さて前回はアニメオリジナルストーリーの904話「相討ちの果て」にで、その前はデジタルリマスターの107話・108話「モグラ星人謎の事件 前編・後編」でした。
ここ最近では漫画のお話ではありませんが、今回もどのようになっていくのでしょうか。
今回は2018年6月23日(土)、6月30日(土)放送のアニメ名探偵コナン905話・906話「七年後の目撃証言 前編・後編」のあらすじとネタバレを紹介していきます。
※ここからはネタバレを含むため、注意してくださいね。
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「七年後の目撃証言」は何巻?原作で何話?

さて今回のお話「七年後の目撃証言」は“アニメオリジナルストーリー”になります。
前編・後編の2話方式であったため、もしかしたら、原作かな?と思いましたが、今回もオリジナルのお話です。
原作が再開していますが、まだまだゆっくりペースなのでまだアニオリが続くのかな?と思います
モグラ星人のお話もアニメオリジナルで2話続いており、意外と楽しかったため、今回のお話もどのように推理していくのか楽しみにしていきましょう。
アニメ「七年後の目撃証言」はhuluやアマプラはある?
アニメ「七年後の目撃証言」はhuluとAmazonPrimeVideoで配信されています。
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905話「七年後の目撃証言」の簡単なあらすじ

公式HPで紹介されているあらすじは以下になります。
小五郎、コナン、蘭はペンション鳩笛荘に。鳩笛荘にはタレントの「オー太郎」、ウェブデザイナーの「井出」、文具メーカーOLの「藤吉」、タウン誌ライターの「城ヶ根」も宿泊する。
そんな折、オー太郎の元相方、「キュー次郎」の遺体が発見される。キュー次郎は7年前に放送していた特撮番組ビューンのカードを所持。
支配人の娘の「未央奈」はビューンの話題に怯え、コナンは7年前のビューンのお面を被った犯人による強盗殺人事件との関連を探る…。
905~906話「七年後の目撃証言」のネタバレ&事件の流れ

この前後編の面白さは、最初に見えている事件と、本当の核心が少しずつズレていくところ。
池で見つかった遺体、怯える少女、密室で死んだ元人気タレント。
前半ではバラバラに見える違和感が、後半では全部「7年前の目撃証言」へ戻っていきます。
鳩笛荘に集まった客たちと、未央奈の怯え
小五郎たちはビールの品揃えが自慢の鳩笛荘へ向かい、従業員の大原慎介、ウェブデザイナーの井出正也、文具メーカー勤務の藤吉比呂子、タウン誌ライターの城ヶ根徹と知り合います。
そこへやって来たのが、“ビール王子”として知られるタレントの南北家オー太郎。
けれど、井出がリュックから特撮ヒーロー「彗星仮面ビューン」のお面を取り出した瞬間、支配人の娘・友里未央奈は激しく動揺します。
この時点で、ビューンというモチーフがただの懐かしネタではなく、未央奈の過去の傷に直結していることがわかります。
その後、吊り橋の下の池で男性の遺体が見つかります。
被害者はオー太郎の元相方、南北家キュー次郎。
3年前にコンビを解消してからは芸能記者としてオー太郎のことを探っていた人物でした。
さらにキュー次郎の所持品からは、ビューンのカードが見つかります。
ここで井出が思い出したのが、7年前に杯戸町で起きた強盗殺人事件でした。
犯人はビューンとダイアークのお面をかぶった2人組で、目撃していたのは幼い女の子ひとり。未央奈の怯えと、7年前の事件が初めて結びつく場面です。
キュー次郎の死と、密室で殺されたオー太郎
キュー次郎の死亡推定時刻は正午から1時ごろ。
宿泊客たちはそれぞれアリバイを語りますが、その夜さらに大きな事件が起きます。
キュー次郎の肺から検出された水が池の水ではなく、都心部で使われている水道水だったことがわかり、警察は「別の場所で殺してから池へ遺棄した」と判断。
オー太郎の犯行可能性が高まる中、今度はそのオー太郎自身が客室で絶命しているのが見つかります。
しかも部屋は、窓にもドアにも鍵がかかった完全な密室でした。
一見すると、オー太郎がキュー次郎を殺したあと、自室で事故死したようにも見えます。
小五郎も最初は、酔って空き瓶を踏み、転んで頭を打った事故死だと考えます。
ですが、部屋からはキュー次郎の指紋が付いた盗聴器が見つかり、事件は一気に複雑になります。
キュー次郎はオー太郎の秘密を調べていた。
さらにオー太郎の指紋が、7年前の強盗殺人犯の片割れと一致する。
ここで「オー太郎は被害者であると同時に、過去の犯人でもある」というねじれた構図が見えてきます。
コナンが拾った違和感と、密室トリックの綻び
後編でコナンが注目するのは、オー太郎の部屋にあった空瓶と王冠、そしてテーブル上に残された“鍵”。
空瓶は7本あるのに、王冠は6個しかない。
しかも床に落ちていた王冠のめくれ方は、夕食時に大原が開けたものと違っていました。
ここがまず、犯人が現場で別の栓抜きを使ったことを示す違和感になります。
さらに、部屋の外にはカウマグがありました。
これは牛の胃の中に入った金属片を吸着させる強力な磁石で、前編からさりげなく描かれていた道具。
コナンはカウマグと栓抜きを組み合わせれば、外からでもドアの鍵と閂を閉めて密室を作れると見抜きます。
つまり、密室そのものが「事故死ではない」ことの証明でした。
しかもダイニングが荒らされ、王冠が床にまかれていたのも、カウマグにくっついていた王冠を不自然に見せないためのカモフラージュだったのです。
オー太郎のダイイングメッセージが指した犯人
決定的だったのは、オー太郎が残した血の印です。
周囲は彗星仮面ビューンのエンブレムだと思い込んでいましたが、遺体の手の位置から見ると向きが逆でした。
丸と二本線の組み合わせは、実はオー太郎が犯人の名前を書こうとした跡だったのです。
オー太郎はサインで「オー」を丸で示しており、その丸に「ハ」を足そうとした結果、ビューンのマークに見えていただけでした。
つまりダイイングメッセージは「オーハラ」――犯人は大原慎介だったわけです。
キュー次郎もまた、大原とオー太郎の会話を盗聴して7年前の真実を知り、大原を脅していました。
そこで大原はキュー次郎をワゴン車の中で水道水を使って溺死させ、駅へ迎えに行く途中で池に遺棄します。
その後、キュー次郎殺害の罪をオー太郎へ着せるため、今度はオー太郎も殺して密室に見せかけた。
つまり現在の連続殺人は、7年前の共犯関係が崩れたところから始まっていたのです。
最後は、未央奈が記憶を取り戻し、「7年前の犯人はこの人です」と大原を指さす場面で、過去と現在の事件が一気に閉じます。
タイムライン(事件の流れを整理)
- 鳩笛荘に到着した小五郎たちは、未央奈がビューンのお面に強く怯える姿を見る。
- 池から南北家キュー次郎の遺体が発見され、肺からは池ではなく水道水が検出される。
- その夜、南北家オー太郎が密室状態の客室で撲殺される。
- コナンは王冠の形、栓抜き、カウマグから密室トリックを見抜く。
- ダイイングメッセージと腕の痣から、大原慎介がキュー次郎・オー太郎の両方を殺した犯人だと確定する。
905~906話「七年後の目撃証言」の犯人&トリック

この前後編の犯人は、単純に「現在の殺人犯」だけでは終わりません。
大原慎介は、今起きたキュー次郎とオー太郎の連続殺人の犯人であり、同時に7年前の強盗殺人事件でもオー太郎と組んでいたもう一人の犯人でした。
つまり、現在の事件は過去の共犯関係が壊れたことで起きた“後始末”でもあります。
犯人
犯人は大原慎介です。
鳩笛荘の従業員として静かに振る舞っていましたが、実際には7年前にオー太郎と手を組んで強盗殺人を起こした張本人のひとりでした。
そして現在では、まずキュー次郎を口封じで殺し、続けてオー太郎も殺して事件を偽装。
視聴者の目線では最後まで「目立たない裏方」ですが、その立場が逆にこの前後編の怖さになっていました。
動機
キュー次郎殺害の動機は、7年前の事件を知られて脅迫されたこと。
キュー次郎は客室へ仕掛けた盗聴器で大原とオー太郎の会話を盗み聞きし、過去の強盗殺人事件の秘密へたどり着いていました。
そのままでは口止め料や暴露の危険があるため、大原は先にキュー次郎を消すことを決めます。
続くオー太郎殺害の動機は、キュー次郎殺害の罪をなすりつけるため。
大原は7年前の共犯であるオー太郎まで始末し、「キュー次郎を殺したのはオー太郎だった」と見せかけようとしました。
本人は後から「未央奈を守るためだった」と訴えますが、それは作り話として退けられています。
動機の芯は、共犯と脅迫者をまとめて消し、自分だけ生き残るための連続殺人です。
トリック
キュー次郎殺害は、派手な仕掛けよりも遺体の見せ方がポイントです。
大原はあらかじめ用意していた水道水を使い、ワゴン車内でキュー次郎を溺死させます。
その後、駅へ客を迎えに行く途中で池へ遺体を捨て、まるで池で溺れたように見せかけました。
けれど肺から出たのが池の水ではなく都心部の水道水だったことで、遺棄トリックの土台が崩れます。
オー太郎殺害では、さらに複雑な密室偽装が使われました。
大原はオー太郎を撲殺したあと、内側のドアの鍵つまみに栓抜きを引っ掛け、外側からカウマグの磁力でその栓抜きを動かし、鍵と閂を両方閉めています。
最後にドアを少し揺らして栓抜きを床へ落とせば、室内に落ちた栓抜きもビールの空き瓶と一緒に自然に見える。
つまりこの密室は、ビール好きのオー太郎の部屋という状況そのものを利用した、かなりうまい偽装でした。
決め手
決め手はまず、オー太郎のダイイングメッセージです。
ビューンのエンブレムに見えた血の印は、向きを逆に見ると「オーハラ」と読めるサインの書きかけでした。
これで犯人の名前が直接示されます。
次に、大原の左腕に隠れていた王冠の痣が物証になります。
オー太郎は抵抗した際、大原を押し倒し、床に落ちた王冠へ腕を押しつけていました。
大原はその王冠を持ち去って隠しますが、王冠ごとに歪み方は違うため、痣の形が一致すれば決定打になる。
さらに、王冠の形状差、オー太郎が自前の栓抜きを持っていたのに「部屋へ栓抜きを持っていった」とする大原の嘘、そして荒らされたダイニングがカウマグ回収のカモフラージュだったことまでつながり、密室偽装も一気に崩れました。
結末
最後は大原慎介の連続殺人と7年前の共犯関与が暴かれ、未央奈も記憶を取り戻して大原を指さします。
つまり現在の物証だけでなく、7年間曖昧だった目撃証言までがようやく揃う形です。
大原は連行され、未央奈はようやく過去の恐怖から少し解放される。
事件の解決は派手ではありませんが、閉じ込められていた時間が動き出すような、かなり余韻のある終わり方でした。
905~906話「七年後の目撃証言」の感想/まとめ

前後編としての組み立てが非常にきれいで、現在の連続殺人と7年前の目撃証言が最後にぴたりと重なる一作。
未央奈の記憶が戻る瞬間まで含めて、かなり印象の深いアニオリ回でした。
未央奈の怯えが、ただの演出で終わらない
この前後編でいちばん効いているのは、やっぱり未央奈の描き方です。
ビューンのお面を見ただけで怯え、話題が出るたびに表情が曇る。
その反応が最初は「何か知っていそう」くらいに見えるのに、後編まで見ると全部が7年前の目撃体験に根ざしていたとわかるので、かなり重いんですよね。
しかも最後は、ただ守られるだけの子ではなく、自分の口で「この人です」と言い切る。
だから事件解決そのもの以上に、未央奈がようやく証言できたことが強く残ります。
タイトルの“目撃証言”は、結局そこへ戻ってくるんだと思います。
密室トリックの道具立てがすごくコナンらしい
密室トリックもかなり好みです。
カウマグなんて前編ではただの変わった小道具にしか見えないのに、後編では栓抜きと組み合わせて一気に密室装置になる。
しかも、栓抜きが床に落ちていてもビール好きのオー太郎の部屋なら不自然じゃないという環境利用まで含めて、すごくコナンらしいんですよね。
派手な機械仕掛けではなく、部屋の中にある物だけで完結しているのもいい。
王冠の形の違い、ダイニングが荒らされた理由まで含めて、解けた瞬間に「なるほど」がきれいに積み上がる前後編でした。
オー太郎と大原の関係がいちばん苦い
事件の後味を重くしているのは、犯人がただの外部の人間ではないことです。
大原とオー太郎は、もともと7年前の共犯者だった。
つまり今の連続殺人は、昔の罪が時間差で崩れた結果なんですよね。
キュー次郎がそれを知って脅し、オー太郎は共犯のまま監視を続け、大原は結局2人とも殺してしまう。
誰か一人だけが純粋な被害者でもなく、かといって大原の「未央奈を守るため」という弁解も通らない。
この曖昧さがあるから、単なる山荘ミステリーで終わらず、かなり苦い印象が残ります。
過去の罪は隠しきれない、というコナンらしい怖さが出ていた回でした。
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