2022年11月19日放送の「夢見る貴婦人、最後の恋」。
1つ前のお話は1063話の「狙われたひよこ鑑定士」のお話でした。少し犯人がサイコパスな感じがしてやばかったです。
今回のお話も少し特別な感じがしますが、どのようなお話なのでしょうか?
今記事では1064話「夢見る貴婦人、最後の恋」は原作のお話なのか?アニオリなのか?などを簡単なあらすじを含めて解説します。
※ここからは簡単なネタバレを含むため、注意してください。
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アニメ1064話「夢見る貴婦人、最後の恋」は何巻?原作で何話?

「夢見る貴婦人、最後の恋」はアニメ・オリジナルストーリーです。
毎週コナンを見ている人は3週連続で、アニオリのお話となります。
アニメ「夢見る貴婦人、最後の恋」の簡単なあらすじ

公式HPのあらすじはこちら↓
最新デートスポットにやってきたコナン、蘭、園子。不安げな表情でベンチに座る老婆・鴨川ハルを発見し、迷子になってしまったのではないかと声をかけようとする。
そこにやってきた一人の男性。見た目からハルの息子だと思ったコナンたちだったが、彼・風間丈治は恋人だという。
ハルがかなりの資産家だと見た園子は、息子ほど年齢の離れた風間が金目当てで近づいた可能性を考え助言しようとするが軽くあしらわれてしまう……。
アニメ「夢見る貴婦人、最後の恋」のネタバレ&事件の流れ

「夢見る貴婦人、最後の恋」は、コナン、蘭、園子がデートスポットで鴨川ハルと風間丈治の年の差カップルに出会うところから始まります。
最初は園子が「資産家の老婦人を狙った結婚詐欺では」と疑うものの、丈治には難病を抱える娘・ユキがいるとわかり、空気は一気に同情へ傾きます。
けれど実際には、この回は殺人事件ではなく、結婚詐欺と逆詐欺が入れ替わる特殊回でした。
前半は風間丈治がハルをだます話に見えますが、後半で鴨川ハルが丈治をだます側だったと反転。
しかも単純な勧善懲悪では終わらず、ハルの復讐心と、そこに混じる詐欺の高揚感まで描かれるため、後味はかなり複雑です。
事件というより、人をだますことで崩れた人生と、それをだまし返すことでしか晴らせなかった執念を描いた一話だと言えます。
デートスポットで出会った不釣り合いなカップル
コナン、蘭、園子は話題のデートスポットで、ベンチに座る老婦人・鴨川ハルを見つけます。
そこへ現れたのが、親子ほど年齢の離れた男性・風間丈治でした。
ハルは丈治を恋人だと紹介し、かなりの資産家でもあることから、園子はすぐに「金目当てではないか」と警戒します。
ここは視聴者も園子と同じ方向へ引っ張られやすい、かなり丁寧な導入です。
難病の娘・ユキで空気が変わる
ところが丈治には、重い心臓病を患う娘・ユキがいました。
ハルは二人を幸せにすると約束し、治療費まで援助しようとします。蘭と園子は感動し、さっきまでの疑いを恥じる流れに。
ここで一度「本当にいい話だった」と思わせるからこそ、後半の反転が強く効きます。
コナンだけが最後まで違和感を捨てていないのが、この回の重要なポイントです。
銀行へ向かった丈治
ハルは丈治に高額の小切手を渡し、「善は急げ」と銀行へ向かわせます。
丈治は大金を手にしたつもりで浮かれますが、銀行で待っていたのは現金ではなく警備員と警察でした。
ここでまず、丈治が常習的な結婚詐欺師だったことが表に出ます。
園子たちが捕まえたユキも、丈治の側で動いていた人物として浮かび上がり、丈治側の芝居だったことが見えてきます。
コナンが見抜いた本当の反転
ただ、コナンはそれでも違和感を追い続けます。
丈治がリムジンの中で上着を脱いだこと、ハルが不自然に銀行を急がせたこと、そして床に何も落ちていなかったことから、消えたのは“物”ではなく“スマホの中身”だと考えます。
実際、ハルは丈治を銀行へ向かわせている間に、丈治のスマホを使って口座資金を引き出していました。
つまり丈治は、ハルをだますつもりで近づきながら、逆に自分の金を全部抜かれていたのです。
ハルの本当の動機
コナンに追いつかれたハルは、最初しらを切ります。
けれどコナンは、彼女がかけていたブルーライトカット眼鏡を根拠に、「自分はスマホもパソコンも知らない」という言い訳を崩します。
そこでハルは、丈治に親友がだまされ、すべてを失ったまま亡くなったことを語ります。
今回の逆詐欺は、その復讐でした。
ただしハルは、復讐だけではなく「だます楽しさに恋をしてしまった」とも認めます。
だからこの回は、詐欺師を懲らしめて終わる爽快回ではありません。
丈治の悪意と、ハルの復讐心と、その中に生まれた危うい高揚感が、全部混ざったまま終わります。
そこがこの一話のいちばん苦いところです。
タイムライン(事件の流れを整理)
- コナン、蘭、園子がデートスポットで鴨川ハルと風間丈治に出会う。
- 園子は結婚詐欺を疑うが、丈治の娘・ユキの病気を知って同情する。
- ハルは丈治へ高額の小切手を渡し、銀行へ向かわせる。
- ユキの証言と銀行での確保により、丈治が常習詐欺師だと判明する。
- コナンはハルの違和感を追い、丈治のスマホと口座を使った逆詐欺だと見抜く。
- ハルは親友の仇討ちだったと認める一方、詐欺のスリルにも惹かれたと語る。
アニメ「夢見る貴婦人、最後の恋」の犯人&トリック
結婚詐欺の主犯は風間丈治で、その丈治をだました逆詐欺の実行者は鴨川ハルでした。
複数犯というより、詐欺師と、詐欺師をだます側の二重構造として整理するのが最も正確です。
犯人(フルネーム)
- 風間丈治
- 鴨川ハル(丈治に対する逆詐欺)
動機
風間丈治の動機は金です。
年配の資産家女性へ近づき、難病の娘という事情を前面に出して同情と恋愛感情を利用し、治療費名目で大金を引き出していました。
ユキの証言からも、丈治が似たような手口で繰り返し稼いでいたことがわかります。
一方の鴨川ハルの動機は復讐です。
丈治に親友がだまされ、失意のうちに亡くなったため、「目には目を、詐欺には詐欺を」という発想で丈治を同じ手口でだまし返しました。
ただしハルは、それが自分にとって初めての犯罪でありながら、詐欺のスリルそのものにも惹かれたと認めています。ここがこの回の単純ではないところです。
トリック
丈治の手口は、難病の娘ユキを前面に出した結婚詐欺です。
婚活パーティーなどで資産家女性へ近づき、父娘の苦しい事情を見せて大金を引き出す。
やっていることは古典的ですが、情に訴えるぶん非常に厄介です。
ハルの逆詐欺は、その丈治のやり方を逆利用しています。
まず高額の小切手を渡して丈治を銀行へ向かわせ、リムジンの中では「寒いから」と理由をつけて丈治に上着を脱がせます。そこでスマホを確保し、銀行へ行っている隙に口座から資金を引き出しました。
丈治は小切手を換金しに行ったつもりで、その裏で本当の自分の金を全部抜かれていたわけです。
決め手
コナンの決め手は、派手な物証ではなく違和感の積み上げでした。
丈治がリムジン内で上着を脱いだこと、ハルが不自然に銀行を急がせたこと、ユキが逃げようとしたこと、そしてハルがデジタル機器を使わないと言いながらブルーライトカット眼鏡をかけていたこと。
この流れをつなげると、ハルが丈治のスマホと口座を使った逆詐欺を行ったと読むのが自然になります。
結末
風間丈治は銀行で身柄を確保され、自分がだまし取ってきた資金も失います。
鴨川ハルの逆詐欺もコナンに見破られ、彼女は親友への復讐だったと認めました。
作中では、丈治がこれまでだまし取った金が被害者へ返還される見込みも示されます。
ただ、ハルは最後に「だます楽しさに恋をしてしまった」と語ります。
だからこの回の結末は、悪人を懲らしめた爽快な終わりではなく、復讐の達成と犯罪への危うい高揚感が同時に残る、かなり複雑な締め方でした。
アニメ1064話「夢見る貴婦人、最後の恋」はhuluやアマプラはある?
アニメ「夢見る貴婦人、最後の恋」はhuluとAmazonPrimeVideoで配信されています。
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アニメ「夢見る貴婦人、最後の恋」のまとめ/感想

老婦人の恋物語に見せかけて、園子の勘違いもコナンの違和感も全部ひっくり返してくる回でした。
切なさと痛快さが同時に残り、鴨川ハルという人物の余韻がかなり強いです。
園子の疑いが、いい意味で全部ひっくり返る導入でした
冒頭は園子の「絶対に怪しい」という反応が少し先走って見えるのに、見ている側も年の差カップルという絵面に引っ張られて、つい同じ目線で疑ってしまうのがうまかったです。
しかも難病の娘まで出てきたことで、一度こちらの警戒心をきれいに外してくるので、そのぶん後半で空気が反転した時の気持ちよさが大きかったです。
ハルの言葉に蘭が素直に心を動かされ、園子が泣いて謝る流れまで含めて、最初は完全に人情話として見せ切っていたのが見事でした。
だからこそ、コナンだけが引っかかり続けている構図が効いていて、静かな違和感の積み方がとても好きです。
鴨川ハルという人物の、上品さと危うさの両立が印象的です
この回でいちばん印象に残ったのは、鴨川ハルが単なる“騙される側の老婦人”では終わらなかったこと。
上品で世間知らずに見えるのに、実際には自分の手で風間丈治を追い込み、しかもその過程を少し遅すぎる初恋のように楽しんでいる気配まである。
その危うさがすごく魅力的でした。
親友の無念を背負った復讐として見ると切ないですし、犯罪のスリルに心を動かされた人として見ると怖いです。
この二面性が最後まで崩れないので、見終わったあともハルを一言で裁けない感じが残ります。
善人でも悪人でも片づけにくい人物をアニオリでここまで印象深く描いたのはかなり面白かったです。
コナンのひと言と、タイトルの余韻が最後まで残る回でした
そしてラストに向かうほど、これは派手なトリック回というより“言葉の余韻で残す回”だと思いました。
コナンが「オレだって恋してるのさ! この、探偵ってやつにな……」と言う場面は、事件の真相以上に刺さりましたし、タイトルの「最後の恋」が誰に向いていたのかを考えたくなります。
丈治への恋ではなく、復讐そのもの、あるいは詐欺のスリルに心を奪われた時間だったのかもしれないと思うと、後味が一気に複雑になります。
園子と蘭が見たロマンスと、コナンが見抜いた現実がきれいにずれているのもよくて、優雅さの裏に寂しさが残る締め方がすごく大人っぽい回でした。
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