1100話から新シリーズで怪盗キッドのお話。
シリーズ2話では、キッドが狙っている王冠が亡くなってしまいました。
今回のシリーズ「怪盗キッドと王冠マジック」
・1100話「煙滅」のネタバレ&感想
・1101話「捜索」のネタバレ&感想
今回はシリーズの3作目で解決編です!キッドはどのようにして王冠を隠したのでしょうか?
今記事では、2022年10月12日発売の、少年サンデー46号の名探偵コナン1102話「表裏」のネタバレ&感想をしていきます!
※ここからネタバレに注意してください。
このお話は2025年1月18日/1月25日に放送されるアニメ1150話/1151話「怪盗キッドと王冠マジック」の原作となっています。
名探偵コナンの最新話について
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名探偵コナンの最新話の考察&ネタバレについて
名探偵コナン1102話「表裏」のあらすじとネタバレ

今回の事件で、怪盗キッドに変装している可能性があるのは3人。
展示場の主任・安藤芹亜(あんどうせりあ)、宝石鑑定士の中條近予(ちゅうじょうちかよ)、そして古美術鑑定士の狩野です。
事件のポイントは、「王冠を盗んだにもかかわらず、防犯システムが作動しなかった」こと。
この矛盾をどう成立させたのか――ここに今回のトリックの核心が隠されています。
1102話のネタバレ① コナンがトリックの正体に気づく
コナンは“リバーシブル”というキーワードから、今回のトリックの真相を導き出しました。
その仕掛けとは――王冠の片面を黒く塗っていたというもの。
展示ケースの中は黒い布で覆われており、怪盗キッドが「3、2、1」のカウントと同時に王冠をくるっと回転させることで黒い布と合わさり、まるで王冠が消えたように見せかけたというわけです。
そして、その塗装を行えた人物はひとり。
スプレーを使用していた古美術鑑定士・狩野こそ、キッドの変装だったのです。
1102話のネタバレ② キッド、風神の路を駆け抜ける
正体を現した怪盗キッドは
怪盗キッド「では「海の魔女の水飛沫(セイレーン・スプラッシュ)」…確かに頂戴した!!」
と宣言。
そのままローラースケートを履き、身をかがめた状態で風神の路(フウジン・ロード)を滑走しました。
さらに、王冠を細い紐で引きずるようにして移動したことで、防犯センサーが作動。
しかし、キッド自身はすでに通路内にいるため、警報が鳴っても捕まらない完璧な計算でした。
コナンもそれを見抜き、同じく3分以内に脱出を成功させます。
ここはまさに頭脳戦とスピードの勝負でしたね。
1102話のネタバレ③ 1100話の冒頭のシーン、エレベーターで“梓が二人”に!
キッドがエレベーターに乗り込むと、そこには偶然にも喫茶ポアロから戻ってきた梓の姿が。
キッドは梓のエプロンを脱がせて瞬時に変装し、エレベーターの中に“二人の梓”が存在するという衝撃のシーンになりました。
コナンはどちらが本物かわからず、電話でつながっていた安室へ本物の梓を見分ける方法を教えてほしいと相談。
コナンがスマホをスピーカーにして音量を上げると、安室は
安室透「好きです!梓さん!!」
と、まさかの告白(笑)
すると一人は照れ、一人は怪訝な顔をしました。
怪訝な表情をした方が本物の梓で、照れた方がキッドの変装でした。
…安室さん、なかなかの策士ですね(笑)
結果、コナンは見事にキッドを見抜くも、キッドは再び王冠を置いて、そのまま華麗に逃走していきました。
1102話のネタバレ④ コナンのニュースを見る“謎の老人”
事件が終わった後、ニュースサイトには「キッドキラー・江戸川コナン」の名前が大きく掲載されます。
その記事を見ていたのは、スマホを手にした謎の老人。
老人は杖でスマホを叩き割り、次の瞬間一羽のカラスが老人のもとへ飛んできました。
そして、老人の顔のシルエット。
「まさか…烏丸蓮耶(からすまれんや)…?」とその存在を匂わせたところで、物語は幕を閉じました。
これでFile1102は終わりです。
名探偵コナン1102話「表裏」の感想&考察

いや〜、今回のサンデーはまさに衝撃回でしたね。
怪盗キッドのトリック考察どころではないほど、最後の展開が強烈でした…。
トリックそのものは、これまでの考察でも触れた通り、王冠を黒く塗って“消えたように見せる”という比較的シンプルなもの。
とはいえ、キッドらしい華麗さとタイミングの妙で、見応えのある演出でしたね。
そして何より話題をさらったのは――安室さんのあの一言。
安室透「好きです!梓さん!!」
というセリフを使うとは……。
いや、ちょっとキザすぎましたね(笑)
しかも最初は「ときめいた方が本物の梓なのかな?」と思いきや、実際には怪訝な顔をした方が本物というオチ。
梓はおそらく、安室さんが自分に恋愛感情を持っていないことを理解していて、その上で“冗談で言うなよ”という気持ちが表情に出たのかもしれませんね(笑)
最後に組織のボスらしき人物が…
そしてラスト――。
この1102話の最大の衝撃は、黒の組織のボスらしき老人の登場です。
コナンがニュースで“キッドキラー”として取り上げられたその瞬間、それを見ていた老人がスマホを杖で叩き割るという不穏な描写。
さらに、割れたスマホのそばに一羽のカラスが舞い降りるという象徴的な演出…。
この「カラス」といえば――そう、黒の組織の象徴。
つまり、この老人こそ“あの方”、烏丸蓮耶を示唆している可能性が極めて高いですね。
他の記事で詳しく考察しますが、以前登場した老人とは別の人物であることがわかっており、いよいよ「黒の組織編」が本格的に再始動する感じがします。
以下記事で2人の老人の考察をしているので、ぜひチェックしてください↓
【関連記事】【2人】謎の老人の正体を考察!File1090/1102に出てた老人とは?
こちらの記事でも考察してるのでぜひチェックしてください↓
【関連記事】強面の老人の正体!?1103話の考察&予想ネタバレ
次回のコナン1013話少年サンデー1号
またしてもコナンは長期のおやすみに入り、恐らく次回は2022年11月30日発売の少年サンデー1号となります!
いやーーーこのタイミングでこの休みはきついですね笑
あの人物は誰なのか?期待していきましょう!
今回のシリーズ「怪盗キッドと王冠マジック」
・1100話「煙滅」のネタバレ&感想
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