた。
そして現在の転落死についても、八木沼の掌がまったく汚れておらず、胸元にタバコの灰が付いていたことから、「襲いかかってきた八木沼が階段から落ちた」のではなく、「踊り場でタバコを吸っていた八木沼へ美咲が接近し、虫除けスプレーで目を塞がせて突き落とした」と分かります。
美咲は結婚前から八木沼と計画を練り、彰の宝石を奪わせて殺害させ、最後はその八木沼まで消して、すべての罪を押し付けようとしていました。
タイムライン(事件の流れを整理)
- 立体駐車場で八木沼武志が転落死し、美咲は「襲われて身をかわした」と証言する。
- 1週間前には美咲の夫・滝沢彰が宝石強盗に殺され、その犯人も八木沼とされていた。
- コナンは駐車位置、喫煙のウソ、防音扉、キャビネット陰のガラス片から美咲の供述を崩す。
- 八木沼の掌の汚れのなさと胸の灰から、転落死も美咲による殺害だと判明する。
- 美咲は八木沼と結婚前から計画を練っていたことまで含めて露見し、連行される。
826話「美女とウソと秘密」の犯人&トリック
この回で最初に押さえたいのは、「犯人が一人か二人か」をきちんと分けることです。
本話で最終的に暴かれる主犯は滝沢美咲です。
ただし1週間前の滝沢彰強盗殺人では、八木沼武志が実行役として動いていました。
つまり、彰事件は“美咲が八木沼を使った共犯事件”、現在の駐車場事件は“美咲単独の口封じ殺人”です。
犯人
犯人は滝沢美咲(主犯)です。
そして、1週間前の滝沢彰強盗殺人の実行役が八木沼武志。
被害者は滝沢彰と八木沼武志の二人です。
本話の真相を一件だけに縮めると、夫殺しの共犯者が、その共犯者まで消して全罪をなすりつけようとした事件だと言えます。
動機
動機の芯は、結婚前から練られていた強盗計画の完遂と、その後の口封じ。
美咲が30歳年上の彰と結婚した時点で「財産目当てではないか」と周囲に騒がれていたことが示され、解決後の供述では八木沼と美咲が昔からの遊び仲間で、結婚前から今回の計画を練っていました。
つまり、彰の持つ宝石と生活基盤を奪う計画が背景にあり、その後は共犯の八木沼へすべての罪を押しつけるため、八木沼も消す必要が生じたと見るのが最も自然です。
トリック
1週間前の事件では、美咲が八木沼を手引きして2階ベランダから侵入させ、彰を脅して金庫を開けさせる流れを作りました
けれど実際には、ガラステーブルが割れた時点ではキャビネット扉が閉まっており、金庫はまだ開いていなかった。
つまり彰が殺されたあとで、美咲自身が金庫を開けて宝石を持ち出し、八木沼単独の強盗らしく見せかけたわけです。
ここで、目撃者の未亡人を演じながら自分で金庫を開けていたところに、この事件のいちばん冷たい部分があります。
現在の駐車場事件では、美咲が立体駐車場3階へ八木沼を呼び出し、踊り場でタバコを吸っていた八木沼へ至近距離から虫除けスプレーを噴きかけ、両手で目を覆った隙に非常階段から突き落としました。
そして「襲われて逃げたら、八木沼が勝手に落ちた」という事故話へすり替えます。
美咲がわざわざ1階や2階ではなく3階へ車を停めたのも、この偽装の舞台を最初からそこへ用意していたからだと見るとすべて噛み合います。
決め手
決め手は、八木沼転落死と彰強盗殺人の両方にあります。
彰事件では、キャビネット扉の陰のガラス破片と、防音扉越しにガラステーブルの音が聞こえたという証言の矛盾、そして逆光で顔を判別できないベランダの条件が、美咲の供述を崩しました。
つまり「美咲は本当は見てもいないし、宝石を奪った順番までウソをついていた」と分かります。
八木沼事件の決め手は、八木沼の掌と胸元です。
階段から転げ落ちそうになった人間なら、汚れた手すりや壁へ咄嗟に手を伸ばすはずなのに、八木沼の掌はきれいなままでした。
その代わり、胸にはタバコの灰が付いていた。
これは、八木沼が襲撃中ではなく、落ちる直前まで落ち着いてタバコを吸っていた証拠。
つまり美咲の「追いかけられて身をかわした」という話は成立しません。ここが決定打でした。
結末
最後はコナンが書斎の矛盾と転落死の違和感を一気につなぎ、滝沢美咲が主犯であることを突きつけます。
美咲は1週間前の強盗殺人計画と、八木沼を突き落として殺したことを認め、警察に連行されていきました。
表向きは“美しい未亡人”だった人物が、最後には二つの事件を貫く主犯として崩れていく。
だからこの回は、犯人当てというより、美咲のウソと秘密がどこまで重なっていたのかを見届ける話として強く残ります。
826話「美女とウソと秘密」の感想/まとめ

美女の被害者ムーブを正面から崩し、1週間前の事件まで一本にして回収する構成が秀逸です。
派手なアクションより、コナンと美咲の張りつめた会話のほうが印象に残る、大人っぽいアニオリ回でした。
美咲の“被害者らしさ”がとにかく厄介
この回でいちばん効いているのは、滝沢美咲が最初から最後まで“被害者らしく”見えること。
若い未亡人で、夫を強盗に殺され、さらに目撃者として狙われたらしい。
ここまで条件がそろうと、どうしても周囲は守る側へ回ってしまいますよね。
だからこそ、コナンが最初から彼女を疑っていたという反転が気持ちいい。
しかも美咲は泣き叫んだり取り乱したりせず、むしろ落ち着いてウソを重ねるタイプなので、普通のアニオリ犯人とは少し空気が違います。
見終わったあとに強く残るのは、トリックそのもの以上に、美咲のあの危うい余裕かもしれません。
小さなウソが、二つの事件をつないでいく
ミステリーとして好きなのは、決め手がどれも大げさではないところ。
防音扉なのにテーブルの割れる音で目が覚めた、逆光なのに逃げる男の顔が見えた、襲われたと言うのに八木沼の掌は汚れていない。
どれも一つだけなら言い逃れがききそうなのに、重ねると全部が美咲のウソの上に乗っていると分かるんですよね。
しかも、そのウソが駐車場の事件だけではなく、一週間前の強盗殺人までそのまま崩してしまう。
この“ひとつの綻びが二つの事件を貫く”感触が、とてもコナンらしくて好きです。
コナンと美咲の心理戦がかなり大人っぽい
アニオリ回の中でも、この話は妙に大人っぽい空気があります。
ドライブ中の会話、車内での喫煙告白、「幸せはウソと秘密で成り立ってる」という言い方、自宅へ連れていく距離感。
コナンが子どもの姿だからこそ成立している危うい心理戦なんですが、見ている側はずっと「美咲はどこまで本気なんだろう」と落ち着かないまま引っ張られるんですよね。
最後に「君は一体何者なの?」と問われて、コナンがいつもの名乗りを返す場面まで含めて、事件解決の爽快感より駆け引きの余韻のほうが強い。
そこがこの回の魅力だと思います。
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