File896「緋色の帰還」ではまさかの展開になりましたね。沖矢昴=赤井秀一だと思っていたところに、まさかの赤井さん本人が登場しました。
今回のお話で様々な話がでてきます。コナンファンの方は注目です!
ここからは897話の簡単なネタバレと感想(考察)をお届けしていきます。
897話のお話は2015年6月20日・6月27日放送された782話・783話「緋色の帰還/緋色の真相」のアニメの原作になります!
※ここからはネタバレの内容になるため注意してください。
File897「緋色の真相」のネタバレ
キャメルとジョディが乗る車の後部座席にまさかの赤井秀一が乗っていました。
このことに驚いたジョディとキャメルでしたが、全てはコナンの読み通りでジョディが来葉峠にやってくることを先読みしていたみたいです。
赤井秀一「俺の身柄を抵抗なしで確保するには…俺とつながりが深そうなお前らのどちらかを拘束するはず…人知れずそれを実行するには、FBIの仲間から離れる車での外出中…俺の死に不信感を持ち始めていたジョディなら恐らくこの来葉峠に来ると的中させたよ…」
ここで赤井秀一は手袋をして、拳銃を構えました。
赤井秀一が拳銃を向ける
赤井はキャメルに5秒間速度を固定するように言い、200メートルのストレートでついに拳銃を構えます。
ジョディ「無茶よ!タイヤのエア漏れで車が揺れているのに、拳銃の照準を定めるなんて…」
赤井秀一「規則的な振動なら計算できる…」
と言い、拳銃を放つと見事に追手の車のタイヤに命中しました。
なんとか追い払った矢先、赤井は
赤井「キャメル…戻れ…」
と言い、赤井達は追手の方にUターンします。
その頃、工藤邸では…
安室透ことバーボンの元に赤井が拳銃を発砲したという情報が入りました。仲間に赤井を追跡するように熱くなっているところに…沖矢昴が、
沖矢昴「少々静かにしてもらえませんか?今、この家の家主が大変な賞を受賞して、スピーチをする所なんですから」
と、マカデミー賞に受賞した優作のスピーチが始まる。
少しおかしい工藤優作のスピーチ。
工藤優作「私ごときが賞を獲得できたのは、この新人脚本家のシナリオを見事に映像化された監督、スタッフ、俳優の方々のお陰だと思っております…忘れてはならいのがこの「緋色の捜査官」のモデルとなった彼…」
司会者「モデルがいるんですか?」
工藤優作「ええ…困った事に今、妻がその彼に夢中でして…イケメンで礼儀正しく、クールでダンディーで…もォFBIには置いとくにはもったいないくらーい♡ーっと妻は申しておりました…」
どうやら作品に出てくる「緋色の捜査官」は、赤井秀一がモデルというなっていることがわかりましたね。
そして、スピーチ中の優作が妻の有希子のものまねをしました。つまりこの優作は妻の有希子が変装しているみたいですね。だんだん謎が解けてきましたね…。
赤井秀一が追ってのところにUターンする
UターンしたFBIの3人。赤井は追ってである敵のメンバーに
赤井「大丈夫か? 悪く思わんでくれよ…仕掛けて来たのはあんたらの方だし…ああでもしなければ死人が出かねぬ勢いだったからな…そこで提案だが…今、あんたが持っている携帯と…さっき発砲したこの拳銃…交換してはくれないか?」
というのでした。
バーボンと赤井秀一が電話をする
工藤邸にいるバーボンは仲間に電話をしていると
赤井秀一「久しぶりだな…バーボン…いや…今は安室透君だったかな?」
ここでバーボンは赤井秀一が電話に出て、動揺を隠せない様子。赤井はバーボンの連れの車を壊したことを謝り、話は楠田陸道へ。
赤井秀一「ささやかな手土産を授けた…楠田陸道が自殺に使用した拳銃だ…入手ルートを探れば何かわかるかも知れん…ここは日本…そういう事はFBIより君らの方が畑だろ?」
安室透/バーボン「まさかお前、俺の正体を!?」
赤井秀一「組織にいた頃から疑ってはいたが…あだ名が「ゼロ」だとあのボウヤに漏らしたのは失敗だったな…「ゼロ」とあだ名される名前は数少ない…調べやすかったよ…降谷零君…。」
赤井はバーボンのことを「降谷零」と言いました。つまり、安室透の本名は降谷零(ふるやれい)ということで公安警察であるのです。
バーボンと赤井秀一の因縁
赤井秀一「恐らく俺の身柄を奴らに引き渡し、大手柄をあげて組織の中心近くに食い込む算段だったようだが…これだけは言っておく…目先の事に囚われて…狩るべき相手を見誤らないで頂きたい…君は、敵に回したくない男の1人なんでね…それと…彼の事は今でも悪かったと思っている…。」
と言うのでした。ここでFBIがその場から撤退すると…。安室は電話越しに「彼の事は今でも悪かったと思っている…。」の言葉を心の中で復唱しました。恐らくこの“彼”というのが安室と赤井秀一の因縁を生んでいますね。
バーボンと仲間は撤収する
バーボンの仲間「降谷さん、どうします?追いますか?」
安室透/バーボン/降谷零「我々の正体を知られた以上、これ以上の深追いは危険…撤収してください…上には僕の方から話しますので…」
バーボンは眼の前にいる沖矢昴が赤井秀一ではないことを把握して、勘違いしていることを伝えるのでした。
最後にバーボンが
安室透/バーボン/降谷零「どうして僕のような怪しい人間を家に入れたりしたんです?普通入れないでしょ?」
沖矢昴「是が非でも話をしたいという顔をされていたのでつい…随分、話好きな宅配業者の方だなぁと思っていましたけど…」
「そうですか…」とバーボンは工藤邸を後にしました。
安室透達は日本を守る公安警察
車で来葉峠を後にするジョディ達。ジョディがあいつらは何者?と秀一に聞くと、
赤井秀一「立場は違うが…本質は俺達と同じ…奴らに噛みつこうとしている…狼達だよ…」
とついに、安室透の正体というのが確定しましたね。
沖矢昴が最後のチェックをする。
昴が家の中に盗聴器が仕掛けらているかをチェックした後に、2階のコナンがいる部屋にいくことに。
コナン「あ〜〜〜〜〜〜ちかれた〜〜〜〜」
コナン「ったく、打ち合わせ通りやってくれよな?勝手に喋り出すから…バレるんじゃないかとヒヤヒヤもんだったぜ…」
沖矢昴「うまくいったじゃないか…基本はこのマスクに仕込まれた変声期で私が喋り…マスクを取れと言われたり、答えにくい質問をされた場合は…ゴホゴホと二度咳払いをした後、変声機に内蔵されたスピーカーをして私が答える…
そのモニターで彼の問いやそれに対応する私の動きに合わせて、答えを予測し俊敏かつスムーズに…そして私が喋りたくなったら一度咳払いをする…咳払いで声の違いはわからんからな…」
昴が変装を解くと、なんと新一の父親の工藤優作でした。
工藤優作「上出来じゃないか!!助演男優賞をもらいたいぐらいだよ!」
つまり、コナンと優作が交互に昴を演じて、バーボンを欺いたのでした。
テレビの中にいる工藤優作は?
ここでテレビを見ているコナンと優作。
工藤優作「まぁ…この賞を最も与えたいのは今モニターの中で頑張ってる…彼女だろうけど…」
マカデミー賞の受賞式に出ていた工藤優作は有希子であり、変装やシークレットブーツなどなかなか手が込んだ仕組みだったんですね。有希子は優作を変装させた後、すぐにマカデミー賞の会場に飛んで優作を演じていたのでした。
最後に優作はコナンに
工藤優作「私がわざわざ身代わりになったFBIの彼は…またここに戻ってくるのか?」
コナン「ああ…守んなきゃいけない奴が…いるからな…」
と、博士の家の方を見ました。この見なきゃいけないのが、灰原ということがわかりますね。
コナンが安室と話をする
安室がいつもの通り喫茶ポアロで働いており、この姿を見たコナンが安室に対して
コナン「ウソつき…」
と言うと、安室は
安室透「君に言われたくはないさ…」
とバーボンVS沖矢昴のお話が無事に完結しました。
File898に続く…。
File897「緋色の真相」の感想
いやー今回のお話はとても名作でしたよね。おそらく沖矢昴は普段は赤井秀一が演じていますが、この時だけは優作が変装したりといろいろと手がこんでいましたね。
それにしてもバーボンは安室透で、本名は降谷零、公安警察であるという新たな情報がわかりましたね。
今後も黒の組織に噛み付くため、どのように関わっていくのか注目ですね。赤井秀一も生きているので、どんどん楽しみになりましたね。
今後の流れもどんどん注目していきましょう
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898話のお話はこちら↓
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