2016年6月18日〜6月25日放送の「容疑者は熱愛カップル」。
前回のアニメ放送は「曇柄寺が隠す秘密」でした。
今回はなんと灰原が小五郎に比護の素行調査を依頼するという面白い回!
灰原が好きな比護隆祐と小五郎が好きな沖野ヨーコが熱愛発覚ということで、2人がタッグを組んで調査に乗り込むというお話になっています。
今記事では「容疑者は熱愛カップル」は原作orアニオリなのか?話のネタバレや犯人などを含めて解説します。
※ここからは簡単なネタバレを含むため、注意してください。
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アニメ822〜823話「容疑者は熱愛カップル」は何巻?原作で何話?
アニメ放送されている「容疑者は熱愛カップル」は原作コナンの話となり、対象の単行本は87〜88巻です!
名探偵コナン87巻に掲載されている話↓
File1:往く事は流れの如し
File2:鞭声粛々夜河を渡る
File3:BLOG
File4:PHOTO
File5:SELFIE
File6:蘭GIRL(前編)
File7:蘭GIRL(後編)
File8:新一BOY(前編)
File9:新一BOY(後編)
File10:ビッグカップル誕生!?
File11:スタッフのアリバイは?
名探偵コナン88巻に掲載されている話↓
File1:バックヤードの虚像
File2:ラーメン屋の変な客
File3:ホースを回す犯人!?
File4:使いすぎた調味料
File5:ゾンビブレイド
File6:死霊の葬列
File7:人食いゾンビ
File8:死人の行方
File9:灯台下暗し
File10:ガールズバンド
File11:消された手がかり
アニメ「容疑者は熱愛カップル」の簡単なあらすじ

公式HPのあらすじはこちら↓
コナンと少年探偵団が下校中、灰原哀はJリーガーの比護隆佑とアイドルの沖野ヨーコが熱愛中というゴシップニュースを知る。信じられない灰原哀は、同じくニュースにショックを受けていた毛利小五郎と、二人の素行調査を開始する。
コナンたちは、杯戸町のイタリアンレストラン「Italian Aska」でデート中の二人を発見。そこは元Jリーガーで日本代表だった飛鳥悌耶の経営するお店だった。
従業員は、ソムリエの山田晃通、ウェイトレスで飛鳥の恋人の伴場嶺子、伴場の元恋人でウエイターの鴻江保人の3人。比護と沖野ヨーコは、会いに来たのに現れない飛鳥を探し、飛鳥のメールで指定された店の倉庫に行く。
そこにはカッターナイフで頸動脈を切断されて殺された飛鳥の遺体があった。
ビッグカップルを巻き込む殺人事件の犯人とは!?
https://websunday.net/episode/12171/
アニメ「容疑者は熱愛カップル」の登場人物

「容疑者は熱愛カップル」の登場人物
・江戸川コナン
・毛利蘭
・毛利小五郎
・灰原哀
・小嶋元太
・吉田歩美
・円谷光彦
・目暮十三
・高木渉
・黒田兵衛
・沖野ヨーコ
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アニメ「容疑者は熱愛カップル」のネタバレ&伏線

「容疑者は熱愛カップル」は、熱愛スクープから始まった事件ですが、実はさりげなく“伏線回収”やキャラの関係性が描かれている回でもあります。
灰原の黒田兵衛への警戒の真相、そしてまさかの灰原×小五郎タッグの誕生…!
殺人事件の裏で、コミカルなやり取りが展開されるのも、この回ならではの魅力です。
※ここでは、ネタバレと伏線を中心に解説していきます!
① 灰原が黒田を警戒した理由が判明!
『ブログ女優の密室事件』の後半で黒田兵衛が登場した際、灰原は明らかに警戒していた様子を見せていました。
しかしこの回の最初に、
灰原哀「あんな恐ろしい顔を間近で見せられて平気でいられるわけないでしょ?」
とコナンに告げます。
黒の組織の前で見せる灰原センサーというより、単に黒田の顔が怖かったから警戒したというのが真相でした(笑)
② 灰原×小五郎が意気投合する珍しい回
この回の見どころは、灰原と小五郎が“推し”のために手を組む、意外性たっぷりのタッグです。
きっかけは、比護隆佑と沖野ヨーコがデパートで一緒に買い物をしていたという熱愛報道。
比護ファンの灰原と、ヨーコファンの小五郎は、そろって大ショックを受けます。
そこで灰原は、小五郎に素行調査を依頼。
小五郎も全く嫌な顔をせず、即同意して謎の灰原×小五郎タッグが誕生していました(笑)
コナンも巻き込まれて、3人で比護とヨーコがいるであろうレストランに行くことになります。
③ 灰原の比護ファンとしての一面が強く出る
この回でまず刺さるのは、灰原哀が比護隆佑をかなり特別視していること。
普段の灰原は冷静で、感情を大きく表に出さないタイプですが、比護と沖野ヨーコの熱愛報道にははっきり動揺します。
しかも、その反応がただの驚きではなく、小五郎に素行調査を依頼するほど切実なのが可愛いんですよね。
ここで見える灰原は、好きな選手の報道に揺れる普通のファン。
比護のことになると感情が前に出るため、いつものクールさとの落差がかなり良いです。
事件そのものとは別に、灰原の日常側の人間味がしっかり残るキャラ回になっています!
アニメ「容疑者は熱愛カップル」の事件の流れ

「容疑者は熱愛カップル」は、Jリーガー比護隆佑とアイドル沖野ヨーコの“熱愛スクープ”から始まる、笑えるのに殺人まで起きてしまう事件回です!
比護推しの灰原、ヨーコ推しの小五郎が推しを守ると全力で動く一方で、舞台となったイタリアンでは、オーナーの飛鳥悌耶が殺害される大事件が発生…。
しかも流れ的に、比護とヨーコが疑われてしまう展開にもなります。
※ここからは、事件の流れをネタバレありで解説していきます!
比護とヨーコの熱愛報道で灰原と小五郎が動揺する
物語は、比護隆佑と沖野ヨーコの熱愛報道が出るところから始まります。
この時点ではまだ事件というより、完全に推しの熱愛疑惑に振り回される日常パートです。比護ファンの灰原と、ヨーコファンの小五郎が同時に大きく動揺するのがかなり楽しい導入です。
視聴者として気になるのは、比護とヨーコが本当に付き合っているのかという点です。灰原は比護をかなり特別視しているため、普段の冷静さが崩れます。小五郎もヨーコが絡むと一気に反応します。
二人の反応が似ているせいで、普段なら並ばない灰原と小五郎が妙に同じ側に立つのが面白いです。
ただ、この軽さが後の落差を作ります。
最初は熱愛報道の真偽を確かめるだけだったはずなのに、やがて殺人事件の第一発見者として比護とヨーコが疑われる流れになります。
笑える推し騒動が、血のある事件へつながる前振りとして効いています。
灰原が小五郎に素行調査を依頼する
灰原は、比護とヨーコの関係を確かめるため、小五郎に素行調査を依頼。
灰原にしてはかなり感情が前に出た行動で、それだけ比護の熱愛疑惑が刺さっていることが分かります。小五郎もヨーコが関わるため、調査に乗り気になります。
ここで、ただの報道への反応が具体的な行動へ変わります。
調査対象は、ブログの目撃情報を通して杯戸町のイタリアンレストラン「Italian Aska」へつながります。
ファン心理の暴走に見えたものが、事件現場へ向かう導線になっているのが上手いです。
コナンとしては、かなり巻き込まれる形です。灰原と小五郎の熱量が高いぶん、冷静に見ているコナンとの温度差も出ます。
この段階ではまだ笑える空気ですが、場所がItalian Askaへ特定された時点で、物語は事件の舞台へ入り始めています。
Italian Askaで比護とヨーコを見つける
ブログの目撃情報から、比護とヨーコがItalian Askaにいると分かります。
コナンたちは店へ向かい、熱愛疑惑の中心人物を実際に確認する流れになります。ここで、芸能・スポーツ報道の話題が、具体的なレストランの人間関係へ移ります。
この時点で気になるのは、なぜ比護とヨーコがこの店にいるのかです。恋愛関係なのか、それとも別の理由があるのか。さらに、店のオーナーである飛鳥悌耶と比護の関係も見えてきます。
熱愛調査で来た場所が、そのまま殺人事件の舞台になっていく流れがかなり自然です。
灰原と小五郎は、それぞれ不安を抱えながら店に入っています。
比護とヨーコを信じたい気持ちがある一方、目撃情報がある以上、疑いも消えません。
推しを確かめに来たはずの場所で、もっと重い事件の空気が立ち上がっていくのがゾクッとします。
飛鳥悌耶と店の従業員たちが登場する
Italian Askaでは、飛鳥悌耶が比護の高校時代の先輩で、元Jリーガーのレストランオーナーだと分かります。
さらに、山田晃通、伴場嶺子、鴻江保人という従業員たちも登場します。ここで事件の関係者がそろいます。
飛鳥と比護の関係があることで、比護がこの店にいる理由にも少し説得力が出ます。ただ、それだけではヨーコとの関係までは説明できません。さらに、従業員たちが飛鳥とどんな関係なのかもまだ見えません。
熱愛疑惑の場だった店が、関係者それぞれに事情のある事件現場へ変わっていきます。
山田はこの段階では従業員の一人として見えますが、後に偽ソムリエとしての不正が事件の核心になります。
最初に普通のスタッフとして並んでいるからこそ、後で職業的な違和感が浮かび上がるのが気持ちいいです。
飛鳥が見つからず、バックヤードを探す
飛鳥の姿が見えなくなり、従業員たちはバックヤードや倉庫を探す流れになります。
このあたりから、熱愛調査の空気が少しずつ不穏になります。オーナーがいないだけなら行き違いにも見えますが、店の奥を探す展開になると事件の匂いが強まります。
休憩室では、毛布を被って寝ているように見える人物がいます。ここが後のアリバイトリックの中心です。視聴者としては、本当に飛鳥が寝ているのか、なぜ毛布を深く被っているのかが引っかかります。
「見えているから本人だろう」という思い込みが、この事件の大きなミスリードになります。
山田のアリバイは、この休憩室の見え方に支えられます。
つまり、事件の本当のポイントは、倉庫だけではなく休憩室にもあります。
バックヤード全体が、飛鳥の生死と時間を誤認させる舞台になっているのが巧いです。
飛鳥からのメールで比護とヨーコが倉庫へ向かう
鴻江のスマホに飛鳥からメールが届き、その流れで比護とヨーコが倉庫へ案内されます。
この動きによって、二人は飛鳥の遺体の第一発見者になる状況へ押し出されます。ここで熱愛疑惑の二人が、事件の中心へ一気に巻き込まれます。
視聴者が引っかかるのは、そのメールが本当に飛鳥本人から送られたものなのかという点です。
すでに飛鳥の姿が不自然に消えているため、メールにも違和感が残ります。
比護とヨーコを倉庫へ誘導する流れが、誰かに仕組まれているように見えてくるんですよね。
この段階で、比護の紛失した携帯電話や飛鳥の携帯が重要になります。二人を第一発見者にするための工作が、事件のミスリードを強めています。
推しの熱愛を追っていたはずなのに、二人が殺人事件の容疑者側へ押し込まれる展開がかなり不穏です。
倉庫で飛鳥悌耶の遺体が発見される
倉庫で、比護とヨーコが飛鳥悌耶の遺体を発見。
飛鳥はカッターナイフで頸動脈を切断され、失血死していました。ここで、笑える熱愛調査は完全に殺人事件へ変わります。
この落差がかなり強いです。灰原と小五郎の推し騒動から始まった回なのに、倉庫で血のある遺体が見つかる。しかも第一発見者が比護とヨーコなので、二人への疑いも生まれます。
「熱愛カップル」が、恋愛の意味ではなく容疑者として見られてしまうのが、このタイトルの怖いところです。
灰原は比護を信じたいし、小五郎もヨーコを信じたいはずです。
だからこそ、二人が疑われる状況は、事件の緊張だけでなくファン心理の苦しさも重ねてきます。コナンだけが冷静に、倉庫と休憩室の矛盾を追っていく流れが頼もしいです。
目暮警部が比護とヨーコを疑う
目暮警部は、第一発見者である比護とヨーコを疑います。
ここで、二人は本当に「容疑者は熱愛カップル」という立場に置かれます。熱愛疑惑だけならまだ笑えましたが、殺人事件の疑いになると一気に空気が重くなります。
視聴者としては、二人にアリバイがあるのか、本当に飛鳥を殺す理由があるのかが気になります。
けれど、二人が倉庫へ向かう流れ自体がどこか作られているため、事件は二人を陥れるようにも見えてきます。
熱愛の疑いが殺人の疑いへ変わる瞬間が、この前後編の一番大きな温度差です。
灰原と小五郎の反応も、この疑いによってさらに揺れます。推しが恋愛しているかもしれないショックから、今度は推しが殺人容疑をかけられる不安へ変わる。
導入のコミカルさを、事件の緊張へしっかりつなげているのが上手いです。
毛布と服の穴、ワインのシミがつながる
コナンは、休憩室の毛布の穴、ワインのシミ、飛鳥の服の穴に気づきます。
ここから、休憩室で寝ていたように見えた人物が、飛鳥本人ではない可能性が出てきます。山田のアリバイが崩れ始める重要な場面です。
毛布の穴は何なのか、ワインのシミはなぜ残っているのか、飛鳥の服の穴とどうつながるのか。
最初は小さな違和感ですが、ソムリエナイフのコルク抜きや圧縮袋へつながると一気に意味が変わります。
休憩室の寝姿が、実は人ではなくダミーだったと見えてくる流れがかなり気持ちいいです。
この場面で、倉庫と休憩室の時間がつながります。飛鳥は倉庫で殺害されていたのに、休憩室では生きて寝ているように見せられていた。見たものを信じた証言が、アリバイ工作に利用されていたと分かるのが怖いです。
圧縮袋のダミーで飛鳥が寝ているように見せていたと分かる
山田晃通は、掃除機、圧縮袋、飛鳥の服、毛布を使い、休憩室に飛鳥が寝ているように見えるダミーを作っていました。
圧縮袋から空気を抜き、ソムリエナイフのコルク抜きで穴を開けることで、袋に空気が入り、毛布の下に人がいるように膨らむ仕掛けです。
ここがこの事件のトリックとしてかなり面白いです。圧縮袋という日用品が、アリバイ工作の中心になるんですよね。休憩室で飛鳥を見たという証言が、実はダミーを見た誤認だったと分かる瞬間が痛快です。
圧縮袋は厨房のゴミ箱に捨てられており、そこに山田の指紋が残っていました。これによって、トリックの仕組みだけでなく、山田がダミー作成に関わったことも見えてきます。
毛布、服、穴、ワインのシミ、圧縮袋が一本線でつながる回収がかなり綺麗です。
山田が偽ソムリエだったと分かる
山田は本物のソムリエではなく、安いワインを高級ヴィンテージとして提供する不正をしていました。
飛鳥にその不正を見抜かれ、店の方針としても認められなかったことが、殺害動機になります。
ここで事件は、アリバイトリックから山田の職業的な偽装へつながります。
山田がワインのコルクを嗅がなかったことは、小さな違和感として効きます。偽ソムリエだからこそ、ワインを扱う場面で不自然さが出る。さらに、トイレの吸い殻の吸い方が2種類あることで、山田が喫煙を隠していたことも見えてきます。
ワインと吸い殻という別々の違和感が、山田の嘘へ向かって集まるのが気持ちいいです。
動機はかなり保身的です。安いワインを高級品として出して差額を得る不正を、飛鳥に見抜かれたから殺す。
圧縮袋トリックは面白いのに、動機はかなり悪質で、後味は軽くありません。
比護とヨーコの熱愛が誤解だったと分かる
事件後、比護とヨーコは恋人ではなく、同じ高校の恩師への贈り物に関わる相談で会っていたと分かります。
ここで、タイトルの「熱愛カップル」は完全にひっくり返ります。ビッグカップル誕生に見えたものは、実際には恩師を思う相談でした。
この回収があることで、灰原と小五郎の感情も日常側へ戻ります。
灰原は比護への気持ちを取り戻し、小五郎もヨーコへの疑いから解放されます。殺人事件の後味は苦いのに、推しへの誤解が解けることで少し温かい空気に戻るのが良いです。
比護とヨーコが犯人ではないことも、ここで改めて整理されます。二人は山田の工作によって第一発見者にされた側です。
熱愛疑惑、殺人容疑、そして誤解の解消まで、比護とヨーコをめぐる見え方が何度も変わる構成が印象的です。
灰原が比護から感謝される
最後に、灰原が比護から感謝される流れがあります。
この場面で、殺人事件の重い後味から、灰原のファン心理の余韻へ少し戻ります。灰原が嬉しさを隠しきれない感じが見えるのが、かなり可愛いです。
この感謝は、事件の犯人特定の証拠ではありません。
けれど、キャラ描写としてはとても大事です。灰原は比護の熱愛疑惑で落ち込み、事件を通して揺れたあと、最後に比護への気持ちを取り戻します。
比護ファンとしての灰原が、ちゃんと報われる締め方になっているのが温かいです。
山田の事件は悪質で、飛鳥の死も重いです。それでも、ラストに灰原の表情が戻ることで、前後編全体の空気が少しだけ柔らかくなります。
事件解決後に残るのが、犯人の不正の苦さだけでなく、灰原の可愛い余韻でもあるところがこの回らしいです。
- 比護隆佑と沖野ヨーコの熱愛報道が出る。
- 灰原と小五郎が、それぞれ比護・ヨーコへの感情で大きく動揺する。
- 灰原が小五郎に素行調査を依頼する。
- ブログの目撃情報から、比護とヨーコがItalian Askaにいると分かる。
- コナンたちがItalian Askaへ向かう。
- 飛鳥悌耶、山田晃通、伴場嶺子、鴻江保人が登場する。
- 飛鳥が見つからず、バックヤードや倉庫を探す流れになる。
- 休憩室で、毛布を被って寝ているように見える「飛鳥」が確認される。
- 鴻江のスマホに飛鳥からメールが届き、比護とヨーコが倉庫へ向かう。
- 倉庫で比護とヨーコが飛鳥の遺体を発見する。
- 比護とヨーコが第一発見者として疑われる。
- コナンが毛布の穴、ワインのシミ、飛鳥の服の穴に気づく。
- 圧縮袋を使ったダミートリックが暴かれる。
- 山田晃通が犯人と判明する。
- 山田が偽ソムリエで、ワイン不正を飛鳥に見抜かれたことが動機だと分かる。
- 比護とヨーコの熱愛は誤解で、恩師への贈り物の相談だったと分かる。
- 灰原が比護に感謝され、比護ファンとしての気持ちを取り戻す。
アニメ「容疑者は熱愛カップル」の犯人は誰?

この事件の犯人は、山田晃通です。
被害者は飛鳥悌耶で、山田は飛鳥を倉庫で殺害し、休憩室ではまだ飛鳥が寝ているように見せかけていました。
比護隆佑と沖野ヨーコは第一発見者として疑われますが、犯人ではありません。
伴場嶺子と鴻江保人も容疑者として浮上しますが、飛鳥殺害の実行犯は山田晃通です。
犯人は山田晃通
飛鳥悌耶を殺害した犯人は、Italian Askaの山田晃通です。
山田は飛鳥を倉庫で殺害しながら、休憩室では飛鳥がまだ寝ているように見せるアリバイ工作をしていました。事件の見え方としては、飛鳥が休憩室にいたように見える時間が大きなミスリードになっています。
山田の計画で重要なのは、比護隆佑と沖野ヨーコを倉庫へ誘導したことです。比護の紛失した携帯電話や飛鳥の携帯を使い、二人を第一発見者にする流れを作っています。熱愛疑惑の二人を殺人事件の容疑者に見せる構図まで作っているのが、かなり悪質です。
ただし、事件の核心は比護とヨーコではありません。
山田が作った休憩室のダミーと、彼自身の偽ソムリエ不正が真相へつながります。
見た目には芸能・スポーツの熱愛騒動ですが、実際にはレストラン内部の不正と口封じが中心の事件です。
動機は偽ソムリエの不正を飛鳥に見抜かれたこと
山田晃通の動機の背景には、偽ソムリエとしての不正があります。山田は本物のソムリエではなく、安いワインを高級ヴィンテージとして出し、その差額を利益にしていました。
ワインを扱う立場そのものが嘘だったわけです。
引き金になったのは、その不正を飛鳥悌耶に見抜かれたことです。飛鳥は店の方針としても、その不正を認めませんでした。山田にとっては、自分の立場と利益が崩れる決定的な場面だったと考えられます。
そして山田は、口封じとして飛鳥を殺害します。ここがかなり苦いです。ワインの知識や職業への誇りではなく、偽装と利益のために人を殺している。
圧縮袋トリックの面白さとは裏腹に、動機はかなり自己保身が強く、後味は重いです。
トリックは圧縮袋で休憩室に飛鳥のダミーを作るもの
山田のトリックは、飛鳥を倉庫で殺害したあと、休憩室に飛鳥が寝ているように見えるダミーを作るアリバイ工作です。
掃除機、圧縮袋、飛鳥の服、毛布、ソムリエナイフのコルク抜きが一本線でつながります。
準備:掃除機、圧縮袋、飛鳥の服、毛布を用意する
山田は、休憩室で飛鳥が寝ているように見せるため、掃除機と圧縮袋、飛鳥の服、毛布を使いました。圧縮袋から空気を抜けば、薄い状態にできます。そこに飛鳥の服を組み合わせ、毛布をかぶせることで、遠目には人が寝ているように見せられます。
この準備がかなり計算されています。休憩室で誰かが「飛鳥が寝ている」と思い込めば、飛鳥はその時点で生きていたように見えます。
つまり、山田は死体そのものを隠すだけではなく、飛鳥の生存時間を偽装していたわけです。
実行:倉庫で飛鳥を殺害し、休憩室では寝姿を偽装する
山田は飛鳥悌耶を倉庫で殺害しました。
その一方で、休憩室では飛鳥がまだ寝ているように見せるダミーを作ります。この二重構造によって、倉庫の殺害時刻と休憩室の目撃証言がずれて見えるわけです。
休憩室の毛布の下にあったものは飛鳥本人ではなく、圧縮袋と服を使ったダミーでした。
伴場嶺子たちに「飛鳥が休憩室で寝ている」と誤認させることで、山田のアリバイが成立します。
本人を見たと思わせるのではなく、毛布越しの形だけで信じ込ませるのが巧いです。
発覚回避:コルク抜きで圧縮袋に穴を開けて膨らませる
山田は、ソムリエナイフのコルク抜きで圧縮袋に穴を開け、袋に空気が入るようにしました。
空気が入った圧縮袋は膨らみ、毛布の下に人がいるように見えます。これによって、休憩室の「寝ている飛鳥」の見た目が成立しました。
この仕掛けにより、飛鳥が倉庫で殺害されたあとでも、休憩室ではまだ生きて寝ているように見えます。
圧縮袋という日用品が、時間を偽装するアリバイトリックへ変わるのがかなり気持ちいいです。
綻び:毛布と服の穴、ワインのシミ、圧縮袋の指紋が残る
トリックの綻びは、毛布と飛鳥の服にあった小さな穴です。これは圧縮袋をコルク抜きで開けた痕跡につながります。
さらに、毛布と飛鳥の服に残るワインのシミが、休憩室の寝姿が本人ではなかった可能性を示します。
厨房のゴミ箱には圧縮袋が捨てられており、その圧縮袋には山田の指紋が残っていました。これで、山田がダミー作成に関わったことがかなり強く示されます。
小さな穴、ワインのシミ、捨てられた圧縮袋がそろうことで、休憩室の目撃証言が一気に崩れます。
決め手は毛布と服の穴、圧縮袋、ワインと喫煙の違和感
決め手の入口は、毛布にあった小さな穴とワインのシミです。飛鳥の服にも小さな穴とワインの付着があり、これらが圧縮袋ダミーの存在へつながります。毛布の下にいたのが飛鳥本人なら、こうした不自然な痕跡は説明しにくいです。
厨房のゴミ箱に捨てられた圧縮袋と、そこに残った山田の指紋はさらに大きいです。トリックの道具そのものに山田が関わったことを示すため、アリバイ工作の実行者として山田が浮かびます。
圧縮袋の存在が分かった瞬間、休憩室で寝ていた飛鳥という前提が完全に崩れます。
比護の捨てられた携帯電話は、比護とヨーコを倉庫へ誘導する工作を示します。
さらに、山田がワインのコルクを嗅がなかったことは、偽ソムリエとしての違和感につながります。
トイレの吸い殻の吸い方が2種類あることも、山田が喫煙を隠していた材料です。
アリバイトリックの物証と、山田自身の嘘が両方向から犯人へ向かっていくのが見事です。
結末は山田の犯行と比護・ヨーコの誤解が明らかになる
結末として、山田晃通が飛鳥悌耶を殺害した犯人だと判明。
山田は偽ソムリエで、安いワインを高級ヴィンテージとして出す不正を飛鳥に見抜かれたため、口封じとして飛鳥を殺害しました。休憩室の飛鳥らしき姿は、圧縮袋と服を使ったダミーでした。
比護隆佑と沖野ヨーコは犯人ではありません。二人の熱愛も誤解で、同じ高校の恩師への贈り物に関わる相談のために会っていたと分かります。殺人容疑までかけられた二人の関係が、最後にちゃんと整理されるのが救いです。
灰原は比護への気持ちを取り戻し、小五郎もヨーコへの疑いから解放されます。
山田の動機はかなり悪質ですが、ラストには導入の推し騒動が少しだけ温かく戻ってきます。
事件の苦さと、灰原の比護ファンとしての可愛さが同時に残る結末です。
アニメ「容疑者は熱愛カップル」のhuluやアマプラはある?
アニメ「容疑者は熱愛カップル」はhuluとAmazonPrimeVideoで配信されています。
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「容疑者は熱愛カップル」の感想

822〜823話「容疑者は熱愛カップル」は、比護×ヨーコ熱愛報道に灰原と小五郎が嫉妬で暴走し、張り込み先のレストランで殺人が起きる前後編です。
第一発見者が当の二人になって疑われる展開もエグいのに、便利グッズでアリバイを崩していく爽快感があって、笑えてスカッとする良回でした。
①灰原と小五郎の推し嫉妬が楽しい
この回は、灰原と小五郎がそれぞれ比護とヨーコに動揺する導入がかなり楽しいです。
普段クールな灰原が比護の熱愛疑惑で揺れるだけでも可愛いのに、小五郎もヨーコ絡みで同じ方向に暴走します。
立場も年齢も全然違う二人が、推しへの感情で妙に並ぶのが面白いんですよね。
事件は重いですが、最後に熱愛が誤解だったと分かるので、キャラ回としての明るさも残ります。
灰原が小五郎に調査を依頼する場面は、かなり見返したくなります。
②熱愛調査から殺人事件へ落ちる温度差が強い
比護とヨーコの熱愛を確かめに行く軽い空気から、Italian Askaで飛鳥の遺体が見つかる落差が強いです。
最初は推しの恋愛疑惑だったのに、二人が第一発見者として疑われる流れになるのがかなり不穏です。
タイトルの「熱愛カップル」が、恋人ではなく容疑者として効いてくるのも面白いんですよね。
灰原は比護を信じたいし、小五郎はヨーコを信じたい。
その感情が事件の緊張に重なるので、ただの殺人事件以上にキャラの温度が出ています。
③圧縮袋トリックと偽ソムリエの違和感が気持ちいい
休憩室の毛布の下にいたように見えた飛鳥が、圧縮袋と服のダミーだったと分かる回収はかなり気持ちいいです。
毛布と服の穴、ワインのシミ、捨てられた圧縮袋が一本線でつながって、山田のアリバイが崩れていきます。
さらに、ワインのコルクを嗅がないという違和感が、偽ソムリエの正体と動機へつながるのも上手いです。
日用品トリックの面白さはあるのに、山田の不正と口封じはかなり悪質で、後味はちゃんと苦く残ります
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