「100万ドルの五稜星のラストシーンの意味とは?」
「100万ドルのみちしるべの最後について知りたい!」
2024年4月12日に公開された100万ドルの五稜星。
様々な伏線が入ってたり、ラストシーンでは衝撃な展開がありました…。
また、最後には黒い怪盗キッドみたいなのが登場したりと、色々知りたい方も多いはず。
そこで今記事では100万ドルの五稜星(みちしるべ)のラストシーンについてネタバレを含んで解説していきます!
※ネタバレを含むため、まだ見ていない方は注意をしてください。
100万ドルの五稜星のラストシーン。黒い怪盗キッドの正体
映画のエンディングが終わった後にとある出来事がありました…。
工藤優作が自分の兄について話した後、函館の街を見下ろす川添善久。
川添善久がマスクをはがして変装を解くと…怪盗キッドと同じような衣装で、真っ黒な服装…まるで黒い怪盗キッドが登場しました。
結論から言います。
この黒い怪盗キッドは死んだとされている黒羽快斗の父親である黒羽盗一(くろばとういち)です。
今回の映画のサプライズに今まで死んだとされていた黒羽盗一が生きているというものでした。
ここからは更に映画を深ぼっていきます。
黒い怪盗キッドの正体は怪盗コルボー
原作の名探偵コナンだけを追っている人にはこの黒い怪盗キッドは誰?となる方も多いですが、実はこのキャラクターは登場しています。
それはスピンオフ漫画である「まじっく快斗」の5巻。
アニメまじっく快斗1412話「真夜中の烏」で登場。
※この作品で登場しており、物語完結型なので、これを見るだけで怪盗コルボーって誰?というのがわかります。
黒い怪盗キッドの姿で黒羽盗一のことを兄弟子と呼んでおり、まるで怪盗キッドかのように変装や声帯模写、トランプ銃などすべての能力が高いです。
黒羽盗一の姿にも変装でき、これは黒羽盗一なのか?という疑問が残ったまま終わった人物です。
そのため、初見の人も多かったですが、実は…既に出ている人物でもあったのです。
怪盗コルボーについては以下記事で詳しく解説しているので、対象の話を読んで、ぜひチェックしてください。
工藤優作が自分の兄「黒羽盗一」について初めて話す
そして黒い怪盗キッドが出てくる前に工藤優作が自分には生き別れの双子の兄弟がいることを話しました。
その人物というのが黒羽盗一であるということが判明しました。
顔が似ている時点で黒羽盗一というのはわかりますが、今回の件で大きく2つのポイントをおさえておくと更に黒羽盗一というのが納得できます。
工藤優作の兄から送られた星稜刀
今回の映画の舞台となった函館で最後の最後まで見つからなかったのが、星型の鞘をしていた星稜刀。
実はこの刀というのが工藤優作の家にあり、それは優作の兄から送られたものでした。
物語の中で過去に函館の宝の真実に気づいたのが黒羽盗一でした。
黒羽盗一が宝の争いにならないように星稜刀を盗んでいるという経緯があり、この星稜刀を持っていても不思議ではありません。
つまり、優作に星稜刀をプレゼントが出来たという点で黒羽盗一の裏付けの一つとなります。
最後のメールでのやり取り
工藤優作は何者かとメールのやり取りをしており、最新のナイトバロンシリーズについて感想を送ってきました。
この時に残されていたイニシャル「T.K」。
これは黒羽盗一のイニシャルであり、黒羽盗一であることをしめしています。
ベルモットが変装している可能性は…?
少しだけ界隈を騒がしているのがベルモットであるという可能性。
ベルモットは変装の達人であり、ベルモットの変装は元々黒羽盗一から学んだ経緯があります。
そのため、ベルモットが変装をしたのでは?という可能性も一応残ってはいます。
ただ、今回のはほぼ100%で黒羽盗一です。
ベルモットが直接工藤優作と繋がっていない
今回、工藤優作が最後に自分には兄がいる…という話をしてメールまでやり取りをしていました。
このメールのやり取りまでは流石にベルモットには厳しいのでベルモット説は怪しいです。
変装は上手いけど推理能力諸々は強くない
今回の事件で、黒羽盗一が変装する川添は結構コナン達をフォローしました。
ベルモットは変装は上手いですが、推理力などはコナンよりおとります。
総合力の部分を見てもベルモットという可能性は低いでしょう。
優作と盗一が兄弟ということは、快斗と新一は…
今回のラストシーンとても重要なことがもう一つわかります。
怪盗キッドこと黒羽快斗と、コナンこと工藤新一が従兄弟にあたるということ。
今まで顔が似てるということについて、全く触れてきませんでしたが、今回でその謎が解けたのでした。
この件については以下記事で解説しています!
黒羽盗一がところどころコナン達を助けていた
今回の映画の中で黒羽盗一が変装する川添は様々なシーンで、川添ではない、謎の人物であることを暗示しているシーンがありました。
コナン達を答えまでたどり着かせることで、この無駄な争いをなくすところまで持っていこうとしたというのが伺えます。
実際に最後の最後は函館市内が爆発されるかもしれない自体まで広がっていました。
では、1つ1つ川添が黒羽盗一を出していたシーンを解説します。
毛利小五郎達にわざとスクリーンに写真を写した
これは序盤の会議の時。
川添のパソコンで様々な資料の説明をする時に、ドジで飲み物をパソコンの上に置きました。
この時「斧江忠之」の4枚の写真がスクリーンに移りました。
この斧江忠之の写真は脚が悪いのに車の移動をしているという、最後の推理で大事な部分に繋がる重要情報でした。
これをコナン達に伝えるために、わざとスクリーンで映して情報を共有していました。
吉永神子の話をコナンと平次に聞かせた
星稜刀の争奪戦が終わった後に、北海道東照宮の巫女でる吉永神子が川添に相談があると一度話します。
ただ、川添は
「私は行かなければならない…なのであの二人に話してみてください」
と平次とコナンに話すように言います。
このシーンの川添の顔もおかしいですが、警察官でもある川添が自分で聞かないというのもおかしな点です。
警察署まできてもらって聞くということもできました。
ただ、今回の情報というのがお宝争奪戦には必要なことでもあり、それをコナン達に伝えるために吉永をわざとコナン達と話すように仕向けました。
実際にこれにより、星型のツバと、目釘穴についての情報をゲット。絵をゲットして五稜郭の場所がわかるようになりました。
中森青子と黒羽快斗の近くにいた
中森警部が集中治療室に入っている時に、それを心配する青子と快斗が変装する警官がいました。
無事に命をとりとめた時に川添が「フッ」と笑っていました。
これは中森警部と盗一は長い間には、初代キッドと中森警部が追いかけた関係でもあり、今では中森家族は息子の快斗の世話をしてくれます。
そんな中森警部の意識がもどり安心した表情を川添の姿で見せました。
コナンの窮地に拳銃で助けてくれる
コナン達がブライアン・D・カドクラに拳銃を向けられたクライマックスのシーンで、川添がカドクラを打ち、コナンを助けてくれました。
これは自分の甥っ子でもあるコナンを助けるという背景があります。
コナンと盗一は実は新一が小さい時に会っており、会話もしています。裏設定ですが、コナンのことを新一と知っている可能性も十分あります。
知らなくても、今回コナンと平次を助けていたので今回も助けたことには間違いありません。
更に川添が拳銃を打つシーンは、右目に光が反射しており、キッドの過去の時のモノクルに似た形で打っているという細かい設定がありました。
このように様々な窮地で黒羽盗一が助けてくれた回となりました。
優作へのプレゼント。星稜刀を盗んだ理由とは
ラストシーンでしれっと星稜刀が工藤邸にあることがわかりました。
ただ、なぜ盗一が星稜刀を盗んだのか?というのは解説がありませんでした。
そこで以下記事では詳しく星稜刀について解説してるので、ぜひチェックしてください!
2025年の映画の予告シーンは?
映画の最後に出てきたのは雪山のシーン。
そこでとある男性が…謎の言葉を言います。
謎の男①「疾きこと風の如く、私が風を吹かせてごらんにいれましょう。」
謎の男②「ハークション!ん?」
謎の男③「風邪ひいてんじゃねえよ」
男①が高明、男②が小五郎、ツッコミをしている男③が大和敢助。
つまり2025年の映画の主役は長野県警の諸伏高明と大和敢助です!
↓に詳しく来年の映画について解説してるのでチェックしてみてください!
100万ドルの五稜星のラストには魅力がいっぱいの回
今回の記事では映画「100万ドルの五稜星」のラストシーンについてまとめました。
怪盗キッドだけでなく、黒羽盗一が出てきて、名探偵コナンのの長年の謎がわかるような神回でした。
久々にコナンを見る人からすると、黒い怪盗キッドは誰なの?と思ったりする方も多いと思うので、ぜひ今回の解説を参考にしてくださいね!
黒羽盗一について詳しく知りたい方はこちらです↓
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