【ネタバレ有り】紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)の犯人/犯行動機は?鮫に襲わせるトリックは?

【ネタバレ有り】紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)の犯人/犯行動機は?
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「紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)の犯人って誰?」

「紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)の犯人ってどんな動機だっけ?」

2007年4月21日に公開された劇場版名探偵コナン『紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)』

古代遺跡と海賊の財宝伝説を巡る、ミステリーとアクションが融合したスリリングが一作です。

ただ犯人が裏側に隠れがちで、本当は誰が犯人なのか分かりにくいところも。

そこでこの記事では、紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)の犯人を徹底解説!

犯人から犯行動機、使ったトリックまで紹介していきます。

※ここからはネタバレを含むので注意してください。

「紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)」の犯人は、神海島観光課長・岩永城児

「紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)」の犯人は、神海島観光課長・岩永城児

『紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)』では、トレジャーハンターが蘭や園子を脅す場面があり、一見すると彼らが犯人のように見えます。

ですが、実際の黒幕は、神海島の観光課長・岩永城児でした。

岩永は島のイベントを取り仕切り、訪れた人たちに親切に接する好印象の人物です。

しかしその裏では、女海賊アン・ボニーとメアリ・リードの遺産に取り憑かれた執念深い財宝マニア。

島の歴史や地形、潮の流れに至るまで徹底的に調べ上げ、十年以上もかけて暗号の謎を追い続けていたのです。

外面は朗らかですが、内側には「必ず自分の手で宝を見つける」という独占欲を持っており、宝を独り占めするため、次々とトレジャーハンターを襲撃しました。

岩永城児の犯行動機は、財宝を独り占めするため

岩永城児の犯行動機は、財宝を独り占めするため

岩永の目的は、女海賊アン・ボニーとメアリ・リードの遺した財宝を独占すること。

岩永は長年暗号を研究しましたが、自力で答えにたどり着けず大きな挫折感を抱えていました。

その一方で、神海島には続々とトレジャーハンターたちが訪れ、宝を目指して探索を始めます。

島外の人間に先を越されるのではないかという焦りと不安が、やがて「誰にも宝は渡さない」という執着心へと変わっていきました。

そこで、観光課長として島を盛り上げたい建前を利用しつつ、裏ではライバルを排除する計画を進行。

宝を狙うトレジャーハンターを次々と襲っていきました。

また、小五郎を呼んだり、コナン達に謎を解かせようとした背景には自分では見つけだせなかったという背景があります。

岩永城児が行った犯行内容は、ライバルであるトレジャーハンターの襲撃

岩永城児が行った犯行内容は、ライバルであるトレジャーハンターの襲撃

岩永は財宝を独り占めするため、次々とトレジャーハンターを襲っていきました。

最初のターゲットはトレジャーハンター田山資悦。

とあるトリックを使ってダイビング中にサメへ襲わせ、事故に見せかけて殺害しました。

その後、国際指名手配犯の松本光次と伊豆山太郎が島に現れた混乱を逆手に取り、ライフルで狙撃岩永は島の猟友会からこっそり古い猟銃を盗み、2人を遠くから撃ちました。

さらに岩永は、宝探しゲームに使う自転車にGPSを取り付け、参加者が集めたヒントの場所や順番を把握。自分では解けなかった暗号を観光客に解かせて財宝の情報だけを盗もうとしていました

岩永城児が使った事件のトリックは、”血袋”を仕込んで鮫に襲わせるものだった!

岩永城児が使った事件のトリックは、”血袋”を仕込んで鮫に襲わせるものだった!

岩永は、ターゲットとなったトレジャーハンターの田山が潜水する直前、岩永は田山の浮力補助装置の内側に薄いビニール袋を仕込みました。

その中には魚の血液が入っており、見た目にはまったく分からない状態。

ダイビング中、水圧が高くなる一定の深さに到達するとビニール袋が破れ、中の血が一気に海中へ流れ出す仕組みです。

サメはわずかな血の匂いにも非常に敏感で、すぐにその場へ集まってくる習性があります。

加えて、田山がいた場所は岩に囲まれた狭いエリアだったため逃げ場が少なく、複数のサメに囲まれて、一人だけ命を落とすことになりました。

ビニール袋は破れた後、血液も海水に溶けて消えてしまうことから証拠として残りにくく、誰にも疑われない巧妙なトリックだったのです。

こうして自然事故を装って、財宝を狙うハンターの田山を殺害しました。

「紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)」の犯人のまとめ

岩永城児は、物腰が柔らかく親切そうな人物だったので、まさかその裏で冷静に犯行を計画していたとは思いもしませんでした。

サメを使った殺人トリックは自然を利用した巧妙な方法で、実際「ここまで考えてたの!?」と思えるほど。

さらに、ライフルでの狙撃まで行うなど、予想以上に手段を選ばない冷酷さも感じました。

動機はとてもシンプルで、「自分だけが財宝を見つけたい」という欲望から。

執着心が行きすぎてしまい、ついには人の命を奪うまでになった姿には、ちょっと怖さを感じましたね。

『紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)』は、アクションや冒険のワクワク感もたっぷりの作品ですが、ぜひ真犯人・岩永の行動や心の動きにも注目しながら楽しんでみてください。

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