2022年6月18日/6月25日放送の「赤いヒツジの不気味なゲーム 前編/後編」。
前回のアニメ放送は1045話/1046話「天罰くだる誕生パーティー」でした。
久々の原作回であり、メアリー世良がなぜ幼児化してしまったのか?という謎がわかるお話でした。
長年の秘密がわかるような大事なお話でした。
今回の話は原作回なのでしょうか?
今記事では1047話・1048話「赤いヒツジの不気味なゲーム 前編/後編」は原作のお話なのか?アニオリなのか?などを簡単なあらすじを含めて解説します。
※ここからは簡単なネタバレを含むため、注意してください。
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アニメ1047~1048話「赤いヒツジの不気味なゲーム」は何巻?原作で何話?

アニメで放送される「赤いヒツジの不気味なゲーム」。
前編・後編のお話ですが、このお話はアニメオリジナル・ストーリーです。
アニメ1047~1048話「赤いヒツジの不気味なゲーム」の簡単なあらすじ

公式HPのあらすじはこちら↓
毛利探偵事務所に「恋人が“赤いヒツジ”に誘拐された!」と男性が助けを求めてやってくる。男性のもとには脅迫文が届いていたが、なぜか身代金の要求はない。
コナンと蘭は、その様子を見ながら「昔、どこかで見たような気がする」と考えていた。夜中に指定の公園へ向かった小五郎と依頼人だったが……。一方、“赤いヒツジ”について気になっていたコナンと蘭も現場に向かっていた。
アニメ1047~1048話「赤いヒツジの不気味なゲーム」はhuluやアマプラはある?
アニメ1047話/1048話「赤いヒツジの不気味なゲーム」はhuluとAmazonPrimeVideoで配信されています。
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アニメ1047~1048話「赤いヒツジの不気味なゲーム」のネタバレ&事件の流れ

この前後編は、最初に見えている事件と、最後に残る事件が別物です。
前編の時点では、視聴者は「赤いヒツジの正体は誰か」という一点に目を奪われます。
けれど実際には、犯人候補が入れ替わり続け、しかも同じ着ぐるみを別の人間が使っていたことで、真相が何層にも分かれていました。
偽装誘拐として始まる「赤いヒツジゲーム」
別府亮太は、恋人の滝川亜美が赤いヒツジに誘拐されたと毛利探偵事務所へ駆け込みます。
ところが、指定された米花公園へ行ってみると、亜美は何事もなかったかのように現れ、これは「彼氏の勇気と愛情を試す赤いヒツジゲーム」だと明かします。
つまり最初の誘拐騒ぎは、SNSで流行していた悪ふざけそのものでした。
ここで重要なのは、身代金要求がなかったこと。
亜美の偽装誘拐には金の話がなく、ただ別府亮太を呼び出して反応を見るだけでした。
だからこそ、同じ「赤いヒツジ」なのに、あとで若林哲三郎のパソコンから5千万円を要求する脅迫メールが出てきた時に、空気が一気に変わります。
最初の赤いヒツジと、若林を追い詰めた赤いヒツジは、同じようで意味が違うのです。
本物の赤いヒツジと若林哲三郎の遺体
一方で、赤いヒツジに妙な既視感を覚えていたコナンと蘭は、夜道で本物の赤いヒツジと遭遇します。
黒いボストンバッグを持って橋洞から出てきたその不気味な着ぐるみが去ったあと、そこには胸を包丁で刺された若林哲三郎が倒れていました。
若林は「ラ・ムーチョ」のオーナー兼料理長で、別府亮太と滝川亜美の勤務先の責任者でもありました。
ここから事件は、単なるSNSの悪ふざけから殺人へ変わります。
しかも若林のパソコンには、赤いヒツジを名乗る人物から「アンリという女性を誘拐した。返してほしければ5千万円を用意しろ」という脅迫メールが残されていました。
被害者と赤いヒツジのあいだに金のやり取りがあったとわかったことで、コナンたちはラ・ムーチョの人間関係そのものを洗い直すことになります。
ラ・ムーチョにいた容疑者たち
ラ・ムーチョには、副料理長の向井幸吉、コックの神尾大輝、共同経営者の平沢基次郎がいました。
さらに別府亮太と滝川亜美もバイトとして出入りしています。
一見すると容疑者だらけですが、この段階では全員が何かしら隠しているため、視聴者もかなり揺さぶられます。
平沢基次郎は3週間前に赤いヒツジの着ぐるみを正式に借りた人物で、すぐに疑われます。
ただし彼は、その着ぐるみを店の5周年チラシ配りに使うつもりで、自分でデザインしたキャラクターでもありました。
ここで「借りた人物=殺人犯」ではないとずらすのが、この前後編の最初の反転です。
亜美と神尾の恐喝計画
コナンがまず崩したのは、若林殺害ではなく、神尾大輝と滝川亜美の恐喝計画でした。
若林は店では「料理長」と呼ばれていたのに、マッチングアプリでは「シェフ」と呼ばれていました。
そして店の中で、うっかり若林を「シェフ」と呼んでしまったのが、滝川亜美と神尾大輝です。
つまり二人は、若林がマッチングアプリで付き合っていた女性「アンリ」と、その周辺事情を知っていたことになります。
真相は、亜美が「アンリ」に成りすまして若林と交際し、神尾と組んで5千万円を脅し取ろうとしていたというものです。
亜美の赤いヒツジゲームも、別府亮太を米花公園へ呼び出して自分のアリバイを作るために利用されていました。
さらに神尾の髪型が着ぐるみのヘルメットで押し潰されていたことや、腕時計に赤い繊維が付着していたことから、神尾が恐喝用の赤いヒツジを演じていたことまで確定します。
それでも若林殺害は別人だった
ところが、ここで終わらないのがこの前後編です。
神尾大輝は、恐喝計画そのものは認めますが、若林は殺していないと言い張ります。
そこでコナンが効かせるのが、赤いヒツジの「背丈」の違いです。
コナンと蘭が夜道で見た赤いヒツジは、橋洞の天井に羊の角が擦れていました。
ところが、動画サイトに上がっていた赤いヒツジや、亜美が演じていた赤いヒツジは、そこまで背が高くありません。
つまり若林殺害の時に橋洞へいた赤いヒツジは、亜美や神尾とは別の人物だったのです。
ここでようやく、「赤いヒツジは一人ではなかった」とわかります。
真犯人・岩見秀人へ
神尾大輝は、亜美を公園へ向かわせたあと、一度着ぐるみを車の荷台へ置いて休んでいたが、気づいたら着ぐるみが消えていたと話します。
ここでコナンは、第三の人物がその着ぐるみを奪って犯行に使ったと読みます。
そして視線が向くのが、着ぐるみ保管倉庫の管理者・岩見秀人です。
岩見は、夜中に何度も無断で着ぐるみが持ち出されていることに気づき、倉庫で張り込んでいました。
そこで偶然、神尾と亜美の恐喝計画を耳にします。
会社が潰れかけていた岩見は、「遊び半分の二人が大金を奪うくらいなら、自分が横取りしても構わない」と考え、神尾を襲って着ぐるみと車を奪い、赤いヒツジとして5千万円を取りに行きました。
5千万円が隠されたペンギン着ぐるみ
終盤の決め手になるのが、倉庫に吊るされていたペンギンの着ぐるみ。
コナンは、そのペンギンだけが不自然に低くぶら下がっていることに気づいていました。
5千万円は現金だけでも相応の重さがあるため、着ぐるみの中に隠せば吊り位置が変わります。
つまり、赤いヒツジで奪われた金は、犯人が倉庫へ持ち帰って別の着ぐるみに移していたのです。
コナンと小五郎たちはその倉庫を張り込み、現金を回収しようとした岩見秀人を押さえます。
岩見は、若林がバッグに護身用として包丁を隠していたこと、金を確認しようとして思わず顔を上げた際に素顔を見られてしまったこと、そして顔を知られたために刺してしまったことを認めます。
殺人の計画性より、横取りの計画と露見回避が重なって起きた事件だったとわかる瞬間です。
タイムライン(事件の流れを整理)
- 別府亮太が、滝川亜美が赤いヒツジに誘拐されたと毛利探偵事務所へ依頼します。
- 米花公園で亜美と再会し、最初の誘拐はSNSで流行する「赤いヒツジゲーム」だったと判明します。
- コナンと蘭が本物の赤いヒツジを目撃し、その直後に若林哲三郎の刺殺体を発見します。
- ラ・ムーチョと若林のパソコンから、アンリ誘拐と5千万円要求の脅迫メールが見つかります。
- コナンは、滝川亜美と神尾大輝がアンリ偽装と恐喝計画に関わっていたと見抜きます。
- 動画の赤いヒツジと殺人現場の赤いヒツジの背丈が違うため、若林殺害は別人だと判明します。
- 倉庫で不自然に低く吊られたペンギン着ぐるみが見つかり、中に5千万円が隠されていたとわかります。
- 岩見秀人が現場を押さえられ、若林哲三郎殺害と現金横取りを認めます。
アニメ1047~1048話「赤いヒツジの不気味なゲーム」の犯人&トリック
この前後編で、若林哲三郎殺害の犯人は岩見秀人です。
ここは最初にはっきり分けておきたいところで、神尾大輝と滝川亜美は恐喝計画の犯人、別府亮太と滝川亜美は悪ふざけの赤いヒツジゲームの当事者でした。
全部をまとめて「赤いヒツジの犯人」としてしまうと混線しやすいので、若林殺害の主犯は岩見秀人と整理するのが正確です。
動機
岩見秀人の直接の動機は、5千万円を奪うことです。
夜中に何度も無断で持ち出される着ぐるみを不審に思って張り込んでいた岩見は、そこで神尾大輝と滝川亜美の恐喝計画を知ります。
自分のレンタル会社は今にも潰れそうなのに、二人は遊び半分に近い感覚で大金を手に入れようとしている。
そこで岩見は、「その金なら横取りしても構わない」と考えました。
ただし、若林哲三郎を最初から殺すつもりだったとは言い切れません。
岩見自身も、金を確認している最中に素顔を見られたことが殺害の引き金だったと認めています。
背景には会社の経営難、引き金には5千万円の横取り、決定打には素顔を見られた口封じという流れで整理すると、この回の動機はかなりわかりやすいです。
トリック:準備
事件の準備段階では、神尾大輝と滝川亜美が先に若林へ近づいていました。
神尾は若林にマッチングアプリを勧め、亜美は「アンリ」と名乗って若林の恋人になります。さらに二人は、アンリが赤いヒツジに誘拐されたという脅迫動画を作り、若林から5千万円を脅し取る計画を立てました。
一方、岩見秀人はその計画を偶然立ち聞きし、横取りを決意。
つまり本件は、最初から岩見が組み立てた事件ではありません。
神尾と亜美が作った恐喝の舞台に、岩見が途中から割り込んで、本物の殺人へ変えてしまった事件です。
この三層構造が、話をややこしくしながらも面白くしています。
トリック:実行
実行段階で岩見がやったのは、神尾大輝を襲って着ぐるみと車を奪い、そのまま赤いヒツジになりすまして5千万円を横取りすること。
若林哲三郎は、相手を完全には信用していなかったのか、バッグの中に自分の包丁を護身用に忍ばせていました。岩見はバッグを開けてそれを見つけ、思わず顔を上げます。
その時、橋洞の天井に羊の角が擦れた拍子に、赤いヒツジの頭部がずれて素顔を見られてしまいました。
岩見はそこで若林を刺殺します。
つまり殺害そのものは派手な密室トリックではなく、横取りの最中に起きた露見回避の殺人です。
その後、岩見は奪った5千万円を倉庫へ持ち帰り、ペンギンの着ぐるみの中へ隠しました。
トリック:発覚回避
発覚回避のために効いていたのは、「赤いヒツジ」が複数いたこと。
視聴者も警察も、最初は赤いヒツジを一人の犯人像として見ています。
けれど実際には、悪ふざけの赤いヒツジ、恐喝の赤いヒツジ、殺人犯としての赤いヒツジが別々に存在しました。
この入れ替わりが、そのまま最大の目くらましになっています。
さらに岩見は、奪った5千万円をそのまま持ち歩かず、着ぐるみ倉庫の別の衣装に移して隠していました。
犯行現場から離れた場所に、しかも着ぐるみの重さに紛れさせて隠す発想はかなりいやらしいです。
見つかっても「ただ吊るしてあるだけ」に見えるため、表面だけ見れば見落としやすい隠し方でした。
綻び
この事件の綻びは、まず「背丈」に出ました。
コナンと蘭が橋洞で見た赤いヒツジは、天井に羊の角が擦れていましたが、動画の赤いヒツジや亜美の体格ではそこまで届きません。
ここでコナンは、殺人現場の赤いヒツジは亜美ではなく、もっと背の高い別人だと見抜きます。
もうひとつの綻びは、神尾大輝の髪型と腕時計の繊維でした。
これで神尾と亜美の恐喝は確定しますが、同時に「殺人までやった本命は別にいる」という流れが強くなります。
そして最後に効いたのが、ペンギン着ぐるみだけが不自然に低くぶら下がっていたことでした。
重い現金を隠しているからこそ起きたズレが、真犯人の隠し場所を教えていたわけです。
決め手
決め手は三つあります。
第一に、コナンと蘭が見た赤いヒツジの背丈です。動画の赤いヒツジより高く、橋洞の天井に角が当たっていたことが、亜美や神尾とは別人だと示しました。
第二に、神尾大輝の髪型と腕時計の赤い繊維です。これは神尾が恐喝に使った赤いヒツジだったことを示し、本件の「別事件」と「主事件」を切り分ける証拠になりました。
第三に、倉庫のペンギン着ぐるみです。他の着ぐるみより低く吊られていたことで、中に5千万円が隠されているとわかりました。
そしてその現場を岩見秀人が回収しに現れたことで、若林哲三郎殺害と現金横取りが一気につながります。最後は隠し場所そのものが、岩見を犯人にしたと言っていいです。
結末
結末として、岩見秀人は現場を押さえられ、若林哲三郎殺害と5千万円の横取りを認めます。
神尾大輝と滝川亜美の恐喝計画も同時に露見し、別府亮太が巻き込まれていた悪ふざけの赤いヒツジゲームも終わります。
さらに平沢基次郎と若林哲三郎が隠していた脱税用の5千万円も明るみに出て、レストランの裏側まで一気に露見しました。
この前後編の後味が独特なのは、誰か一人の悪意だけで終わらないからです。
発端は軽い悪ふざけでしたが、その裏に恐喝があり、さらにその上から本物の強盗殺人が乗ってくる。
赤いヒツジという同じ着ぐるみを巡って、意味の違う事件が次々に重なっていく構成だからこそ、見終わったあとに「一体どこから壊れていたんだろう」と振り返りたくなる前後編でした。
アニメ1047~1048話「赤いヒツジの不気味なゲーム」のまとめ/感想

偽装誘拐の軽さで始まったのに、後編で恐喝と殺人が一気につながる構成が見事でした。
赤いヒツジの不気味さより、人間の欲や浅はかさのほうがずっと怖く見えた前後編です。
悪ふざけから本物の事件へ変わる切り替わりが見事でした
前編はいかにも軽いイタズラ事件として始まるのに、そこから本物の死体が現れて一気に空気が変わる切り替わりがすごく上手かったです。
赤いヒツジゲームという今っぽい悪ふざけを入口にしながら、その裏で同じ着ぐるみが別の意味を持ち始めるので、見ている側もかなり気持ちよく引っかかれます。
別府と亜美のくだらない恋愛ゲームに少しあきれた直後、橋の下で若林の遺体が見つかる流れはインパクトが強くて、前後編のつかみとしてかなり好きでした。
見た目の奇抜さだけでなく、空気の反転で惹きつける導入だったと思います。
前編の終わり方も本当にきれいでした。
赤いヒツジが一人ではないとわかってからが気持ちいいです
後編で気持ちよかったのは、赤いヒツジが一人ではなかったとわかってからの崩し方です。
神尾と亜美の恐喝が見えた時点でも十分面白いのに、そこからさらに若林殺害は別人だとひっくり返るので、前編で撒いた違和感が全部生きてきます。
動画の中のヒツジと、コナンと蘭が見たヒツジの背丈の違いみたいな地味な手がかりで真相へ届くのも好みでした。
派手な密室トリックではなく、同じ着ぐるみをめぐって人間の欲が何層にも重なっていたと見せる構成がかなりうまくて、アニオリ前後編として満足感が高かったです。
最後まで謎解きの気持ちよさがしっかりありました。
後味に残るのはヒツジより人間の怖さでした
見終わったあとに残るのは、赤いヒツジの不気味さよりも、人間の浅さや欲深さへの苦さでした。
最初は彼氏を試すだけのゲームだったものが、恐喝に利用され、そのうえ横取りと殺人にまで転がっていくので、同じ着ぐるみがどんどん重くなっていく感じがあるんです。
しかも犯人の岩見が最初から殺意満々だったわけではなく、金を前にして一線を越えてしまったとわかるぶん、妙に生々しい後味が残りました。
軽さと不気味さ、遊びと犯罪の境目が崩れていく感じがこの前後編らしくて、見終わるとタイトルの印象まで変わるタイプの話だったと思います。
後味が独特で好きでした。
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