黒羽盗一の初登場回!!471話/472話「工藤新一少年の冒険」のネタバレや謎の男の正体や伏線とは

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2007年5月14日〜2007年5月21日放送の「工藤新一少年の冒険」

前回のアニメ放送は「レンタカー制御不能!」でした。

今記事では「工藤新一少年の冒険」は原作orアニオリなのか?などを簡単なあらすじを含めて解説します。

※ここからは簡単なネタバレを含むため、注意してください。

この記事の目次

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アニメ471話/472話「工藤新一少年の冒険」は何巻?原作で何話?

著:青山剛昌
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アニメ放送されている「工藤新一少年の冒険」は原作コナンの話となり、対象の単行本は55巻です!

55巻「File6:月下、File7:黎明、File8:白昼、File9:落日

名探偵コナン55巻に掲載されている話↓
File1:探偵たちの名推理
File2:熱血探偵
File3:元太のシュート
File4:元太とエル
File5:イタズラ坊主
File6:月下
File7:黎明
File8:白昼
File9:落日

File10:秘密の妃英理
File11:秘密の妃英理(2)

アニメ「工藤新一少年の冒険」の簡単なあらすじ

公式HPのあらすじはこちら↓

学級活動の読書会のため、図書室で読書中の少年探偵団。室内で偶然発見した牛革の財布の中に、「ありがとう 1ねんAぐみ もうりらん」と書かれた紙が入っていた。

これは、新一が小1だった10年前のもので、それにまつわる思い出話を皆に聞かせることになったコナン。そして舞台は10年前…

図書室に出るというお化けの正体を突きとめるべく、新一と蘭は夜の学校に忍び込む。彼らはそこで、君の弟だと名乗る怪しい人物から挑戦され、宝探しの謎解きに挑むこととなった。

「ハイドの怒りを鎮めよ」、「トリヤの無実を晴らし御老公の肝を潰せ」、「オクホの証を消し去り濁った声で孤独を噛みしめろ」、「米花中国士東」、「S→W」といった、一見なんのことだかよくわからない暗号が宝に至る手がかりらしいのだが…

これらの暗号を順番に解いていった先にある宝とは、いったい!?

アニメ「工藤新一少年の冒険」の登場人物

「工藤新一少年の冒険」の登場人物
・江戸川コナン
・工藤新一

・毛利蘭
・毛利小五郎
・阿笠博士
・灰原哀
・小嶋元太
・吉田歩美
・円谷光彦
・目暮十三
・工藤優作
・工藤有希子
・妃英理
・小林澄子

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アニメ「工藤新一少年の冒険」の動画やhuluはある?

アニメ「工藤新一少年の冒険」はhuluで配信されています。

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アニメ「工藤新一少年の冒険」の簡単なネタバレ&考察

学校の図書室で本を読んでいたコナン。

図書室のミステリーは小学生のときに全て読んだと灰原に言うコナンは、「本当にそうかい?この世はもっと深くて謎めいているのだよ。」という男の言葉が蘇ります。

いつ聞いた言葉か思い出していると、高いところにある本を取ろうとした元太が椅子から落ちます。落ちた本を小林先生が片付けようとすると、本棚の奥から牛革の財布が出てきました。

光彦が中を確認すると、「ありがとう 1ねんAぐみ もうりらん」と書かれた紙が入っていました。コナンは蘭から話を聞いた体で、10年前にあった出来事を話し始めます。


新一(コナン)は10年前に図書室で“謎の男”から挑戦を受けていた

10年前に新一は満月の夜に学校の図書室に現れる、不気味な鳴き声で変な帽子を被ったお化けの正体を突き止めるため、蘭と一緒に学校にやってきました。

新一は昼間に鍵をかけて開けておいた窓から学校の中に侵入。

2人が図書室に入ると、蘭はお化けが帽子を被って窓から見てると驚きます。

しかし新一はカーテンのフックが外れてそう見えているだけで、満月の夜に現れるのは、影がくっきり映って見えるから。不気味な声は隙間から入る風の音だと説明。

ここには何もないから帰ろうとする新一に、「本当にそうかい?」という声が聞こえてきます。振り返ると、本棚の上に怪しい男が座っていました。

新一が

工藤新一「何なんだお前!?」

と言うと、男は

謎の男「私は君の兄弟だよ。いや、君の弟と言うべきか。少々歳は離れているがな。」

と謎めいたことを言います。蘭が図書室のドアを開けようとしても開かず、男は2人を閉じ込めてしまいます。

男は牛革の財布を出し、ここに入っている宝を見つけられるか新一に挑戦しにきた。挑戦を受ければ部屋を出られるが、受けなければ血も凍るこの暗く冷たい部屋で一生暮らすことになると言います。そして

謎の男「私はとても血が好きでね。赤いものには目がないんだよ。」

とナイフを取り出します。新一は挑戦を受けると、男は

謎の男「それでこそ工藤新一。私の兄だ。」

と言い、ナイフを投げて財布を突き刺しました。驚いてナイフを見た新一と蘭が男の方を振り返ると、そこには誰もいなくなっていました。

そして財布の中には、

「ハイドの怒りを鎮めよ」

という暗号が書かれた紙が入っていたの

です。

第一の暗号「ハイドの怒りを鎮めよ」は杯戸港を指していた

新一は謎の男の正体と、暗号の答えを知りたいと蘭に言いますが、蘭は呪文にかけられたらと心配しています。

しかし新一は、扉が開かなかったのは、扉のフックと釣り糸を使ってモップでつっかえさせただけとトリックを説明。

感心する蘭が暗号に何が書いてあるか聞きますが、新一は

工藤新一「ハイドの怒り(おこり)を鎮(ちん)めよ。だな。」

と言います。蘭が本当にそう読むのか疑問に思いますが、新一は自信満々の様子。

それぞれ一度家に帰り、母親の英理に怒られる蘭。そんなとき、小五郎は杯戸港で殺人事件があって現場に向かうことに。英理に派手な泥棒が荒らし回ってるから、戸締まりをしっかりしておけと伝えて出ていきます。

一方で母親の有希子に怒られていた新一。優作に暗号の紙を見せて、暗号に書いてある漢字の読み方を知ります。

そのとき優作から「なぞなぞ」「海」というキーワードを聞いた新一は、暗号文が杯戸港を指していることを知り、翌日阿笠博士の車で蘭と一緒に杯戸港へ向かっていました。

「ハイドの怒りを鎮めよ」

という暗号は、杯戸町で船の錨(いかり)を鎮める場所である杯戸港を示していたのです。

杯戸港で第二の暗号、鳥矢水門で第三の暗号を発見!

杯戸港には、パトカーがたくさん停まっていました。昨日殺人事件があったことを聞いていた蘭は新一にそのことを説明しますが、どうやら犯人はもう捕まっていたとのこと。

それよりここで何をするのか阿笠博士が新一に尋ねると、最初から杯戸港にある赤い物に手がかりがあると答えます。

新一は、赤い消火栓を発見すると、そこには赤い紙が貼られており、

「トリヤの無実を晴らし、御老公の肝を潰せ」

と書かれていました。

とりあえずトリヤが示しているであろう鳥矢町を向かった3人。

新一は「無実」とは犯人ではないことと言い出すと、蘭は犯人なら黒という言葉を小五郎がよく言っていたことを思い出します。

黒じゃないということは白と呟いた新一は、暗号の意味が鳥矢城を示していることに気づきました。

そして御老公とは水戸黄門のことで、その肝(内臓)を潰すということは真ん中を取ること。つまり、「水戸黄門」から「戸黄」を取った「水門」。

こうして鳥矢城の近くにある鳥矢水門に向かいました。

そこで電車の踏切警報機である「赤」を見つけ、新一が遮断機を見るとそこには

「オクホの証を消し去り濁った声で孤独を噛みしめろ」

と書かれた紙を発見。

この暗号の前半部である「オクホの証を消し去り」が奥穂郵便局を示していることに気づいた新一は、とりあえず郵便局に向かうことにしました。

第四の暗号は麻雀が鍵!

郵便局にやって来たコナンたちは、ポストに何も貼ってないことがわかって悩んでいました。

そこに新聞配達の男が店内に入っていって店の調子を聞くと、店主は閑古鳥と答えます。

阿笠博士が閑古鳥はカッコーのことだと説明すると、新一は濁ったら「学校」になることに気づき、奥穂中学校に向かうことにしました。

学校の近くにある「止まれ」の標識に注目すると、棒に

「米花中国士東」

と書かれた暗号が書かれた紙を発見。

米花は米花町であるものの、「中国土」や「東」が四角で囲われているところがわからずでした。

そんなとき小五郎や目暮警部が通りかかって暗号を見せますが、2人はさっぱり。暗号を見ていたら麻雀を打ちたくなったと、小五郎は警部を誘います。

そして新一は過去に優作から麻雀を教わったとき、「東」の字に気づきました。

新一は米花は「米花町」、四角で囲まれている東は麻雀卓の上に置く札で「場」を示すこと。国土は国士無双という「役」、中は国士無双の待ち牌である「町」。

そのまま続けると、「米花町役場」となります。米花町には町役場はないため、市役所か出張所だと踏んで、目的地に向かうのでした。

革財布に入っていた蘭のお礼文は、優作の友達宛に書いたものだった

役所についた3人は日の丸の旗が立っていることに気づき、急いで屋上に向かいます。そこには「終」と書かれた紙が貼られていました。

紙をめくると

「S→W」

と書かれていました。阿笠博士は方角のことではと言い、South(南)からWest(西)の方を見ることだとわかります。

3人が西へ向くと、綺麗な夕日がありました。

腑に落ちた新一は、今回の暗号を作った人物は父親の優作で、優作が友達の誰かに頼んで暗号を渡したのだと推理

そして夕日を見せるには、夕日を見られる時間に来られるようにしなければならない。つまり、近くに優作の友人がいるかもしれないと思った新一。

暗号を用意した優作の友達にお礼を言うため、財布に感想を入れて本の裏に隠すと叫んで伝えました。

そう、現在発見した

「ありがとう 1ねんAぐみ もうりらん」

という手紙は、このとき書いた優作の友達宛のものだったのです。

10年前の新一の推理は誤り。暗号の本当のメッセージは〇〇だった!

話は現在に戻り、蘭が書いた紙の話を終えました。

その後、新一は夕日を見るだけなら「W」だけでも良いと、10年前の自分の推理が誤っていたことに気づきます。

SとWは方角を示す記号と言ったコナンは、周っていった「港」、「城跡」、「水門」、「郵便局」、「中学校」、「町役場」をそれぞれ記号に直していきました。

そして、郵便局の証が◯で囲まれていて消すということだから、◯を消す。最後の暗号が縦書きだったから、縦に並べる。

南から西する、つまり紙を90度傾ける。すると、とある文字が浮かび上がります。

暗号の本当の正体は、「OXHIDE(牛革)」だったのです。

有希子は初代怪盗キッド・黒羽盗一の弟子だった!

話の途中、英理は新一が蘭を連れ回していることを有希子に文句を言い、新一の家にやって来ました。

そこへ優作が現れ、英理は警視庁から優作宛にお礼の電話があったことを伝えます。

これは優作が怪盗から宝石を守って追っ払ったときのこと。優作は電話線を抜いていたため、毛利家に電話がかかってきたのです。

その後英理は帰っていき、優作は有希子に

工藤新一「君も誰かと打ち合わせがあるとかないとか。ホラ、昔君が役作りのために弟子入りしたっていうマジシャンとと」

と伝えます。

実はこのお話の終わり頃、有希子は喫茶店で黒羽盗一と会っています。盗一の正体は初代怪盗キッド。

そして盗一は

黒羽盗一「工藤氏がここに来られなかったのは残念。いや、ホッとしたと言うのが正解ですね。彼の前じゃ私のマジックなど砂上の楼閣。瞬時に見破られてしまいそうで。」

と伝えます。

今回のやり取りから、優作が追い払った怪盗も、有希子が弟子入りしていたマジシャンも、黒羽盗一であったことがわかりました。

また、後に有希子は変装が得意であることがわかりますが、これは変装術に長けた黒羽盗一の弟子だったからなのです。

暗号文を書いた本当の人物は、初代怪盗キッド・黒羽盗一だった!

暗号の本当の正体が「OXHIDE(牛革)」だと知ったコナンは、財布の糸を噛み切って開くことにしました。

そこには「Dear Yusaku Kudo」「?」「No.1412」と書かれた文字。

そしてコナンは有希子から、怪盗キッドの名付け親は優作で、1412をKIDと呼んだことが始まりであることを思い出します。

そう、今回の暗号文は優作が書いたものではなく、怪盗キッドから優作に向けて書いたメッセージ。

怪盗キッドの本当の目的は、暗号を解けない新一に優作を頼らせることだったのでした。

黒羽盗一が「私は君の兄弟だよ。」と言った意味

黒羽盗一「私は君の兄弟だよ。いや、君の弟と言うべきか。」

黒羽盗一をこれを言った理由としては、怪盗キッドの名付け親が工藤優作であることが関係します。

工藤新一を名付けたのが優作で、その次に怪盗キッドが名付けられたので、兄弟と言ったのです。

順番的に新一が兄となり、キッドとなります。

ちなみにこの伏線には続きがあり、黒羽盗一と工藤優作が似ていることにも繋がります。

以下記事で解説しているので、ぜひ見てください。

アニメ「工藤新一少年の冒険」の名言

工藤新一行くぞ毛利!!

奥穂中学校に向かうときに蘭に向かって発したセリフ。

その後の回想で、学校で名前で呼ばれるのが恥ずかしいから、新一は蘭に「工藤くん」と呼ぶこと、そして新一は「毛利さん」と呼ぶことを伝えていました。

蘭にとっては寂しい瞬間ではありますが、新一が蘭のことを「毛利」と呼ぶ珍しいシーンです。

毛利蘭「嫌だ!蘭でいい!蘭のままがいい!」

美しい夕日を見れて良かったという蘭に対し、「オレもそう思うよ。蘭」と答えた新一。慌てて言い直した新一に対して返答したセリフです。

このセリフを聞いた新一は「オメーがいいなら。」と答え、蘭は嬉しさのあまり新一に抱きついて喜んだのでした。

上のセリフでもある通り、恥ずかしさがあって蘭にどこか素っ気ない様子だった新一。

ですが、今回で2人の関係性はより縮まっていきました。

黒羽盗一「さすが、私の名付け親だ・・・」

盗一は友人が優作に送ったであろう手紙の話をします。そのとき優作が返事を書いた紙を有希子が出そうとしますが、その内容を見事言い当てた盗一。

なぜわかったか驚く有希子に呟いたセリフです。

このすぐ後でも説明されますが、黒羽盗一が怪盗キッドであること、怪盗キッドの名付け親が優作であることがわかる名言です。

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「工藤新一少年の冒険」の感想

今回は初代怪盗キッド・黒羽盗一と工藤優作、工藤有希子の関係が描かれた重要回でした。

なぜ怪盗キッドという名前が誕生したのか?

なぜ有希子は変装が上手いのか?

などがわかる描写が描かれていて、今後のコナンにもつながる大切なお話です。

怪盗キッドとの関係性が気になっている方は、ぜひ視聴してみてください!

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