ゾンビのタンス回!?「ゾンビが囲む別荘」のネタバレ&伏線&真犯人は誰?

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2016年9月2日〜2016年9月16日放送の「ゾンビが囲む別荘」

前回のアニメ放送は「不思議な少年」でした。

今回は服部平次が登場し、3話連続の長編の物語となります!

今記事では「ゾンビが囲む別荘」は原作orアニオリなのか?話のネタバレや犯人などを含めて解説します。

※ここからは簡単なネタバレを含むため、注意してください。

この記事の目次

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アニメ830〜832話「ゾンビが囲む別荘」は何巻?原作で何話?

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アニメ放送されている「ゾンビが囲む別荘」は原作コナンの話となり、対象の単行本は88巻です!

88巻「File5:ゾンビブレイド、File6:死霊の葬列、File7:人食いゾンビ、File8:死人の行方、File9:灯台下暗し

名探偵コナン88巻に掲載されている話↓
File1:バックヤードの虚像
File2:ラーメン屋の変な客
File3:ホースを回す犯人!?
File4:使いすぎた調味料
File5:ゾンビブレイド
File6:死霊の葬列
File7:人食いゾンビ
File8:死人の行方
File9:灯台下暗し

File10:ガールズバンド
File11:消された手がかり

アニメ「ゾンビが囲む別荘」の簡単なあらすじ

公式HPのあらすじはこちら↓

コナン、蘭、小五郎の3人は、沖野ヨーコ主演のゾンビ映画「ゾンビブレイド・死霊の晩餐会」を見て、その撮影が行われたロケ現場へ聖地巡礼に訪れる。そこはゾンビが出るという恐ろしい噂がある、不気味な貸し別荘だった。コナンたちが見学していると、ゾンビの噂を解明するために平次と和葉がやってくる。

そこに偶然、今度はゾンビ映画の次回作を撮るために撮影クルーの車が到着する。乗っていたのは、監督監督の内東徹人、今回の主演女優の河端理亜、プロデューサーの原脇崇、カメラマンの江尻恭子、照明スタッフの倍賞織江、音響スタッフの二宮雅八。

監督以外のスタッフは、かつて大学のホラー研究会のメンバーだった。映画の撮影は始まるが、小五郎がお腹を壊して寝込んでしまい、コナンたちも貸し別荘で回復を待つことにする。

撮影がひと段落した時、プロデューサーの原脇の姿が見えないのでコナンと平次が探しに行くと、貸し別荘の一室で死んでいるのを発見する。手には撮影中の携帯電話が握られており、再生すると原脇が自ら毒をペットボトルに入れて一気に飲み干して死んでいく姿が映っていた。

原脇の携帯電話にはメモに遺書のような文章も残されており、それは8年前に死んだ内東徹人の弟で当時のホラー研究会の部長だった内東丞治にあてたもので、死者がゾンビ化して人々を襲うかのようなメッセージだった。

その夜、貸し別荘の周辺には大量のゾンビが発生。コナンたちは反撃に出るが、それはオーディションのために集められたエキストラだった。安心したのもつかの間、第2の殺人が起こる。

そこにも録画中の携帯電話が置いてあり、今度は死んだはずの原脇がゾンビのように首筋に噛みついて殺人を犯す映像が撮影されていた。

それを見たコナンたちは原脇の死んでいた場所に行くが、すでに死体は消えていた。ゾンビが殺人を犯したのか……。

https://websunday.net/episode/12173/

アニメ「ゾンビが囲む別荘」の登場人物

「ゾンビが囲む別荘」の登場人物
・江戸川コナン
・毛利蘭
・毛利小五郎
・服部平次
・遠山和葉

・山村ミサオ
・沖野ヨーコ

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アニメ「ゾンビが囲む別荘」のネタバレ&伏線

「ゾンビが囲む別荘」は、ゾンビ映画のロケ地を舞台にしたホラー色の強い三部作ですが、シリーズ全体で見ると平次と和葉の恋愛線がかなり大きく動く回です。

事件本編は河端理亜による原脇崇・江尻恭子殺害として解決しますが、ネタバレ&伏線ではそこを深掘りしすぎず、事件後に残る平次の告白未遂を中心に見るのが自然です。

コナンと平次の東西探偵コンビがホラー演出をロジックで解体していく気持ちよさと、最後に平次が和葉へ本気で向き合おうとする余韻が残るので、平次回としてはかなり見逃せない回になっています。

平次が和葉へ告白しようとする

この回で一番大きい恋愛要素は、事件解決後に平次が和葉へ告白しようとするところ。

ゾンビに囲まれる別荘、消える死体、過去映像の偽装というかなり濃いホラー事件のあとに、平次が和葉へ気持ちを伝えようとする流れが入ります。事件の重さから恋愛の温度へ切り替わる、この落差がかなり刺さります。

平次は普段、推理ではかなり頼もしいのに、恋愛面になると一気に不器用になります。

この回でも、和葉を意識していることはかなり見えるのに、言葉にする直前で空気が崩れてしまうんですよね。

正式な告白は成立しませんが、平次が「伝えよう」としている段階に入っていることはかなり大きいです。

コナンと平次の推理コンビが濃く描かれる

この回では、コナンと平次がゾンビ事件の不可能状況を解いていく東西探偵コンビとしてしっかり描かれます。

原脇崇の自殺動画、江尻恭子の殺害動画、消えた遺体、洋服ダンスの謎など、ホラーっぽい現象を二人が現実の仕掛けへ戻していく流れがかなり気持ちいいです。

平次は恋愛面では不器用ですが、推理面では本当に頼もしいです。

コナンと同じ目線で違和感を拾い、ゾンビに見える状況をロジックで崩していきます。

怖い映像や怪異演出を、コナンと平次が一つずつ解体していく快感が、この回の推理面の大きな魅力です。

しかも、事件解決後には平次の恋愛オチへ戻ります。推理では頼れる相棒、恋愛では照れ屋で不器用。この対比が平次らしいです。

東西探偵コンビ回としても、平次のキャラ回としてもかなり濃い三部作になっています。

アニメ「ゾンビが囲む別荘」のあらすじ&事件の流れ

第830話・第831話・第832話は、沖野ヨーコ出演のゾンビ映画「ゾンビブレイド」のロケ地を訪れるところから始まります。

聖地巡礼のワクワク感から、圏外の別荘、毒キノコで動けない小五郎、消える遺体、ゾンビの群れへ落ちていく流れがかなりホラーです。

事件の中心は、原脇崇の自殺動画と、原脇がゾンビ化して江尻恭子を殺したように見える動画です。その映像が8年前の未完成映画だったと分かった瞬間、現在の殺人と内東丞治の事故死が一本線でつながっていきます。

ゾンビ映画のロケ地へ聖地巡礼に来る

物語は、コナン、蘭、小五郎が、沖野ヨーコ出演のゾンビ映画「ゾンビブレイド」のロケ地へ聖地巡礼に来るところから始まります。

舞台は群馬県の森林にある西洋館風の貸し別荘です。小五郎はヨーコ絡みでテンションが高く、導入だけ見るとかなり楽しい聖地巡礼回に見えます。

ただ、ロケ地がゾンビ映画の別荘という時点で、空気は少し不穏です。森の中、古い洋館風の建物、映画の記憶が残る場所というだけで、何かが起きそうな雰囲気があります。

楽しいファン巡礼が、じわじわホラー事件の舞台確認へ変わっていくのが上手いです。

この「ゾンビブレイド」という設定は、後のスマホ動画や未完成映画のトリックにもつながります。

最初は映画好きの導入に見えて、実は事件全体の見せ方を支える土台になっているんですよね。

聖地巡礼のワクワクと、ホラーの不穏さが同時に始まる導入です。

平次と和葉も同じ別荘に来ている

同じ別荘には、服部平次と遠山和葉も来ています。

平次は、車で轢かれたゾンビの噂を調べるために動いていました。ここでコナンたちと平次たちが合流し、事件は東西探偵コンビの共同推理回へ変わります。

この合流がかなり楽しいです。

ホラー舞台に平次が入ってくることで、怖さだけではなく、推理のテンポも一気に上がります。和葉はホラーに巻き込まれる側として反応が出ますし、平次は調査モードに入っています。

コナンと平次がそろうと、ゾンビの噂すら「どんな仕掛けなのか」と見たくなるのが良いです。

さらに、この合流は事件後の恋愛線にもつながります。平次と和葉がこの場にいるからこそ、ラストの告白未遂が生まれます。

ホラー事件の入口でありながら、平次と和葉の恋愛回としての導線もここで置かれています。

映画スタッフ一行が到着する

貸し別荘には、内東徹人、河端理亜、原脇崇、江尻恭子、倍賞織江、二宮雅八ら映画スタッフ一行も到着。

彼らは「ゾンビブレイド」続編の予告フィルム撮影のために来たとされます。ここで、ゾンビ映画のロケ地に当事者たちが集まる形になります。

この時点で事件の匂いがかなり濃くなります。なぜ今この別荘なのか、8年前の未完成映画と彼らはどう関わっているのか、誰が何を隠しているのか。

表向きは撮影目的でも、スタッフたちの間に過去の影があるように見えるのが不穏です。

映画スタッフがそろうことで、現在の事件は単なる偶然ではなく、8年前の出来事とつながっていきます。

ホラー映画の舞台に、過去を知る人物たちが集まるだけで、空気が一気に重くなります。

小五郎が毒キノコで寝込み、外部連絡が難しくなる

小五郎は毒キノコを食べて寝込み、さらに携帯の電波も圏外という状況に。

外部との連絡が難しくなり、別荘はかなり閉じた空間に近づきます。車を運転できる原脇も後に死亡するため、孤立感はさらに強まります。

この閉鎖感がホラー映画らしいです。助けを呼べない、外へ出にくい、森の中の別荘に取り残される。

聖地巡礼の開放感が、急に閉じ込められたような不安へ変わるのが怖いです。

小五郎が動けないことで、現場ではコナンと平次がより前に出ていく流れになります。

探偵役が自然に二人へ寄っていくのも、この回の構成として気持ちいいです。

ホラーの孤立感と、東西探偵コンビの頼もしさが同時に出てきます。

原脇崇が自殺動画つきで死亡している

事件が動き出すのは、原脇崇が青酸カリを飲む動画つきで死亡しているのが見つかる場面です。

一見すると、原脇が自分で毒を飲んだ自殺のように見えます。スマホ動画があることで、本人の行動に見えてしまうのが怖いところです。

ただ、コナンと平次はすぐに動画の違和感を探ります。

本当に現在撮られた映像なのか、原脇は自分で毒を飲んだのか、動画に映る内容は信用できるのか。

映像があるから真実に見える、という思い込みを最初から疑うのがコナンらしいです。

ここで、事件はホラー舞台の雰囲気から本物の死亡事件へ落ちます。映画の話だったはずなのに、現実の死が目の前に出てくる。

ゾンビ映画のロケ地という楽しさが、スマホ動画つきの不気味な死へ変わる落差が強烈です。

8年前の内東丞治の消失トリックが語られる

現在の事件は、8年前に内東丞治が消失トリックを実演しようとして失敗し、事故死した過去へつながります。

内東丞治はタンス内に閉じ込められたことに気づかれず、結果的に餓死していました。

ここで、別荘そのものの怖さが一段増します。

この過去は、現在の事件のただの背景ではありません。洋服ダンス、台車、消失トリックが後の遺体隠しとつながっていくからです。

ゾンビのような現在の怪異が、8年前の失敗したトリックと結びつくところが、この回の大きな見返しポイントです。

しかも、内東丞治は事故死であり、河端理亜に直接殺害された人物ではありません。そこを分けて見ることで、事件の構造が整理できます。

過去の事故死が、現在の殺人の動機とトリックの両方へ影を落としているのがかなり苦いです。

ゾンビの群れが別荘を囲む

別荘の周囲にはゾンビの群れが現れます。

この場面は、ホラー演出としてかなり強いです。森の中の別荘がゾンビに囲まれることで、まるで映画の中へ入り込んだような状況になります。

後に、このゾンビたちは映画エキストラのオーディション参加者だったと分かります。

つまり本物の怪異でも犯人でもありません。けれど、事件中の混乱を強める背景としてはかなり効いています。

本物ではないと分かっても、別荘が囲まれる絵面そのものがかなり怖いです。

さらに、このゾンビエキストラは事件後の平次の告白未遂にも関わります。

事件中はホラーの恐怖として、ラストでは恋愛オチの邪魔として機能するのが、かなりコナンらしい使い方です。

江尻恭子が殺害され、原脇がゾンビ化したような動画が残る

次に、江尻恭子が首を切られて殺害されます。

そしてスマホには、死んだはずの原脇がゾンビのように恭子を襲う映像が残されます。

ここで事件は、自殺に見えた原脇の死から、「死人が人を殺した」ような不可能状況へ一気に広がります。

この映像の怖さはかなり強いです。原脇は死んでいるはずなのに、動画では動いているように見える。恭子はなぜ殺されたのか、原脇は本当にゾンビ化したのか。

ホラー映画のロケ地で、この映像を見せられるからこそ、現実と映画の境目がかなり曖昧になります。

ただ、コナンと平次はここでも動画の時系列を疑います。現在の映像なのか、過去の映像なのか。

怖い動画を、細かな違和感から推理材料へ変えていく流れが気持ちいいです。

原脇の遺体が消える

さらに、原脇崇の遺体が消えます。台車も消えており、死人が本当に動いたような見え方が強まります。

ゾンビ化の動画と遺体消失が重なることで、不可能状況がかなり大きくなるんですよね。

ここで浮かび上がるのが、洋服ダンスと8年前の消失トリックです。原脇の遺体は、消えた台車に乗せられ、洋服ダンスの奥の空間に隠されていました。

ゾンビが動いたのではなく、過去の消失トリックを応用した遺体隠しだったと分かる流れが見事です。

遺体が消える場面はホラーとしても強いですが、推理としてもかなり重要。

怪異に見える現象が、8年前の事故と同じ構造へつながることで、事件全体が一本線になっていきます。

TシャツのEマーク、トイレットペーパー、数珠が手がかりになる

事件の解明では、恭子のTシャツのEマーク、トイレットペーパーの予備数、洋服ダンスで数珠が上の引き出しから下の引き出しへ落ちたことが重要になります。

どれも一見すると小さな違和感ですが、動画と遺体隠しを崩す材料として効いてきます。

TシャツのEマークや現在の姿との違いは、スマホ動画が現在の映像ではなく、8年前の未完成映画映像だったことを示します。トイレットペーパーの予備数は、封筒内の映画サブタイトルを透かし見た準備へつながります。

ホラー映像の怖さが、細かな小道具の違和感で崩れていくのが気持ちいいです。

さらに、数珠が引き出しの中で落ちたことは、洋服ダンスの奥に空間がある可能性を示します。

映像の違和感と家具の構造が同時に真相へ向かうので、かなり推理のピースがはまる感じがあります。

動画が8年前の未完成映画映像だったと分かる

原脇の自殺動画と、原脇がゾンビ化して恭子を襲うように見える動画は、8年前の未完成映画映像を利用した偽装。

ここで、事件の見え方が大きくひっくり返ります。スマホに残っていたから現在の映像、という前提が崩れるんです。

この回収はかなり気持ちいいです。服装や髪型、Tシャツのマークといった違いから、動画の時代がずれていると分かる。

映像があるから信じるのではなく、映像の中身を細かく見ることで嘘を見抜く流れが痛快です。

ただ、トリックが分かるほど後味は苦くなります。理亜は過去の映像を使い、原脇の死と恭子の死をゾンビの怪異に見せかけました。

映画の未完成映像が、現在の殺人を隠す道具に変わっているのがかなり怖いです。

河端理亜の動機が明かされる

真相として、河端理亜が原脇崇と江尻恭子を殺害した犯人だと判明。

8年前、理亜は内東丞治の消失トリックを手伝っていましたが、丞治がタンス内に閉じ込められたことに気づかず、結果的に丞治は餓死していました。

後に原脇は、丞治が血で残した理亜への恨みのメッセージを見つけ、理亜を脅していました。理亜はその脅迫から原脇を殺害します。

さらに、江尻恭子がスマホ動画の正体に気づきかけたため、口封じとして恭子も殺害しました。

過去の事故死、脅迫、口封じが連鎖していく真相がかなり苦いです。

内東丞治の死は事故死であり、理亜が直接殺害した人物ではありません。けれど、その事故を隠し続けたこと、そして現在の殺人を選んだことは重いです。

ゾンビ演出は派手ですが、真相は人間の恐怖と保身が積み重なった後味の強い事件です。

平次が和葉へ告白しようとするが邪魔される

事件後、平次は和葉へ告白しようとします。

けれど、その場面はゾンビエキストラに邪魔され、告白は未遂に終わります。

ホラー三部作のラストに、平次と和葉の恋愛オチが入るのがかなり良いです。

この締め方は、事件の重さを完全には消しません。理亜の犯行には苦い背景があり、原脇と恭子の死も重く残ります。

それでも最後に平次の不器用な本気が見えることで、少しだけ温度が戻るんですよね。

ゾンビ要素が、事件の恐怖にも恋愛の邪魔にも使われる構成が面白いです。怖いのにニヤける、ホラー回らしい余韻が最後に残ります。

  • コナン、蘭、小五郎が、沖野ヨーコ出演の映画「ゾンビブレイド」のロケ地へ聖地巡礼に来る。
  • 平次と和葉も、車で轢かれたゾンビの噂を調べるため同じ別荘に来ている。
  • 映画スタッフ一行が、続編の予告フィルム撮影のために到着する。
  • 小五郎が毒キノコで寝込み、外部連絡が難しい状況になる。
  • 原脇崇が、青酸カリを飲む動画つきで死亡しているのが見つかる。
  • 8年前、内東丞治が消失トリックの失敗で餓死した過去が語られる。
  • 別荘の周囲にゾンビの群れが現れるが、映画エキストラのオーディション参加者だったと分かる。
  • 江尻恭子が首を切られて殺害され、原脇がゾンビ化して襲ったような動画が残される。
  • 原脇の遺体が消える。
  • TシャツのEマーク、トイレットペーパー、洋服ダンスの数珠の落下が手がかりになる。
  • 原脇と恭子の動画は、8年前の未完成映画映像だったと分かる。
  • 河端理亜が犯人と判明する。
  • 8年前の事故死、原脇の脅迫、恭子の気づきが動機として明かされる。
  • 事件後、平次が和葉へ告白しようとするが、ゾンビエキストラに邪魔される。

アニメ「ゾンビが囲む別荘」の犯人&トリック

この事件の犯人は、河端理亜です。

殺害被害者は原脇崇と江尻恭子で、内東丞治は8年前の事故死です。内東丞治は、河端理亜が直接殺害した人物ではありません。

事件の中心は、8年前の未完成映画映像を現在の動画に見せかけた偽装と、台車・洋服ダンスを使った原脇の遺体隠しです。

犯人は河端理亜

原脇崇と江尻恭子を殺害した犯人は、河端理亜。

理亜は、ゾンビ映画「ゾンビブレイド」の未完成映画映像や、8年前の消失トリックの構造を利用して、原脇の自殺と恭子殺害を怪異のように見せかけました。

この事件で大事なのは、「ゾンビが殺した」と扱わないことです。原脇がゾンビ化したように見える動画は、8年前の映像を利用した偽装でした。

実際には、河端理亜が人間の手で原脇と恭子を殺害し、映画の映像と遺体隠しで不可能状況を作っていたわけです。

また、内東丞治は過去死亡者ですが、理亜に直接殺害された人物ではありません。8年前の消失トリック失敗による事故死です。

現在の殺人と過去の事故死を分けて整理すると、この事件の構造がかなり見えやすくなります。

動機は8年前の事故死、原脇の脅迫、恭子への口封じ

河端理亜の動機の背景には、8年前の内東丞治の事故死があります。

理亜は丞治の消失トリックを手伝っていましたが、丞治がタンス内に閉じ込められたことに気づかず、結果的に丞治は餓死しました。

ここが事件全体の出発点です。

後に原脇崇は、丞治が血で残した理亜への恨みのメッセージを見つけます。そして、その情報を使って理亜を脅していました。

理亜にとって原脇は、8年前の事故を暴く存在であり、自分を追い詰める人物になっていたわけです。

理亜は原脇を殺害します。さらに、江尻恭子がスマホ動画が8年前の映像だと気づきかけたため、恭子も口封じとして殺害しました。

脅迫から逃れるために原脇を殺し、真相に近づいた恭子まで殺す流れが、かなり救いのない後味を残します。

もちろん、理亜が8年前の事故を抱えていたことや脅されていたことは、殺人の正当化にはなりません。

過去の事故、恐怖、保身が重なった結果、二人の命を奪うところまで進んでしまったのが、この事件の一番苦い部分です。

トリックは8年前の映像と洋服ダンスを使ったゾンビ偽装

河端理亜のトリックは、8年前の未完成映画映像を現在のスマホ動画に見せかける映像偽装と、台車・洋服ダンスを使った原脇の遺体隠し。

ゾンビ映画のロケ地という舞台を利用し、怪異に見える状況を作っていました。

準備:8年前の未完成映画映像と消失トリックを利用する

理亜は、8年前の未完成映画映像を利用しました。

原脇が青酸カリを飲んだように見える動画と、原脇がゾンビ化して恭子を襲ったように見える動画を、現在の映像として見せる準備をしていたわけです。

さらに、原脇の遺体を隠すために台車と洋服ダンスの奥の空間を使います。洋服ダンスの構造は、8年前に内東丞治が実演した消失トリックと同じでした。

過去の映画トリックが、現在の殺人偽装へ再利用されているのがかなり怖いです。

封筒内の映画サブタイトルを、トイレットペーパーで透かし見る形で確認していたことも準備に含まれます。これが遺書の文面に利用されます。

映像だけでなく、小道具の準備まで積み重ねているので、かなり計画的な犯行です。

実行:原脇を毒殺し、恭子を殺害する

理亜は原脇崇を青酸カリで毒殺しました。

そして8年前の映像をスマホ動画として見せることで、原脇が自分で毒を飲んだように見せかけます。

動画があることで、現場の人間は自殺のように受け取りやすくなります。

さらに理亜は、江尻恭子を殺害。

恭子がスマホ動画の正体に気づきかけたため、口封じとして殺害した形です。そこに、原脇がゾンビ化して恭子を襲ったような8年前の映像を残します。

死人が人を殺したように見せることで、事件を怪異へ寄せているのが本当に不気味です。

原脇の遺体は台車に乗せ、洋服ダンスの奥へ隠されます。

遺体が消えたように見せることで、原脇が本当に動いたのではないかという不可能状況を作っていました。

発覚回避:ゾンビ映画の舞台と動画で怪異に見せる

理亜は、ゾンビ映画のロケ地という状況を最大限に利用しました。

原脇の自殺動画、ゾンビ化したような恭子殺害動画、消える遺体、別荘を囲むゾンビエキストラが重なり、現場はホラー映画そのもののようになります。

8年前の映像を現在の映像に見せることで、原脇が死後に動いたような錯覚も作られます。

映像と舞台の力で、人間の犯行から目をそらさせるのがこのトリックの怖いところです。

原脇の遺体を洋服ダンスの奥に隠したことも、発覚回避の大きな柱です。遺体が見つからなければ、原脇が動いたという見え方が強まります。

動画と遺体隠しがセットで働くことで、ゾンビ偽装が成立していました。

綻び:動画内の違いと洋服ダンスの構造が崩す

トリックの綻びは、動画内の原脇・恭子と現在の姿に違いがあったこと。

特に恭子のTシャツのEマークが手がかりになります。服装や髪型、マークの違いから、動画が現在の映像ではなく8年前の映像だった可能性が見えてきます。

トイレットペーパーの予備数の不自然さは、封筒内の映画サブタイトルを透かし見た準備へつながります。

さらに、洋服ダンスの引き出し構造と、数珠が上の引き出しから下の引き出しへ落ちた現象が、タンスの奥に空間があることを示します。

映像の違和感と家具の構造が、別々の方向から同じ真相へ向かっていくのが気持ちいいです。

消えた台車も、原脇の遺体を隠す手段へつながります。

8年前の消失トリックが、現在の遺体消失トリックの元になっていたと分かる瞬間が、この事件の最大の回収ポイントです。

決め手は過去映像、Tシャツの違い、洋服ダンス、血のメッセージ

決め手の入口になるのは、スマホ動画が8年前の映像だったこと。

現在の原脇・恭子と動画内の姿の違い、恭子のTシャツのEマークが、動画の時系列を崩します。これによって、原脇が本当に死後に動いたわけではないと見えてきます。

トイレットペーパーの予備数の不自然さは、封筒内の映画サブタイトルを透かし見た準備を示します。

洋服ダンスの引き出し構造と数珠の落下は、タンスの奥に空間があることを示します。

そして消えた台車が、原脇の遺体をその空間へ運んだ手段につながります。

8年前の内東丞治の消失トリックは、現在の遺体消失トリックの元になっています。

丞治が残した理亜への血のメッセージと、原脇による理亜への脅迫は、犯行動機を示す重要な材料。

過去映像、家具の構造、消えた台車、血のメッセージが全部つながり、河端理亜へ向かう流れがかなり綺麗です。

この事件の推理は、映像だけでも家具だけでも完結しません。

「見えている映像はいつのものか」と「消えた遺体はどこにあるのか」が同時に解けた時、ホラー演出が一気に人間の犯行として再配置されます。

結末は河端理亜の犯行と平次の告白未遂が残る

結末として、河端理亜が原脇崇と江尻恭子を殺害した犯人だと判明。

原脇の自殺動画と恭子殺害動画は、8年前の未完成映画映像を利用した偽装でした。原脇の遺体は、台車と洋服ダンスで隠されていました。

8年前の内東丞治の死は、消失トリック失敗による事故死です。

理亜は原脇の脅迫と恭子の気づきによって、二人を殺害しました。

過去の事故を隠すために現在の殺人へ進んだことで、事件の後味はかなり重くなります。

事件後には、平次が和葉へ告白しようとしますが、ゾンビエキストラに邪魔されて未遂に終わります。

怖い事件のあとに、平次の本気と不器用さが見えるこの締め方が、かなりコナンらしいです。

ホラー演出としては派手ですが、真相は事故、脅迫、口封じが絡む苦い事件。

それでも、最後に平次と和葉の恋愛線が少し温度を戻してくれます。

事件は重いのに、ラストで少しニヤける。

この後味の混ざり方が「ゾンビが囲む別荘」らしいです。

アニメ「ゾンビが囲む別荘」の名言

服部平次「死にたい奴から…かかって来いや!!!」

ゾンビ(エキストラ)に襲われそうになった平次が発したセリフ。

ピンチに陥っても自信満々な平次のかっこいい名言です!

服部平次「パンツ見えんように…スカートちゃんと押さえとけよ…」

バイクに乗りながら和葉に告白をしようとした平次だが、空気が壊れてしまい、急遽言う言葉を変えたシーン。

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アニメ「ゾンビが囲む別荘」のhuluやアマプラはある?

アニメ「ゾンビが囲む別荘」はhuluとAmazonPrimeVideoで配信されています。

コナンを取り扱っているVODでは、様々なアニメコナンが見れるので登録をおすすめします!

【関連記事】映画「名探偵コナン」が無料で見放題の配信サイト

アニメ「ゾンビが囲む別荘」の感想&まとめ

聖地巡礼のワクワクから、圏外の別荘、消える死体、ゾンビの群れへ落ちていくホラー感が強い三部作です。

事件後には平次と和葉の告白未遂もあり、怖いのにニヤける余韻が残ります。

①ゾンビ映画ロケ地のホラー感が強い

この回は、沖野ヨーコ出演の「ゾンビブレイド」聖地巡礼という楽しい導入から、ホラー映画そのものの空気へ落ちていく温度差が強いです。

毒キノコで小五郎が寝込み、圏外の別荘に閉じ込められ、原脇の死体が消え、ゾンビの群れが現れる。舞台の使い方がかなり徹底されています。

本物のゾンビではないと分かっても、状況の怖さはしっかり残ります。映画ロケ地という設定が、事件の演出にまで効いているのが上手いです。

②8年前の映像トリックと消失トリックの回収が気持ちいい

原脇の自殺動画と恭子殺害動画が、実は8年前の未完成映画映像だったという回収はかなり気持ちいい。

現在の映像だと思わせておいて、服装やTシャツのEマークで崩していく流れが上手いんですよね。

さらに、消えた原脇の遺体が、8年前の内東丞治の消失トリックと同じ構造で隠されていたと分かるのも強いです。

ホラーとして怖かった現象が、全部ロジックで一本線につながる快感があります。

ただ、その奥に事故死と脅迫があるので、爽快だけでは終わりません。

③平次と和葉の告白未遂で最後にニヤける

事件後に平次が和葉へ告白しようとする流れは、かなり胸熱。

ゾンビに囲まれる別荘、過去映像の偽装、二人の殺害という重い事件のあとに、平次の恋愛が前に出ます。

しかも、告白しようとしたところをゾンビエキストラに邪魔されるので、怖い回なのに最後は少しニヤけるんですよね。

正式な告白は成立しませんが、平次が和葉へ本気で向き合おうとしていることはしっかり残ります。

ホラーと恋愛オチの混ざり方が、平次回らしくてかなり好きです。

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