土井塔克樹…!?「不吉な縁結び」のネタバレ&伏線&真犯人は誰?雪だるまの意味やトリックを解説!

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「不吉な縁結びのネタバレを知りたい!」

「不吉な縁結びの考察や解説を知りたい!」

2023年の6月3日〜10日に放送の1085話「不吉な縁結び」

1話前のお話は1084話「冷え切った男達」でした。

原作回の1つ前のお話は1077話〜1079話の「黒ずくめの謀略」でした。視聴者がRUMの正体がわかり、コナンもRUMについてのヒントを得ました。

平次とコナンの恋路を描いた物語の一つでもある「不吉な縁結び」のお話。

この事件では意外と事件の容疑者が面白かったり、後のRUM(ラム)に繋がるようなお話があったりと意外と重要なお話となります。

今記事では1085話/1086話「不吉な縁結び」は原作のお話なのか?アニオリなのか?などを簡単なあらすじを含めて解説します。

※ここからは簡単なネタバレを含むため、注意してください。

この記事の目次

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「不吉な縁結び」は何巻?原作で何話?

アニメで放送予定の「不吉な縁結び」は原作コナンの話となり、対象の単行本は100巻です!

著:青山剛昌
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名探偵コナン100巻「File1067:秘密のお参りFile1068:見当たり捜査File1069:雪だるま

名探偵コナン100巻に掲載されている話↓
FILE 1:ショーの打ち合わせ
FILE 2ショーはこれから
FILE 3血染めのID
FILE 4計略の街角
FILE 5闇夜の追跡劇
FILE 6 暗中の灯火
FILE 7 狩人と獲物
FILE 8 RUM
FILE 9 秘密のお参り
FILE10 見当たり捜査
FILE11雪だるま

アニメ「不吉な縁結び」の簡単なあらすじ

「不吉な縁結び」の公式HPのあらすじはこちら↓

コナンと蘭は、東京に来た和葉と縁結びにご利益がある杯戸神社へ向かう。特別な“115縁”の日ということで境内は人が多い。人気スポットだと知らなかった蘭は、和葉にどうやってここを知ったのか質問する。

情報源は平次で、たまたま調べているのを見かけたのだという。最近の言動から平次も来ていると確信したコナンは、怪しい狐面の男を発見し追いかける。一方、和葉は人ごみに縁結び目的ではなさそうな人物を見かけ……。

アニメ「不吉な縁結び」の登場人物

「不吉な縁結び」の登場人物
・江戸川コナン

・服部平次
・遠山和葉
・工藤優作
・赤井秀一

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アニメ「不吉な縁結び」のネタバレ&伏線

前回のお話で黒ずくめとの対決がなんとか終了し、最後の最後にキャメルが「RUMの正体がふざけた名前」というのを聞き、コナンがその情報を得たまま終了しました。

今回のお話では、コナンはRUMについて考えながらも、平次達と合流します。

コナンが「ふざけた名前」からアナグラムへ近づく

この回で本筋として一番大きいのは、コナンが事件後もRUMに関わる「ふざけた名前」を考え続けていること。

杯戸神社の殺人事件は社本鶴美の犯行として解決しますが、そこで終わらず、コナンは平次に名前の話題を振ります。事件解決後の短いやり取りなのに、直前の黒ずくめの組織側の情報をコナンが放置していないことがはっきり見えるのが重要です。

ここがかなりゾクッとします。

縁結び神社、狐面、雪だるまという少し軽さもある回の最後に、急にRUM編の思考へ戻るんですよね。

目の前の事件を解いたあとでも、コナンの頭の中には「ふざけた名前」が残っている。

単発事件の後味に、本筋の不穏さが静かに差し込まれる構成が巧いです。

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平次が和葉との縁結びを意識している

恋愛面で大きいのは、平次が和葉との縁結びをかなり意識して杯戸神社へ来ていること。

和葉は平次のスマホで杯戸神社を見たことをきっかけに神社へ来ますが、平次本人も狐面で姿を隠しながら現地にいます。事件が起きる前から、平次が和葉との関係を進めたい気持ちを抱えているのが可愛いです。

この回の平次は、いつもの推理モードだけではありません。

和葉にバレないように隠れているのに、やっていることは縁結びや告白運を気にする行動です。

この照れ隠しが平次らしいんですよね。

真正面から言えないくせに、縁起には頼ろうとしている感じがかなりニヤけます。

アニメ「不吉な縁結び」のあらすじ&事件の流れ

「不吉な縁結び」は、和葉が東京へ来て、蘭と杯戸神社へ向かうところから始まります。

縁結びで有名な神社という明るい導入から、見当たり捜査中の刑事・氷高創志の殺害へ落ちる温度差がかなり強い前後編。

事件内では、狐面の平次、指名手配犯を追う氷高、ノボリの棒のミスリード、雪だるまのバケツ、手錠と防犯ワイヤーの抜け道が一本線でつながります。

最後には、平次と和葉の距離感と、コナンのRUM編への思考も残ります。

和葉が東京へ来て蘭と杯戸神社へ向かう

物語は、和葉が東京へ来て、蘭と杯戸神社へ向かうところから始まります。杯戸神社は縁結びで有名な場所として扱われ、導入だけ見るとかなり明るいです。

和葉が平次を意識している空気もあり、最初はラブコメ寄りの神社回として始まるのが良いです。

ここで引っかかるのは、なぜ和葉が杯戸神社を気にしているのかという点です。

平次のスマホで見た神社情報がきっかけになっており、和葉側も平次の行動を意識しています。この時点では可愛い導入なのに、後で殺人事件へ変わるため、落差がかなり大きくなります。

杯戸神社が「15縁」の日で混雑している

杯戸神社は「15縁」の日として参拝客で混雑しています。限定のお守りや御朱印を求める人もいて、境内は縁起の良い空気に包まれています。

この人混みが、後に見当たり捜査の舞台として意味を持つのが不穏。

縁結びの行列には、恋愛を願う人たちだけでなく、刑事が追っている人物たちも混ざっています。明るい混雑が、実は危険な人物を探す現場でもあるわけです。

縁起のいい場所の裏に、犯罪者を追う緊張が隠れているのが怖いです。

コナンが狐面の男を平次だと見抜く

杯戸神社には、狐面を被った男がいます。コナンはその正体が平次だと見抜きます。

平次がこっそり神社に来ていると分かることで、事件前のラブコメ空気が一気に強まります。

平次は和葉にバレたくないから正体を隠していますが、その行動自体がもう和葉を意識している証拠みたいなものです。

コナンがすぐ見抜くのも、二人の付き合いの長さが出ています。

推理回の導入なのに、平次の照れ隠しが混ざるのが可愛いです。

平次が変声機で光本兵我になりすます

平次は狐面だけでなく、変声機を使って光本兵我になりすまします。ここは事件トリックではなく、和葉に正体を隠すための行動です。

本気でごまかしているのに、どこか不器用なのが平次らしいです。

このなりすましによって、神社回のラブコメ感はさらに濃くなります。平次は和葉との縁結びを気にしているのに、素直には動けません。

隠れ方まで恋愛のもどかしさになっているのが、平次と和葉らしくてニヤけます。

和葉が単語帳のようなものを見る男性に違和感を持つ

行列の中で、和葉は単語帳のようなものを見ている男性に違和感を持ちます。

これが氷高創志へつながる入口です。

恋愛ムードの中に、刑事の見当たり捜査が入り込んでくる瞬間です。

その男性は、参拝客を見ながら何かを確認しています。普通の参拝者なら不自然な行動です。和葉がその違和感を拾うことで、事件の空気が少しずつ変わります。

何気ない視線の先に、後の殺人事件の被害者がいるのが怖いです。

「ここだけで3人」とつぶやいた男性が列を離れる

男性は「ここだけで3人」とつぶやき、列を離れます。ここで、境内に複数の指名手配犯がいることが示されます。

縁結びの行列が、実は犯罪者を追う現場だったと分かるのがかなり不穏です。

この男性は後に、見当たり捜査班の刑事・氷高創志だと分かります。

人混みを見ていた理由も、社本鶴美、川野寅彦、神内恭麻といった対象者を追っていたからです。明るい神社の背景に、警察の緊張が走っていたことが後で一本につながります。

階段下で氷高創志の遺体が見つかる

突然、悲鳴が上がり、階段下で氷高創志の遺体が見つかります。ここで空気は完全に変わります。

縁結びの明るい神社が、一気に刑事殺害の現場へ冷え込む落差が強烈です。

最初は階段から落ちたようにも見えますが、額には打撲痕があります。

単なる転落ではなく、誰かに襲われた可能性が浮かびます。

「縁を結ぶ」場所で、逃走と殺意が絡む事件が起きるのがかなり苦いです。

氷高が見当たり捜査班の刑事だと分かる

氷高創志は、警視庁刑事課捜査共助課の見当たり捜査班の警部補/刑事だと分かります。

つまり、彼は神社へ遊びに来ていたのではなく、指名手配犯を追っていたわけです。

被害者の正体が分かることで、事件は一気に「刑事殺し」として重くなります。

氷高が見ていたリストや「ここだけで3人」という言葉も、ここで意味を持ちます。彼は境内で複数の対象者を見つけていた可能性があります。

人混みの中で誰が氷高に見つかり、誰が殺意へ向かったのかが推理の軸になります。

社本、川野、神内が容疑者として浮上する

氷高が追っていた人物として、社本鶴美、川野寅彦、神内恭麻が容疑者として浮上します。

それぞれに疑わしい事情があり、誰が氷高と接触したのかが問題になります。

見当たり捜査の対象者たちが、そのまま殺人容疑者へ変わる構成です。

ここで重要なのは、全員を一気に犯人扱いしないことです。川野と神内にも怪しい動きはありますが、決め手は別にあります。

容疑者整理が進むほど、社本の「拘束されていた」という状況が逆に大きな違和感になっていきます。

社本が手錠と防犯ワイヤーで街灯につながれていたと分かる

社本鶴美は、氷高に捕まったあと、駐輪場の街灯に手錠と自転車用防犯ワイヤーでつながれていたと説明されます。

これだけ見ると、社本には犯行が不可能に見えます。

拘束されていた人物が犯人候補から外れそうになるのが、この事件の大きなミスリードです。

ただ、コナンと平次はその構造に違和感を持ちます。手錠とワイヤーの組み合わせに、本当に抜け道はないのか。

アリバイに見える拘束が、後で犯行可能性を示す仕掛けへ変わるのが面白いです。

ノボリの棒が凶器に見える

現場には血の付いたノボリの旗があり、ノボリの棒が凶器だったように見えます。

分かりやすい証拠が置かれているため、捜査側もそこへ目を向けます。

ただ、この見えやすさこそが偽装で、犯人の狙いでもあります。

ノボリの棒は箱に戻されており、血の付いた旗もあります。けれど、実際の凶器は別です。

一見分かりやすい証拠が、真相から目をそらすミスリードになっているのがコナンらしいです。

雪だるまのバケツが真の凶器だと分かる

真の凶器は、雪だるまの頭に被せられていたバケツでした。

中には凍った水が入っており、氷が溶けて落ちた音や、雪だるまの目が落ちたことが手がかりになります。

可愛い雪だるまが、実は凶器隠しの中心だったと分かる反転がかなりゾクッとします。

ノボリの棒を追わせておいて、実はバケツが本命だった。ここで見えていたものの意味が変わります。

小道具が一本線で回収される気持ちよさと、見た目の可愛さの裏にある怖さが同時に残ります。

手錠とワイヤーの抜け方が実演される

手錠と防犯ワイヤーの構造から、社本が拘束を抜けられたことが示されます。これによって、犯行不可能に見えた社本に犯行可能性が戻ります。

アリバイのように見えていた拘束が、推理によってひっくり返るのが気持ちいいです。

社本は氷高に捕まっていたものの、手錠の輪とワイヤーの隙間を利用して一時的に動けました。

逃げようとしたところで氷高に再び見つかり、事件へつながります。

見た目だけでは分からない構造の隙が、犯行機会を作っていたわけです。

打撲痕と利き手から社本が犯人と判明する

氷高の額の打撲痕の向きと、容疑者の利き手が決め手になります。

社本鶴美は右利きであり、川野寅彦と神内恭麻は左利きと見られるため、凶器の振り方と条件が社本へつながります。

凶器、拘束、利き手が重なって、社本鶴美が犯人だと一本線で確定します。

ここで川野と神内の容疑は外れていきます。社本は逃げ切れません。バケツの隠蔽だけでなく、身体の使い方まで証拠になるのが面白いです。

派手な証拠ではなく、打撲痕の向きという地味な違和感が決定打になるのが気持ちいいです。

事件後、コナンが平次に「ふざけた名前」について聞く

事件解決後、コナンは平次に「ふざけた名前」について尋ねます。ここで杯戸神社の事件から、直前のRUM情報へ話題が切り替わります。

殺人事件の解決後に、コナンの思考が本筋へ戻るのがかなり印象的。

平次は、名前の例として土井塔克樹を挙げ、アナグラムの発想へつながる材料を出します。

コナンはそれを受け止めます。

平次の何気ない一言が、RUM編の考え方のヒントになるのがこの回の大きな余韻です。

和葉が狐面の男を平次だと見抜く

最後に、和葉は狐面の男の正体が平次だと見抜きます。

平次はごまかしていたつもりですが、和葉には通じませんでした。事件の重い空気から、平次と和葉の甘酸っぱい距離感へ戻る締め方が良いです。この場面は、告白成功ではありません。

それでも、和葉が平次をよく見ていることははっきり分かります。平次が隠そうとしても和葉には伝わる、この幼なじみ感がかなり尊いです。

  • 和葉が東京へ来て、蘭と杯戸神社へ向かう。
  • 杯戸神社は縁結びで有名で、「15縁」の日として混雑している。
  • コナンが狐面の男を平次だと見抜く。
  • 平次は変声機で光本兵我になりすましている。
  • 和葉が、行列の中で単語帳のようなものを見る男性に違和感を持つ。
  • その男性が「ここだけで3人」とつぶやき、列を離れる。
  • 階段下で氷高創志の遺体が見つかる。
  • 氷高は見当たり捜査班の刑事で、指名手配犯を追っていたと分かる。
  • 社本鶴美、川野寅彦、神内恭麻が容疑者として浮上する。
  • 社本は手錠と防犯ワイヤーで駐輪場の街灯につながれていたと説明される。
  • 血の付いたノボリの旗が見つかり、ノボリの棒が凶器に見える。
  • 雪だるまに被せられたバケツが真の凶器だと分かる。
  • 手錠とワイヤーの抜け方が実演される。
  • 打撲痕と利き手から社本が犯人と判明する。
  • 事件後、コナンが平次に「ふざけた名前」について聞く。
  • 和葉が狐面の男の正体を平次だと見抜く。

アニメ「不吉な縁結び」の犯人&トリック

犯人は社本鶴美です。被害者は氷高創志です。

氷高創志は、凍った水入りのバケツで殴られたあと、階段から落とされて死亡しました。

この事件のポイントは、社本が手錠と自転車用防犯ワイヤーから一度抜け出せたこと、そしてノボリの棒ではなく雪だるまのバケツが真の凶器だったこと。

社本は一見動けないように見えましたが、その拘束こそが犯行可能性を隠すミスリードになっていました。

犯人:社本鶴美

犯人は社本鶴美です。

社本は、氷高創志に捕まったあと、駐輪場の街灯に手錠と自転車用防犯ワイヤーでつながれていました。

一見すると犯行不可能に見えますが、手錠の輪とワイヤーの隙間を使えば、一時的に拘束から抜け出すことができました。被害者の氷高創志は、警視庁刑事課捜査共助課の見当たり捜査班の警部補/刑事です。

神社の人混みの中で指名手配犯を探しており、社本を見つけて捕まえていました。

社本は捕まった側だったからこそ、最初は犯人から外れそうに見える構図になっています。

社本は拘束から抜けて逃げようとしたところを、氷高に再び見つかります。そこで階段上にあった凍った水入りのバケツを使い、衝動的に氷高を殺害しました。逃走のための一瞬の判断が、刑事殺害へ変わってしまった事件です。

動機:逮捕を免れようとした衝動的な殺害

背景

社本鶴美は、万引き常習犯として氷高創志に見つかり、捕まっていました。

氷高は社本を逃がさないため、手錠と自転車用防犯ワイヤーで駐輪場の街灯につないでいました。

社本にとって氷高は、自分を逮捕へ近づける存在だったわけです。

この時点では、計画的な復讐殺人ではありません。社本は追い詰められていた人物です。

ただし、逮捕を逃れたいからといって殺人が正当化されるわけではありません。ここははっきり分ける必要があります。

引き金

引き金になったのは、社本が拘束から抜け出し、逃げようとした途中で氷高に再び見つかったこと。

逃げられると思った瞬間に、また捕まる危険が出たわけです。

社本の中で、逃走の焦りが一気に殺意へ変わったと見えます。

ここがかなり怖いです。

事件の動機は、深い恨みというより、逮捕を免れたいという目先の焦り。

その場の衝動で、取り返しのつかない殺害へ進んでしまいます。

決定打

決定打は、階段上にあった凍った水入りのバケツです。社本はそれを使って氷高を殴り、その後、階段から落としました。

近くにあった物を凶器として使ったことで、衝動的な犯行の色がかなり強く出ています。

社本はその後、ノボリの旗や棒を使って凶器を誤認させようとします。

つまり、殺害後には隠蔽へ動いています。

偶発的に始まった殺害が、偽装まで含む事件へ変わっていくのが後味の悪いところです。

トリック:拘束抜けと凶器偽装

準備

社本は、氷高に捕まったあと、手錠と自転車用防犯ワイヤーで街灯につながれていました。

けれど、その組み合わせには隙間がありました。

手錠とワイヤーの構造が、社本を動けない人物に見せる準備として働いています。

階段上の立水栓付近には、凍った水入りのバケツがありました。

社本が最初から準備した凶器ではなく、その場にあった物として使われます。

ここが計画殺人とは少し違う空気を作っています。

実行

社本は手錠と防犯ワイヤーの隙間を利用して拘束から抜けます。そして逃げようとしたところ、氷高に再び見つかります。

そこで社本は、階段上にあった凍った水入りのバケツで氷高を殴りました。

氷高はその後、階段から落とされて死亡します。

社本は血の付いたノボリの旗を作り、ノボリの棒を箱へ戻します。これにより、棒を持って逃げた犯人がいるように見せかけました。

発覚回避

社本は、手錠でつながれたままに見せることで、自分には犯行不可能だと思わせようとしました。

さらに、ノボリの旗に血を付け、棒を凶器のように見せかけます。

自分の拘束状態と、分かりやすい偽の凶器を同時に使ったのが発覚回避のポイント。本物の凶器であるバケツは、雪だるまの頭に帽子のように被せて隠されます。

見た目としては神社の小道具に紛れます。可愛い雪だるまが、殺人の隠蔽に使われているのがかなり不気味です。

綻び

綻びは、まず手錠と防犯ワイヤーの構造です。抜けられないように見えて、隙間を使えば社本は動けました。

犯行不可能に見えた拘束が崩れることで、社本の犯行機会が一気に戻ります。

もう一つの綻びが、雪だるまのバケツです。

バケツ内の氷が溶けて落ちた音、雪だるまの目が落ちたことが、凶器の隠し場所へつながります。ノボリの棒ではなくバケツが真の凶器だと分かることで、偽装は崩れていきます。

決め手:バケツ、拘束抜け、利き手が社本へつながる

決め手は複数あります。

まず、手錠と防犯ワイヤーから抜けられる構造が、社本の犯行不可能に見える状況を崩します。

「動けないはず」が崩れた瞬間、社本が再び容疑者として浮かび上がります。

次に、ノボリの棒ではなく、雪だるまのバケツが真の凶器だと分かります。血の付いたノボリの旗は偽装であり、血の付いた棒は見つかりません。バケツ内の氷が溶けて落ちた音、雪だるまの目の落下が、本当の凶器の隠し場所を示します。

見えていた雪だるまの意味が、後半で一気に変わるのが気持ちいいです。

最後に、氷高の額の打撲痕の向きと利き手が犯人を絞ります。社本は右利きで、川野寅彦と神内恭麻は左利きと見られます。

凶器の振り方と身体的条件が重なり、社本鶴美へ推理が収束します。

結末:社本鶴美が犯人と判明し、事件後にRUM編の余韻が残る

結末では、社本鶴美が犯人だと判明します。氷高創志は、凍った水入りのバケツで殴られたあと、階段から落とされて死亡しました。

ノボリの旗と棒は凶器を誤認させるための偽装で、実際の凶器は雪だるまの頭に被せられていたバケツでした。

社本は、手錠と自転車用防犯ワイヤーの組み合わせから抜け出し、逃げようとしたところを氷高に再び見つかりました。

その結果、逮捕を免れようとして衝動的に殺害へ進みます。

縁結びの神社で起きた事件としては、かなり後味が苦いです。

事件解決後、コナンは平次に「ふざけた名前」について尋ね、平次の答えからアナグラムという発想に触れます。さらに和葉は狐面の男が平次だと見抜きます。

刑事殺害の苦さ、平次と和葉の甘酸っぱさ、RUM編の静かな不穏さが同時に残る終わり方です。

「黒ずくめの謀略」の続きとなる話

こちらの記事の冒頭では不吉な縁結びについて詳しく解説していますが、ここからは1つ前の原作回である「黒ずくめの謀略」について触れます

アニメの冒頭でコナンが前回のお話について軽く気になる所を上げていました。

  • 工藤邸のお茶会
  • RUMについて

ここからはこの2つのトピックスに合わせて解説します。

工藤邸のお茶会について軽い進捗があった

アニメだと迷宮カクテルの時に、工藤優作、赤井秀一、安室透の3人で何か話し合いをしました。これをいわゆる工藤邸のお茶会と言われる内容です。

この工藤邸のお茶会については開かれたことはわかっていましたが、内容は何を話したのか?という部分は一切触れられていませんでした。ただ不吉な縁結びの冒頭で、工藤優作が赤井秀一に対して話していた内容をコナンが聞いていました。

この間のお茶会の返事を待っています。みたいなニュアンスでした。

ここから考察できるのが、お茶会では1つ工藤優作から提案があったように想像できます。その内容は即決でなく、また後日返事をください。というような会話であったことがわかります。

つまり今のお茶会のステータスとしては、赤井秀一(安室透)の回答待ちという状態です。あの日に全て決まったのではなく、何か提案があり、返事を待っている状態というのがわかりました。

【関連記事】安室透&赤井秀一の工藤邸“お茶会”の内容とは?

お茶会の詳細をコナンは知らない説が濃厚

今回コナンは父さんが何か言っていたという風に話しており、会話を全て把握しているような素振りはなかったです。

つまり、コナン抜きで内容が進んでいることがわかります。コナンが全てを仕組んだものかと思いきや、やはり優作主導であることがありそうですね。

RUMの「ふざけた名前」について進展

もう一つ触れていたのはキャメル捜査官が話していた「RUMはふざけた名前を名乗っている」という組織のナンバー2についてのヒント

コナンは今までラムを追っていたが未だに正体はわかりません。※読者は前回のFBI捜査官連続殺人事件で判明。

ここで新たなヒント「ふざけた名前」というのがコナンの情報に加わりました。ここから新たに進展する可能性は大となります。

【関連記事】RUM(ラム)の「ふざけた名前」の正体は誰?

服部に名前のヒントを聞いてみると…

コナンな不吉な縁結びの最後に服部について名前を聞いてみると…

「土井塔克樹」という怪盗キッドが変装した時に使った名前のアナグラムについて触れました。

実はこれが大きなヒントとなり、RUMの正体を暴く秘密となります。

【関連記事】土井塔克樹(どいとうかつき)の正体は?

アニメ「不吉な縁結び」のhuluやアマプラはある?

アニメ「不吉な縁結び」はhuluとAmazonPrimeVideoで配信されています。

コナンを取り扱っているVODでは、様々なアニメコナンが見れるので登録をおすすめします!

アニメ「不吉な縁結び」の感想&まとめ

縁結びの杯戸神社、特別な“15縁”の日に平次×和葉の恋が動く…と思いきや刑事殺害で一変。人混みの中でラブコメと見当たり捜査の緊張が同居し、最後まで油断できない二話。

①:恋の高揚と不穏が同時に積み上がる導入

前編の掴みは、和葉が“縁結び”に全力で、蘭も巻き込まれていく空気が可愛いのに、コナンだけが『平次も来てる』と確信して狐面の男を追うテンポが最高。

平次が調べていたと聞いただけで、和葉の期待値が勝手に上がっていくのも微笑ましい。限定のお守りや御朱印で混む境内のざわつきが、恋の高揚と不吉さを同時に増幅させます。

単語帳みたいな物をめくる謎の男の『ここだけで3人もかよ』の一言が不穏すぎて、悲鳴までの流れが綺麗。恋回のつもりで見てたら即事件で落とされる構成が上手いです。タイトル回収が早いのも好き。テンポ抜群で導入が完璧。

②:縁結びの神社が“指名手配犯の現場”になるギャップ

後編は、縁結びの神社が一転して“指名手配犯だらけの現場”になるギャップが面白い。

被害者が見当たり捜査班の氷高刑事で、単語帳に見えた冊子が手配犯リストだったと判明した瞬間、恋よりサスペンスに全振り。

手錠と自転車ワイヤーで繋がれた女、入口で喧嘩する男、財布探しの結婚詐欺師…とクセが強すぎて、神社の人混みがさらに不穏に見えました。高木刑事が合流して捜査が加速し、のぼり棒が見つからないことで“もう一人いる?”と疑心暗鬼になる流れも上手い。狐面の平次が捜査に混ざる横で、和葉だけ恋の温度を保っているズレも良かったですね。

③:“縁”が幸せから皮肉へ変わる後味がクセになる

この2話の好きな所は、“縁”という幸せワードが、恋だけじゃなく犯罪者を結びつける皮肉に変わるところ。

特別な“15縁”の日で人が多い神社だからこそ、犯人も手配犯も紛れ込める怖さがリアルで、コナンが最初から警戒するのも納得でした。

狐面で尾行される平次の間抜けさ、和葉の恋フィルター、蘭の優しい背中…のラブコメがあるからこそ、刑事が倒れている場面の冷たさが刺さる。見当たり捜査らしく顔写真や目撃で追う渋さも好み。恋の進展を期待させつつ事件がそれを邪魔する焦らし方も上手くて、後味が妙に残る回でした。良い意味でクセになる。

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