2022年7月16日/23日放送の「森川御殿の陰謀 前編・後編」。
前回のアニメ放送は1047話/1048話「赤いヒツジの不気味なゲーム 前編/後編」でした。
新OPとなり、SNSでは話題でしたね。ビジュアルがとても良いのでぜひ、みてください!
さて、今回は2部作となります!
今記事では1050話・1051話「森川御殿の陰謀 前編・後編」は原作のお話なのか?アニオリなのか?などを簡単なあらすじを含めて解説します。
※ここからは簡単なネタバレを含むため、注意してください。
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アニメ1050~1051話「森川御殿の陰謀」は何巻?原作で何話?

今回放送される「森川御殿の陰謀」は原作回ではなく、アニメオリジナルストーリーです。
前編・後編のお話となるので、少し深いお話となるので注目していきましょう!
アニメ1050~1051話「森川御殿の陰謀」の簡単なあらすじ

公式HPのあらすじはこちら↓
コナンは、蘭とともに小五郎が依頼を受けた屋敷に同行する。依頼主はソフトクリーム産業のドン・森川雄山。雄山はガンで余命いくばくもないと診断されており、小五郎に遺産相続のアドバイザーを頼みたいとのことだ。
屋敷には、遺産相続候補の森川勇一郎、森川優次郎、森川游三郎の三兄弟。そして弁護士・大井宏樹、執事長・使徒友嘉がいた。三兄弟の話題は遺産の事ばかり。それぞれが遺産を手に入れようと躍起になっており……。
アニメ1050~1051話「森川御殿の陰謀」はhuluやアマプラはある?
2022年7月現在アニメ「森川御殿の陰謀」はhuluとAmazonPrimeVideoで配信されています。
コナンを取り扱っているVODでは、様々なアニメコナンが見れるので登録をおすすめします!
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アニメ1050~1051話「森川御殿の陰謀」のネタバレ&事件の流れ

この前後編は、前編で密室と行方不明を並べて「外部犯がいるのか」と思わせ、後編で「実は家族同士が殺し合っていた」とひっくり返す作りです。
前半の不可能犯罪っぽさと、後半のむき出しの家庭崩壊がきれいにつながっています。
森川雄山の依頼と、荒れきった三兄弟
コナン、蘭、小五郎は、ソフトクリーム界の大物・森川雄山の屋敷へ呼ばれます。
雄山は末期がんで余命いくばくもない状態で、小五郎に「三兄弟の誰を遺産相続人にすべきか見極めてほしい」と頼みます。
屋敷には三兄弟のほか、弁護士の大井宏樹、執事長の司徒友嘉もいました。
ただ、三兄弟は父を気遣うより遺産の取り分ばかりを口にしていて、最初から空気はかなり悪い。
幼いころから兄弟を知る友嘉だけが、その変わり果てた関係を寂しそうに見ていました。
ここで既に、事件の根っこが「外から来た悪意」ではなく「家の中で育った欲望」だとわかります。
三男・游三郎の密室死
夕食の時点で次男の優次郎は姿を見せず、翌朝になると三男の游三郎も食堂に現れません。
部屋を確認すると、游三郎は密室状態の自室で死亡していました。
前編の時点では、この死はかなり不気味で、外部からは手を出しにくい不可能犯罪のように見えます。
ところが後編でコナンが見抜いたのは、この密室が屋敷ならではの設備で作られていたこと。
勇一郎は特別製ソフトクリームマシンを使い、游三郎の部屋を極低温まで冷やして凍死させたあと、タイマーで温度を戻していました。
凍っていた部屋と鍵穴のソフトクリームが解けたことで、あとから見た時には自然な密室に見えたわけです。
次男・優次郎の遺体発見
游三郎の死に続き、行方不明だった優次郎の捜索が行われます。
すると、優次郎はソフトクリームのタンク内で遺体となって見つかりました。
前半だけ見ていると、誰かが相続候補を一人ずつ消している連続殺人にしか見えません。
しかし後編でわかるのは、優次郎の件もまた兄弟同士の争いの延長だということ。
優次郎は勇一郎をタンク前に呼び出し、遺産をめぐって揉み合いになった末に死亡しました。
雄山の説明では、もともとは優次郎のほうが勇一郎を殺そうとしていたとされ、結果的に立場が逆転した形です。
その後、勇一郎が遺体をタンク内に隠しました。
長男・勇一郎の籠城と第三の死
弟二人の死を見た勇一郎は、「次に狙われるのは僕だ」と取り乱して自室に籠もります。
ここではいかにも生き残った被害者に見えますが、コナンは游三郎と優次郎の現場に残された痕跡から、むしろ勇一郎が中心にいると疑い始めます。
そして後編、屋敷に銃声が響き、勇一郎は庭で射殺されて見つかります。
近くの物置部屋からライフルも見つかり、ここで事件は完全な三連続殺人の様相を見せます。
前半の密室トリックと違い、この三件目は「誰が最後の引き金を引いたのか」が核心になります。
コナンが見抜いた負の連鎖
コナンがまず崩したのは、勇一郎が新作として研究していた黒いソフトクリーム。
竹炭入りの黒いソフトクリームの欠片が游三郎の現場と優次郎の現場の両方に残っており、さらに勇一郎の舌も黒く染まっていました。
これで勇一郎が二件の現場に深く関わっていたことがつながります。
つまり前半の二件は、第三者による連続殺人ではなく、勇一郎が弟たちの死に関与していた事件でした。
しかも雄山の口から、游三郎も優次郎もまた勇一郎を殺そうとしていたと語られます。
ここで初めて、御殿で起きていたのは相続争いを超えた兄弟同士の殺し合いだったとわかります。
勇一郎を撃ったのは父・雄山
最後の一件についてコナンが注目したのは、発砲があった物置部屋の匂いでした。
火薬の匂いと、そこに保管されている薬品の匂いに混じって、雄山自身の匂いが残っていたのです。
ここからコナンは、最後に勇一郎を撃ったのは雄山本人だと見抜きます。
雄山はその指摘を受け入れ、「親としての責任を果たしたまで」と認めます。
本来は遺言書の書き換えを通じて、三兄弟に昔の「譲り合いの心」を思い出させたかっただけでした。
けれど現実には、その言葉が三兄弟の殺し合いを引き起こし、最後は父自身が長男に引き金を引くところまで追い込まれてしまいました。
タイムライン
- 森川雄山が、小五郎に遺産相続候補の三兄弟の見極めを依頼する。
- 夕食時、次男・優次郎が姿を見せないまま夜が更ける。
- 翌朝、三男・游三郎が密室状態の自室で死亡しているのが見つかる。
- 捜索の結果、優次郎の遺体もソフトクリームのタンク内から見つかる。
- 「次は自分が狙われる」と怯える勇一郎が部屋に籠もる。
- 後編で銃声が響き、勇一郎も射殺体で発見される。
- コナンが、游三郎と優次郎の死に勇一郎が関わっていたと見抜く。
- 最後に勇一郎を撃ったのが雄山だと判明し、雄山は自白後に息を引き取る。
アニメ1050~1051話「森川御殿の陰謀」の犯人&トリック
この前後編は、犯人を一人だけ挙げると逆に不正確です。
直接の殺害行為をしたのは森川勇一郎と森川雄山で、しかもその間に優次郎と游三郎側の殺意も挟まっています。
複数犯というより、複数の殺意が連鎖して破滅した事件と見るのがいちばん正確です。
犯人(複数犯)
森川勇一郎
三男・森川游三郎を殺害し、次男・森川優次郎の死にも関与しています。ただし優次郎の件は、優次郎が先に勇一郎を殺そうとしていた流れの中で起きたもので、単純な計画殺人とは言い切れません。
森川雄山
最後に長男・森川勇一郎をライフルで射殺した人物です。自白の中で、自分の息子が起こした連鎖を親として止めたかったと語っています。
動機
勇一郎の芯にあるのは、遺産の独占です。
弟たちがいなくなり、最後に父が死ねばすべて自分のものになると考えていました。その欲望が、游三郎を密室で凍死させ、優次郎の遺体をタンクへ隠すところまで進みます。
ただ、この話が重いのは、勇一郎だけが壊れていたわけではないことです。
優次郎も游三郎もまた勇一郎を殺そうとしており、三兄弟全員が遺産に飲み込まれていました。
だから事件全体は「一人の強欲な犯人」の話ではなく、「兄弟全員が殺意を持った結果」として進みます。
雄山の動機は、そうして弟二人の死を招き、なお自分の死まで望んでいた勇一郎を、自らの手で止めること。
遺言書を書き換えて相続人を一人にすると伝えたのは、昔教えた「譲り合いの心」を思い出させるためだったのに、現実にはその逆になってしまった。
そこで雄山は、父として責任を取るために最後の引き金を引きます。
トリック
1. 游三郎殺害の密室トリック
游三郎殺害で使われたのは、森川御殿ならではの特別製ソフトクリームマシンです。
勇一郎は游三郎と部屋で飲んでいる最中、ソフトクリームを食べるふりで部屋を出て、マシンを使って室内を極低温に設定しました。
游三郎はそのまま凍死し、後から温度が戻るようタイマーを仕掛けたことで、室内も鍵穴も自然に解凍され、密室らしく見えたわけです。
2. 優次郎の死体隠し
優次郎は、ソフトクリームタンクの前へ勇一郎を呼び出し、遺産をめぐる争いの中で勇一郎を殺そうとしました。
雄山の説明では、その結果として立場が逆転し、優次郎が死亡。
勇一郎は遺体をタンク内へ隠して発見を遅らせました。
3. 勇一郎射殺
最後の勇一郎射殺は、もっとも直接的です。
雄山が物置部屋に保管されていたライフルを使い、庭にいた勇一郎を背後から撃ちました。
密室トリックや隠匿工作ではなく、ここだけは父親自身の手による制裁として描かれます。
決め手
まず前半二件を崩した決め手は、勇一郎が研究していた黒いソフトクリーム。
竹炭の欠片が游三郎の現場と優次郎の現場の両方に残り、さらに勇一郎の舌まで黒くなっていました。これで、勇一郎が二つの現場に関わっていたとわかります。
次に、游三郎密室のトリック自体は、御殿特有のソフトクリームマシンの温度調整機能がなければ成立しませんでした。
極低温と加熱をタイマーで切り替えられることが、この屋敷ならではの不可能犯罪を可能にしていました。
最後に雄山を射殺犯だと確定させたのが、物置部屋の匂いです。
火薬と薬品の匂いに混じって雄山本人の匂いが残っていたことから、最後の一発だけは父親自身が撃ったと断言できました。
派手な指紋や映像ではなく、単純な違和感の積み上げで真相へ届くところが、この前後編の渋さです。
結末
結末として、三兄弟は全員死亡。
游三郎は勇一郎に凍死させられ、優次郎は勇一郎との争いの中で死亡し、勇一郎は雄山に射殺されました。
つまり森川家の相続候補は、事件の終わりには誰も残りません。
雄山はその後、自分が勇一郎を撃ったことを認め、ほどなく息を引き取ります。
最後に残されたのは、勇一郎が作り上げた黒いソフトクリームのレシピと、遺産の扱いを託す遺志でした。
莫大な財産は家族を守るどころか、三兄弟を殺し合わせ、父に最後の引き金まで引かせてしまった。
この前後編は、御殿ミステリーの形を借りた、とても苦い家族悲劇です。
1050~1051話「森川御殿の陰謀」のまとめ/感想

遺産争いの密室ミステリーとして始まるのに、最後は家族全体の壊れ方が胸に残る前後編でした。
トリックの面白さ以上に、森川家の救いのなさと後味の苦さが強く刺さる回です。
舞台の不穏さと、前編の冷えた空気がすごくよかったです
前編は、孤島の御殿、余命宣告を受けた父、遺産に目をぎらつかせる三兄弟という舞台立てがとにかく上手かったです。
誰を信用しても嫌な感じしかしないのに、ソフトクリーム御殿という妙に楽しげな見た目があるので、そのアンバランスさが余計に不気味でした。
しかも游三郎の密室死が出た時点では、まだ“本格ミステリーっぽさ”が前に出ているんですよね。
だからこそ後編で、これは単なる館ものではなく、家族そのものが壊れていた話だとわかってからの重さが効きました。
前編の時点で空気をきっちり冷やしていたのが印象的ですし、導入だけでもかなり引き込まれました。
トリックの面白さと、解決後の苦さが両方残る前後編でした
後編で気持ちよかったのは、密室や遺体遺棄の謎をコナンが細かい違和感から崩していくところ。
竹炭の黒いソフトクリームや、温度調整ができる特別製マシンみたいな“この屋敷ならでは”の仕掛けが、ちゃんと事件の核になっているのが面白かったです。
ただ、この前後編はトリックが解けて終わりではなく、兄弟全員が互いを消そうとしていたと見えてから一気に苦くなります。
誰か一人が全部悪いという単純な話ではなく、欲と疑いが家族全体を壊していたとわかるので、解決編なのにすっきりしすぎない感じがすごく好みでしたし、最後まで目が離せませんでした。
いちばん残るのは、森川家そのものの悲しさでした
いちばん印象に残ったのは、最後に雄山が“親としての責任”を口にするところ。
もちろん撃ち殺すという結末はあまりにも重いのですが、そこまで追い詰められてしまった森川家の末路としては、変にきれいごとへ逃げなかったのがこの前後編らしいと思いました。
遺産相続の依頼から始まって、最後には三兄弟が全員いなくなる展開はかなり救いがないです。
それでも、ただのショック要員で終わらず、譲り合いを教えたはずの家族がその真逆へ転がってしまった悲しさまで描いていたので、見終わったあとにずっと残る渋いアニオリでした。
後味の重さまで含めて印象深いです。
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