仏丸笑子!?1056話「あの人を取り戻したい」のネタバレ&感想&真犯人は誰?

仏丸笑子!?1056話「あの人を取り戻したい」のネタバレ&感想&真犯人は誰?
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2022年9月17日放送の「あの人を取り戻したい」

1つ前のお話は1055話の「幽霊になって復讐を」でした。

1話完結型のアニオリでした。

今記事では1056話「あの人を取り戻したい」は原作のお話なのか?アニオリなのか?などを簡単なあらすじを含めて解説します。

※ここからは簡単なネタバレを含むため、注意してください。

この記事の目次

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アニメ1056話「あの人を取り戻したい」は何巻?原作で何話?

アニメ1056話「あの人を取り戻したい」は何巻?原作で何話?

1056話「あの人を取り戻したい」はアニメオリジナルストーリーです!

1055話に続きまだ、原作回のお話ではなく、1話完結型のお話となります!

アニメ「あの人を取り戻したい」の簡単なあらすじ

アニメ「あの人を取り戻したい」の簡単なあらすじ

公式HPのあらすじはこちら↓

コナンと小五郎は、テレビで交通事故の被害者・仏丸大二郎が消えたというニュースを見かける。

事故を目撃した女性・森房江が仏丸の運転免許証を持って警察に届けたが、加害者である犬飼始は「仏丸を病院に連れていく」と、そのまま行方をくらませてしまったらしい。

そんな中、毛利探偵事務所に一本の電話がかかってくる。それは仏丸の妻・仏丸笑子からのもので「主人を見つけ出し、無事連れ返してほしい」と依頼を受けるが……。

アニメ1056話「あの人を取り戻したい」はhuluやアマプラはある?

2022年9月現在アニメ「あの人を取り戻したい」はhuluとAmazonPrimeVideoで配信されています。

コナンを取り扱っているVODでは、様々なアニメコナンが見れるので登録をおすすめします!

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アニメ1056話「あの人を取り戻したい」のあらすじ&事件の流れ

アニメ1056話「あの人を取り戻したい」のあらすじ&事件の流れ

「あの人を取り戻したい」は、交通事故の被害者が“病院へ運ばれたはずなのに消えた”という、かなり変則的な入り方をするアニオリ回です。

粕場町で起きた事故のニュースでは、加害者の犬飼始が仏丸大二郎を車に乗せたまま行方をくらませたと報じられます。ここだけを見ると、ひき逃げや死体遺棄の事件に見えますが、本筋はそこでは終わりません。

毛利探偵事務所には仏丸の妻・仏丸笑子から依頼が入り、さらに「仏丸の遺体を一千万で買い取ってほしい」という脅迫電話までかかってきます。

交通事故死、遺体の持ち去り、遺体を使った恐喝、そして脱税資金の争奪が一つに重なった回です。

舞台は仏丸邸、粕場町の事故現場と秘密のマンション、そして金の受け渡し場所として指定される残義山の小屋。

登場人物は多くありませんが、仏丸笑子、秘書の門倉震矢、事故の加害者・犬飼始、そしてあとで正体が割れる墓瀬真弓まで、全員の役割がきれいに分かれています。

見どころは、「仏丸を取り戻したい」の意味が、本当に夫そのものなのか、それとも別の価値なのかが少しずつ反転していくところです。

事故で消えた仏丸大二郎

物語の発端は、粕場町で起きた交通事故です。

森房江が目撃したのは、犬飼始が黒猫を避けようとして車を切り、仏丸大二郎をはねてしまう瞬間でした。

犬飼は「病院に連れていく」と言って仏丸を車に乗せますが、そのまま姿を消します。

この時点で視聴者がまず引っかかるのは、犬飼が本当に助けるつもりだったのか、それとも最初から逃げるつもりだったのかという点。

目撃者がいて、被害者の免許証まで警察に届いているのに、なぜそこまで無理な逃げ方をしたのか。

この違和感が、あとで別の事件へつながっていきます。

仏丸笑子の依頼と不自然な“遺体への執着”

そのニュースのあと、毛利探偵事務所に仏丸笑子から依頼が入ります。自宅で迎えたのは笑子と秘書の門倉震矢でした。

依頼内容は、仏丸大二郎を見つけて無事に連れ戻してほしいというものです。ところがそこへ、すぐに一本の電話がかかってきます。

相手は「仏丸の遺体を一千万で買い取ってほしい」と言い、警察に知らせるなと要求。

ここでコナンが違和感を持つのは当然です。

笑子も門倉も、脅迫そのものに怒るより先に、金を払ってでも遺体を取り戻したいと強く言い出すからです。

犬飼始の告白と“消えた遺体”

コナンと小五郎は、まず事故の加害者である犬飼始を突き止めます。

犬飼は、黒猫を避けようとして事故を起こし、再就職したばかりで仕事を失うのが怖くて、仏丸の遺体を埋めたと認めます。

ところが、犬飼が案内した埋め場所には、もう遺体がありませんでした。

ここで事件の軸が一段ズレます。

犬飼は事故死と遺体隠しの当事者ではあるものの、遺体を使って笑子を脅している本命犯ではないとわかるからです。

金庫と隠し金が示した本当の狙い

仏丸邸の書斎でコナンが見つけるのが、顔認証式の金庫。

笑子は中身を「夫婦の宝物・思い出の品々」とごまかしますが、三千万でも安いと言って遺体を取り戻したがる態度とは噛み合いません。

さらに笑子の口から、その金庫の存在を知るのは仏丸夫妻と門倉だけだと明かされます。

ここで、単なる偶然の死体売買ではなく、仏丸家の内情を知る人間が絡んだ事件だと一気に絞られます。

仏丸が粕場町へ向かった本当の理由

警察の捜査で、仏丸大二郎が粕場町にマンションを借りていたことが判明。

ニュースを見た管理人が連絡してきたことで、その部屋が仏丸の隠れ家だったとわかるのです。

そのあとコナンは、笑子に事故当日の朝の仏丸の様子を聞きます。

すると笑子は、門倉から電話が入り、仏丸が「この自宅に踏み込まれてもいいよう先日手は打った」と話していたことを思い出します。

ここでコナンは、仏丸が自宅の顔認証金庫から大金を別の隠し場所へ移しており、その場所が粕場町のマンションだったと見抜きます。

残義山の受け渡しと“X消失”の違和感

犯人は遺体の値段を三千万に釣り上げ、残義山の小屋に金を持ってこいと指示。

しかも、金は頑丈なトランクに詰めろと細かく指定してきます。

門倉が金を持って小屋へ入ると、中には仏丸の遺体があり、門倉自身は後ろから殴られて気絶したと主張します。

ここで目暮警部は「ならXはどこへ消えたんだ」となります。

小屋の裏は崖で、簡単に逃げられる場所ではありません。

けれどコナンは、高木刑事をあらかじめ崖下へ回し、千葉刑事も別行動で動かしていました。

つまりコナンは、この“Xの消失”そのものが怪しいと読んでいたわけです。

墓瀬真弓と門倉震矢の共犯

コナンの推理でまず炙り出されるのが、犯人Xの正体です。

小屋の中に最初からいたわけではなく、外にいた人物として浮上するのが墓瀬真弓。

さらに、高木刑事が崖下で門倉と墓瀬の共犯関係を目撃していたこと、門倉の携帯に墓瀬へ頻繁にかけた通話履歴が残っていることから、墓瀬が単独犯ではなく門倉の手駒だと固まります。

そしてコナンは、黒幕こそ門倉震矢だと断言します。門倉は、仏丸が金を別の隠し場所へ移したことを知り、その場所を突き止めるために、仏丸がそこへ向かうよう朝の電話で誘導しました。

そして墓瀬に後をつけさせた。

ところが途中で仏丸が事故死したため、計画を切り替え、犬飼が埋めた遺体を墓瀬に掘り起こさせて、笑子から金を取る恐喝へ移行したのです。

隠し金発見で崩れた最後の言い逃れ

決定打になったのは、千葉刑事が粕場町のマンションを徹底的に調べた結果、押し入れの天井裏から約3億5000万円を見つけたこと。

つまり、仏丸が移していた脱税資金の隠し場所は本当にそこだった。門倉が狙っていたのもその金で、事故のあとも遺体返還を口実に金を奪おうとしていたことがはっきりします。

タイムライン(事件の流れを整理)

  • 粕場町で犬飼始が仏丸大二郎をはね、「病院に連れていく」と言って姿を消す。
  • 仏丸笑子が毛利小五郎に依頼し、仏丸の遺体を売るという脅迫電話が入る。
  • 犬飼始は遺体を埋めたと認めるが、埋め場所から遺体は消えていた。
  • 顔認証金庫と、仏丸が粕場町に借りていたマンションの存在が判明する。
  • 残義山の小屋で、仏丸の遺体と気絶した門倉が見つかる。
  • コナンが墓瀬真弓をX、門倉震矢を黒幕だと暴く。
  • 千葉刑事が粕場町のマンションから約3億5000万円を発見し、門倉の動機まで確定する。

アニメ1056話「あの人を取り戻したい」の犯人&トリック

この回は、最初に見えている犯人と最後に見えてくる黒幕がズレています。

だからこそ、どの事件の犯人なのかを分けて整理するのが大事。

まず、仏丸大二郎を車ではね、その遺体を埋めたのは犬飼始です。ただし犬飼は、あくまで発端になった交通事故死と遺体隠しの当事者であり、遺体を使った恐喝計画の首謀者ではありません。

犯人(フルネーム)

門倉震矢、墓瀬真弓

本筋の遺体奪取・恐喝の黒幕は門倉震矢で、墓瀬真弓が実行役です。

二人は恋人同士で、仏丸大二郎の遺体を利用して笑子を脅し、金を奪おうとしました。

動機

門倉の動機は、とてもはっきりしています。

仏丸大二郎が脱税で溜め込んでいた大金を奪うこと

仏丸はその金を顔認証金庫に入れていましたが、それでは門倉が盗めません。

ところが一週間ほど前、仏丸はその金を別の隠し場所へ移していました。

門倉はそこに目をつけます。

つまり背景にあるのは脱税資金、引き金になったのは隠し場所の移動、そして決定打になったのは事故で仏丸が死んだあとも金を諦めなかったことです。

墓瀬真弓の動機も、門倉と共通しています。

彼女は門倉の恋人で、計画の実行役として動いていました。

動機の中心は門倉と同じく金で、仏丸の遺体を掘り起こし、脅迫電話をかけ、山での受け渡し芝居まで担っています。

トリック:準備

門倉がまずやったのは、仏丸大二郎が新しい隠し金の場所へ向かうよう仕向けること。

事故当日の朝、門倉から仏丸へ電話が入り、それを受けた仏丸は「今日は出社が少し遅れる」と言って家を出ています。

門倉はその動きを利用し、墓瀬真弓に後をつけさせました。

ここでの準備は、金を直接奪うことではなく、まず隠し場所を突き止めること

顔認証金庫からは盗めない以上、門倉に必要だったのは新しい隠し場所の特定でした。

トリック:実行

ところが途中で、仏丸は犬飼始の車にはねられて事故死してしまいます。

当初の計画はここで崩れました。

けれど門倉は引き下がらず、犬飼が遺体を埋めたことに目をつけます。

墓瀬にその遺体を掘り起こさせ、今度は笑子へ「遺体を返してほしければ金を払え」と脅迫する計画に切り替えました。

そして受け渡し場所として残義山の小屋を指定し、門倉自身が中へ入って、そこで殴られて気絶した被害者のように振る舞います。

これで表向きは「犯人Xが小屋の中にいて、遺体を置いて消えた」ように見える。

墓瀬は表に出ず、門倉は自分を被害者役に置くことで、最後まで疑いの外に残ろうとしました。

トリック:発覚回避

発覚回避の柱は三つです。

一つ目は、犬飼始の事故と遺体埋没を利用したこと。

二つ目は、笑子が遺体を強く欲しがる事情を逆手に取ったこと。

三つ目は、門倉自身が現場の被害者役になったことです。

小屋に入った途端に後ろから殴られた、と言ってしまえば、目は“見えないX”へ向きます。これが門倉の一人芝居でした。

綻び

綻びは、仏丸邸の金庫と、事故当日の朝の行動にありました。

まず、顔認証金庫の存在を知るのが仏丸夫妻と門倉だけだったこと。

これで、遺体を異様に欲しがる理由と、内部事情を知る犯人像がつながります。

次に、笑子の証言で、事故の朝に門倉から仏丸へ電話が入り、そのあと仏丸が粕場町へ向かったことがわかる。

さらに警察は、仏丸が粕場町にマンションを借りていた事実まで掴みます。

ここで、門倉が仏丸の動きを把握し、意図的に動かしていた線が濃くなります。

決め手

決め手は一つではありません。まず、顔認証金庫と隠し金の事情です。

笑子がそこまで遺体に執着する理由と、門倉だけがその事情を深く知っていたことが、犯人像を狭めました。

次に大きいのが、粕場町のマンションから約3億5000万円が見つかったことです。

これで仏丸が本当に大金を移していたこと、そして門倉の狙いがその金だったことが固まります。

最後の決定打は、高木刑事が崖下で門倉と墓瀬の共犯関係を目撃していたことと、門倉の携帯に墓瀬へ頻繁にかけた通話履歴が残っていたことです。

これで、小屋の中の出来事が全部門倉の一人芝居だったと崩れます。

結末

結末として、仏丸大二郎の遺体は無事に取り戻されます。

犬飼始は事故死と遺体埋没の件で粕場署に身柄を押さえられ、門倉震矢と墓瀬真弓の共犯関係もその場で露見。

さらに千葉刑事の捜索で、粕場町のマンションから約3億5000万円もの現金が見つかり、門倉の動機まで完全に固まりました。

笑子が取り戻したかったのは夫そのものではなく、夫の顔で開けられるはずだった金庫と、その先にある大金だった。

だからこの回は、タイトルの言葉がそのまま感情を表しているようでいて、実際にはかなり皮肉な意味を持って終わる話です。 

アニメ1056話「あの人を取り戻したい」のまとめ/感想

アニメ1056話「あの人を取り戻したい」のまとめ/感想

事故で消えた夫を追う話かと思いきや、遺体と金をめぐる欲の冷たさがじわっと広がる回でした。

タイトルの意味が最後に反転して、見終わったあとにかなり苦さが長く残ります。

事故で消えた夫を追う導入が、不穏さをじわっと広げていました

今回まず面白かったのは、事故で消えた仏丸大二郎を探す話として始まるのに、見ているうちに“誰がいちばん大二郎本人を大事に思っているのか”がどんどん怪しくなっていくところ。

笑子と門倉が遺体に強く執着する時点で少し嫌な空気はあるのに、まだその正体が見えないので、コナンと一緒に違和感を追う感じが気持ちいいんですよね。

交通事故、身代金要求、失踪という入り方も派手すぎず、じわっと不穏さを広げるタイプでかなり好みでした。

小五郎がいつもより真面目に依頼へ向き合っているのも効いていて、すごく軽さに逃げない導入だったと思いますね。

タイトルの意味が、最後にひっくり返るのが印象的でした

真相がわかってから特に印象に残るのは、タイトルの「あの人を取り戻したい」が、愛情の言葉みたいに見えて実はかなり冷たい意味を帯びていたこと。

笑子が取り戻したかったのは夫そのものではなく、夫の死と結びついた金や立場だったのではないかと見えてきて、一気に後味が悪くなりました。

しかも門倉がただの有能な秘書ではなく、そこに欲を重ねる側だったことで、事件がぐっと生々しくなるんです。

派手なトリックより、人間の本音が見えた瞬間のほうがずっと怖くて、見終わったあとにじわじわ効くタイプの一話でした。

小さく笑える場面が少ないぶん、その冷たさが長く残りました。

苦さの中でも、小五郎とコナンの視線が効いていたと思います

それでもただ嫌なだけで終わらないのは、コナンが違和感を一つずつ拾い、小五郎も依頼人の表情をきちんと見ているからだと思います。

今回は推理の派手さより、“どこからこの人たちは壊れていたのか”を見ていく感覚が強くて、その分だけラストの苦さに説得力がありました。

犬飼の小物っぽさまで含めて、関わる人たちがみんな少しずつ情けないのも妙にリアルです。

だからこそ、最後に事件が解けても爽快感だけでは終わらず、欲に振り回される人間の弱さがじっと残るんですよね。

渋いのに印象へ残る、アニオリらしい一話でした。本当にかなり大人っぽい後味です。

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