水平線上の陰謀(ストラテジー)の犯人/犯行動機と黒幕は?トリックの考察や詳しく解説

水平線上の陰謀の犯人の一覧と動機
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「水平線上の陰謀(ストラテジー)の犯人って誰?」

「水平線上の陰謀(ストラテジー)の犯人ってどんな動機だっけ?」

2005年4月9日に公開された劇場版名探偵コナン『水平線上の陰謀(ストラテジー)』。

小五郎が珍しく活躍はもちろん、各キャラの恋愛模様や水上でのアクションなど見どころが満載の映画です。

事件は巧妙なトリックと誤った推理によるミスリードが絡み合い、最後まで真相が見えない展開に。結局真犯人は誰なのかが分かりにくいと感じた人もいるでしょう。

そこでこの記事では、水平線上の陰謀(ストラテジー)の犯人を徹底解説!

犯人から犯行動機、使ったトリックまで紹介していきます。

※ここからはネタバレを含むので注意してください。

この記事の目次

「水平線上の陰謀(ストラテジー)」の犯人は、日下ひろなりと秋吉美波子の2人!

水平線上の陰謀の犯人

水平線上の陰謀(ストラテジー)には二人の犯人が関わっていました。

第一の犯人:日下ひろなり(シナリオライター)
→ 15年前の沈没事故で亡くなった三等航海士の息子。父の復讐のために八代会長夫妻を殺害しようとするが、実は真犯人に利用されていた。

真犯人:秋吉美波子(八代商船の設計士)
→ 15年前の事故で父(沖田船長)を殺された娘。日下の復讐計画を利用し、さらなる復讐を遂げようとしていた。

事件は、日下の計画を秋吉が逆手に取り、より巧妙な犯行を企てることで複雑化していました。

日下ひろなりの犯行内容と犯行の動機を解説

水平線上の陰謀で日下ひろなりの犯行

日下は自身の目的を達成するため、八代グループの会長・八代延太郎とその妻・八代貴江を殺害する計画を立てました。

日下はシナリオライターという職業柄、事件をあたかも劇的な復讐劇のように見せる工夫を施しながら犯行を実行。

しかし、日下の計画は完璧ではなく、真犯人である秋吉美波子に利用されてしまうことになります。

日下ひろなりの犯行① 八代延太郎への襲撃


日下は、八代延太郎を地下マリーナに呼び出し、彼を海に突き落とす計画を立てました。犯行の流れは以下の通り。

  1. 八代延太郎の客室のドア下から、15年前の秘密を知っていると書かれた手紙を差し入れ、指定の場所に誘い出す。
  2. 指定された時間に現れた八代延太郎に対し、日下は「父の仇だ!」と叫びながら殴りかかり、もみ合いの末に八代を海へと突き落とす。
    ※ただし、ここで実際に八代を殺害したのは後に解説する秋吉美波子です

日下ひろなりの犯行② 八代貴江への襲撃

日下は、八代延太郎を殺害した後、妻・八代貴江も殺害しようとしました。しかし、この計画も秋吉美波子によって利用されてしまいます。

  1. 船のスタッフが持つ「マスターキー」を事前に盗んでおく
  2. 貴江の客室へ侵入する
  3. ナイフを持って貴江(実際には秋吉美波子の変装)に襲いかかり、その場で「貴江を殺した」と思い込み、部屋から出る。

秋吉美波子の犯行内容と犯行の動機を解説を解説

水平線上の陰謀で秋吉美波子の犯行

秋吉美波子の計画は、日下ひろなりの復讐計画を利用しながら、自身の本当の標的である八代家と海堂渡を抹殺すること

秋吉は、日下の犯行をあたかも単独犯行であるように見せかけることで、自身のアリバイを作りつつ、目的を遂行しようとしました。

秋吉美波子の犯行① 八代貴江の殺害


日下は貴江の部屋に侵入し、貴江を殺したと思っていました。しかしそれは誤解。

本当に貴江を殺したのは秋吉美波子だったのです。

  1. 貴江の部屋に侵入し、殴って気絶させる。
  2. 自分が貴江になりすますために、貴江の服を着て髪型を整える。
  3. 日下が部屋に侵入し、日下に自身を襲わせる。
  4. もみ合ってるフリをして自らの腹部を軽く刺して血のりを出す。
  5. 日下に「貴江を刺した」と思わせる。
  6. 日下はその場を立ち去った後、気絶した本物の貴江を外へ運び、今度こそ本当にナイフで刺して殺害する。

秋吉美波子の犯行② 八代延太郎の殺害

八代延太郎は日下によって海に突き落としましたが、実はその直前に秋吉が介入し、最後の一撃を加えて殺害していました。

日下ともみ合っていた八代は、日下の首を絞めて馬乗りの姿勢になります。

そこへやって来た秋吉が背後からナイフで八代を刺殺。

そのまま、巴投げのように日下によって海に突き落とされて死亡しました。

こうして、八代は確実に死亡し、日下によって八代が殺害されたと思われる状況を作ったのです。

秋吉美波子の犯行③ 八代英人の殺害(過去の犯行)

実は秋吉は、事件が起こる半月前に、八代貴江の夫である八代英人を殺害していました。

殺害は事故を装ったもの。

八代英人が車を運転中に心臓発作を起こし、崖下から転落死する事件だったのですが、これは秋吉がスタングレネードを使って事故偽装をしたもの。

英人の車にスタングレネードを仕込み、自動車事故を誘発させていたのです。

日下ひろなりと秋吉美波子が使った事件のトリックとは?

水平線上の陰謀の事件のトリック

日下と秋吉は、それぞれ異なるトリックを使い、捜査を撹乱していました。

日下ひろなりの使ったトリックは、録音した音声が鍵!

日下ひろなりのトリック

日下は事件の時間帯に、「自分が部屋で電話をしていた」 というアリバイを作るため、録音した音声を使いました。

  1. 事前に自分のシナリオを朗読した音声をICレコーダーに録音
  2. 犯行時間(午前10時15分頃)に自室の電話を受話器ごしにレコーダーの音声を流す
  3. 録音を流している間に自分は部屋を出て、八代延太郎と八代貴江の殺害を実行
  4. 犯行後、部屋に戻って電話を切ることで、あたかも最初から部屋で通話していたように見せかける

録音した音声を流すことで、秋吉美波子には「日下が部屋で電話をしながらシナリオを読んでいる」と思わせ、アリバイを作成。

自分が犯行時に部屋にいたと証明し、疑いを避けようとしました。

ただ、このトリックには矛盾点が存在

秋吉が途中で話を挟めなかったことや、日下がICレコーダーを持っていたこと、日下本人が話していた証拠にはならないことを指摘され、日下のアリバイは崩れていきました。

秋吉美波子の使ったトリックは、日下のトリックを逆手に取った「犯人すり替えトリック」が鍵!

秋吉美波子のトリック

秋吉は日下の計画を逆に利用し、自分の復讐を遂げるために、「日下が真犯人である」ように見せるトリックを仕掛けました。

  1. 八代貴江(会長の妻)を気絶させ、自分が貴江になりすます
  2. 日下は「八代貴江を殺害するつもり」で部屋に侵入する
  3. 秋吉は 「自分の腹に血のりを仕込んで負傷したふり」 をし、日下に「自分が貴江を殺害した」と思い込ませる
  4. 日下が去った後、本当に八代貴江を殺害する
  5. 貴江の服を元に戻し、血のりを拭き取って現場を整える
  6. 日下ともみ合っていた八代延太郎を背後からナイフで刺して殺害する

これにより、秋吉は日下を真犯人に仕立て上げ、疑いを自分から完全にそらせようとしました。

犯人の日下ひろなり・秋吉美波子の犯行動機

水平線上の陰謀の犯人の動機

日下ひろなりと秋吉美波子の動機は、それぞれ父親の敵討ち。

どちらも八代グループが関係した事故がきっかけで、犯行を決意していました。

日下ひろなりの犯行動機は、父親の復讐

水平線上の陰謀で日下ひろなりの犯行動機

日下ひろなりが犯行を決意したきっかけは、15年前のクルーズ船沈没事故で父親を失ったことにあります。

日下の父は三等航海士であり、第一八代丸の乗組員として働いていました。

しかし、事故は単なる不運な出来事ではなく、八代グループによる保険金詐欺の一環として意図的に引き起こされたものだったのです。

その後、大人になってから事件の真相を知った日下は、

  • 自分の父は、船長と共に八代グループの陰謀によって殺された
  • 船長の座を狙っていた副船長の海堂渡が加担し、船を沈める計画に協力していた
  • 八代グループ会長と関係者たちは、何事もなかったかのように今も贅沢な生活を送り、何の罪にも問われていない

この事実を知り、父親の復讐として八代会長夫妻を殺害することを決意。

八代たちを殺害することで父親の無念を晴らし、自分が味わった喪失と同じ悲しみを八代一族にも与えようと考えたのです。

また、日下は「15年前の秘密を知っている」という脅迫めいた演出を加えることで、事件が単なる殺人ではなく、復讐劇として語られるように仕向けていました。

たとえ自分が捕まったとしても、八代グループの闇が世間に知られることになり、名誉も崩れ去ると考えていたのでしょう。

秋吉美波子の犯行動機も、父親の復讐

水平線上の陰謀で秋吉美波子の犯行動機

秋吉美波子の復讐の根源には、父・沖田船長の死があります。

15年前、秋吉の父は第一八代丸の船長を務めていました。

しかし、船が北大西洋上で沈没し、秋吉の父も死亡。この事故は、「避けられなかった氷山との衝突による沈没」とされていました。

長い間、父の死をただの不幸な事故として受け入れていた秋吉。

ただ、日下がトイレに立った際、偶然にも彼のパソコンを覗き見てしまい、15年前の事故が八代グループによる陰謀だったことを知ります。

衝撃の事実を目の当たりにした秋吉は、強い怒りと悲しみに。

父親は、八代グループと海堂渡の策略によって殺されたも同然。

しかも、八代グループの人間たちは今もなお権力を持ち、何の罪にも問われることなく、豪華なクルーズ船を造って優雅な航海を楽しんでいること。

そんな不条理を前にし、秋吉は復讐を決意してしまったのです。

「水平線上の陰謀(ストラテジー)」の犯人のまとめ

「水平線上の陰謀(ストラテジー)」では、日下ひろなりと秋吉美波子の二人が事件の鍵を握る存在でした。

日下の計画は完璧ではなく、真の黒幕である秋吉美波子に利用されることに。一方の秋吉は日下の犯行を巧みに操りながら、自らのターゲットを確実に仕留めていきました。

特に、日下が犯人だと思わせる演出と、最後に秋吉の本当の狙いが暴かれる展開は、最後まで視聴者を惑わせるポイントとなっています。

真犯人が誰なのか、どのようなトリックが使われていたのかに注目しながら観ると、より深く楽しめる作品です。

ぜひ犯人の視点で映画を楽しんでみてください!

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水平線上の陰謀の犯人の一覧と動機

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