「犯人が毒を塗ったトリックとは?」
「トリプルコラボの真相とは?」
2024年7月20日/27日に放送の「トリプルコラボの浮気疑惑 前編 後編」。
原作回の1つ前のお話は1123話/1124話「群馬と長野 県境(ボーダー)の遺体」でした。長野県警×群馬県警という稀な回でした。
今回は名探偵コナンの公認カップルである、千葉刑事と苗子、秀吉と由美、白鳥警部と小林先生が登場する回。
犯人は誰なのか?毒の盛り方など、謎が多いお話です。
そこで今記事ではアニメ「トリプルコラボの浮気疑惑」の犯人やトリックの意味や、トリプルコラボのネタバレまで解説していきます。
「トリプルコラボの浮気疑惑」は何巻?原作で何話?
名探偵コナン102巻に掲載されている話↓
FILE 1:遺志を継ぐ者
FILE 2:ライン上の殺人
FILE 3:境目の思い出
FILE 4:ミッちゃんのお家
FILE 5:15の受難
FILE 6 :18の想起
FILE 7 :バカ共
FILE 8 :甘い罠
FILE 9 :半開きの扉
FILE10 :扉の先の真実
FILE11 :コラボ
名探偵コナン103巻に掲載されている話↓
FILE 1:新しい刺激
FILE 2:映え
FILE 3:偶然の出会い
FILE 4:3つの暗号
FILE 5:四角の秘密
FILE 6 :引率者
FILE 7 :海の家
FILE 8 :下がれ
FILE 9 :煙滅
FILE10 :捜索
FILE11 :表裏
アニメ「トリプルコラボの浮気疑惑」の簡単なあらすじ

公式HPのあらすじはこちら↓
コナンたち少年探偵団と阿笠博士は食事をしながら、人気バンドの話で盛り上がっていた。そこで声をかけてきた長須篤美、九重純香、戸谷麻央は、そのバンドのファンなのだという。
彼女たちの友人でもあるウェイトレスの相島泰子に案内された三人は、席に着く。その後、店内で歩美、元太、光彦は、小林先生、千葉刑事、羽田秀吉を発見。それぞれの恋人とデートをしていると考えた歩美たちは、冷やかしに行くことにするが……。
アニメ「トリプルコラボの浮気疑惑」の登場人物

「トリプルコラボの浮気疑惑」の登場人物
・江戸川コナン
・阿笠博士
・灰原哀
・小嶋元太
・吉田歩美
・円谷光彦
・小林澄子
・千葉和伸
・羽田秀吉
・三池苗子
・白鳥任三郎
・宮本由美
・佐藤美和子
・高木渉
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アニメ「トリプルコラボの浮気疑惑」のネタバレ&伏線

TVアニメ1130話〜1131話「トリプルコラボの浮気疑惑」は、レストランDanny’sで起きる毒殺事件と、3組の恋愛関係が同時に動くかなり賑やかな前後編。
事件そのものは相島泰子による長須篤美の毒殺として解決しますが、この回のネタバレ&伏線で大きいのは、千葉×苗子、白鳥×小林、秀吉×由美の関係が一つの場所で並走するところです。
コナン全体のラブコメ要素をまとめて楽しめる、かなり珍しい恋愛群像回になっています。
3組のカップルが同時に描かれる珍しい回
「トリプルコラボの浮気疑惑」でまず楽しいのは、千葉和伸と三池苗子、白鳥任三郎と小林澄子、羽田秀吉と宮本由美の3組が同じファミレス内で同時に描かれるところ。
普段はそれぞれ別のエピソードで進む恋愛関係が、一つの店内に集まるだけでかなり賑やかです。
タイトルの「トリプルコラボ」は、事件だけでなく恋愛関係の同時進行にもかかっているように見えるのが面白いです。歩美、元太、光彦が店内で小林先生、千葉刑事、羽田秀吉を見つけるところから、空気が一気にラブコメ寄りになります。
しかも見えてくる組み合わせが、小林と千葉、秀吉と苗子、白鳥と由美という普段とは違う配置なんですよね。
読んでいる側も「え、どういうこと?」となる流れで、事件前からかなり引き込まれます。
恋愛回の甘さというより、誤解から始まるざわつきが強い導入です。
3組の浮気疑惑はすべて誤解だった!
小林×千葉、秀吉×苗子、白鳥×由美に見えた組み合わせは、最終的に浮気ではなく誤解だったと分かります。
ここがこの回のラブコメとして一番気持ちいいところ。
最初はヒヤヒヤする配置なのに、実際にはそれぞれ相手を思った別行動だったと分かるため、安心感がちゃんと戻ってきます。
女性陣はザ・ナイトハーツのライブを計画していた
小林先生、三池苗子、宮本由美は、男性陣をザ・ナイトハーツのライブへ連れて行く計画を立てていました。
ここで、浮気疑惑に見えた女性陣の動きが、一気に前向きなものへ変わります。
ザ・ナイトハーツは事件の動機にも関わる重い存在ですが、恋愛パートでは3組をつなぐ明るいイベントにもなっているのが印象的です。
男性陣も相手を思った別行動をしていた
千葉、白鳥、秀吉は、それぞれ本来の相手を裏切っていたわけではありません。
疑われるような組み合わせで動いていた理由が、相手へのサプライズや相談だったと分かることで、むしろ関係の安定感が出ます。
千葉×苗子、白鳥×小林、秀吉×由美は、どれもシリーズ内で積み重ねてきた関係なので、こういう確認回が入るとニヤけますね。
灰原哀の浮気研究家モードが面白い
この回の灰原哀は、かなり楽しいです。
3組の不穏な組み合わせを見て、少年探偵団と一緒に浮気疑惑へ食いつく姿が印象に残ります。
事件の重さとは別に、灰原が恋愛観察役としてノリノリになるのが、この回の大きな見どころです。
灰原は普段クールな立ち位置ですが、こういう人間関係のざわつきには妙に鋭く反応することがあります。
今回も「これは観察しがいがある」と言わんばかりの空気があって、かなり可愛いです。
しかも、少年探偵団の好奇心と合わさることで、ファミレス内の浮気調査が一気にコメディとして膨らみます。灰原の毒舌と好奇心が、事件前の空気をかなり面白くしています。
アニメ「トリプルコラボの浮気疑惑」のあらすじ&事件の流れ

「トリプルコラボの浮気疑惑」は、少年探偵団と阿笠博士が映画帰りにレストランDanny’sへ行くところから始まります。
ファミレスの楽しい空気、ザ・ナイトハーツの話題、3組の浮気疑惑が重なったところで、長須篤美の毒殺事件へ一気に落ちる温度差が強い前後編です。
事件内では、女子会写真、長須が右側に座る癖、ぐらつく椅子、暗転、隣の予約席、マリトッツォが一本線でつながります。
さらに恋愛パートでは、3組の誤解が解け、最後にライブへ向かう明るい余韻も残ります。
少年探偵団と阿笠博士がレストランDanny’sへ行く
物語は、少年探偵団と阿笠博士が映画帰りにレストランDanny’sへ行くところから始まります。最初はかなり日常寄りで、ファミレスで食事を楽しむ空気があります。
この明るい導入があるからこそ、後の毒殺事件への落差がかなり強くなります。
店内ではザ・ナイトハーツの話題も出て、事件の前からバンドの存在が自然に置かれています。
ここではまだ楽しい話題に見えますが、後で相島泰子の動機へつながるため、見返すとかなり重いです。軽い会話に見えるものが、後半で復讐の背景へ変わるのが怖いです。
長須篤美たちの女子会席に相島泰子が関わる
レストランには、長須篤美、戸谷麻央、九重純香の女子会グループもいます。そこへウェイトレスの相島泰子が関わり、3人を夜景の見える席へ案内します。
この席の誘導が、ただの接客ではなく毒殺トリックの準備だったと後で分かるのがかなり不穏。
長須は女子会写真でいつも右側に写る癖があり、その流れで自然に右側の席へ座ります。
相島はその癖を利用します。ここが事件の怖いところです。
写真映えのための何気ない習慣が、殺害計画の条件に変わってしまうのがゾクッとします。
少年探偵団が普段と違う組み合わせを目撃する
店内では、歩美、元太、光彦が小林先生、千葉刑事、羽田秀吉を見つけます。
さらに見えてくる組み合わせが、小林と千葉、秀吉と苗子、白鳥と由美という普段とは違う配置です。
ここで毒殺事件とは別に、浮気疑惑のラブコメが一気に立ち上がります。
この時点では、視聴者も少年探偵団と同じ目線で混乱します。なぜこの組み合わせなのか、本来の相手はどうなっているのか。
事件前のファミレスが、恋愛の不穏な現場にも見えてくるのが面白いです。
灰原が浮気研究家のように調査へ乗る
灰原哀は、3組の浮気疑惑にかなり強く反応します。
少年探偵団の観察に乗るような形で、恋愛調査モードへ入るのが面白いです。
灰原が少し楽しんでいるように見えることで、事件前の空気がかなりコミカルになります。
ただ、この浮気疑惑はあくまで恋愛パートの誤解です。事件犯人を探す手がかりではありません。
毒殺事件の不穏さと、灰原の浮気研究家モードの軽さが同時に走るため、この回の空気はかなり独特です。
誕生日サプライズで店内が暗くなる
店内では誕生日サプライズが行われ、暗転します。本来なら楽しい演出です。
しかし、この暗転が長須篤美に椅子を交換させるための重要なタイミングになっているのが怖いです。
相島は、長須が座る椅子をわざとぐらつかせています。
長須は自分の体重で椅子を壊したと思い、暗くなった隙に隣の予約席の椅子とこっそり交換します。お祝いの暗転が、毒を手に移すための時間へ変わる落差がかなり強いです。
長須篤美がマリトッツォを食べて倒れる
暗転後、長須たちはマリトッツォを試食します。そして長須篤美が苦しみながら倒れます。死因は青酸系毒物による毒殺です。
甘いスイーツの時間が、一瞬で死亡事件へ変わるのがかなりショッキングです。
ここで大事なのは、毒がマリトッツォに直接仕込まれていたわけではない点です。
長須の手に毒が付き、その手でマリトッツォを食べたことで毒を摂取しています。見た目には食べ物の毒殺に見えて、実際には椅子経由だったというズレが推理の核になります。
3組の男女が集まり、恋愛側の気まずさも爆発する
長須が倒れたことで、千葉、白鳥、小林、三池、由美、秀吉も集まります。
事件の緊張に加えて、普段と違う組み合わせを見られた気まずさも重なります。
毒殺事件なのに、同時に恋愛修羅場のような空気もあるのがこの回らしいです。
千葉、白鳥、秀吉は焦り、苗子、小林、由美も動揺します。灰原は観察モードです。
事件の空気が冷える一方で、恋愛面の気まずさが妙にリアルで、見ていてニヤける部分もあります。
コナンが駐車場で待機させられる
白鳥はコナンたちを現場から離し、駐車場で待機させます。
これによって、コナンが直接現場で推理を披露しにくい状況になります。
いつものようにコナンが中心で動けないため、誰が推理を現場へ届けるのかという別の面白さが生まれます。
ここで小林先生が、コナンに助言を求めることを提案します。冷静な判断が良いです。
コナンの推理が女性陣を通して現場へ戻る流れになり、解決パートの空気が一気に変わります。
由美がコナンの推理を受けて推理ショーを始める
由美はコナンから推理を聞き、現場で推理ショーを始めます。苗子も乗り、小林先生も巻き込まれます。
由美の勢い、苗子のノリ、小林先生のフォローが合わさる解決パートがかなりテンポ良いです。
容疑者を席に座らせ、マリトッツォを使った再現で反応を見る流れも面白いです。
相島だけがマリトッツォを食べられない反応を見せ、心理的な綻びが出ます。
物証だけでなく、犯人の反応で追い詰めるところが気持ちいいです。
相島泰子の犯行と芝見建弥をめぐる動機が明かされる
推理の結果、相島泰子が長須篤美を毒殺した犯人だと判明します。相島は、恋人だったザ・ナイトハーツ元メンバーの芝見建弥を失ったことへの復讐として犯行に及びました。
浮気疑惑のドタバタから一転して、動機はかなり重く苦いものになります。
長須がファン女性に芝見の行きつけの店を教えたことで、相島と芝見のツーショット写真が撮られ、交際が世間に知られます。
芝見は炎上し、ザ・ナイトハーツを脱退し、その後酒に溺れて事故死しました。相島は長須だけでなく、その場にいて止めなかった戸谷麻央と九重純香にも恨みを抱いていました。
復讐の理由は痛いですが、毒殺を正当化できるものではありません。
浮気疑惑が誤解だと分かり、3組はライブへ向かう
事件後、千葉×苗子、白鳥×小林、秀吉×由美の浮気疑惑はすべて誤解だったと分かります。
ここで恋愛パートは明るく回収されます。毒殺事件の苦さを、3組の安心感が少し和らげてくれる締め方です。最後には、3組がザ・ナイトハーツのライブへ行く流れになります。
事件の動機に関わったバンドが、恋愛側では明るいイベントとして残るのが印象的です。事件は重いのに、ラブコメとしての後味はかなり前向きです。
- 少年探偵団と阿笠博士が映画帰りにレストランDanny’sへ行く。
- ザ・ナイトハーツの話題で盛り上がる。
- 長須篤美、戸谷麻央、九重純香がコナンたちに話しかける。
- 相島泰子が3人を夜景の見える席へ案内する。
- 歩美、元太、光彦が小林先生、千葉刑事、羽田秀吉を見つける。
- 小林と千葉、秀吉と三池苗子、白鳥と宮本由美という普段と違う組み合わせに浮気疑惑が生まれる。
- 灰原が浮気研究家のように調査へ乗り出そうとする。
- 誕生日サプライズで店内が暗くなる。
- 長須たちがマリトッツォを試食し、長須が苦しみながら倒れる。
- 千葉、白鳥、小林、三池、由美、秀吉が集まり、気まずい空気になる。
- 白鳥がコナンたちを駐車場に待機させる。
- 小林先生がコナンに助言を求めることを提案する。
- 由美がコナンから推理を聞き、推理ショーを始める。
- 容疑者を席に座らせ、マリトッツォの再現で反応を見る。
- 相島泰子が犯人と判明する。
- 相島の動機が、芝見建弥を失った復讐だと分かる。
- 浮気疑惑がすべて誤解だったと分かる。
- 3組がザ・ナイトハーツのライブへ行く流れになる。
アニメ「トリプルコラボの浮気疑惑」の犯人&トリック

犯人は相島泰子です。被害者は長須篤美。
長須篤美は青酸系毒物によって死亡しますが、毒はマリトッツォに直接仕込まれていたわけではありません。
相島泰子は長須が右側に座る癖を利用し、毒を塗った椅子を暗転中に交換させることで、長須の手へ毒を付着させました。
その手でマリトッツォを食べたことが、毒の摂取経路になります。
犯人:相島泰子
犯人は相島泰子です。
相島はレストランDanny’sのウェイトレスとして、長須篤美たちを席へ案内し、店内の暗転タイミングや隣の予約席を利用できる立場にいました。
相島泰子は、接客係として自然に動ける位置を使って、長須篤美だけに毒が届く状況を作りました。
被害者は長須篤美です。29歳のペットショップ店員で、青酸系毒物によって死亡します。
長須はマリトッツォを食べて倒れますが、毒はマリトッツォ本体ではなく、椅子に塗られていました。食べ物に毒が入っていたように見せつつ、実際には手についた毒を食べてしまう構図がこの事件の怖さです。
戸谷麻央と九重純香も相島に恨まれていましたが、殺害されたのは長須篤美です。
ここを混同しないことが大事です。相島は、長須を中心に毒殺計画を組み立てています。
動機:芝見建弥を失ったことへの復讐
相島泰子の動機は、恋人だったザ・ナイトハーツ元メンバー・芝見建弥を失ったことへの復讐。
相島にとって、長須篤美は芝見が追い詰められるきっかけを作った人物でした。
相島の怒りには大きな喪失感がありますが、復讐として人を殺す選択は絶対に正当化できません。
背景
相島泰子は、ザ・ナイトハーツ元メンバーの芝見建弥と交際していました。
しかし長須篤美がファン女性に芝見の行きつけの店を教えたことで、相島と芝見のツーショット写真が撮られます。
二人の交際が世間に知られたことで、芝見の人生は大きく崩れていきます。
芝見は炎上し、ザ・ナイトハーツを脱退します。その後、酒に溺れ、事故死しました。
相島から見れば、長須の行動が芝見を失う引き金になったように見えたのでしょう。ここはかなり苦いです。
引き金
相島の中で引き金になったのは、芝見を追い詰めた原因を長須が作ったと強く恨んだこと。
さらに、戸谷麻央と九重純香もその場にいて止めなかったため、相島は二人にも恨みを抱いていました。相島の復讐心は、長須一人だけでなく、その場にいた周囲にも向いていたわけです。
ただし、長須の行動が軽率だったとしても、毒殺は別問題です。相島は芝見を失った痛みを、他人の命を奪う方向へ変えてしまいました。動機を知るほど後味は重いですが、犯行の責任は消えません。
決定打
決定打は、相島がウェイトレスとして席や時間を操作できる立場を使い、長須の癖を利用した毒殺計画へ進んだこと。
女子会写真から長須が右側に写りたがり、その後も右側へ座りやすいことを利用します。恨みが、相手の習慣まで利用する計画性へ変わっているのが怖いです。
相島は誕生日サプライズによる暗転、隣の予約席、ぐらつく椅子を組み合わせます。感情的な復讐でありながら、犯行はかなり冷静に組み立てられていました。そこに、相島の恨みの深さが出ています。
トリック:毒を塗った椅子を長須自身に交換させる
相島泰子のトリックは、毒入りの食べ物を用意するものではありません。
毒を塗った椅子を、長須篤美自身に交換させ、手に毒を付けさせるものです。
長須が自分で椅子を動かした結果、毒を摂取してしまう構図がかなり巧いです。
準備
相島は、長須篤美が女子会写真でいつも右側に写る癖を把握していました。そしてその流れで、長須が席でも右側に座ると見込みます。
相島は長須が座るであろう右側の椅子に毒を塗り、さらに椅子をわざとぐらつかせていました。
また、隣の予約席と誕生日サプライズの暗転も準備に組み込まれています。ウェイトレスとして席の誘導ができる相島だからこそ、この条件を自然にそろえられました。
ここが犯行可能性の大きなポイントです。
実行
長須は案内された席で右側に座ります。そして椅子がぐらつくため、自分の体重で壊したと思い込みます。
誕生日サプライズで店内が暗くなったタイミングで、長須は隣の予約席の椅子とこっそり交換しました。
椅子を静かに動かすために触った部分に毒があり、長須の手へ毒が付着します。
その後、長須はその手でマリトッツォを食べます。ここで青酸系毒物を摂取し、倒れます。
マリトッツォそのものに毒が入っていたのではなく、毒の付いた手で食べたことが重要です。
発覚回避
相島は、毒の摂取物をマリトッツォに見せかけることで、毒の本当の付着経路を分かりにくくしていました。
さらに、椅子の交換は暗転中に長須自身が行うため、相島が直接交換したようには見えません。犯人が手を下したように見えない構図が、このトリックの厄介なところです。
隣の予約席も、椅子を自然に交換できる場所として機能します。相島はウェイトレスなので、席の配置や時間を調整しやすい立場にあります。接客の自然さが、そのまま発覚回避に使われています。
綻び
綻びは、女子会写真と長須の癖です。
長須がいつも右側に写ること、そして右側の席へ自然に座ることが分かると、相島がその癖を狙った可能性が見えてきます。
何気ない写真映えの習慣が、犯行計画を示す手がかりへ変わるのが気持ちいいです。
さらに、ぐらつく椅子、誕生日サプライズの暗転、隣の予約席、防犯カメラ映像、再現時に相島だけがマリトッツォを食べられなかった反応が重なります。特に再現実験では、相島の心理的な動揺が出ます。証拠と反応がそろい、逃げ道がなくなっていきます。
決め手:女子会写真、椅子交換、相島の反応が一本線になる
決め手は、まず女子会写真です。長須篤美がいつも右側に写る癖があり、その後も自然に右側の席へ座ることが推理の入口になります。
相島泰子はその癖を利用して、長須が座る椅子に毒を塗っていました。
次に、ぐらつく椅子と暗転です。長須は自分の体重で椅子を壊したと思い、誕生日サプライズで暗くなったタイミングで、隣の予約席の椅子と交換しました。ここで毒が手に付きます。
椅子交換によって毒が手へ移り、その手でマリトッツォを食べたことが毒の摂取経路になります。さらに、防犯カメラ映像、相島が長須たちを案内した席、再現時に相島だけがマリトッツォを食べられなかった反応も決め手。
ウェイトレスとして席や時間を操作できたことも、犯行可能性を裏づけます。
写真、椅子、暗転、再現実験がすべて相島泰子へ集まる構成が綺麗です。
結末:相島泰子が犯人と判明し、浮気疑惑も解ける
結末では、相島泰子が長須篤美を毒殺した犯人だと判明します。相島は長須が座る椅子に毒を塗り、暗転中に椅子を交換させることで、毒を長須の手に付着させました。
長須はその手でマリトッツォを食べ、青酸系毒物を摂取して死亡しました。
動機は、恋人だった芝見建弥を失ったことへの復讐です。
長須がファン女性に芝見の行きつけの店を教えたことで、相島と芝見の交際が世間に知られ、芝見は炎上、脱退、事故死へ進みました。相島の喪失感は重いですが、復讐殺人としての後味はかなり苦いです。
一方で、事件後には3組の浮気疑惑がすべて誤解だったと分かります。千葉×苗子、白鳥×小林、秀吉×由美の関係は崩れず、最終的にはザ・ナイトハーツのライブへ行く流れになります。
毒殺事件の重さと、恋愛パートの明るい回収が同時に残る終わり方です。
アニメ「トリプルコラボの浮気疑惑」のhuluやアマプラはある?
アニメ「トリプルコラボの浮気疑惑」はhuluとAmazonPrimeVideoで配信されています。
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「トリプルコラボの浮気疑惑」の感想&まとめ

1130〜1131話「トリプルコラボの浮気疑惑」は、ファミレスでのザ・ナイトハーツ談義から始まり、小林×千葉、由美×白鳥、苗子×秀吉という異色デートが発覚。
そこへマリトッツォ毒殺が起きて、恋も捜査も大混乱になる前後編です。気まずさと笑いと事件の重さが同居していて、コナンの“日常→修羅場”の切り替え力が光っていました。
導入の“浮気疑惑”が気まずくて面白い
導入のファミレスが最高でした。映画帰りの探偵団が「ザ・ナイトハーツ」談義で盛り上がる横で、店内にいたのが小林先生・千葉刑事・羽田秀吉。しかも席をのぞくと、小林×千葉、由美×白鳥、苗子×秀吉という“いつもと違う組み合わせ”で並んでいて、歩美たちの目が一斉に泳ぐのが可愛いです。
「まさか浮気…?」と信じたくない気持ちと好奇心がせめぎ合い、阿笠博士まで巻き込んで覗きに行く流れが、子ども視点の背徳感でニヤけました。
灰原が即座に“浮気研究家”みたいにスイッチを入れて調査宣言するのも最高で、この時点で恋の修羅場の匂いがします。
恋の空気が一瞬で事件に変わる怖さがある
前編後半、女子会で写真を撮っていた長須篤美たちがマリトッツォを口にした瞬間、篤美が苦しんで倒れる急転直下が衝撃でした。恋バナの空気が一秒で事件現場に変わるのがコナンらしいです。
しかも悲鳴で駆けつけた千葉刑事・白鳥警部・秀吉の前に、小林先生・由美・三池苗子が集結し、全員が“別々のカップル”で来ていた事実がバレて気まずさMAX。
浮気疑惑と毒殺捜査が同時進行で、視線が刺さって息苦しいのに面白い。灰原の言い過ぎでコナンたちが駐車場待機になるのも笑いました。事件より先に恋が壊れそうで怖いのに、目が離せません。
「推理ショーをやる!」が名シーンすぎる
後編は、駐車場で待機させられているコナンが、防犯カメラ映像や女子会写真を見た瞬間に“気づき”へ到達するのが気持ちいいです。小林先生が「コナン君に聞こう」と提案するのも、頼らざるを得ない切迫感がリアルでした。
電話越しに推理を預かった由美が「推理ショーをやる!」と舞台を作り、苗子までノリノリで白鳥&千葉が翻弄されるテンポが最高。
浮気の誤解で凍った空気が、推理が進むほど少しずつほどけていくのも良いです。事件は苦いのに、最後は恋人たちの信頼が強く見えるのが好き。コナンが止めようとしても収拾がつかないのが由美らしくて、最後まで楽しい前後編でした。
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