2001年4月16日放送の「謎めいた乗客」。
前回のアニメ放送は「殺意の陶芸教室(後編)」でした。
今回の話は今ではお馴染みのキャラである「赤井秀一」が初めて登場するお話。
最初はどのような形で登場するのか?というのをぜひ、チェックしてください!
今記事では「謎めいた乗客」は原作のお話なのか?アニオリなのか?などを簡単なあらすじを含めて解説します。
※ここからは簡単なネタバレを含むため、注意してください。
【更新中】アニメコナンの最新話一覧
以下記事ではアニメコナンの最新情報を更新してるので、ぜひチェックしてください↓
アニメ230話・231話「謎めいた乗客」は何巻?原作で何話?
アニメ放送されている「謎めいた乗客」は原作コナンの話となり、対象の単行本は29巻です!
名探偵コナン29巻に掲載されている話↓
File1:小さな違和感
File2:意外な理由
File3:見えない恐怖
File4:危険信号
File5:白日の下の潜伏
File6:愛犬家たち
File7:わずかな足跡
File8:消えなかった証拠
File9:Kスリー
File10:最後の可能性
File11:レッドカード
アニメ「謎めいた乗客」の簡単なあらすじ

公式HPのあらすじはこちら↓
スキー旅行に向かうため、ワンマンバスに乗っていた少年探偵団と阿笠博士。突然、スキーウエアを着込んだ男達が銃を抜いた! バスジャックだ!
彼らの要求は、現在服役中の矢島邦男の釈放。大勢の客と探偵団を乗せ、バスは都内を回り始める。バスジャック犯は、客の中に仲間を潜り込ませた上で、人質の様子を把握するという用意周到さを見せ、コナンの携帯電話も奪われてしまう。
警視庁が捜査線を狭める中、犯人達はバスの爆破計画を実行に移し、逃げおおせようとする。乗客にまぎれた犯人の仲間はいったい誰なのか!? 探偵団は大ピンチ!!
https://websunday.net/episode/11986/
アニメ「謎めいた乗客」の登場人物

「謎めいた乗客」の登場人物
・江戸川コナン
・灰原哀
・吉田歩美
・小嶋元太
・円谷光彦
・阿笠博士
・佐藤美和子
・高木渉
・目暮警部
・白鳥任三郎
・ジョディ
・赤井秀一
・ジン
・ウォッカ
・ベルモット
【関連記事】黒の組織「ベルモット」の漫画&アニメの登場回は何話?蘭や新一とのお話も掲載
【関連記事】黒の組織の「ジン」の漫画&アニメの登場回は何話?FBIの対決や重要回をご紹介
【関連記事】赤井秀一(諸星大)の漫画&アニメの登場回は何話?黒の組織との対決まで大公開
【関連記事】コナン「黒の組織」の登場回を大公開|漫画&アニメ
アニメ「謎めいた乗客」のhuluやアマプラはある?
アニメ「謎めいた乗客」はhuluで配信されています。
コナンを取り扱っているVODでは、様々なアニメコナンが見れるので登録をおすすめします!
【関連記事】コナン「黒の組織」の登場回を大公開|漫画&アニメ
アニメ「謎めいた乗客」のネタバレ&伏線

アニメ「謎めいた乗客」は、第230話・第231話で描かれる前後編です。
この回はバスジャック事件として完結する一方で、赤井秀一の初登場、ジョディ・新出智明の同席、灰原哀の組織への恐怖が重なる、かなり本筋寄りの重要回。
スキー旅行の明るい導入から、逃げ場のないバス内の緊張へ一気に落ちる構成も強いです。
ただ本当に刺さるのは、事件が解決しても赤井・ジョディ・新出の正体がまだ見えず、灰原の心にも重い余韻が残るところです。
赤井秀一が初登場する
この回で確定する大きなポイントは、赤井秀一が初登場すること。
赤井はマスクをした謎の乗客としてバスに乗っており、後方座席の怪しい人物の一人として浮上します。この時点では正体や詳しい立場は明かされませんが、ただの乗客ではなさそうな空気がかなり強いです。
コナン全体で見ると、赤井秀一は今後の黒の組織・FBI関連展開で重要になる人物。
だからこそ、この初登場は単発事件の容疑者候補としてだけ見てしまうともったいないんですよね。
新出智明とともに犯人たちの身代わり候補にされる場面もありますが、ネタバレ&伏線としては「事件に巻き込まれた謎の人物」としての存在感を押さえるのが大事です。
事件後、赤井が意味深な通信をすることで、バスジャック事件は終わっても彼自身の謎は残ります。
今後の本筋を知ってから見返すと、初登場時の無言の圧や観察者のような雰囲気がかなり刺さります。まだ答えを出さないまま、不穏な人物をバスの後方に置く見せ方が上手いです。
ジョディ・新出・赤井が同じバスに乗る不穏な配置
この回では、ジョディ・サンテミリオン、新出智明、赤井秀一が同じバスに乗っていることが確定します。
それぞれが後の本筋で重要になっていく人物なので、後から見返すと、この同席そのものがかなり意味深です。初見では偶然の乗客に見えても、灰原の反応が入ることで空気が一気に変わります。
コナン全体で見ると、この配置はベルモット編・FBI関連展開へ向けた不穏な土台として見られます。
新出とジョディが途中で乗車し、赤井が後方座席にいる。そして灰原が黒の組織の気配を感じて怯える。この組み合わせが、ただのバスジャック事件に別方向の緊張を足しているんですよね。
ただし、この回ではジョディ、赤井、新出の後の正体や関係性はまだ明かされません。
見返すと、同じ車内にいるだけなのに、誰が何を見ているのか分からない怖さがあり、バスの閉鎖空間がさらに不穏に見えます。
灰原が黒の組織の気配に怯える
この回では、灰原哀がバス内で黒の組織の気配を強く感じ取り、恐怖に追い詰められます。新出智明とジョディが乗車した後、灰原の様子が明らかに変わり、いつもの冷静さが崩れていきます。バスジャックそのものの恐怖に加えて、灰原だけが別の恐怖を抱えているのが苦しいです。
コナン全体で見ると、灰原の組織への恐怖はかなり重要なキャラ要素です。彼女は元組織のメンバーであり、組織に見つかることが自分だけでなく周囲の危険にもつながると知っています。だからこの場面の怯えは、ただ怖がっているというより、過去から逃げ切れていない人の反応として胸にきます。
この回では、灰原が感じた黒の組織の気配が誰によるものかを断定しすぎないことが大事です。確定しているのは、灰原が強い恐怖を感じ、その恐怖が行動や心理に深く影響していることです。見返すと、事件内の緊張よりも、灰原の内側で膨らんでいく不安のほうが重く感じられます。
コナンが灰原を爆発寸前のバスから救う
この回では、灰原が爆発寸前のバスに残り、コナンが命がけで救出することが確定します。
乗客が脱出する中で、灰原だけが車内に残る流れはかなり重いです。単に逃げ遅れたのではなく、自分の存在が周囲を危険に巻き込むという思いがにじんでいるから、見ていて胸が痛くなります。
コナン全体で見ると、この場面はコナンと灰原の信頼関係を語るうえでかなり大事。
コナンは灰原を見捨てず、爆発寸前のバスへ飛び込むようにして助けます。バスジャック事件のアクションとしても強いですが、それ以上に灰原の心を現実へ引き戻す場面として効いているんですよね。
救出後、コナンが灰原へ自分の運命から逃げるなという趣旨の言葉をかけることで、この場面はただの救出劇では終わりません。
灰原が少しずつ生きる方向へ戻る流れとして、今後にも残る関係性の補強になります。見返すと、爆発の迫力よりも、灰原を一人にしないコナンの姿勢が強く刺さります。
ジョディがコナン側を助けるような行動を見せる
この回では、ジョディが犯人制圧に関わり、コナン側を助けるような行動を見せます。
ジョディはコナンに口紅を渡し、その口紅が「STOP」の合図へつながります。さらにバス急停止後には、犯人の一人を制圧する行動力も見せます。
コナン全体で見ると、ジョディはこの時点では正体が明かされていない人物。
ただの英語教師として見るには妙に動けるところが、かなり意味深なんですよね。
バスジャックという非常時に冷静に動き、コナンの作戦にも自然に関わることで、「この人は普通の乗客ではないかもしれない」という違和感が残ります。
ただし、この回でジョディの正体を断定するのは早いです。
見返すと、口紅を渡す小さな動きも、犯人制圧の強さも、後から意味が増す初期描写としてかなりおいしいです。
新出智明が後の本筋に向けて意味深に配置される
この回では、新出智明もバスに乗っており、後の本筋に向けた人物配置の一部になっています。
新出はジョディとともに乗車し、事件中には赤井秀一と一緒に犯人たちの身代わり候補にされます。事件内では乗客の一人ですが、コナン全体で見ると、同じバスにいること自体がかなり意味深です。
新出智明は後のベルモット編で重要になる人物。
ただ、この回単体では新出に関する後の真相は明かされません。
新出が富野を押さえる場面もあり、ただ巻き込まれただけではない存在感があります。
ジョディ、赤井、灰原の恐怖、新出の同席が重なることで、バスの中は事件以上に本筋の火種を抱えた空間になります。見返すと、何気ない乗車シーンがかなり不穏に見えて、単発回とは思えない密度を感じます。
赤井・ジョディ・新出の正体はこの回では明かされない
この回は後の本筋に向けた伏線が多いですが、赤井・ジョディ・新出の正体や全貌はまだ明かされません。
赤井は謎の乗客として初登場し、ジョディと新出も同じバスに乗っています。さらに灰原が黒の組織の気配に怯えるため、視聴者としてはどうしても全員を疑いたくなります。
コナン全体で見ると、この回はベルモット編へ向けた疑念を積み上げる段階。
赤井の意味深な通信、ジョディの行動力、新出の同席、灰原の恐怖が並ぶことで、単発事件の裏に大きな流れがあるように感じられます。
バスジャックは解決しても、人物の謎は解決しない。
この余白が「謎めいた乗客」というタイトルにしっかり効いています。
アニメ「謎めいた乗客」のあらすじ&事件の流れ

アニメ「謎めいた乗客」は、コナンたちのスキー旅行からスタート。
最初は少年探偵団らしい楽しい移動ですが、新出智明、ジョディ、赤井秀一が同じバスに乗り、灰原が怯え始めることで空気が一気に変わります。
そこへスキーウェアの男2人によるバスジャックが重なり、車内は逃げ場のない人質空間になります。
事件内のトリックは風船ガムの合図と身代わり計画ですが、同時に灰原の心の危機や赤井初登場の不穏さも強く残る前後編です。
コナンたちがスキー旅行のためにバスへ乗る
物語は、コナン、阿笠博士、少年探偵団、灰原がスキー旅行のために路線バスへ乗るところから始まります。
元太、歩美、光彦にとっては楽しみな旅行で、導入はかなり明るいです。日常のレジャーとして始まるからこそ、この後のバスジャックとの落差が強くなります。
舞台が路線バスという閉じた空間であることが後で効いてきます。
走っている間は逃げ場が少なく、乗客同士の距離も近い。
最初は移動手段にすぎないバスが、やがて銃と爆弾に支配される空間へ変わるのが怖いです。
新出智明とジョディが乗車し、灰原が怯える
途中で新出智明とジョディがバスに乗車します。
一見すると普通の偶然ですが、その後に灰原が黒の組織の気配を感じて怯えることで、旅行の明るさに不穏な影が落ちます。灰原の反応があるだけで、バスの空気が急に冷えるんですよね。
引っかかるのは、灰原が誰に怯えているのかという点。
ジョディ、新出、後方座席にいる怪しい乗客たちが並び、誰がどう関係しているのか分からない状態になります。
コナンも灰原の様子に気づき、単なる旅行回ではない緊張がここから始まります。
スキーウェアの男2人がバスジャックを起こす
スキーウェアの男2人がバスジャックを起こし、バス内は一気に人質空間へ変わります。
犯人たちは服役中の矢島邦男の釈放を要求。
スキー旅行の道中だったはずなのに、突然、命の危険がある事件へ落ちる温度差がかなり強いです。
ここで気になるのは、犯人たちの目的が本当に釈放要求だけなのかという点。
爆弾入りボードケースもあり、犯人たちがどこまで本気なのか分からない怖さがあります。さらに乗客の中に仲間がいる可能性も出てくるため、外からの脅威だけでなく車内の人間不信も始まります。
コナンの通報が見つかり、内通者の存在が疑われる
コナンはイヤリング型携帯電話で警察へ連絡しようとしますが、すぐに犯人に見つかります。
この早すぎる発覚によって、コナンは乗客の中に内通者がいると考えます。
普通なら後方からの小さな動きは前方の犯人に見えにくいはずなので、ここが大きな違和感です。
手がかりになるのは、後方座席、運転席付近のバックミラー、そして乗客たちの細かな仕草。
コナンの視線は、赤井秀一、町田安彦、富野美晴のあたりへ向かいます。バスジャック犯だけを見ればいい事件ではなく、乗客全員が怪しく見えてくるのがこの回の嫌な怖さです。
後方の赤井・町田・富野が怪しく見える
後方の怪しい乗客として、赤井秀一、町田安彦、富野美晴が浮上。
赤井は咳をしていて存在感があり、町田には補聴器があり、富野は風船ガムを噛んでいます。それぞれに気になる要素が置かれていて、誰が内通者なのか見えにくいです。
この場面の面白いところは、事件内の容疑者配置と、赤井初登場のシリーズ的な不穏さが同時に走るところ。
赤井は事件の内通者候補のようにも見えますが、同時にそれだけでは説明しきれない雰囲気があります。灰原の怯えも重なり、バス後方の空気がかなり濃くなっています。
富野美晴が風船ガムで合図していたと分かる
コナンは、富野美晴が風船ガムを使って前方の犯人たちへ合図していたことを見抜きます。
犯人たちは運転席付近のバックミラーを見ており、富野は乗客の不審な動きをガムの動作で知らせていました。風船ガムという何気ない仕草が、内通者の合図になるのが地味に怖いです。
ここで、乗客に紛れていた犯人側の人物がはっきり見えてきます。
富野はただの乗客ではなく、犯人たちの監視役として機能していました。閉じたバスの中で、後ろから前へ合図が飛んでいたと分かると、これまでの乗客の動きまで一気に不穏に見えてきます。
犯人たちが新出と赤井を身代わりにしようとする
犯人たちは、小仏トンネル内で新出智明と赤井秀一にスキーウェアを着せ、自分たちの身代わりにしようとしていました。
自分たちは解放された人質のふりをして逃げる計画です。ここで事件は、単なる釈放要求ではなく、かなり悪質な逃走計画へ見え方が変わります。
さらに恐ろしいのは、犯人たちが乗客全員を爆破で口封じしようとしていたこと。
バス内に残る新出と赤井の遺体を犯人2名だと誤認させるつもりだったため、乗客全員が被害対象になります。新出と赤井が重要人物であることとは別に、この身代わり計画自体は事件内で完結する怖い仕掛けです。
コナンが口紅で「STOP」と書き、バスを急停止させる
コナンはジョディから口紅を受け取り、爆弾入りボードケースに「STOP」と鏡越しに読めるよう書きます。
運転手がバックミラーでその合図に気づき、バスを急停止させます。追い詰められた状況を、車内にあるものと視線の流れだけでひっくり返すのがコナンらしいです。
ここで、バックミラーは犯人側の合図を見る道具から、コナン側の反撃に使われる道具へ変わります。
同じ小道具の意味が反転するのが気持ちいいんですよね。犯人たちは急停止で体勢を崩し、制圧への突破口が開きます。
犯人たちが制圧され、富野の起爆装置が作動する
バスの急停止で犯人2名は体勢を崩し、コナンとジョディの行動で制圧されます。
コナンは一人を麻酔針で眠らせ、もう一人はジョディが膝蹴りなどで押さえます。ジョディのただ者ではない動きが、ここでもかなり印象に残ります。
しかし、富野美晴の腕時計が爆弾の起爆装置だと分かり、安心する間もなくタイムリミットへ移ります。
新出が富野を押さえますが、急停止の衝撃で起爆装置が作動してしまいます。犯人制圧の爽快感から、爆発までの緊張へまた一気に落ちる構成が上手いです。
灰原がバスに残り、コナンが爆発寸前に救出する
乗客が脱出する中、灰原だけがバス内に残ります。
ここは爆弾の危機であると同時に、灰原の心の危機でもあります。組織への恐怖、自分の存在が周囲を危険にするという感覚が、彼女を逃げる方向ではなく残る方向へ向かわせてしまいます。
コナンは爆発寸前に灰原を救出し、バスは爆発しますが、灰原は助かります。この場面はアクションとしても強いですが、灰原を「生きる側」へ引き戻す場面として胸にきます。救出後の言葉まで含めて、コナンと灰原の信頼関係がかなり深く残る締めです。
赤井秀一が意味深な通信をする
事件後、赤井秀一が意味深な通信をします。バスジャック事件としては解決しているのに、赤井という人物の謎はむしろここから始まる感じがあります。誰と連絡を取っているのか、何を目的にバスへ乗っていたのか、疑問が残ります。
この通信によって、単発事件の終わりにさらに大きな本筋の気配が残ります。灰原が感じた黒の組織の気配と関係があるのかどうかも、この回だけでは断定できません。だからこそ、最後の赤井の存在感がゾクッとします。
事件の流れを短く整理
流れを短く並べると、スキー旅行の導入からバスジャック、内通者の合図、身代わり計画、灰原救出、赤井の不穏な通信までが一気に見えてきます。特に、事件解決と本筋の謎が同時に残る構成がこの前後編の強さです。
- コナン、阿笠博士、少年探偵団、灰原がスキー旅行のために路線バスへ乗る。
- 途中で新出智明とジョディが乗り、灰原が黒の組織の気配に怯える。
- スキーウェアの男2人がバスをジャックする。
- 犯人たちは服役中の矢島邦男の釈放を要求する。
- コナンがイヤリング型携帯電話で警察に連絡しようとするが、すぐ見つかる。
- 乗客の中に内通者がいるとコナンが考える。
- 後方の乗客として赤井秀一、町田安彦、富野美晴が怪しく見える。
- 富野が風船ガムで合図していたと分かる。
- 犯人たちは小仏トンネル内で新出と赤井を身代わりにしようとする。
- コナンがジョディから口紅を受け取る。
- 爆弾入りボードケースに「STOP」と書き、運転手にバックミラー越しで伝える。
- バスが急停止し、犯人たちが体勢を崩す。
- コナンとジョディが犯人を制圧する。
- 富野の腕時計型起爆装置が作動する。
- 乗客が脱出する。
- 灰原だけがバス内に残る。
- コナンが爆発寸前に灰原を救出する。
- 赤井秀一が意味深な通信をする。
- 灰原がコナンの言葉を受け、逃げずに生きる方向へ少し変わる。
アニメ「謎めいた乗客」の犯人&トリック

犯人は、バスジャック犯1、バスジャック犯2、富野美晴です。バスジャック犯1・2の本名は確認できず、フルネームが確認できる内通者は富野美晴です。
この回に殺害被害者は該当しません。被害対象はバス乗客全員で、身代わりにされそうになった人物は新出智明と赤井秀一、爆発寸前にバス内に残った人物は灰原哀です。
犯人:バスジャック犯1・2と富野美晴
この事件の犯人側は、バスジャック犯1、バスジャック犯2、そして乗客に紛れていた富野美晴です。バスジャック犯2人はスキーウェアとゴーグルで顔を隠し、バスを支配します。富野は乗客のふりをして後方座席に座り、犯人たちへ合図を送っていました。
矢島邦男は釈放要求の対象であり、事件背景に関わる人物です。ただし、バス内で実行犯として動いているのはスキーウェアの男2人と富野です。新出智明と赤井秀一は身代わりにされそうになった人物であり、犯人ではありません。ここを切り分けると、事件の構図がかなり整理しやすいです。
動機:矢島邦男の釈放と逃走のための口封じ
動機の背景には、服役中の矢島邦男の存在があります。
犯人たちは矢島邦男の釈放を要求するためにバスジャックを実行しました。表向きにはこの要求が事件の目的に見えますが、実際にはそこから先の逃走計画まで準備されています。
引き金は、矢島邦男を釈放させるためにバスを人質空間へ変えたこと。
銃と爆弾を使い、乗客全員を支配することで要求を通そうとします。スキー旅行中の普通の路線バスが、犯人たちの計画に巻き込まれるのがかなり怖いです。
決定打は、自分たちの逃走を成功させるために、乗客全員を爆破で口封じしようとしていたこと。
犯人たちは要求だけで終わるつもりではなく、新出と赤井を身代わりにし、自分たちは人質に紛れて逃げるつもりでした。身勝手さがかなり強く、バスジャックの恐怖が一段重くなります。
トリック:内通者の合図と身代わり爆破計画
この事件のトリックは、乗客に紛れた富野美晴の合図と、新出智明・赤井秀一を使った身代わり計画です。犯人たちは単にバスを乗っ取っただけでなく、逃走後に自分たちが死んだように見せる計画まで立てていました。
準備
犯人2名は、スキーウェアとゴーグルで顔を隠し、バスジャックを起こす準備をしていました。爆弾入りボードケースも用意され、乗客全員を脅す道具として使われます。逃げ場のないバス内では、このボードケースの存在だけで圧迫感があります。
富野美晴は乗客として後方に座り、風船ガムで合図する役割を担っていました。さらに犯人たちは、小仏トンネル内で新出智明と赤井秀一を身代わりにする計画を立てていました。最初から釈放要求だけでなく、逃走と口封じまで見据えた準備だったわけです。
実行
富野は後方から風船ガムを使い、乗客の不審な動きを前方の犯人へ知らせていました。
犯人たちは運転席付近のバックミラーを見て、その合図を確認します。コナンの通報がすぐ見つかったのも、この内通者の合図があったからです。
犯人2名は、新出智明と赤井秀一にスキーウェアを着せ、自分たちは解放された人質に紛れて逃げようとしていました。その後、爆弾で乗客全員を殺し、バス内に残る新出と赤井の遺体を犯人2名だと誤認させる計画でした。かなり冷酷で、見返すほど犯人たちの逃走計画の悪質さが分かります。
発覚回避
犯人2名は顔を隠し、スキーウェア姿で正体を隠していました。
さらに乗客に紛れた富野が監視役として動くことで、車内の小さな反抗にもすぐ気づける構造を作っています。乗客から見れば前方の犯人しか見えませんが、実際には後方にも犯人側の目があったわけです。
発覚を避けるための最大の工夫は、新出と赤井を身代わりにして、犯人2名が人質のふりをして逃げること。
そのうえで爆弾により乗客全員を口封じするつもりでした。犯人たちが自分たちの痕跡だけでなく、目撃者そのものを消そうとしていたのがゾクッとします。
綻び
綻びは、コナンが乗客の中に内通者がいると考えたところから見え始めます。
通報がすぐ見つかったことは、前方の犯人だけでは説明しにくいです。後方から前方へ情報が届く手段を考えることで、富野の風船ガムとバックミラーが一本線でつながっていきます。
さらに、新出と赤井を身代わりにする計画をコナンに読まれたことで、犯人たちの逃走計画も崩れていきます。
コナンは口紅で「STOP」と書き、運転手に急停止を促します。富野の腕時計が起爆装置だと分かったことも、彼女が単なる乗客ではないと示す大きな綻びです。
決め手:風船ガムとバックミラー、腕時計型起爆装置
富野美晴が風船ガムで合図を送っていたことは、後方から前方の犯人へ情報を伝える方法を示します。
犯人たちがバックミラーを見ていたことで、その合図を確認できた理由も説明できます。これにより、コナンの通報がすぐ見つかった違和感が崩れます。
新出智明と赤井秀一をスキーウェアで身代わりにしようとしたことは、犯人たちが人質に紛れて逃げるつもりだったことを示します。
この計画が分かることで、バスジャックの目的が釈放要求だけではなかったと見えてきます。乗客全員を爆破で口封じする意図まで含めて、犯人たちの計画の全体像が見えます。
富野の腕時計型起爆装置は、富野が単なる乗客ではなく犯人側の人物だったことを示す決定的な要素です。そしてコナンの口紅による「STOP」の合図が、運転手の急停止につながります。この急停止で犯人の計画は崩れ、制圧の突破口が開きます。
結末:犯人制圧後、灰原を救出してバスが爆発する
コナンの「STOP」合図でバスが急停止し、犯人2名は体勢を崩します。
コナンは一人を麻酔針で眠らせ、もう一人はジョディの行動で制圧されます。富野も押さえられますが、急停止の衝撃で起爆装置が作動。
乗客は脱出しますが、灰原だけがバス内に残ります。
コナンは爆発寸前に灰原を救出し、バスは爆発しますが乗客は助かります。
事件としては犯人側の計画を阻止して終わりますが、灰原の恐怖と自己犠牲の気持ちがかなり重く残ります。赤井秀一の意味深な初登場もあり、解決後もすっきりだけでは終わらない後味です。
アニメ「謎めいた乗客」の名言

ベルモット「女は秘密を着飾って美しくなるのよ?」
ウォッカに今、ベルモットが何をしているのか?教えて下さいといわれた時に言った名言。ベルモットは秘密主義で何も言わないことがわかる。
ジョディ「A secret makes a woman woman…」
犯人を仕留めた時にジョディが言った名言。この名言は子供の時にジョディがベルモットに言われた言葉となる。
新出先生「止めてください!ただの子供のイタズラじゃないですか!?」
コナンが犯人達に撃たれようとした時に、新出先生がコナンをかばった言葉。実はこれをかばったのがベルモットが変装する新出先生とわかる。
コナン「逃げるなよ灰原…自分の運命から…逃げるんじゃねーぞ…」
爆発に巻き込まれて死のうとした灰原に言ったコナンの名言。どんなことがあっても逃げてはいけないということを伝えている名言。
【関連記事】【キャラ別】名探偵コナン名言&名シーン集|必ず見たくなるかっこいいセリフとは
第230・231話「謎めいた乗客」の感想&まとめ

第230・231話「謎めいた乗客」は、バスジャックの緊張と本筋の不穏さが同時に残る前後編です。灰原救出と赤井初登場の余韻がかなり強いです。
①バスジャックの閉鎖空間が怖い
スキー旅行の明るい導入から、突然バスジャックへ落ちる温度差がかなり強いです。
路線バスという日常的な乗り物が、銃と爆弾で逃げ場のない密室になるのが怖いんですよね。しかも乗客の中に内通者がいるかもしれない不安まで重なります。富野の風船ガムやバックミラーの使い方も地味なのに嫌な怖さがあります。
コナンの通報失敗から「STOP」の機転まで、見返すと車内の視線の流れがかなり面白いです。
②灰原を救うコナンが胸にくる
この回で一番胸にくるのは、爆発するバスに残った灰原をコナンが救う場面です。
灰原はただ逃げ遅れたのではなく、自分を消そうとするほど追い詰められているように見えます。そこへコナンが命がけで飛び込み、彼女を引き戻すのが強いです。
自分の運命から逃げるなという趣旨の言葉も、灰原の心に向けた一言としてかなり刺さります。バスジャック以上に、灰原の心の危機とコナンの支えが残る回です。
③赤井秀一初登場とベルモット編への不穏さが強い
事件は解決しますが、赤井秀一の初登場と意味深な通信で、不穏さはまったく消えません。
ジョディ、新出、赤井が同じバスにいるだけでも濃いのに、灰原が黒の組織の気配に怯えることで一気に本筋の空気になります。ジョディの行動力や新出の同席も、後から見るとかなり意味深です。
この回で正体は明かされないからこそ、誰が何者なのか分からない怖さが残ります。見返すなら、赤井の初登場と灰原の反応に注目です。
【関連記事】コナン「黒の組織」の登場回を大公開|漫画&アニメ
【関連記事】名探偵コナンの最終回はいつ?ラストの考察を大公開
【関連記事】アニメ「名探偵コナン」全タイトル一覧
【関連記事】名探偵コナンの重要回&見るべき回のまとめ

コメント