前回のコナンではアニオリでは珍しい2話連続型の946話・947話「呪いの宝石ボルジアの涙 前編・後編」でした。
原作の話が進みにくい分、今のアニメでは別路線で濃い話をやっているので、また違った楽しみ方をしてみるのもアリですね。
では今回のお話はどのようなお話でしょうか。
今回は2019年7月28日(土)放送のアニメ名探偵コナン948話「恐竜につぶされた男・後編」のあらすじとネタバレを紹介していきます。
※ここからはネタバレを含むため、注意してくださいね。
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948話「恐竜につぶされた男」は何巻?原作で何話?
今回の恐竜の話は前回同様「アニメオリジナルストーリー」となります。
2019年7月現在の原作コナンではスピンオフドラマ「ゼロの日常」のお話のため、まだまだアニメ放送は遠いですね。
ちなみにアニメの次となる原作は安室が出てきます↓

948話「恐竜につぶされた男」の簡単なあらすじ

米花恐竜館にやってきたコナンたちは恐竜ショーを楽しむ。ショーが終わった直後、突然大きな音が鳴り響く。
第二展示ルームでは、崩れ落ちた巨大な恐竜の化石像の下敷きになって館長の志田が絶命していた。
化石像のワイヤーは何者かに切られていたと判明。容疑者はショーの司会者の内藤、事務員の結愛、学芸員の朽木に絞られる。目暮警部は容疑者3人から話を聞き、アリバイのない結愛と朽木は志田を恨んでいた事が明らかになって…
アニメ「恐竜につぶされた男」はhuluやアマプラはある?
アニメ「恐竜につぶされた男」はhuluとAmazonPrimeVideoで配信されています。
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948話「恐竜につぶされた男」のネタバレ&事件の流れ

948話「恐竜につぶされた男」は、コナンたちが訪れた米花恐竜館で起きる単発のアニメオリジナル回です。
中央ホールの恐竜ショーが終わった直後、第二展示ルームで巨大な恐竜化石が崩れ落ち、その下から館長の志田信久の遺体が見つかります。
現場にいたのは、司会者の内藤辰樹、事務員の桂川結愛、学芸員の朽木良人。外部犯の線が薄い状況で、館内の人間関係とアリバイが一気に疑われる構図でした。
この回の見どころは、巨大化石の崩落という派手な見せ場の裏で、実際には恐竜ショーそのものがトリックの土台になっているところ。
いかにも疑わしい朽木と結愛へ視線を向けさせながら、いちばん安全そうに見える内藤のアリバイを、紙吹雪やコーティング剤の染みといった小さな違和感で崩していく流れがきれいに決まっていました。
さらに、背景には数日前の内藤への殺害未遂まであり、単発回ながら動機も整理しがいのある一本です。
米花恐竜館で起きた化石崩落
コナン、少年探偵団、阿笠博士は米花恐竜館を訪れ、中央ホールで行われる着ぐるみ恐竜ショーを楽しみます。
実況を担当していたのが内藤辰樹で、恐竜に追われた歩美が転んだときには、彼がやさしく助け起こす場面もありました。
ところがショーが終わった直後、第二展示ルームの方から大きな崩落音が響きます。
駆けつけると、事務員の桂川結愛が呆然と立ち尽くし、崩れた巨大化石の下から館長・志田信久が見つかりました。
見た目は事故に近いのに、ワイヤーが切られていたことで、一気に殺人事件へ変わります。
朽木と結愛へ疑いが向く
第二展示ルームは、朽木が展示物を組み立てていたため立入禁止でした。
しかも化石崩落の前後で館外への不審な出入りはなく、警察はまず館内関係者の犯行を疑います。
桂川には、母親の治療費を必要として志田へ相談したところ、愛人になれと迫られていた事情がありました。
朽木にも、館長が自分の研究を軽んじ、化石を雑に扱っていた不満があります。
さらに館長室のゴミ箱からは、「今すぐ第二展示ルームのブラキオサウルスの下に来てください。朽木」という手紙が見つかり、床には朽木が普段使うコーティング剤までこぼれていました。
ここだけ見ると、朽木が館長を呼び出して殺したように見えてしまいます。
コナンは“完璧なアリバイ”の穴に気づく
ただ、コナンは最初から少し違うところを見ています。
第二展示ルームの裏口付近に落ちていた小さな破片、館長室前の廊下に残っていた紙吹雪、そして事件後になぜか歩美の服についていた染み。
さらに内藤のアリバイも、よく考えると「ショーの間ずっと舞台にいた」は歩美たちの印象にすぎません。
ワイヤレスのヘッドセットを使っている以上、しゃべりながら舞台を離れること自体は可能。
ここで視聴者が引っかかるべき違和感は、いちばん疑われにくい人物ほど、実はショー演出の自由度を使えることです。
真相は、恐竜ショーを利用した二重工作
コナンが突き止めた真相はこうです。
内藤はショー開始直後、舞台に一度姿を見せたあと、スモークを利用して館長室へ移動し、朽木名義の偽の手紙を差し入れます。
その後また舞台へ戻って観客に存在を印象づけ、再びスモークに紛れて館外から第二展示ルーム裏口へ回り込み、支えのワイヤーを切断。
ブラキオサウルスの化石を落下させて志田を殺しました。
しかも犯行後は床にコーティング剤をこぼし、ショー終了後に音響リモコンで崩落音だけを流して、化石が崩れたのはショー後だと思わせようとしました。
アリバイ工作と犯行時刻の偽装が一体になった、かなり整ったトリックです。
背景にあったのは、数日前の殺害未遂だった
そして動機も単純ではありません。
内藤は志田と組んで恐竜館を手に入れる手助けをしていましたが、館長になった志田は見返りを与えないどころか、数日前には内藤を車で轢き殺そうとまでしていました。
右腕の怪我はそのときのものです。
つまり内藤の犯行は、館長に利用された末に切り捨てられ、命まで狙われたことへの先制でした。
ただしそれだけでは終わらず、志田を殺せば恐竜館も自分のものにできるという欲が混じっていたところに、この事件の苦さがあります。
最後はコナンに追い詰められた内藤がその場で崩れ、犯行を認めました。
タイムライン(事件の流れを整理)
- コナンたちは米花恐竜館で恐竜ショーを見学し、ショー直後に第二展示ルームで巨大化石の崩落を目撃します。
- 崩れた化石の下から館長・志田信久が発見され、ワイヤーが切断されていたことで殺人事件と判明します。
- 桂川結愛と朽木良人に疑いが向きますが、手紙とコーティング剤は内藤の偽装でした。
- コナンは紙吹雪、裏口外の化石片、歩美の服の染み、衣装ポケットの音響リモコンから、内藤のアリバイ工作を崩します。
- 内藤は、志田に切り捨てられ、さらに車で轢き殺されかけたことを明かし、犯行を認めます。
948話「恐竜につぶされた男」の犯人/トリック
この回は、巨大化石が落ちた見た目の派手さに反して、真相自体はかなり論理的です。
ポイントは、化石崩落そのものよりも、ショーの進行と舞台演出を誰が自由に使えたかを見抜くこと。
さらに本件の殺人だけでなく、背景にある数日前の内藤への殺害未遂まで押さえると、動機の筋がはっきり通ります。
犯人
犯人は内藤辰樹です。
本件の死亡被害者は志田信久で、背景には志田が数日前に内藤辰樹を車で轢き殺そうとした事件がありました。
つまりこの回は、「館長殺し」と「その前段の殺害未遂」が一直線につながった構造です。
動機
背景にあるのは、恐竜館をめぐる利害関係です。
内藤は志田と手を組み、有り金をはたいてこの恐竜館を手に入れる手助けをしていました。
ところが志田は館長になると約束した見返りを与えず、内藤を切り捨てようとします。
引き金になったのは、数日前に志田が内藤を車で轢き殺そうとしたこと。
右腕の怪我はその時のものです。
そして決定打になったのが、やられる前にやるという発想と、志田を消せば恐竜館も自分のものにできるという欲でした。
内藤の動機は、単なる恐怖だけでも、単なる金欲だけでもなく、その両方が混ざっているのが特徴です。
トリック
まず、内藤はショーの進行役という立場を利用しました。
ショー開始直後に一度舞台で姿を見せ、観客へ「内藤はずっとここにいる」という印象を与えます。
そのうえで、ワイヤレスのヘッドセットを使って実況を続けながら館長室へ移動し、朽木からの呼び出しを装った偽の手紙を差し入れました。
そして、再び舞台へ戻って存在を見せたあと、スモークに紛れて外へ回り、第二展示ルームの裏口から侵入。
そこでブラキオサウルス化石を支える最後のワイヤーを切り、志田を下敷きにしました。
現場にコーティング剤をこぼして朽木の犯行らしく見せ、さらにショー終了後に音響装置のリモコンで崩落音だけを流し、本当の犯行時刻をあとへずらしたように見せかけていました。
決め手
まず決め手になったのは、館長室前の紙吹雪でした。
ショー限定の派手な紙吹雪が館長室前の廊下に落ちていたことで、内藤が舞台から館長室へ移動していた可能性が一気に高まります。
次に効いたのが、第二展示ルーム裏口の外に落ちていた化石片。
これは内藤が崩れた化石を踏み、靴底の溝に入った破片が落ちたものだと推理されました。
さらに決定的だったのが、衣装ポケットの音響リモコンと、コーティング剤の染みです。
内藤の衣装にはリモコンが隠されており、同じ衣装にはコーティング剤の染みもありました。
そしてショーの途中で内藤に助け起こされた歩美の服にも、同じコーティング剤が付着していました。
つまり、現場偽装に使ったものを内藤が持ち歩いていたと見てよく、アリバイも完全に崩れます。
歩美を助けた親切そうな場面が、最後にはそのまま犯行の綻びになっていたわけです。
結末
コナンの推理を受けた内藤は、その場に膝をついて観念します。
自分の計画は完璧だったと悔しがりながらも、志田に利用され、最後は命まで狙われたことを明かしました。
ただ、それでも彼が選んだのは正当防衛ではなく、恐竜館を自分のものにしたい欲まで含んだ殺人でした。
事件は内藤の自白で決着し、最後には灰原が「自分の利益のためだけに他人を襲うのは人間だけ」と言い切る、後味の苦い締め方になっています。
948話「恐竜につぶされた男」の感想/まとめ

恐竜ショーの華やかさを利用したアリバイトリックが鮮やかで、単発回ながら導入から解決まで無駄がありません。
派手な化石崩落の裏に、人間の欲の醜さがしっかり残る一本でした。
夏休みらしい舞台が、そのまま事件の怖さへ変わる
まず良かったのは、恐竜館という夏休みらしい舞台をきっちり事件へつなげていたところ。
着ぐるみショーで子どもたちを盛り上げ、その直後に巨大なブラキオサウルスが崩れ落ちるので、導入の楽しさと事件の恐ろしさの落差が強く効いていました。
歩美が転んで内藤に助け起こされる何気ない場面まで、あとで大事な手がかりに変わるのも気持ちよくて、単発回らしいテンポの良さがしっかり出ていたと思います。
恐竜のワクワク感をちゃんと見せてから、人間の欲でそれが汚される流れに入るので、短い尺でも印象がかなり残りましたし、見始めてすぐ引き込まれました。
いちばん安全そうな司会者が崩れる解決編
推理パートで好きなのは、いちばんアリバイが固そうに見える内藤を、少しずつ崩していく組み立て。
ワイヤレスのヘッドセット、紙吹雪、裏口の化石片、音響リモコン、そして歩美の服に付いたコーティング剤と、証拠が全部ばらばらに見えて最後に一本へつながるのが気持ちいいんですよね。
派手な密室トリックではないのに、ショー演出そのものを利用して時間の錯覚を作る発想がうまくて、単発回としてはかなり完成度が高いと思いました。
容疑者二人に目を向けさせておいて、最後に司会者の笑顔がひっくり返る流れも見応えがありましたし、解決編の切れ味も十分でした。
人間の欲の汚さが、最後にきっちり残る
ただ、後味はかなり苦いです。
内藤の動機には館長の身勝手さや先に命を狙われた事情があるので、一方的な逆恨みだけでは終わりません。
それでも結局は、自分の利益のために恐竜館も人の命も奪い合う形になっていて、灰原の「自分の利益のためだけに他人を襲うのは人間だけ」という締めがきれいに刺さりました。
夏休みらしい題材で見やすい一話なのに、最後に残るのは人間の醜さだというバランスがこの回の良さだと思います。
探偵団回の軽さと、事件の苦さがちょうどよく同居していましたし、単発なのに見終わったあとまで余韻が残るタイプの話でした。
地味に好きな回です。
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