不吉な縁結びのネタバレと考察|犯人や凶器の隠し場所、雪だるまの意味やトリックを解説

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「不吉な縁結びのネタバレを知りたい!」

「不吉な縁結びの考察や解説を知りたい!」

平次とコナンの恋路を描いた物語の一つでもある「不吉な縁結び」のお話。

この事件では意外と事件の容疑者が面白かったり、後のRUM(ラム)に繋がるようなお話があったりと意外と重要なお話となります。

そこで今記事ではアニメ「不吉な縁結び」の内容について細かく解説してきます。

「不吉な縁結び」の対象のお話などが知りたい方は以下記事をチェックしてください↓

【関連記事】1085話/1086話「不吉な縁結び」は漫画で何巻?

この記事の目次

「不吉な縁結び」の容疑者は指名手配犯の3人

今回の事件で容疑者は指名手配犯の3人となります。

万引常習犯の女性、社本鶴美(しゃもとつるみ)

無免許、ひき逃げの川野寅彦(かわのとらひこ)

結婚詐欺師の神内恭麻(じんないきょうま)。

この3人の中で刑事を死に追いやった犯人がいることになります。

容疑者候補の3人の関係が面白い

後にわかりますが、この指名手配犯の3人の関係が繋がっているのが面白いです。

まず、万引常習犯の社本は万引きは引退していたが、自分を養っていた男が最近交通事故に合って、足を折って働けなくなってスリを働きました。ただ、この交通事故の犯人というのがひき逃げをした川野だったのです

次に川野は妹に御朱印を買いに縁結び神社に来ました。妹は若い男に貢いだ後に捨てられてしまったみたいです。ただ、この貢いだ若い男というのが結婚詐欺師の神内だったのです。

神内は今回、詐欺のアイテムとして縁結びのお守りを買いに来ていました。ただ車のキーが入っていた財布を無くしてしまい、逃げるに逃げれなかったです。そして、その財布を盗んだのが万引常習犯の社本だったのです

つまり、この容疑者3人がそれぞれ関係がある所で犯罪をしていたという面白い関係だったのです。

事件の犯人は右利き

当初、被害者は棒のような鈍器で殴られたということになっており、その凶器を探すことが捜査の一つとなっていました。

ただ、今回の話のキーとなるのが被害者の頭を見てみると、傷が右上を向いています。つまり右上から振り下ろしたことになり、犯人は右利きである確率が高いです。

コナンと平次は容疑者達が何利きなのか?というのを探っているシーンがあるので、もう一度見直して見てください。

不吉な縁結びの犯人は誰?※ネタバレ有り

では、実際に本題に入ります。

今回の事件3人の容疑者がいましたが、犯人は…万引常習犯の社本鶴美(しゃもとつるみ)です。

トリックや証拠など1つ1つ解説していきます。

犯人が右利きであることを平次とコナンは確認していた

今回の事件の犯人は右利きであることが確定しており、平次は事件の捜査中に容疑者にそれとなく調べているシーンがあります。

ひき逃げの川野にはわざと喧嘩をふっかけてた時にボクサーの癖でファイティングポーズをとりました。この時に川野は右手が前、左手が後ろとなり、ストレートを打つ左が後ろとなっているため、左利きであることがわかります

次に結婚詐欺師の神内に対して、服部は右目の下に何か付いてるぞと言います。この時に神内は左手を右目の下を触りました。通常なら最短距離である右手で無意識に触りますが、左手で触ったということで左利きということがわかりました。

最後に万引常習犯の社本は無意識にメガネを直す時に右手で触っていたたため、右利きということがわかりました

決定的な証拠にはならないものの、右利きということでコナン達は社本をマークしていたのです。

手錠を抜け出すトリックとは?

社本鶴美はワイヤーと手錠を繋がれていましたが、実はこれは簡単に解くことができるのです

マジシャンが脱出する時の要領でもありますが、知っていれば簡単に抜け出すことができ、社本鶴美も手錠がかかったままワイヤーのみを外すことができ、その場から逃げ出します。

逃げ出した時に刑事である氷高に見つかってしまい、とっさに凶器を振り回して殺害したというもの。

犯人が使った凶器は何?そしてその隠し場所は?

今回の事件の疑問点となっているのが、凶器と凶器の隠し場所です。

実はこの凶器というものが、最初はのぼりの棒であると想定されていましたが…実はこれが違います。

今回の事件の凶器は、中の水が凍ったバケツであり、それを振り回したことにより氷高の後頭部にぶつかったのです。

そして、犯人はとっさに凶器を隠そうとして、雪だるまの頭の上にバケツを置いたという流れになります。

雪だるまの「ドシッ」という音が最大のヒント

今回の事件で平次とコナンはこの雪だるまの音によって、事件解決までいきました。

この「ドシッ」という音の正体というのが、雪だるまの上にのっているバケツ。バケツの中の氷が落ちる音だったのです。

通常であれば雪だるまにバケツを乗せる時には、何も入れないで乗せますが、今回の雪だるまは急遽犯人が凶器をカモフラージュするために置いたため、あるはずのないバケツの中の氷が落ちてドシッとなりました

コナンと平次はここで凶器と隠し場所に気づいたのでした。

「黒ずくめの謀略」の続きとなる話

こちらの記事の冒頭では不吉な縁結びについて詳しく解説していますが、ここからは1つ前の原作回である「黒ずくめの謀略」について触れます

アニメの冒頭でコナンが前回のお話について軽く気になる所を上げていました。

  • 工藤邸のお茶会
  • RUMについて

ここからはこの2つのトピックスに合わせて解説します。

工藤邸のお茶会について軽い進捗があった

アニメだと迷宮カクテルの時に、工藤優作、赤井秀一、安室透の3人で何か話し合いをしました。これをいわゆる工藤邸のお茶会と言われる内容です。

この工藤邸のお茶会については開かれたことはわかっていましたが、内容は何を話したのか?という部分は一切触れられていませんでした。ただ不吉な縁結びの冒頭で、工藤優作が赤井秀一に対して話していた内容をコナンが聞いていました。

この間のお茶会の返事を待っています。みたいなニュアンスでした。

ここから考察できるのが、お茶会では1つ工藤優作から提案があったように想像できます。その内容は即決でなく、また後日返事をください。というような会話であったことがわかります。

つまり今のお茶会のステータスとしては、赤井秀一(安室透)の回答待ちという状態です。あの日に全て決まったのではなく、何か提案があり、返事を待っている状態というのがわかりました。

【関連記事】安室透&赤井秀一の工藤邸“お茶会”の内容とは?

お茶会の詳細をコナンは知らない説が濃厚

今回コナンは父さんが何か言っていたという風に話しており、会話を全て把握しているような素振りはなかったです。

つまり、コナン抜きで内容が進んでいることがわかります。コナンが全てを仕組んだものかと思いきや、やはり優作主導であることがありそうですね。

RUMの「ふざけた名前」について進展

もう一つ触れていたのはキャメル捜査官が話していた「RUMはふざけた名前を名乗っている」という組織のナンバー2についてのヒント

コナンは今までラムを追っていたが未だに正体はわかりません。※読者は前回のFBI捜査官連続殺人事件で判明。

ここで新たなヒント「ふざけた名前」というのがコナンの情報に加わりました。ここから新たに進展する可能性は大となります。

【関連記事】RUM(ラム)の「ふざけた名前」の正体は誰?

服部に名前のヒントを聞いてみると…

コナンな不吉な縁結びの最後に服部について名前を聞いてみると…

「土井塔克樹」という怪盗キッドが変装した時に使った名前のアナグラムについて触れました。

実はこれが大きなヒントとなり、RUMの正体を暴く秘密となります。

【関連記事】土井塔克樹(どいとうかつき)の正体は?

不吉な縁結びのまとめと感想

今回の事件は意外と単純そうに見えて複雑な事件でしたね。

容疑者達の3角関係が面白かったり、平次がわざわざ隠れたりと、注目するポイントが多かったです。

RUMのことにも繋がりそうなお話なので、ぜひ注目してみてみてくださいね!

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不吉な縁結びのネタバレやトリック

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