【ネタバレ解説】100万ドルの五稜星(みちしるべ)の犯人/犯行動機は?福城良衛/聖の関係は?

【ネタバレ解説】100万ドルの五稜星(みちしるべ)の犯人/犯行動機は?
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「100万ドルの五稜星(みちしるべ)の犯人って誰?」

「100万ドルの五稜星(みちしるべ)の犯人ってどんな動機だっけ?」

2024年4月12日に公開された劇場版名探偵コナン『100万ドルの五稜星』。

キッドと平次がキーパーソンとなった映画で、北海道函館市を舞台となった事件が描かれました。

登場人物がやや多く犯人もやや埋もれがちになっていたため、誰が犯人なのか分かりにくいと感じた人もいると思います。

そこでこの記事では、100万ドルの五稜星(みちしるべ)の犯人を徹底解説!

犯人から犯行動機、番外編として映画のラストで明かされた衝撃の真実まで紹介していきます。

※ここからはネタバレを含むので注意してください。

犯人は怪盗キッド?容疑者にされた理由とは?

犯人は怪盗キッド?容疑者にされた理由とは?

函館の港に怪盗キッドからの予告状が届いた直後、土方歳三ゆかりの刀が忽然と姿を消し、現場にはキッドを象徴するカードだけが残されていました。

さらに、夜の倉庫街では、斧江家の顧問弁護士の遺体が発見。

その事件にも刀が関係していたことから、「今度こそキッドが殺人を犯したのでは?」騒ぎになりました。

しかしキッドの狙いは、刀が持つ“本当の価値”を見極めること。

人命を奪うような目的は一切ありません。

しかも遺体に残されていた十文字の切り傷は、キッドの流儀とは明らかに異なる残虐な手口。

真犯人はキッドではなく別にいました。

物語の終盤では、キッドも真相解明に協力する流れとなり、濡れ衣はきっちりと晴らされています。

「100万ドルの五稜星(みちしるべ)」の犯人は、元高校教師・福城良衛

「100万ドルの五稜星(みちしるべ)」の犯人は、元高校教師・福城良衛

「100万ドルの五稜星(みちしるべ)」の黒幕は、函館在住の元高校教師・福城良衛。

柔らかな物腰と病を抱える体調から犯人とはかけ離れたように見える人物ですが、実際には曽祖父が授かった二振りの刀を守り抜くため人生を捧げた居合の達人

友人である斧江家・忠之の遺志に共感し、争いの火種となりうる宝を永遠に封じようと心に誓っていました。

福城良衛の犯行動機は、斧江圭三郎の隠された宝を破壊すること

福城良衛の犯行動機は、斧江圭三郎の隠された宝を破壊すること

良衛は生前の友人・斧江忠之から、初代・圭三郎の宝の存在と、宝が兵器かもしれないと知らされ、破壊を依頼されていました。

良衛の妻は戦争に巻き込まれて命を落としていたことから、兵器で自分の身内や関係ない人が犠牲になってはならないと思うように。

そこで宝の破壊を使命のように考えていました。

しかし、斧江財閥の顧問弁護士だった久垣澄人は、良衛が持っていた刀を武器商人であるブライアン・D・カドクラへ売り渡そうとします。

良衛にとって久垣の行為は裏切りそのもの。怒りを感じた良衛は十文字斬りで久垣を殺害してしまいました。

良衛が聖に罪をなすりつけたのは、聖を守るため

良衛が聖に罪をなすりつけたのは、聖を守るため

福城良衛がわざと息子の聖に久垣殺害の罪を着せたのは、 警察に保護させるため。

宝を狙う武器商人カドクラ一味は手段を選ばず攻撃してくるうえ、良衛自身も病を抱えており、いつ捕まるか分からない状態。

宝の爆破計画を託した聖まで危険にさらされる可能性もありました。

そこで、久垣が持っていた刀の鞘に聖の指紋を残し、一時的に容疑者へ仕立てて警察に匿わせたのです。

福城良衛の犯行内容は、久垣澄人の殺害とキッドへの襲撃

福城良衛の犯行内容は、久垣澄人の殺害とキッドへの襲撃

福城良衛はまず、武器商人カドクラと手を組もうとした斧江財閥の顧問弁護士・久垣澄人を殺害。

その後、黒狐の面を被って正体を隠し、キッドを襲撃しました。

久垣の遺体には十文字の傷、キッドを襲撃した際も服に十文字の切り口を残し、連続殺人に見せかけたのです。

さらに良衛は、息子・聖が事件に巻き込まれないよう聖にわざと罪を着せて、警察に保護されるよう仕向けていました。

映画のラストに重要なネタバレあり!黒羽盗一の謎…。

映画のラストに重要なネタバレあり!黒羽盗一の謎…。

映画終盤では、これまで明かされなかった重要な秘密が浮かび上がりました!

  • 工藤優作と怪盗キッドの父・黒羽盗一が双子の兄弟である
  • 工藤新一と黒羽快斗が従兄弟である

これにより、キッドと新一の容姿が瓜二つだった理由が明かされました。

また、亡くなったと思われていた盗一は生きており、なんと川添義久刑事に成りすまして事件の背後でコナンたちを導いていたのです。

「100万ドルの五稜星(みちしるべ)」の犯人のまとめ

『100万ドルの五稜星(みちしるべ)』では、福城良衛が弁護士・久垣を殺害しキッドを襲撃する一方で、武器商人カドクラ一派が宝を狙うなど、登場人物の思惑が複雑に絡み合っています。

良衛の狙いは宝を封じること、カドクラ狙いは宝を手に入れること。

この対立構図を頭に入れておくと、物語全体がぐっと整理しやすくなるはずです。

さらに終盤では、キッドと父・黒羽盗一や、新一と優作にまつわる“家族の秘密”が明かされる場面も登場しました。

これまで語られてこなかった謎や真実がつながるラストは、本作最大の見どころのひとつ。

ぜひ最後まで注目して観てみてください。

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