「沖野ヨーコと屋根裏の密室のネタバレを知りたい!」
「このアニメの犯人は誰?」
アニメ1059話・1060話「沖野ヨーコと屋根裏の密室」について知りたい方へ。
この事件のトリックやトランプの暗号など、事件について知りたい方へ丁寧に解説していきます!
犯人は誰なのか?事件のトリックはなのか?事件の内容を解説していきます!
沖野ヨーコと屋根裏の密室の原作や単行本について知りたい方はこちら↓
【関連記事】1059話/1060話「沖野ヨーコと屋根裏の密室 前編・後編」は何巻?
※ここからはネタバレを含むため、注意してください。
「沖野ヨーコと屋根裏の密室」の事件のネタバレ|犯人&トリック
今回の事件で、亡くなった人物は長男の貫康(ぬきやす)。
そして容疑者は次男の風悟(ふうご)、風悟の妻の緋美(ひみ)、TVプロデューサーの塀島(へいじま)。
この時に風悟は左手首を脱臼、緋美はヘルニアで車椅子、塀島は右足を捻挫。という状態…。
兄である長男の貫康は屋根裏で内鍵をかけたまま、背中にボーガンの矢が刺さった状態で亡くなってしまった。内側から鍵がかかっていたため、密室が成立する少し複雑な事件となります。
複雑なのが密室×ボーガン
今回の事件の少しやっかいなのが、密室であるにも関わらずボーガンが刺さって亡くなってしまったということ。
屋根裏の中でボーガンを打たれて、密室状態になっていたのか?
ボーガンを打たれた後で屋根裏に逃げたのか?
これによって推理の仕方が変わってきます。
ただ、沖野ヨーコが血痕を追っていることから貫康は「ボーガンを打たれた後で屋根裏に逃げた」というのがわかります。
ボーガン打たれた後→屋根裏に逃げる→助けを求める→そのまま傷を追ったまま亡くなる
このような順番となります。では、誰がやったのか?トリックはどういうものなのか?というのを解説していきます。
沖野ヨーコと屋根裏の密室の犯人は〇〇
ここからネタバレに入ります。
この事件の犯人は…車椅子の緋美です。
車椅子の緋美が沖野ヨーコが泊まった日にボーガンで貫康を打ちました。撃った後はブランケットで膝の上にボーガンを隠したりしているという状態です。
一連の流れを解説すると以下のようになります。
貫康が残したトランプの暗号とは
さて、最初に答えを言ってしまいましたが、今回の事件の謎であるトランプの暗号について解説していきます。
長男の貫康が弟の風悟に送ったトランプの暗号…。ここについて詳しく解説していきます。
当初、送られたトランプの暗号↓
♡A♡2♣2♠2 ♠3♡5♡5◇2♣1 ◇6◇2 ◇2♡4♣3
♡A♡3◇6◇6◇2◇6 ♡A◇3 ♡A◇2◇4◇2
そしてコナンと脇田がこの暗号のキーに気づきました。
それぞれのマークをスペルにすると…。
♡…HEART
♣…CLUB
♠…SPADE
◇…DIAMOND
これを数字の順番にすると。
♡A♡2♣2♠2 ♠3♡5♡5◇2♣1 ◇6◇2 ◇2♡4♣3
♡A♡3◇6◇6◇2◇6 ♡A◇3 ♡A◇2◇4◇2
↓
HELP ATTIC NI IRU
HANNIN HA HIMI
↓
助けて(HELPの訳) 屋根裏(ATTICの訳) に いる
犯人 は ひみ
となります。弟に送ったメッセージは助けを求めてつつ、犯人は「ひみ」ということを伝えました。
小五郎の暗号は…
小五郎の暗号は少し割愛して…
小五郎の暗号は麻雀の国士無双と九蓮宝燈のパイが1つずつ足りない…
北(ぺー)と八(パー)が欲しいということで、紙が欲しいということになります。
弟のことを「エース」と言っていた理由
本編とは少し離れますが、弟のことを「エース」と言っていたのが少し気になります。
これはエースは「1」の事で、スペード、ハート、クラブ、ダイヤのスペルを最初の頭文字は「S、H、C、D」となり、を並べ替えると「SDHC」となり、SDカードよりも容量が大きいということになります。
SPADE
DIAMOND
HEART
CLUB
そこから小さい頃から身体が大きい弟をエースと呼んでいたのです。
次男の風悟は三男の塀島に君の方こそエースだと言ったのは、自分よりも記憶が良い(容量が大きい)という意味でいっていたのです。
「沖野ヨーコと屋根裏の密室」の犯人の動機は?
さて、気になる犯人の動機ですが…今回の犯人は緋美。
ここでキーマンとなるのが2年前の夏に失踪してしまった、貫康の嫁であった馬場宝華(ばばほうか)。
まだ遺体は見つかってもらず、サングラスをしていたりと何かと気になる人物でありました。
宝華は2年前の夏に、避暑のために一緒に別荘に行く予定だった貫康が急用が入り、一人で行くことに。その後に貫康と緋美と風悟が到着するも姿がなく、警察を呼んでもみつからず…。
この宝華と緋美、風悟は小中高一緒であり、緋美は大親友、風悟は初恋の相手となります。
ここがこの事件の犯人の動機に繋がります。
宝華は〇〇
キーマンである宝華は、サングラスをしていたりと、学生時代はしてないのに不思議なことが多いです。
夏にも関わらず、サングラスを付けていたりと…。
どうやらこれは、夫である貫康にDVをうけていたみたいです。
2年前の夏に先に付いた貫康と緋美であったがDVが加速し、貫康が殺害してしまう。そして、その遺体を隠して行方不明になるというのが今回の事件の引き金です。
遺体の隠し場所というのが恐らく松の木を移動した時に大きな穴が別荘の近くにできます。恐らくその穴の中に隠したと見るのが正解でしょう。
貫康は遺体を別荘の近くに隠していたため、警察がきたら不都合になると思い、警察を呼ばずに一人で屋根裏に隠れていたのです…。
緋美はDVがうけていたことを知っており、貫康が犯人だと思っており…ボーガンで打ちながらも親友の遺体をどこにやったのか?と問い詰めたというのが真相となります。
さらに弟の風悟は暗号が送られた時に、恐らく兄が屋根裏にいるののも気づいていました。
ただ、風悟も緋美同様に、宝華は兄によって亡くなったと推測していました。宝華は初恋の相手であったため、風悟は何も言わずに貫康が孤立状態で屋根裏部屋で見つかったというのが真相となります。
なんとも、複雑な人間模様なお話でした…。
脇田兼則の最後の「将棋の駒とか」の真相
事件の本編とは関係ありませんが、最後の最後に脇田兼則がコナンにとある気になることを言っています。
それは
脇田兼則「あるべきものがないと気になりやすからねぇ、そう…例えば将棋の駒とか」
のように言っています。事件と関係がないのでスルーしている人がいるかもしれませんがとても大事な考察ができる場所でもあります。
このシーンについて以下記事で考察したのでぜひチェックしてください↓
【関連記事】脇田兼則が「将棋の駒とか」と言った理由とは
アニメ「沖野ヨーコと屋根裏の密室」の感想
今回は屋根裏部屋の事件について解説しましたが、少し悲しい事件でしたね。
2年前の話とリンクして、今回の事件が起きたという流れで、弟…気づいてくれ…みたいな気持ちでいましたが、弟も兄を恨んでいたという悲しい話。
プロデューサー塀島と沖野ヨーコ以外は悪いやつしかいないお話でした。
そして毛利探偵事務所では、小五郎は置き去り状態にされるのも面白いです笑
また、1点気になるところがありました。
今回は脇田兼則が活躍する回であった
今回は事件とは別件で注目して欲しいのは脇田兼則です。
脇田は今回、小五郎がいないため事件解決にほぼほぼ一人で解きました。
暗号の解読はもちろんのこと、写真の一枚を見てDVなのでは?そして怨恨の説なのでは?という細かなところまで推理しており、やはり脇田兼則はただものではないことがわかりました。
今回は小五郎がいないということで、本当は推理力が高いのに隠れていることもわかりましたね。
やはりラム候補と言われることもあります。脇田については以下記事で解説しているので、ぜひチェックしてください。
【関連記事】脇田兼則の正体はRUM(ラム)で確定?
今後の黒の組織関連の話などもあるので注目していきましょう!
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