【ネタバレ有り】沈黙の15分(クォーター)の犯人/犯行動機は?真犯人は山尾orみずき

名探偵コナン「沈黙の15分」の犯人一覧と犯行動機を解説
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「沈黙の15分(クォーター)の犯人って誰?」

「沈黙の15分(クォーター)の犯人ってどんな動機だっけ?」

2011年4月16日に公開された劇場版名探偵コナン『沈黙の15分(クォーター)』。

大規模な犯行が印象的で、コナン映画の中でも屈指のクズと呼ばれる犯人が登場する作品です。

そこでこの記事では、沈黙の15分(クォーター)の犯人を徹底解説!

犯人から数々の犯行内容、犯行動機まで紹介していきます。

※ここからはネタバレを含むので注意してください。

沈黙の15分(クォーター)の犯人は“山尾渓介”

沈黙の15分の犯人は山尾渓介

「沈黙の15分(クォーター)」の犯人は、山尾渓介(やまおけいすけ)という男。

34歳の無職で、8年前に起こしたひき逃げ事件で服役し、刑期を終えて出所したばかりの人物です。

過去に宝石強盗を行い、事故で人を死なせ、子どもを8年間も意識不明にするなど、重大な罪を重ねていました

ひき逃げの被害者が村の仲間の妹だったこともあり、周囲からは強く嫌われているのが特徴。

反省の色も見られず、自分の利益のために他人を平気で犠牲にする冷酷な性格が描かれています。

そのため、コナンの映画の中でも特にクズは犯人と言われることが多いです。

死刑!?犯人「山尾渓介」の犯行内容:8年前の詳細から現在まで解説!

沈黙の15分の犯人の犯行動機

山尾渓介は過去に事件を起こし、さらに今回も大規模な犯行を行いました。

過去から現在で起こした犯行を全部紹介していきます。

8年前に宝石強盗を犯す

山尾はかつてギャンブルで多額の借金を抱えており、それを返済するために東京で宝石店を襲撃しました。

この事件で盗んだ宝石の価値はなんと15億円相当。

犯行後には、警察の目を逃れるため、祖母が住んでいた新潟県の北ノ沢村へ向かいます。

北ノ沢村へ向かう途中に、ひき逃げ事件を起こす

北ノ沢村へ向かう途中、山尾は車を運転している最中に1人の女性(遠野みずきの妹・ナツキ)をはねて死亡させる事故を起こしました。

しかもこのとき、山尾は免許停止中、飲酒運転、スピード違反と複数の違反を犯しています。

8年後、宝石強盗事件の真相を知る氷川尚吾を殺害

事故後、山尾は何食わぬ顔で祖母の家に向かい、盗んだ宝石を隠した上で、警察に自首。

しかし、後日ダム建設によって宝石を隠した祖母の家が水没し、宝石を取り出せなくなってしまいました。

8年が過ぎ、出所した山尾は再び北ノ沢村を訪れます。

そこで、幼馴染の一人である氷川尚吾に宝石強盗の過去を見抜かれてしまいます。

氷川は「分け前をよこせば黙っていてやる」と持ちかけますが、山尾は拒否し、氷川を山中で殺害。

殺害方法は、スノーシュートレッキング中に遭遇した場所で毒を使い、その後雪が降るのを待って足跡を消すという周到な方法でした。

地下鉄・高速道路を爆破する

ダムの式典では、朝倉都知事が出席することになっていました。

しかし、都知事が来れば報道陣などの人間が多数訪れて、宝石の回収に支障が出ると考えた山尾は、ダムの爆破前に朝倉都知事が記念式典に出席するのを妨害。

そこで、都知事が出席する東都線の開通式のトンネルを爆破しました。

また、トンネルには高速道路も通っていたため、もしコナンが爆破を阻止していなければ大勢の犠牲者が出ていた可能性があったのです。

通信を遮断するために基地局を爆破!

ダムの爆破や宝石の回収作業がバレないようにするため、村の携帯電話の通信基地局も爆破。

村と外部との連絡が取れなくなり、救助や通報ができない状態となってしまいました。

ダムに沈んだ宝石を回収するため、ダムを爆破!

山尾の最大の目的は、ダムの底に沈んだ宝石を回収すること。

そのため、ダムの記念式典の日を狙って、ダムに爆弾を仕掛けて爆破しました。

ダムが崩壊すれば、村が水没する大惨事になると分かっていながら、それでも自分の宝石を取り戻すことを優先したのです。

そうしてダムが崩壊し、大量の水が放出され、北ノ沢村が壊滅寸前にまで陥らせました。

7歳の少年・立原冬馬を追い詰め、意識不明にさせる

※後にこれは山尾渓介ではないとわかります。

ひき逃げ事件の現場を目撃していたのが、当時7歳だった立原冬馬。

コナンが推理のことで様々な事実がわかります。

冬馬は山尾の犯行を見て逃げましたが、山尾は口封じのために追いかけます。

その結果、冬馬は崖から転落し、頭を強く打って8年間も意識不明の重体に…。

目を覚ました15歳の現在でも、心は7歳のままという後遺症が残ってしまいました。

山尾渓介の犯行動機は、盗んだ宝石を回収すること

山尾渓介の犯行動機は、盗んだ宝石を回収すること

山尾の犯行動機は、8年前に盗んだ高額な宝石を回収することにありました。

当時、ギャンブルで多額の借金を抱えていた山尾は、宝石強盗を計画し実行。

その宝石を祖母の家に隠した後、自首して服役しました。

しかし、その後にダムが建設され、宝石はダムの底に沈んでしまうことに。

出所した山尾は、宝石を取り戻すためにダムを爆破しようと決意しました。

さらに、山尾が8年前に宝石強盗を行ったと知っていた氷川尚吾を殺害。

都知事を式典に呼ばせないように交通インフラを爆破、通信手段を遮断するなど、周到な計画で実行。

村が沈もうとも、子どもの命がかかっていようとも、一切おかまいなし…。

全ては宝石を自分の手に戻すためでした。

沈黙の15分の真犯人は遠野みずき?

沈黙の15分の真犯人は遠野みずき?

山尾渓介にコナンが襲われている時…遠野みずきが山尾の肩を打ち抜きました。

ここで事件が終わりかと思ったが、実は遠野みずきが冬馬と関係があったのです。

8年前にみずきは妹を突き落としてしまい、そこで交通事故が起きてしまった。

冬真は突き落とすシーンを見てしまい、冬真を追いかけていたのはみずきだったのです。

みずきは妹を落とすのに本当は殺意がなかったのですが、見られてしまい…冬真が記憶が戻るまで、眼の前のロッジで受付をしていたのでした。

真犯人ではないですが、今回の事件で冬真を追っていた犯人という部分ではみずきとなります。

「沈黙の15分(クォーター)」の犯人のまとめ

沈黙の15分(クォーター)の犯人・山尾渓介は、

・宝石強盗
・ひき逃げ事件
・氷川の殺害
・地下鉄・高速道路の爆破
・基地局の爆破
・ダムの爆破

と数々の犯行を犯した人物。

しかも、反省の色は全く見えず、周りを巻き込んでもおかまいなし。

コナンの映画の中でも最悪のクズと思えるほどの人物でした。

また、遠野みずきは真犯人と思いきや、ナツキを突き落とした、冬真を追いかけたとそこまで悪くないというのがポイントです。

犯行も相まってかなりスケールが大きい映画になっているので、ぜひ山尾の行動に注目して視聴してみてください!

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