2011年9月17日放送の「花時計は知っていた」。
前回のアニメ放送は「プロモビデオ撮影事件」の話でした。
今回のお話は2022年9月10日にデジタル・リマスターとして再放送されています。
今記事では「花時計は知っていた」は原作のお話なのか?アニオリなのか?などを簡単なあらすじを含めて解説します。
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アニメ631話「花時計は知っていた」は何巻?原作で何話?

631話「花時計は知っていた」のお話はアニメオリジナルストーリーとなります!
初回の放送は2011年となっており、少し新しめのお話です!
少年探偵団が活躍するお話なので、ぜひチェックしてください。
アニメ「花時計は知っていた」の簡単なあらすじ

公式HPのあらすじはこちら↓
米花公園の花時計修繕が完了したお披露目式典でバトントワラーを演じることになった歩美は、毎朝、花時計の前で練習に励んでいた。しかしここ数日、怪しげな人物がやってくるようになる。
イベント当日が近づいてきた日、コナンは灰原、元太、光彦と様子を見に来ていた。
しばらくすると噂の男がやってくる。男は奇怪な行動を繰り返し、酔っている様子だ。翌朝、コナンたちが警戒していたこともあってか男は姿を現さなかったが……。
アニメ「花時計は知っていた」のhuluやアマプラはある?
アニメ「花時計は知っていた」はhuluとAmazonPrimeVideoで配信されています。
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631話「花時計は知っていた」のネタバレ&事件の流れ

この回は、「歩美たちが見た怪しい男」が本当に与田本人だったのか、そして頬の傷がいつ付いたのか、という二つのズレをほどいていく話です。
最初の印象は事故死なのに、調べるほど“誰かが事故に見せようとした殺人”へ変わっていく流れがとてもきれいです。
歩美が見ていた“ストーカー男”の正体
歩美は花時計の前でバトンを練習していて、そこへ毎朝のように現れる不審な男を怖がっていました。
大きめのコートに麦わら帽子、酒瓶、酒臭い息。
元太が近づいた時も、男は背中を向けたまま大笑いしただけで、正面の顔を見せません。
翌朝、男が来なかったので一安心した直後、歩美が花時計の6の白石付近でその男の死体を見つける。
まずここで、歩美たちが見ていた不審者と、死んでいた男が同一だと思い込まされます。
事故死に見えたのに、与田は高所恐怖症だった
警察は最初、酔った与田が展望台から落ちた事故だと見ます。
頬の傷も、4時30分に長針がかすめたものだという説明がきれいにハマるからです。
ところが、元太の父の証言から男が看板工場の与田昌作だと分かり、しかも与田は先月屋根から落ちて以来、高所恐怖症で高い所へ上がれなくなっていたと判明します。
これで「酔って自分から登った」はかなり苦しくなる。
コナンはこの時点で、早朝に歩美たちの前へ現れた男は、与田本人ではなく犯人のなりすましだったと考え始めます。
川口恭一郎の動機と、強すぎるアリバイ
容疑者として浮かぶのが川口恭一郎です。
新潟の高校で体育教師をしていて、与田とは旧知の間柄。
3年前、与田が川口の恋人へ横恋慕し、強引にドライブへ連れ出した末に事故を起こし、恋人だけが死亡したという過去がありました。
川口は「あれは事故ではなく与田が故意に起こしたものだ」と激しく恨んでいます。
ただし肝心の犯行時刻には強いアリバイがありました。川口は3時30分から4時30分まで病院にいて、公園へは最短でも20分かかる。
4時30分の事故に見える以上、犯行は不可能に思えます。
機械室の暗闇と、花時計が残した証拠
コナンは花時計の機械室の鎖が壊され、床に与田の手と同じ色のペンキがこぼれていることに気づきます。
さらに元太が転んで頬を擦りむいたことで、頬の傷が「高所から落ちた時」ではなく「頭部をぶつけたあと、別の位置で擦られた」可能性に思い当たる。
そこから真相がつながります。
川口は与田を機械室に監禁しておき、病院のアリバイを済ませたあと5時に戻って殺害。
6の白石へ頭を叩きつけたあと、遺体を抱えて針の上を歩き、12を指す長針の先端で頬を傷つけて事故死に見せかけたのです。
与田が残した最後のメッセージ
決定打は二つあります。
一つは12の白石に残っていたわずかな血痕。
針の上へ遺体を乗せたせいで長針がたわみ、白石へ接触して血が付いたと分かります。
もう一つは機械室の床です。
暗闇で見ると、こぼれた蛍光塗料が「ハンニンハ カワグチ」と浮かび上がる。
与田は閉じ込められた機械室で、偶然こぼれていた塗料を使って最後のメッセージを残していました。
花時計は、頬の傷の時間だけでなく、犯人の名前まで知っていたわけです。
タイムライン(事件の流れを整理)
- 犯人は前夜のうちに与田を機械室へ監禁し、歩美たちには与田になりすまして姿を見せていた。
- 川口は病院のアリバイを作ったあと5時に公園へ戻り、与田を6の白石へ叩きつけて殺した。
- その後、遺体を針の上で運んで12の長針先端で頬に傷をつけ、4時30分の事故死に見せかけた。
- 花時計の12の血痕と機械室の蛍光塗料メッセージが、川口の犯行を暴いた。
631話「花時計は知っていた」の犯人&トリック

犯人は川口恭一郎です。
新潟の高校で体育教師をしていて、3年前に恋人を亡くして以来、与田昌作を深く恨んでいました。
今回の殺人は計画性がかなり高く、単に頭を殴っただけではなく、歩美たちへ“酔って危ない男が現れていた”という記憶まで先に植えつけています。
動機
動機の軸は、恋人の死への復讐です。
3年前、与田は川口の恋人へ横恋慕し、強引にドライブへ連れ出した末に事故を起こし、恋人だけが亡くなりました。
川口は、あれを事故ではなく与田が故意に起こしたものだと信じ続けていた。
だから今回の犯行は、金や利害ではなく、長く抱え込んだ私怨がそのまま爆発した殺人と整理できます。
トリック
まず川口は与田を花時計の機械室に監禁し、夜のうちに出入りしても蛍光塗料が光らない状況を利用します。
次に、自分は病院でボタン電池騒ぎを起こしてアリバイを作る。
そして5時に公園へ戻り、与田の頭を6の白石へ叩きつけて殺害。
そのあと遺体を抱えたまま針の上を歩き、12を指す長針先端で頬を傷つけ、4時30分の事故死に見える位置へ置き直していました。
決め手
決め手は、12の白石の血痕と機械室の蛍光塗料メッセージ。
白石と針は本来接触しませんが、遺体を抱えた犯人が針の上へ乗ったせいでたわみ、血が付いた。
さらに機械室の暗闇で浮かび上がった「ハンニンハ カワグチ」が、与田の最期の告発になりました。
これに針の上の靴跡まで加われば、川口の計画は完全に崩れます。
結末
川口は「完璧な計画だと思ったのに」と崩れ落ち、犯行が露見します。
アリバイを作り、事故に見せかけ、証言者まで先に用意したかなり完成度の高い犯行でしたが、最後は花時計そのものと、与田が残したメッセージに裏切られました。
631話「花時計は知っていた」の感想/まとめ

花時計という美しいモチーフを、事故偽装の舞台とダイイングメッセージの証人にした構成が秀逸です。
歩美たちの目撃が事件の入口になり、高木刑事の地道な聞き込みも効く、本格アニオリの当たり回でした。
子どもの目撃を逆手に取る怖さ
この回でまず印象に残るのは、歩美が見ていた“ストーカーみたいな男”が、実は被害者本人ではなかったところ。
子どもが毎朝見ていた不審者という情報は、それだけでかなり強い目撃証言に見えますよね。
でも犯人は、そこを逆手に取って「与田は酔って高い所に上がる危ない男だ」という印象を先に作っていた。
子どもの証言が嘘だったのではなく、見せられたもの自体が仕組まれていたという怖さが、この回の空気をかなり強くしています。
花時計そのものがトリックにも証拠にもなる
ミステリーとしていちばん気持ちいいのは、やはり花時計の使い方。
6の白石へ頭を打ちつける、12の長針で頬を傷つける、針の上を歩いて遺体を運ぶ。
そして最後は12の血痕と石の位置関係が犯人を追い詰める。
舞台装置をただの飾りにせず、最初から最後まで全部事件の中へ組み込んでいるんですよね。
タイトル負けしないどころか、まさに“花時計が知っていた”としか言いようのない回でした。
高木刑事と歩美たちがちゃんと活きる構成
この回はコナン一人の推理というより、歩美たちの目撃、高木刑事の聞き込み、そして元太のうっかりまで含めて全部が真相へつながっています。
与田の正体を突き止めたのは元太の父の証言だし、川口の過去や病院アリバイを押さえたのは高木たちの捜査。
そこへコナンが“頬の傷の付き方”をはめ込んで、最後に事件が完成する。
少年探偵団回の軽さと、本格ミステリーの手触りがうまく両立していたと思います。
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