【ネタバレ】ベイカー街(ストリート)の亡霊の犯人/犯行動機は?ノアズアークやジャック・ザ・リッパーを解説

【ネタバレ】ベイカー街(ストリート)の亡霊の犯人/犯行動機は?ノアズアークやジャック・ザ・リッパーを解説
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「ベイカー街(ストリート)の亡霊の犯人って誰?」

「ベイカー街(ストリート)の亡霊の犯人ってどんな動機だっけ?」

2002年4月20日に公開された劇場版名探偵コナン『ベイカー街(ストリート)の亡霊』

19世紀末のロンドンが舞台となった映画で、コナン映画の中でも神作とされています。

そんな本作は、ゲームと現実世界の2つの世界で事件解決に向けて展開されており、犯人の目的などが分かりにくく感じている人もいるでしょう。

そこでこの記事では、ベイカー街(ストリート)の亡霊の犯人を徹底解説!

犯人から犯行動機、使ったトリックまで紹介していきます。

※ここからはネタバレを含むので注意してください。

「ベイカー街(ストリート)の亡霊」の犯人は、ジャックザリッパーの子孫・トマス=シンドラー

「ベイカー街(ストリート)の亡霊」の犯人は、ジャックザリッパーの子孫・トマス=シンドラー

まずは、現実世界での事件。

現実世界ではヒロキの実の父親である樫村忠彬が亡くなりました

「ベイカー街(ストリート)の亡霊」の犯人は、IT業界の帝王として名を馳せるトマス=シンドラーです。

シンドラーは過去にアメリカにて、天才少年とされたヒロキ・サワダを養子としていました。

しかし、ヒロキ・サワダが開発した人工頭脳「ノアズ・アーク」により、自身の秘密が世間に知られることを恐れるように。

実は、シンドラーの正体は、19世紀末のロンドンに実在した殺人鬼ジャック・ザ・リッパー(通称:切り裂きジャック)の子孫でした。

シンドラーはヒロキを厳しく監視するとともに自殺に追い込むことに…。

さらに、ヒロキの実の父親である樫村忠彬をも殺害することとなりました。

トマス=シンドラーの犯行内容。2人を殺害している

トマス=シンドラーの犯行内容。2人を殺害している

シンドラーが行った犯行は二つあります。

一つは、人工知能ノアズ・アークを完成させたヒロキ・サワダを自殺に追い込んだこと。

もう一つは、シンドラーの秘密を握っていたゲーム開発者・樫村忠彬の殺害です。

樫村はヒロキからDNA探査プログラムを託されており、それを使ってシンドラーがジャック・ザ・リッパーの子孫であることを突き止めていました。

シンドラーは自身の秘密を守るため、樫村を地下の部屋で刺殺してしまいます。

トマス=シンドラーが使った事件のトリックは、展示物の短剣が鍵!

トマス=シンドラーが使った事件のトリックは、展示物の短剣が鍵!

シンドラーの使ったトリックは、凶器に関するものでした。

会場には金属探知機が設置されており、外部から凶器を持ち出すのは不可能。

では一体どうやってシンドラーは樫村を殺害したのか?

実は、殺害に使ったナイフは、あらかじめ会場に展示されていたブロンズ像が持っていた装飾用の短剣。

美術品として最初から設置されていたことで、金属探知機などのセキュリティチェックを回避していたのです。

また、犯行後にナイフを元の場所に戻したうえで、ダミーのナイフとすり替えて戻しました。

そうすることで、シンドラーは証拠を残さず会場に戻れたというわけです。

トマス=シンドラーの犯行動機は、ジャックザリッパーの子孫であることを隠すこと

トマス=シンドラーの犯行動機は、ジャックザリッパーの子孫であることを隠すこと

シンドラーが殺人に及んだ最大の動機は、ジャック・ザ・リッパーの子孫であるという事実が公になるのを恐れたこと。

シンドラーは、ヒロキが完成させたDNA探査プログラムによって、自分の出自が明らかにされることに強い恐怖を感じていました。

名誉ある地位と財力を築いた人物にとって、殺人鬼の血を引いているという事実は致命的…

そこでヒロキを徹底的に監視して自殺に追い込み、真実を知る樫村も殺害したのです。

ノアズ・アークが子供たちを人質にした理由は?

ノアズ・アークが子供たちを人質にした理由は?

ノアズ・アークは、天才少年ヒロキ・サワダが作り上げた人工知能です。

ヒロキは、自分の能力を利用するだけで自由を奪った大人に絶望し、自ら命を絶ってしまいました。

この時にヒロキはノアズ・アークをインターネット上に解放しました。

そのヒロキの意思を継いだノアズ・アークは、独自に判断を下す存在に。

そんなノアズ・アークが子供たちを命がけのゲームに巻き込んだのは、悪どい大人たちによって育てられた子供たちが未来を担うという構図を断ち切るため

大人の助けなしに自立した子供として育って欲しいという願いを込めての行動だったのです。

「コクーン」に入ってゲームに参加した子どもたちを人質に取り、全員がゲームオーバーになれば脳を破壊するという過激な行動を取りました。

ノアズ・アークの作成者・ヒロキ・サワダは、諸星秀樹としてゲームに参加していた!?

ノアズ・アークの作成者・ヒロキ・サワダは、諸星秀樹としてゲームに参加していた!?

実はゲーム内でコナンたちと行動を共にしていた「諸星秀樹」の正体は、ノアズ・アークによって再現されたヒロキ・サワダです。

ノアズ・アークを開発したヒロキの意識は、ノアズ・アークに引き継がれていました。

そのため、諸星のデータを借りてゲーム内に登場できたのです。

過激な一面があったノアズ・アーク。

一方で、子どもたちを追い詰めながらもシャーロック・ホームズを登場させ、助け舟を出していました。

子どもたちが一致団結して危機を乗り越えることを、どこか信じて見守っていたヒロキ

また、最後に漏らしたセリフにあるように、”一度くらい友達と遊んでみたかった”というのも諸星に成りすましてゲームに参加した理由だと思います。

「ベイカー街(ストリート)の亡霊」の犯人のまとめ

バーチャルの中で事件が起き、参加者が生き残らないと全滅。一方で、現実世界でも事件が発生。

現実と仮想世界がうまく絡み合っており、かなり見応えがある作品です。

シンドラーの犯行のきっかけとなった”血筋”、ノアズ・アークが子どもたちを人質に取るきっかけとなった”血筋”など、血筋が一つのテーマになっていると思います。

何も考えずに見ても面白いですが、ぜひそれぞれのきっかけとなる血筋に注目して、視聴してみてください!

ベイカー街の亡霊についてはこちら↓

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