平次と和葉が推理対決!!「どっちの推理ショー」のネタバレ&伏線&真犯人は誰?

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2004年12月6日〜2004年12月13日放送の「どっちの推理ショー」

前回のアニメ放送は「秘湯雪闇振袖事件」でした。

今回の事件はいきなり平次と和葉がやってきた話…。平次と和葉の推理バトルが始まります。

今記事では「どっちの推理ショー」は原作orアニオリなのか?話のネタバレや犯人などを含めて解説します。

※ここからは簡単なネタバレを含むため、注意してください。

この記事の目次

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アニメ381~382話「どっちの推理ショー」は何巻?原作で何話?

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アニメ放送されている「どっちの推理ショー」は原作コナンの話となり、対象の単行本は43巻です!

43巻「File6:どっちの推理ショー!?、File7:六面体のメッセージ、File8:ダイイングメッセージの裏を読め!、File9:仕組まれたメッセージ」

名探偵コナン43巻に掲載されている話↓
File1:おしりの印(マーク)を探せ!
File2:灰原哀の決意
File3:忘れられた携帯電話
File4:奇妙なメモリー
File5:もうひとつの名探偵
File6:どっちの推理ショー!?
File7:六面体のメッセージ
File8:
ダイイングメッセージの裏を読め!
File9:仕組まれたメッセージ

File10:53,000分の1の悪魔
File11:甲子園の魔物の挑発

アニメ「どっちの推理ショー」の簡単なあらすじ

公式HPのあらすじはこちら↓

コナン達を地元に招待したいと毛利事務所にやってきた平次と和葉。平次は甲子園、和葉は宝塚に連れていきたいと言って、どちらも譲らない。小五郎の提案で、推理勝負で勝った方のオススメスポットに行くことに。

推理するのは、目暮警部が知恵を貸してほしいと小五郎に頼んできた玩具製作会社社長殺人事件。ゴルフクラブで撲殺された社長がダイイングメッセージとして残したらしい、インクが付着した積み木。

それには、それぞれ「お」「も」「ち」「や」の文字が残されていて…

この推理勝負、勝つのはコナンと組んだ平次か、それとも蘭と小五郎と組んだ和葉か!?

https://websunday.net/episode/12032/

アニメ「どっちの推理ショー」の登場人物

「どっちの推理ショー」の登場人物
・江戸川コナン
・毛利蘭
・毛利小五郎
・服部平次
・遠山和葉

・灰原哀
・小嶋元太
・吉田歩美
・円谷光彦

・目暮十三
・高木渉

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アニメ「どっちの推理ショー」のhuluやアマプラはある?

アニメ「どっちの推理ショー」はhuluで配信されています。

コナンを取り扱っているVODでは、様々なアニメコナンが見れるので登録をおすすめします!

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アニメ「どっちの推理ショー」のネタバレ&伏線

アニメ「どっちの推理ショー」は、第381話・第382話で描かれる前後編。

辻谷玩具製作所の殺人事件として完結しながら、平次と和葉の距離感、そして次回の甲子園回へつながる流れが強く残る回です。

事件の推理勝負を通して、平次の不器用な優しさと、和葉の平次への特別な意識がかなり可愛く見えるキャラ回になっています。

平次と和葉の推理勝負が2人の距離感を見せる

この回で確定するのは、平次と和葉が甲子園か宝塚かをめぐって推理勝負をすること。

平次は甲子園へ行きたくて、和葉は宝塚へ行きたい。

最初はただの行き先争いに見えますが、小五郎の提案で殺人事件の推理勝負になることで、2人の意地と距離感が事件に重なっていきます。

大きな告白や決定的な進展があるわけではありません。しかし、言い合いながらも互いを意識している空気が自然に出ていて、関西組らしいテンポが気持ちいいんですよね。

事件のトリック自体は辻谷玩具製作所の中で完結しますが、推理勝負という形はこの回だけで終わらない2人の関係性に残ります。

事件前の口げんかからすでに平次と和葉の温度が見えていて、殺人事件の重さの中にキャラの可愛さがしっかり効いています。

和葉が本当に見たかったのは平次が事件を解いた時の表情

この回でかなり刺さるのは、和葉が本当に見たかったのが宝塚そのものではなく、平次が事件を解いた時の表情だったと分かるところ。

表面上は宝塚へ行きたいから勝ちたい、という流れです。けれど事件後に見える和葉の本音は、勝敗よりも平次の推理する姿へ向いています。

和葉は平次の推理に夢中になる顔を知っていて、それを見たいと思っている。

恋人同士のように分かりやすく進むわけではないのに、こういう細かい感情が積み重なるのが平次と和葉らしいです。

この場面が良いのは、和葉の気持ちが押しつけがましくないところ。

事件を解く平次を見て、少し満たされるような余韻があるんですよね。

見返すと、和葉が推理勝負に参加している理由そのものが可愛く見えて、ラストの甘さがじわっと残ります。

平次が和葉に勝たせようとする優しさが見える

この回では、平次が和葉に勝たせようとする優しさも見えます。

平次は和葉にヒントを出し、推理勝負で和葉が前へ進めるようにします。普段は言い合いばかりでも、ちゃんと和葉の気持ちを汲もうとしているのが良いんですよね。

ただ、平次は事件を前にすると推理屋としての本能が勝ってしまいます。

和葉に勝たせたい気持ちがあるのに、真相が見え始めると止まれない。結果的に自分で事件を解いてしまい、平次側の勝利になります。この不器用さが、平次らしくて可愛いです。

平次側の勝利が次回の甲子園事件へつながる

この回の推理勝負は、最終的に平次側の勝利で決着。

そのため、コナンたちは次回の甲子園行きへ進む流れになります。事件そのものは辻谷玩具製作所で解決しますが、ラストの勝敗が次の舞台へつながっていくのがポイントです。

「どっちの推理ショー」は次回の甲子園回への導入としても意味があります。

単発事件として見ても面白いですが、連続視聴するとラストの勝敗が次のエピソードへの橋に。

平次と和葉の行き先争いが、ただの導入ネタで終わらず次回の舞台選びに効くんですよね。

推理勝負の結末がキャラの余韻と次回へのワクワクを同時に残していて、構成がかなり綺麗です。

アニメ「どっちの推理ショー」のあらすじ&事件の流れ

アニメ「どっちの推理ショー」は、毛利探偵事務所に平次と和葉が来ているところから始まります。

甲子園へ行きたい平次と、宝塚へ行きたい和葉の張り合いが楽しい導入ですが、その行き先争いが殺人事件の推理勝負へ変わっていきます。

事件の舞台は辻谷玩具製作所です。「おもちゃ」と読める積み木が「いわとみ」へ変わり、そこからさらに偽装メッセージだとひっくり返る構成がかなり気持ちいい前後編です。

平次と和葉が探偵事務所で待っている

コナンが毛利探偵事務所へ戻ると、平次と和葉が待っています。

平次は甲子園へ行きたいと言い、和葉は宝塚へ行きたいと言います。最初から関西組らしいにぎやかな空気で、事件前の導入としてかなり楽しいです。

視聴者が引っかかるのは、この行き先争いがただの口げんかで終わるのかという点。

平次と和葉のやり取りは軽いですが、後の推理勝負と感情の余韻へつながります。事件とは関係なさそうな導入が、最後には2人の距離感として効いてくるのが上手いです。

小五郎の提案で推理勝負が始まる

小五郎の提案で、目暮警部から頼まれていた殺人事件を推理勝負で解くことになります。

勝った方の希望する場所へ行くという流れです。観光先をめぐる言い争いが、急に事件解決勝負へ切り替わります。

ここで空気は、日常の口げんかから推理モードへ変わります。ただ、行き先決めの勝負に殺人事件を使うという軽さと重さのギャップが面白いんですよね。平次は勝ちたい気持ちと和葉への配慮が混ざり、和葉も負けたくない気持ちを見せます。コナンはその流れを少し冷静に見ています。

辻谷玩具製作所社長・辻谷賢仁の殺害事件を調べる

推理勝負の題材になるのは、辻谷玩具製作所の社長・辻谷賢仁が撲殺された事件。

容疑者として、愛甲奈央、波佐見淳、中紙功男、岩富創が関わってきます。ここで、平次と和葉のにぎやかさから、会社内の殺人事件の重さへ空気が変わります。

気になるのは、辻谷を殺したのは誰なのか、そして現場に残された積み木が何を意味するのか。

玩具製作会社という舞台だからこそ、積み木が自然に置かれていても不思議ではありません。けれど、それがダイイングメッセージのように見えることで、事件は暗号解読型の推理へ進んでいきます。

「お」「も」「ち」「や」の積み木が残されている

現場には、「お」「も」「ち」「や」と書かれた積み木が残されています。

そのまま読めば「おもちゃ」です。玩具製作所の事件としては自然すぎる言葉ですが、だからこそ裏に別の読み方がありそうな違和感も残ります。

この積み木は、事件の中心となるダイイングメッセージのように見えます。

和葉も推理勝負に勝つために考え、平次もヒントを出していきます。六面体の積み木という小道具が、ただの子ども向けの玩具ではなく、犯人を示す暗号へ変わっていくのが気持ちいいです。

和葉が「いわとみ」というメッセージにたどり着く

和葉は平次のヒントをもとに、積み木の読み方から「いわとみ」というメッセージにたどり着きます。

これにより、岩富創が犯人候補として強く浮かびます。和葉側が推理勝負で大きく前進したように見える場面です。

ただ、ここで「きれいに犯人名が出すぎる」こと自体が少し不穏。

本当に被害者が岩富を指したのか。それとも誰かがそう読ませたのか。和葉は手応えを感じますが、コナンや平次にはまだ違和感が残ります。解けたと思った瞬間に、逆に疑いたくなる構成が上手いです。

岩富にはゴルフ中継に映っていたアリバイがある

「いわとみ」と示された岩富創には、犯行時刻にゴルフ中継に映っていたアリバイがあります。

ここで、ダイイングメッセージの結論が一気に揺らぎます。被害者が残したように見えるメッセージなのに、示された人物には犯行が難しいわけです。

この違和感によって、推理の方向は「メッセージが正しいか」から「メッセージをどう作らせたか」へ変わります。

和葉の推理は完全に無意味ではありません。むしろ、犯人が狙った通りの読み方に到達していたからこそ、その裏を読む必要が出てきます。ここで事件の見え方がかなりひっくり返ります。

波佐見が岩富の靴で辻谷を誤認させたと分かる

真相では、波佐見淳が岩富の白い靴を履き、辻谷賢仁に岩富が犯人だと誤認させていました。

辻谷は縛られ、机で視界を遮られていたため、足元に見えた靴から犯人を判断してしまいます。ここがかなり怖いところです。

波佐見はその誤認を利用して、辻谷に「いわとみ」と読める積み木のメッセージを作らせました。

さらにビデオカメラで、辻谷が狙い通りのメッセージを作っているか監視していました。被害者本人が残したメッセージだから正しい、という前提が犯人に利用されるのが苦いです。

カレンダーと返り血から波佐見淳の犯行が確定する

破られたカレンダーと血の跡、波佐見の左肩に残った薄い返り血が、波佐見淳を追い詰めます。

さらに岩富の靴を波佐見が履いていた痕跡も重要です。靴のサイズ違いや裸足で履いたことによる臭いが、偽装を崩していきます。

ここで、岩富犯人説は完全に崩れます。

「いわとみ」というメッセージは真実ではなく、波佐見が被害者の認識を操作して作らせたものでした。物証が偽のメッセージをひっくり返す流れがかなり気持ちいいです。波佐見の計画は巧妙ですが、細かい痕跡までは消しきれませんでした。

和葉が見たかったのは平次の推理する表情だったと分かる

事件後、和葉が本当に見たかったのは、平次が事件を解いた時の表情だったと分かります。

ここで推理勝負の勝敗よりも、和葉の感情が前に出ます。宝塚へ行きたいという理由だけではなく、平次の真剣な顔を見たい気持ちがあったわけです。

一方で、平次は和葉に勝たせようとしていたのに、結局自分で事件を解いてしまいます。

この不器用さが平次らしくて、事件後の余韻をかなり柔らかくしています。結果として平次側が勝ち、次回の甲子園行きへつながります。殺人事件の苦さと、関西組の温かいラストが同居する締め方です。

事件の流れを短く整理

流れを短く並べると、甲子園か宝塚かの行き先争いから、辻谷殺害事件、積み木の偽装メッセージ、波佐見の犯行、和葉の本音までが一気に見えてきます。

この前後編は、推理のひっくり返しと平次・和葉の余韻が同時に残る回です。

  • コナンが探偵事務所に戻ると、平次と和葉が待っている。
  • 平次は甲子園、和葉は宝塚へ行きたいと言い、意見が割れる。
  • 小五郎の提案で、殺人事件の推理勝負で行き先を決めることになる。
  • 辻谷玩具製作所社長・辻谷賢仁の撲殺事件を調べる。
  • 現場には「お」「も」「ち」「や」と書かれた積み木が残されている。
  • 和葉が平次のヒントをもとに「いわとみ」というメッセージを解く。
  • しかし岩富創にはゴルフ中継に映っていたアリバイがある。
  • 波佐見淳が岩富の靴で辻谷を誤認させ、偽のダイイングメッセージを作らせたと判明する。
  • カレンダーの血痕、左肩の返り血、靴の痕跡から波佐見の犯行が確定する。
  • 和葉が見たかったのは平次が事件を解いた時の表情だったと分かり、次回の甲子園行きへつながる。

アニメ「どっちの推理ショー」の犯人&トリック

犯人は波佐見淳です。被害者は辻谷賢仁です。波佐見は岩富創に罪を着せるため、被害者本人に「いわとみ」と読める偽のダイイングメッセージを作らせていました。

この事件の中心は、岩富の白い靴を使った誤認トリックです。決め手は、カレンダーの血痕、波佐見の左肩の返り血、岩富の靴を履いた痕跡です。

犯人:波佐見淳

真犯人は波佐見淳。

波佐見は辻谷玩具製作所の社長・辻谷賢仁を殺害し、岩富創に罪を着せるための偽装を行いました。現場の積み木は「いわとみ」と読めるように見えますが、それは被害者が真犯人を正しく示したものではありません。

被害者は辻谷賢仁。

岩富創は「いわとみ」というメッセージで犯人に見せられますが、実際には犯人ではありません。岩富にはゴルフ中継に映っていたアリバイがあり、その時点でメッセージの見方が大きく揺らぎます。

動機:危険なおもちゃを売ろうとした方針への反発

動機の背景には、辻谷と岩富が経費削減のため、おもちゃの角を取るのをやめようとしていたことがあります。

波佐見は、それによって危険なおもちゃが売られることになると考えました。玩具製作会社という舞台だからこそ、この動機はかなり重く見えます。

引き金になったのは、辻谷と岩富の方針に波佐見が強く反発したこと。

子どもの安全よりも経費を優先するように見えたのだと思えます。波佐見にとっては、ただの会社方針ではなく、許せない判断だったのでしょう。

決定打は、波佐見が危険なおもちゃを売ろうとする辻谷を許せず、殺害に及んだこと。

動機には信念めいた部分がありますが、殺人は正当化できません。子どもの安全を守りたい気持ちが、社長殺害と偽装へ向かってしまう後味がかなり苦いです。

トリック:岩富の靴を使った偽のダイイングメッセージ

波佐見のトリックは、岩富創の白い靴を履いて、辻谷賢仁に岩富が犯人だと誤認させるものです。

その誤認を利用して、被害者本人に偽のメッセージを作らせていました。

準備

波佐見は岩富の白い靴を用意して履きます。辻谷が犯人の顔ではなく足元を見て判断するよう、机で視界が遮られる状況を利用します。さらに、インクや積み木を使い、辻谷にメッセージを作らせる準備をしていました。

加えて、辻谷の死角にはビデオカメラが置かれていました。波佐見は辻谷が狙い通りに「いわとみ」と読める積み木のメッセージを作っているか監視していたわけです。この準備段階から、かなり悪質な誘導が見えます。

実行

波佐見は辻谷を襲い、机で視界を遮られた辻谷に足元だけを見せます。辻谷は岩富の白い靴を見て、犯人を岩富だと誤認します。ここで被害者の認識が操作されます。

そのうえで波佐見は、辻谷に「いわとみ」と読める積み木のダイイングメッセージを残させます。被害者が最後に作ったメッセージなので、一見するとかなり強い証拠に見えます。けれど、その前提そのものが犯人によって作られていたわけです。

発覚回避

波佐見は、被害者本人が作ったダイイングメッセージに見せることで、岩富に疑いを向けようとしました。普通なら、被害者が最後に残した名前はかなり信頼されます。その心理を利用したのが、このトリックの怖いところです。

岩富の靴を使うことで、辻谷の誤認にも現実味を持たせています。さらにビデオカメラでメッセージ作成を確認し、偽装がうまくいっているかまで見ていました。被害者の最後の行動まで犯人が管理していたように見えるのが苦いです。

綻び

最初の綻びは、岩富にゴルフ中継に映っていたアリバイがあることです。「いわとみ」と示されているのに岩富が犯行できないなら、メッセージそのものを疑う必要があります。ここでダイイングメッセージの信頼性が崩れます。

さらに、岩富の靴が波佐見には合わず、裸足で履いた痕跡や臭いが残っていました。破られたカレンダーと血の跡は犯人の位置を示し、波佐見の左肩には薄い返り血が残ります。小さな物証が、岩富への偽装を一つずつ崩していきます。

決め手:カレンダーの血痕と左肩の返り血

決め手のひとつは、破られたカレンダーと血の跡です。これにより、犯人がどの位置にいたのかが見えてきます。現場の小さな痕跡が、波佐見の犯行位置を示す材料になります。

波佐見の左肩に残った薄い返り血も重要です。これは波佐見が辻谷を襲った時に残った痕跡として、犯行を示します。メッセージだけでは岩富へ向かっていた疑いが、物証によって波佐見へ引き戻されます。

岩富の白い靴を履いた偽装も、靴のサイズ違いと臭いの痕跡によって崩れます。岩富の靴は辻谷を誤認させるための道具でした。ゴルフ中継のアリバイが岩富犯人説を崩し、靴・カレンダー・返り血が波佐見犯人説を確定させます。ダイイングメッセージより物証が強い、気持ちいい回収です。

結末:波佐見の偽装が暴かれ、平次側が勝つ

波佐見淳が真犯人だと判明し、岩富創に罪を着せるための偽装が暴かれます。

「いわとみ」というメッセージは、真犯人を示すものではなく、波佐見が辻谷に誤認させて作らせたものでした。事件としては、危険なおもちゃをめぐる会社内の対立から起きた苦い殺人として決着します。

一方で、推理勝負としては平次側が勝つ形になります。

平次は和葉に勝たせようとしていたのに、推理に夢中になって自分で事件を解いてしまいます。結果として、次回は平次の希望する甲子園へ向かう流れになります。

事件後には、和葉が本当に見たかったのは平次が事件を解いた時の表情だったと分かります。

殺人事件の後味は重いですが、最後に平次と和葉の温かい距離感が残ります。苦さと甘さが同居する前後編です。

アニメ「どっちの推理ショー」の名言

遠山和葉「蘭ちゃんアタシ…犯人わかってしもた…」

和葉がコナンや蘭の掛け合いを聞いて、犯人がわかった時の名シーン。

遠山和葉「無理やて…なんぼアタシがホームズみたいに頭がよーても、この勝負、勝たれへんもん…」

遠山和葉「(そやかて、アタシがホンマに見たいんは…宝塚でも…甲子園でものーて…やっぱり…平次が事件解いた時の、あのキラキラした顔なんやから……)」

推理勝負に負けた和葉は、少しムッとしていた様子。

でも、自分がホームズみたいに頭が良くても、どっちにしろこの勝負には勝てないと発言。

その直後、和葉が心の中で呟いた、平次愛がめちゃくちゃ感じられる可愛い名セリフです!

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第381・382話「どっちの推理ショー」の感想&まとめ

第381・382話「どっちの推理ショー」は、関西組のにぎやかな推理勝負と偽装メッセージが楽しい前後編です。事件の苦さと平次・和葉の余韻が同時に残ります。

①甲子園か宝塚かで始まる軽さが楽しい

この回は、平次は甲子園、和葉は宝塚という分かりやすい行き先争いから始まるのが楽しいです。

関西組らしいテンポのいい言い合いがあり、事件前の空気がかなりにぎやかなんですよね。そこから殺人事件の推理勝負へ変わる落差も効いています。最初の軽さがあるからこそ、後で和葉の本音が見えた時により可愛く感じます。

導入とラストがしっかりつながる、見返したくなる入り方です。

②偽のダイイングメッセージがひっくり返る推理が気持ちいい

推理面では、「いわとみ」という分かりやすいメッセージが偽装だったと分かる流れが気持ちいいです。

被害者本人が作ったように見えるメッセージなのに、犯人が誤認を利用して作らせていたのが巧いんですよね。岩富のアリバイで一度ひっくり返り、靴やカレンダー、返り血で波佐見へ進む構成も綺麗です。

ダイイングメッセージが必ず真実とは限らない怖さが、事件後にも苦く残ります。積み木の見え方を知ってから見返すとかなり面白いです。

③和葉が見たかったのは平次の推理する姿だったのが刺さる

事件後に一番残るのは、和葉が見たかったのは平次が事件を解く時の表情だったという余韻。

宝塚へ行きたい気持ちもあるけれど、それ以上に平次の真剣な姿を見たいという温度が可愛いんですよね。平次も和葉に勝たせようとしながら、推理に夢中になって自分で解いてしまうのが不器用です。

告白ではないのに、2人の距離感がしっかり伝わるのがこの回の甘さです。関西組の恋愛未満の空気が胸に残ります。

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