2006年8月14日に放送の448話「目黒の秋刀魚事件」。
1つ前のお話は446話/447話「封印された洋窓」でした。
まさかのサンマが事件に関わるようなお話となります!
今記事では448話「目黒の秋刀魚事件」は原作のお話なのか?アニオリなのか?などを簡単なあらすじを含めて解説します。
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アニメ448話「目黒の秋刀魚事件」は何巻?原作で何話?
今回のお話はアニメオリジナルストーリーとなります。
1話完結型のお話です!
448話「目黒の秋刀魚事件」の簡単なあらすじ

「目黒の秋刀魚事件」の公式HPのあらすじはこちら↓
米花町の素人演芸大会に出場する事になった小五郎。コナン、目暮警部と会場へ向かう道中、防犯グッズ店店主・上島長郎、上島の幼馴染で大会ゲストの落語家・満楽亭市松、市川が面倒を見ている定食屋「目黒」店主・目黒美弥などに出会う。
閉幕後、コナンたちは打ち上げ会場に向かおうとするが、目暮の携帯電話に市松が刺されたという連絡が入って……。名乗り出た二人の犯人。市松が残したダイイングメッセージの意味とは?
アニメ「目黒の秋刀魚事件」のhuluやアマプラはある?
アニメ「目黒の秋刀魚事件」はhuluとAmazonPrimeVideoで配信されています。
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アニメ「目黒の秋刀魚事件」のネタバレ&事件の流れ

物語は、コナン・小五郎・目黒警部の3人が並んで歩く場面から始まります。
どうやら「第三回素人落語大会」に出場する予定で、小五郎は大会に向けて落語を覚えている最中でした。
途中で、防犯グッズ店を営む上島と合流し、4人で歩くことに。
さらに定食屋「目黒」の前では、大会のゲストである落語家・満楽亭市松の姿を見かけます。市松は弟子入りを志願してきた中学生・良太を諭しているところでした。
市松と上島は幼なじみであり、また市松は定食屋「目黒」の女将・目黒美弥を手伝っていることも明らかになります。
小五郎達は定食屋「目黒」に入ることに
満楽亭市松師匠は、女将・目黒美弥の店を手伝っている様子でした。コナンたちは定食屋「目黒」に入り、お茶を飲むことに。
目黒と市松の関係は親密そうで、まるで恋仲のようにも見えます。しかし上島は「女将はお金目当てなのではないか」と疑いを抱いていました。
その後、一行は第三回素人落語大会の会場へ向かいます。
第三回素人大会が開催される
大会が始まり、小五郎の出番が終わると、次は市松の番。彼は演目として「目黒のさんま」を披露しました。
舞台が終わり、コナン・小五郎・目暮警部は外で市松を待ちます。やがて日が暮れ、上島が合流。市松は「待ち人がいる」として残り、4人は先に打ち上げへ向かいました。
その直後、目暮警部に衝撃の連絡が入ります。――「市松が刺された」。
急いで現場へ駆けつけると、ホワイトボードには「メグロー」という文字が残され、さらに定食屋『目黒』の包丁が落ちていました。
その場で女将・美弥が「自分が刺してしまった」と自白。ところが、かつての弟子・満楽亭喜三郎が現れ、「自分がやった」と告白します。
女将は喜三郎を庇い、喜三郎も女将を庇う――互いに罪をかぶろうとする奇妙な状況に。
しかし、コナンだけは冷静に周囲を観察し、真犯人を探ろうとしていました。
眠りの小五郎の推理ショーが始まる。
小五郎の推理が始まります。
まず、19時前に喜三郎が控室を訪れた時点で、市松はすでに刺されていました。
現場にあったのは定食屋「目黒」の包丁。そのため、喜三郎は「犯人は女将だ」と誤解。一方、女将も部屋に入っていた喜三郎を見て、彼が犯人だと思い込んでしまったのです。
真相は――
ホワイトボードに残された「メグロー」の文字がヒントでした。市松の手帳には「打ち上げ 7時 ナルヘソ(メルヘン)」と書かれていましたが、負傷していたため利き手ではなく読みづらい文字に。
実際は「ナガロー」と書かれており、これは上島を示唆していたのです。
さらに仕掛けられていたトリックも明らかになります。
天井裏にはバッグが隠されており、その中には防犯用の人形が。窓越しに見せることで、あたかも残業しているように見せかけていました。その隙に天井を伝って移動し、市松を襲ったのです。
決定的な証拠は、部屋のスピーカーの上に隠されていたMDレコーダー。これは弟子入り志願者が用意していたもので、偶然にも上島が犯行に及ぶ瞬間の音声が録音されていました。
犯人は上島で確定で幕を閉じました。
448話「目黒の秋刀魚事件」の犯人&トリック

この事件の犯人は、上島長郎です。
町の世話役で、防犯グッズ店の店主。
表向きは市松の幼なじみで、しかも最初から小五郎たちと一緒に行動しているので、視聴者の意識から少し外れやすい立ち位置にいます。
だからこそ、ダイイングメッセージが直接その名を指した時の反転がよく効きます。
動機
動機は、目黒美弥への執着と嫉妬です。
上島は美弥に好意を抱いていましたが、市松は喜三郎と美弥の復縁を望んでいました。
しかも上島自身、表向きは「市松が美弥に騙されているのでは」と心配しているように話していた。
けれど録音された本音は、「お前がいるから美弥は俺の言うことを聞かないんだ」というものです。
つまり彼が邪魔だと感じていたのは、市松その人でした。
トリック
トリックの骨格は、事務室にいるように見せる偽装です。
上島は事務室の窓辺へ、防犯用のエアー人形を置いて残業中の人影を作り、自分は天井裏を通って市松の楽屋へ侵入しました。
そこで目黒の柳刃包丁を使って市松を刺し、また天井裏から戻って、何事もなかったように喫茶「メルヘン」へ合流しています。
密室ではありませんが、現場の外にいたように見せる“視線の偽装”としてかなりきれいです。
決め手
決め手は二つあります。
ひとつは、市松が左手で残した「メグロノ」を傾けると「ナガロー」と読めるダイイングメッセージ。
もうひとつは、良太がスピーカー上へ仕掛けていたMDレコーダーです。
ダイイングメッセージだけだと解釈の余地が残りますが、録音には上島本人の怒声が入っていた。
言葉遊びと録音証拠がセットになっているからこそ、この回の解決はとても気持ちよく決まります。
結末
結末では、上島長郎の殺人未遂が露見し、市松は一命を取り留めます。
一方で、美弥と喜三郎は互いの勘違いを笑い合いながら市松の見舞いへ向かう。
だから事件そのものは嫉妬と独占欲が生んだかなり身勝手なものなのに、最後には少しだけ人情噺らしい柔らかさが戻ってくる。
この落差まで含めて、「目黒の秋刀魚事件」はうまくできたアニオリ回です。
448話「目黒の秋刀魚事件」の感想/まとめ

落語の演目とダイイングメッセージがきれいにつながる一話です。
犯行そのものはかなり身勝手なのに、美弥と喜三郎の庇い合い、市松の生還まで含めて、最後にはちゃんと“人情噺”の余韻が残ります。
落語回としての雰囲気づくりがうまい
この回がまず面白いのは、事件の前からちゃんと“落語の世界”へ入れてくれるところ。
「目黒のさんま」の説明、市松の高座、小五郎の下手な落語、喫茶メルヘンでの打ち上げ。
そういう空気を作っておいて、最後は「メグロノ」という言葉遊びで犯人の名前にたどり着く。
単に落語を飾りに使ったのではなく、事件の核そのものに落語的な読み替えを入れているのがすごくうまいです。
美弥と喜三郎の“勘違いの庇い合い”が切ない
ミステリーとしての真相以上に、印象に残るのは美弥と喜三郎の関係です。
二人とも相手を犯人だと信じ込んでいるのに、そのうえで「だったら自分が罪をかぶる」と動いてしまう。
普通ならもっと芝居がかって見えそうな展開なのに、この回ではちゃんと切なく見えるんですよね。
喜三郎が持っていたのが刃物ではなく秋刀魚だったというオチまで含めて、事件の外側にある感情線がとてもきれいでした。
上島長郎の嫉妬があまりに小さいから後味が苦い
その一方で、上島長郎の犯行動機はかなり小さいし、身勝手です。
美弥を思う気持ちがあったとしても、市松がいるから自分の言うことを聞かない、という理由で刺しに行くのはあまりに幼い。
だからこそ、ラストで美弥や喜三郎や市松の側に少し救いが戻るほど、上島の動機の小ささが逆に目立ちます。
人情味のある話の皮をかぶりながら、犯人だけはすごくみっともない。
そのアンバランスさが、この回の後味の苦さでもありました。
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