2011年5月21日放送の「ホームズの黙示録」。
前回のアニメ放送は「日記が奏でる秘密」でした。
このお話はコナンが念願のロンドンへ行くお話。
特別的なこの回で、ついに新一が蘭に告白するという神回となります!
また追々の伏線にも繋がるので、絶対に見るようにしてみてくださいね!
今記事では616話〜621話「ホームズの黙示録」は原作のお話なのか?アニオリなのか?などを簡単なあらすじを含めて解説します。
※ここからは簡単なネタバレを含むため、注意してください。
【更新中】アニメコナンの最新話一覧
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アニメ616話〜621話「ホームズの黙示録」は何巻?原作で何話?
アニメ放送されている「ホームズの黙示録」は原作コナンの話となり、対象の単行本は71〜72巻です!
名探偵コナン71巻に掲載されている話↓
File1:思い出のVHS
File2:13年越しの想い
File3:名探偵(ホームズ)の弟子
File4:黙示録
File5:ラブは0
File6:ホームズに聞け
File7:ホームズの暗号
File8:ホームズの暗号
File9:女王からのメッセージ
File10:真の標的(ターゲット)
File11:女王の真価
名探偵コナン72巻に掲載されている話↓
File1:厄介な難事件
File2:要救助者
File3:危険なかくれんぼ
File4:通話コード
File5:ヤバイ死に様
File6:動く死体
File7:偽りの足
File8:オオカミ少年
File9:諏訪湖の毛ガニ
File10:カルタの真実
File11:時の番人
アニメ「ホームズの黙示録」の簡単なあらすじ

公式HPのあらすじはこちら↓
喫茶ポアロでたまたま見つけた猫の飼い主が、ロンドンに住んでいるミステリー好きのおばさんであったことをきっかけに、コナンたちはロンドンへ行くことに。
しかし、「江戸川コナン」としてのパスポートを持っていないコナンは、一時的に新一に戻ることができる解毒薬を灰原から貰い、なんとかロンドンへ行くことに成功する。楽しいロンドン観光ができると待っているかと思われたが、シャーロック・ホームズ博物館の前で出会った少年・アポロの発言から、ロンドンで大量殺人が起こる危険を察知。アポロは、殺人を予告した男から謎の暗号文を受け取っていた。
コナンたちは暗号文のことをスコットランド・ヤードに伝えつつも、自らその暗号文を解くためにロンドン中を走り回る。新一の声で蘭と話している時に、ロンドンにいることが蘭にバレるハプニングも起こり、新一と蘭の関係にも微妙な変化が…!?
ロンドンを舞台にした大量殺人を防げるのか、海を越えたホームズの国で、コナンの推理が冴え渡る!!
https://websunday.net/episode/12121/
アニメ「ホームズの黙示録」の登場人物

「ホームズの黙示録」の登場人物
・江戸川コナン
・工藤新一
・毛利蘭
・毛利小五郎
・阿笠博士
・灰原哀
・工藤優作
・工藤有希子
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アニメ「ホームズの黙示録」のhuluやアマプラはある?
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アニメ「ホームズの黙示録」のネタバレ&伏線

アニメ616話〜621話「ホームズの黙示録」は、ロンドンを舞台にした大規模な爆破阻止事件であり、新一と蘭の恋愛軸が大きく進む重要回。
ハーデス・サバラの暗号事件だけでなく、解毒薬、新一の告白、ウィンブルドン映像の後続への影響まで、シリーズ全体に残る要素がかなり濃く詰まっています。黒の組織やRUMが直接動く回ではありませんが、コナンの正体問題と新蘭の関係を見るうえでは外せない節目です。
新一が蘭に明確に告白する
「ホームズの黙示録」で一番大きいネタバレは、工藤新一が毛利蘭に対して、自分の気持ちを明確に言葉にすること。
事件後に、ビッグベン周辺で新一が蘭へ告白していたことが回想として明かされ、2人の関係は大きく前へ進みます。
これまでの新一と蘭は、互いに特別な存在であることは分かっていても、距離や正体問題、事件によって気持ちをはっきり確認しきれないもどかしさがありました。だからこそ、このロンドンでの告白はかなり胸にきます。
ロンドンという舞台も良いですね。
ホームズの本場であり、コナンにとって特別な街でありながら、最後には推理以上に恋愛の余韻が強く残ります。
「事件のスケールが大きい回」なのに、最終的には新一と蘭の距離が変わる回として記憶に残るのが本当に強いです。
特に「Love is 0」から「0 is Start」へつながるテーマと、新一の告白が重なることで、恋は終わりではなく始まりとして描かれます。
この回以降の新蘭描写を見るうえで、「ロンドンで告白した」という事実はかなり大きな前提になります。
コナンが解毒薬で一時的に新一へ戻り、ロンドンへ渡る
この回では、コナンがロンドンへ行くために、灰原の解毒薬で一時的に工藤新一へ戻ります。
海外渡航にはパスポートの問題があるため、コナンの姿のままでは済まず、新一として動かざるを得ない状況になるのが大きなポイントです。普段の事件なら、コナンは子どもの姿を利用して動けます。けれど今回は海外という特別な舞台だからこそ、正体問題がいつもより表に出ます。
ここが面白いのは、ロンドン行きのワクワクと、解毒薬使用の危うさが同時にあるところ。
ホームズ好きのコナンにとってロンドンは夢のような場所ですが、そこへ行くためには新一の姿に戻るリスクを背負わなければいけません。
解毒薬を使うたびに、コナンは「新一に戻れる希望」と「正体がバレる危険」を同時に抱えるんですよね。今回もその流れが、蘭に新一がロンドンにいると気づかれる展開へつながります。
ただの旅行準備ではなく、コナンの正体隠しそのものが揺れる導入になっているのが巧いです。
ウィンブルドン映像が後の世良・メアリー側の認識につながる
ウィンブルドン決勝中にテレビ中継へ映ったコナンの姿は、後の世良真純・メアリー側がコナンを工藤新一と結びつける材料。
この回に世良やメアリーが直接登場するわけではありませんが、後から見ると、ロンドン編の映像が本筋へ接続する重要なポイントになります。初見では、コナンがウィンブルドン会場で事件解決に動く一場面として見えます。けれど、その姿が映像として残ること自体が危ういんですよね。
コナンは事件を止めるために必死に動きますが、海外中継の映像に残るということは、彼の行動が後から誰かに見られる可能性を持つということ。
事件解決のための活躍が、後の人物認識や正体推察の材料になってしまうのが怖いです。このあたりは、コナン本編らしい“後から意味が増す描写”だと思います。
ロンドン編は新蘭の恋愛回としても大きいですが、赤井家・メアリー軸を追ううえでも、後から見返したくなる回です。
「Love is 0」から「0 is Start」へ変わる恋愛テーマ
この回では、ミネルバ・グラスの「Love is 0」という考えが、事件と試合を通して「0 is Start」へ変わっていきます。
このテーマはミネルバだけでなく、新一と蘭の関係にも重なっているのがかなり綺麗です。テニスでの「ラブ」は0点を意味しますが、物語の中ではそれが恋愛の価値観とも響き合っています。0を空っぽや終わりとして見るのか、それとも始まりとして受け止めるのか。
この対比がロンドン編全体を支えています。
ミネルバは試合の中で母ジュノの危機を抱えながら戦い、コナンにメッセージを送ります。その一方で、新一と蘭もすれ違いながら、自分たちの関係に向き合っていきます。
スポーツ、推理、恋愛が「0」というテーマでつながる構成が本当に巧いです。暗号事件の緊張感がありながら、最後に残るのは「ここから始まる」という前向きな余韻です。
新一の告白があるからこそ、「0 is Start」という言葉が新蘭の節目としても胸に残ります。
優作・有希子がロンドンでコナンをサポートする
事件終盤では、工藤優作と工藤有希子がロンドンでコナンをサポート。
ウィンブルドンという大舞台でハーデスを特定し、爆破を阻止する流れに、工藤家のチーム感が出るのが頼もしいです。コナンは普段、子どもの姿で大きな事件を一人で抱えがちです。けれど、優作と有希子は彼の正体と事情を知る重要な協力者であり、必要な時にはしっかり支えられる存在なんですよね。
この回の規模はかなり大きいです。
ロンドン中に散らされた暗号、ウィンブルドン決勝、観客席に紛れたハーデス、ぬいぐるみに仕込まれた爆弾。コナン1人では動ききれない場面で、両親のサポートが効いてきます。
優作の頭脳と有希子の行動力があることで、海外の大規模事件でも工藤家として戦っている感じが出ます。
親子の信頼が前面に出すぎず、自然に事件解決へ混ざるのも良いです。コナンの孤独な戦いの裏に、ちゃんと支えてくれる家族がいると分かるのが温かいです。
アニメ「ホームズの黙示録」のあらすじ&事件の流れ

ここからは「ホームズの黙示録」の流れを時系列で整理します。
喫茶ポアロの日常からロンドン、ホームズ博物館、スコットランド・ヤード、ウィンブルドンへ広がるスケール感がとにかく楽しい回です。一方で、観光気分はすぐに暗号事件と爆破計画へ変わります。推理、スポーツ、恋愛が同時に動くため、長編らしい密度がかなり強いです。
喫茶ポアロでダイアナ・キングストンと出会う
物語は、コナンたちが喫茶ポアロでダイアナ・キングストンと出会うところから始まります。
いつもの日常の空気から、ロンドンへ行く流れが生まれるため、ここで一気に物語のスケールが広がります。ホームズの本場へ向かうというだけで、コナンのテンションも上がる感じがあります。
ただ、海外へ行くとなると、コナンにはパスポート問題があります。
ここが普通の旅行回と違うところです。楽しいロンドン行きの入口に、コナンの正体問題がすぐ絡んでくるのが不穏なんですよね。明るい導入なのに、後の解毒薬使用へつながる前振りとしてしっかり効いています。
コナンが解毒薬で一時的に新一へ戻る
コナンは海外渡航のパスポート問題を乗り切るため、灰原の解毒薬で一時的に工藤新一へ戻ります。
ここで旅行準備の話が、正体隠しと薬のリスクへ変わります。新一として渡航できる一方で、どこまで効果が持つのか、蘭にバレずに済むのかという不安もあります。
この場面は、コナンにとってロンドンが特別な場所であることと、彼が普通には移動できない存在であることを同時に見せます。
ホームズの本場に行きたいワクワクと、解毒薬を使う危うさが同居しているのが良いです。この選択が、後に蘭との対面へつながっていきます。
シャーロック・ホームズ博物館前でアポロと出会う
ロンドンに着いたコナンは、シャーロック・ホームズ博物館の前でアポロ・グラスと出会います。
ホームズの聖地巡りの楽しさがある場面ですが、アポロが持っていた暗号文によって、観光の空気は一気に事件へ切り替わります。
視聴者として気になるのは、なぜ子どもに暗号文が渡されたのかという点。
アポロの困惑もあり、ただのいたずらでは済まない雰囲気が出てきます。ホームズの本場らしい暗号事件の入口として、ここはかなりワクワクします。楽しさと不穏さの切り替えが上手いです。
ハーデスの7行の暗号文が示される
ハーデス・サバラから渡された7行の暗号文が、事件の中心として提示されます。
ここからロンドン中を巡る暗号解読が始まり、観光名所が事件の手がかりとして再配置されていきます。ホームズ作品を連想させる要素もあり、ロンドン編らしい楽しさが一気に増します。
ただ、暗号が何を警告しているのか、どこで事件が起きるのかはまだ見えません。
華やかなロンドンの街が、犯人の仕掛けた巨大な盤面に変わる感じがゾクッとします。コナンは暗号に集中し、蘭や小五郎も巻き込まれるように手がかりを追っていきます。
スコットランド・ヤードに同じ紙を持つ子どもたちが集まる
スコットランド・ヤードには、アポロだけでなく、同じ暗号文を持つ子どもたちが集まっていました。
これにより、暗号は個人的な謎解きではなく、広範囲にばらまかれた事件だと分かります。ここでスケールが一段上がります。
複数の子どもに暗号を渡した理由も不気味です。犯人は警察やコナンたちをロンドン中に動かし、標的をすぐに絞らせないつもりだったように見えます。子どもたちを使って大人を振り回す構図がかなり嫌な怖さです。
紙に残った指紋も、ハーデスへ近づく手がかりになります。
蘭に新一がロンドンにいるとバレる
暗号事件と並行して、蘭は新一からの電話を通じて、彼がロンドンにいることに気づきます。
ここで推理パートとは別の緊張が生まれます。蘭にとっては、なぜ新一がロンドンにいるのか、なぜ自分に隠していたのかが気になるはずです。
この場面は、蘭の勘の鋭さが出ています。新一側は事件にも対応しながら、蘭への説明にも追い込まれていきます。暗号解読のスリルに、恋愛と正体隠しの緊張が重なるのがロンドン編の濃さです。
蘭の驚きや怒り、寂しさが前に出ることで、事件だけではない感情の揺れが生まれます。
電話ボックスでコナンが新一に戻り、蘭と対面する
コナンは電話ボックスで再び新一の姿になり、ロンドンで蘭と対面。
ここは事件の進行から少し離れ、新一と蘭の感情が中心になる場面です。ロンドンの街中で2人が向き合うだけで、空気が一気に恋愛回へ変わります。
新一は蘭の不満や不安を受け止める必要があります。
いつものように電話越しでごまかすだけでは済みません。推理では逃げない新一が、蘭の気持ちにも逃げずに向き合う流れが胸にきます。この流れが、ビッグベン前の告白へつながっていくのがかなり良いです。
蘭と小五郎がロンドン各地で暗号を解く
蘭と小五郎もロンドン各地を巡り、暗号の文字を見つけていきます。
コナンだけが動くのではなく、蘭と小五郎も事件解決に関わるのがこの長編の面白いところです。観光名所巡りが、手がかり探しへ変わっていきます。
集めた文字は最初、すぐには意味が見えません。SATAN、もう1つのA、そしてSATURNへつながる流れがあり、暗号が少しずつ形を変えていきます。
バラバラだったロンドンの場所と文字が、ひとつの答えへ向かう快感がかなり強いです。観光と推理が同時に楽しい場面です。
SATURNとラケット形からウィンブルドンへつながる
暗号からSATURNが導かれ、さらに地図上の地点を結ぶことでテニスラケット形が浮かび上がります。
SATURNは土曜日を示し、ラケット形はウィンブルドンへつながります。抽象的だった暗号が、具体的な標的へ変わる瞬間です。
ここで事件のタイムリミットが一気に近づきます。ロンドン中の暗号は、最終的に土曜日のウィンブルドン女子シングルス決勝を指していました。
暗号が一本線でつながり、巨大な会場の危険へ収束する流れが気持ちいいです。同時に、ここから爆破阻止の緊張感が跳ね上がります。
ミネルバが点字サーブでSOSを送る
ウィンブルドン決勝では、ミネルバ・グラスがサーブの着地点を使い、点字メッセージでコナンにSOSを送ります。
サーブの不自然さが、ただのミスではなく、母ジュノの危険を伝える必死のメッセージだったと分かる場面です。
HELP、GAME、SET、DEATH、MOMという流れが見えてくると、試合の見え方が一気に変わります。テニスの試合そのものが、命を救うための暗号伝達になるのが本当に熱いです。
ミネルバは母を救うために試合を続けながら時間を稼ぎ、コナンはその意図を読み取ろうとします。
ジュノのぬいぐるみに爆弾があると判明する
ハーデスの本当の標的はミネルバ本人ではなく、母ジュノ・グラスでした。
ジュノが持つぬいぐるみに爆弾が仕込まれており、ハーデスは試合終了と同時に爆破する計画だったと分かります。ウィンブルドンの熱気の中で、観客席にいる母親の命が危険にさらされているのが怖いです。
ここで、ミネルバがなぜ必死にメッセージを送っていたのかも一本線でつながります。
試合を終わらせたいはずの選手が、母を救うために試合を続ける構図が胸にきます。ハーデスの逆恨みの歪みもはっきり見え、事件の悪質さが一気に増します。
ハーデスを観客席から特定する
コナンは観客席の中から、ボールではなくジュノ側を見続けている人物に注目。
ハーデスはジュノの死を撮影しようとする位置取りをしており、その不自然な視線が特定につながります。数万人規模の会場で犯人を探す緊張感がかなり強いです。
ミネルバは試合を続けながら時間を稼ぎ、コナンは観客席の中から犯人を見つけようとします。試合の勝敗と爆破阻止が同時進行するため、クライマックスの密度がものすごいです。
スポーツの熱気がそのままサスペンスの緊張へ変わる見せ方が巧いです。
優作・有希子がコナンを助け、爆破を阻止する
終盤では、工藤優作と工藤有希子がコナンをサポートし、ハーデスの爆破計画阻止へ動きます。
コナン、ミネルバ、優作、有希子の連携によって、ジュノの命と会場の観客が守られます。推理だけでなく、現場での行動力が必要になる場面です。
ここは工藤家の頼もしさがかなり出ます。コナンが手がかりをつなぎ、ミネルバが試合で伝え、優作と有希子が支える。それぞれの役割が噛み合って最悪の事態を止める流れが爽快です。
ハーデスは捕まり、ジュノも殺害されずに済み、ミネルバも試合を続けられる状態になります。
ビッグベン前で新一が蘭に告白していたことが明かされる
事件後、ビッグベン前で新一が蘭に告白していたことが回想で明かされます。
大規模な爆破計画を阻止したあとに、最後は新一と蘭の関係へ着地するのがこの回の強さです。事件解決の余韻とは別に、恋愛面の大きな節目が残ります。
ロンドン、ビッグベン、すれ違い、再会。舞台立てがかなりロマンチックです。ミネルバの「0 is Start」と、新一の告白が重なることで、この回は推理長編でありながら恋愛回としても特別になります。
見終わったあと、暗号よりも告白の余韻が強く残る人も多いはずです。
- 喫茶ポアロでダイアナ・キングストンと出会い、コナンたちはロンドンへ行くことになる。
- コナンは解毒薬で一時的に新一へ戻り、海外渡航のパスポート問題を乗り切る。
- シャーロック・ホームズ博物館前で、コナンはアポロ・グラスと出会う。
- アポロが持つ7行の暗号文から、ハーデス・サバラの事件が始まる。
- スコットランド・ヤードには、同じ暗号文を持つ子どもたちが集まっている。
- 蘭は新一の電話から、彼がロンドンにいることに気づく。
- コナンは電話ボックスで新一に戻り、蘭と対面する。
- 蘭と小五郎がロンドン各地を巡り、暗号の文字を集める。
- SATURNと地図上のラケット形から、標的がウィンブルドン決勝だとわかる。
- ミネルバが点字サーブで、母ジュノの危険をコナンに伝える。
- ジュノのぬいぐるみに爆弾が仕込まれていると判明する。
- コナンは観客席からハーデスを特定し、優作・有希子のサポートも受けて爆破を阻止する。
- 事件後、ビッグベン前で新一が蘭に告白していたことが回想で明かされる。
アニメ「ホームズの黙示録」の犯人&トリック

ここからは、ハーデス・サバラの爆破計画について、犯人・動機・トリック・決め手・結末を整理します。犯人はハーデス・サバラです。この事件では現在の死亡被害者は確認できず、主な殺害標的はジュノ・グラスです。ウィンブルドン会場の観客も爆発に巻き込まれる危険があり、事件の本質は爆弾による大量殺人計画の阻止です。
犯人:ハーデス・サバラ
犯人はハーデス・サバラです。
ハーデスは7行の暗号文を子どもたちに渡し、コナンたちや捜査側をロンドン各地へ誘導しました。暗号は最終的にSATURN、土曜日、地図上のテニスラケット形へつながり、ウィンブルドン女子シングルス決勝が標的だと分かる構造になっています。
この事件で注意したいのは、現在の死亡被害者は確認できないことです。主な殺害標的はミネルバ・グラス本人ではなく、母ジュノ・グラスです。
さらに、ウィンブルドン会場の観客も爆発に巻き込まれる危険がありました。つまり「誰かが殺された事件」ではなく、「爆弾による大量殺人計画を止める事件」として整理する必要があります。
動機:母の手術費とミネルバへの逆恨み
動機の背景には、ハーデスが母親の手術費を作るため、ミネルバ・グラスの優勝に大金を賭けたことがあります。
しかしミネルバは敗れ、ハーデスの母は手術を受けられず死亡します。ここでハーデスの中に、ミネルバへの歪んだ怒りが生まれます。
引き金になったのは、ミネルバの敗北と、その試合に母ジュノが応援に来なかったこと。
ハーデスは、ジュノが応援に来なかったことがミネルバの敗北につながったと考えます。もちろん、それは身勝手な逆恨みです。けれど、ハーデスはその怒りをジュノへ向けていきます。
決定打は、ハーデスがジュノを標的にし、ウィンブルドン決勝で爆破計画を実行しようとしたこと。
母を失った悲しみを、他人の母を奪う計画へ変えてしまうのが本当に怖いです。感情の出発点には喪失がありますが、そこから大量の観客まで危険に巻き込む発想はあまりにも歪んでいます。
トリック:暗号でロンドンを巡らせ、標的をウィンブルドンへ導く
準備:7行の暗号文とロンドン各地の文字を仕込む
ハーデスはまず、7行の暗号文を用意し、それを子どもたちに渡します。
さらにロンドン各地に文字を隠し、暗号を解くことで特定の文字へたどり着くように仕込みます。暗号はホームズ作品を連想させる形になっており、ロンドンらしい謎解きとして見せかけられていました。
準備の段階で巧いのは、暗号そのものが観光名所巡りのようにも見えるところ。
コナンたちは大英博物館やベイカー街など、ロンドン各地を巡りながら手がかりを集めていきます。しかし、その楽しさの裏で、ハーデスは標的をすぐに特定させないようにしていました。
実行:SATURNとラケット形でウィンブルドンへ誘導する
暗号文と各地の文字を集めることで、最終的にSATURNへつながります。
SATURNは土曜日を示し、さらに暗号地点を地図上で結ぶとテニスラケット形になります。ここから、土曜日のウィンブルドン女子シングルス決勝が標的だと分かります。
この実行の流れは、かなり大規模です。
ロンドン中に広がった手がかりが、ひとつの会場と日付へ収束していきます。バラバラに見えた場所、文字、曜日、形が一本線でつながるのが推理として気持ちいいです。ただし、標的はまだミネルバ本人に見えやすく、本当の狙いは隠されています。
発覚回避:標的をミネルバ本人に見せかける
ハーデスは、ウィンブルドン決勝を標的にすることで、ミネルバ本人が狙われているように見せやすい状況を作ります。
実際には、殺害標的はミネルバの母ジュノです。ジュノが持つぬいぐるみに爆弾を仕込み、試合終了と同時に爆破する計画でした。
さらに暗号を複数の子どもに渡すことで、捜査側をロンドン中に分散させています。
暗号を解かせているようで、同時に時間を奪っているのが厄介です。ハーデスは観客席に紛れ、ジュノ側を観察しながら、試合終了の瞬間を狙っていました。
綻び:点字サーブと観客の視線が計画を崩す
トリックの綻びは、ミネルバの点字サーブから見えてきます。
ミネルバはサーブの着地点を使い、HELP、GAME、SET、DEATH、MOMというメッセージをコナンへ送ります。これによって、母ジュノが危険にさらされていることが伝わります。
さらに、観客席でボールではなくジュノ側を見続けている人物が不自然に浮かびます。
ハーデスはジュノの死を撮影しようとする位置取りをしており、その視線の動きが特定につながります。試合の中の小さな違和感と、観客席の視線が爆破計画を崩していくのがかなり熱いです。
決め手:暗号、点字サーブ、ぬいぐるみ爆弾、観客の視線
暗号文の紙から検出された指紋は、ハーデスが事件に関わっていることを示します。
ロンドン各地に隠された文字は、暗号が単なるいたずらではなく、具体的な場所を示すものだと分かる材料になります。SATURNは土曜日へつながり、地図上のテニスラケット形はウィンブルドン決勝が標的だと示します。
ミネルバの点字サーブは、標的が母ジュノであることを示す大きな決め手。
それまでの推理では、ウィンブルドンが狙われていることまでは分かっても、誰が本当の標的なのかは絞り切れません。ミネルバのサーブによって、ジュノの危機がコナンへ伝わります。
ジュノのぬいぐるみ爆弾は、ハーデスの本当の殺害計画を示します。
観客の視線の動きも重要です。試合を見るのではなく、ジュノ側を見続けている人物が、会場内のハーデス特定につながります。暗号、サーブ、爆弾、視線がつながることで、爆破阻止の道筋が一気に見えてきます。
結末:爆破計画は阻止され、ハーデスは捕まる
結末では、ハーデス・サバラの爆破計画は阻止されます。
ジュノ・グラスは殺害されず、ウィンブルドン会場の観客も爆発に巻き込まれずに済みます。ハーデスは捕まり、ミネルバも試合を続けられる状態になります。
この事件は、暗号解読の楽しさと、爆破計画の怖さが同居する長編。
ハーデスの逆恨みによる計画は恐ろしいですが、ミネルバとコナンの連携、さらに優作・有希子のサポートによって最悪の事態は避けられます。事件としては解決の爽快感がありますが、ハーデスの動機にはかなり苦い後味が残ります。
一方で、事件後には新一が蘭へ告白していたことが回想で明かされます。
だからこの回は、爆破事件の緊張だけで終わりません。ミネルバが「0」を始まりとして受け止める流れと、新一の告白が重なり、最後には恋愛面の大きな余韻が残ります。
「ホームズの黙示録」に含まれるメアリーと世良真純の伏線
後の天罰くだる誕生日パーティーで、この話は伏線として出てきます。
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コナンがウインブルドンの大会で、一度カメラに抜かれてしまいます。
この時に世良真純とメアリーが見ており、そこで10年前にあったあの少年ということを突き止めます。
つまり、ここの時点でコナン=工藤新一であるということがバレた回と確定。
世良真純やメアリーがイギリスの出身であることがこういったところから伏線が組み込まれています。

アニメ「ホームズの黙示録」の名言

毛利蘭「探偵なら、わたしの心ぐらい…推理しなさいよ!!バカー!!」
新一が大好きなロンドンにいることを自慢しようとしたら、新一が自分に隠れていたことに怒った蘭が言った言葉。
工藤新一「オメーは厄介な難事件なんだよ!余計な感情が入りまくって、たとえオレがホームズでも解くのは無理だろうぜ!」
工藤新一「好きな女の心を…正確に読み取るなんて事はな!!」
周りくどいですが、新一なりの蘭に対する告白。今まで直接言ったことがないですが、新一から蘭に好きと言った初めての言葉。ここから二人は付き合うという流れになります。
工藤新一「ラブは0だと?笑わせんな!芝の女王に言っとけ!0は全ての始まり!そこから出発しねぇと何も生まれねぇし…何も達成できねぇって…そう言っとけよ!!」
ミネルバがLOVEは0。0を積み上げても何も意味がないと蘭に言ったことに対して、新一が反論した名言。
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アニメ616話〜621話「ホームズの黙示録」の感想&まとめ

ロンドン×ホームズ×ウィンブルドンのスケール感が楽しく、最後に新一の告白が残る名長編です。
推理と恋愛の両方で節目になる回でした。
①ロンドン×ホームズ×暗号のスケール感が楽しい
喫茶ポアロの日常からロンドンへ一気に広がる導入が、まずワクワクします。
ホームズ博物館、スコットランド・ヤード、ロンドン各地の暗号巡りがあり、コナン初の本格海外舞台らしい特別感があります。観光気分だけで終わらず、爆破計画へ落ちる温度差も強いです。
ホームズ好きのコナンが本場で暗号を追うだけで、見返したくなる楽しさがあります。
②ミネルバの点字サーブと爆弾阻止の同時進行が熱い
ウィンブルドン決勝と爆弾阻止が同時に進むクライマックスは、かなり熱いです。
ミネルバのサーブが試合のミスではなく、母を救うためのSOSになっているのが胸にきます。コナンがその意図を読み取り、観客席からハーデスを探す流れも緊張感があります。
スポーツの熱気と命をかけた暗号伝達が重なる構成が本当に巧いです。
③新一の告白がロンドン編最大の余韻になる
事件解決後に残る一番大きな余韻は、やっぱり新一の告白。
ロンドン、ビッグベン、すれ違い、再会という舞台立ての中で、蘭に気持ちを伝える流れが強いんですよね。「Love is 0」から「0 is Start」へ変わるテーマも、新蘭の関係にぴったり重なります。
大規模事件なのに、最後は恋愛回として胸に残るのが最高でした。
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